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執着を手放すということ

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

昨日は、都心部では雪が降っていましたね。
皆様は通勤など大丈夫でしたでしょうか?
こちら熱海の山奥の我が家では、かなりの雪が降って、
車での外出ができなくなってしまいました。
(がんばればできたのかもしれませんが、運転があまり得意でない私には無理でした・><)

yuki.jpg
(ベランダからの眺め。いつもは遠くに海が見えます。)


早いもので、ここ熱海へと引っ越してきてから、もう半年以上も経ちます。
そのちょっと前までは、ドイツの街に住んでいたのが、なんだか夢のようです。
今年になって、特に熱海に暮らすようになってから、
今の私が学ばなければならないことは、「手放す」ことなのかな、となんとなく思っています。

手放す、という言葉を使うと、なんだか物がなくなってしまうようなマイナスなイメージを
持ってしまうのですが、そうではなくて、本当に必要なものを残し、
大切にするために「手放す」が必要なのです。

断捨離やお掃除本がここ数年はとても流行っていますから、
私も例に漏れず、たくさんの物たちを処分してきました。
しかし、何度断捨離をしても、気付けばリバウンドしてしまいます。
結局、手放すことが必要なのは、物よりも心の問題なのだな、と思うようになりました。


たくさん悩んで、気付いたこととして、特に手放さなければならないことの一つは、
「仕事やキャリアへの執着」のようです。
と言っても、大好きな仕事がやめたいわけでは全くありません。
そう、この「やめたいわけでは全くありません」とすぐに断言してしまう自分の、
執着を手放したいと思っているのです。

かなり個人的なことになってしまいますが、
同じように仕事の捉え方や執着で悩んでいる方もおられるかと思って、
今の自分の葛藤を、この場でシェアしたいと思います。

船井会長の秘書業務についていた独身時代の私は、仕事が大好きでした。
毎日が充実していて、とにかく楽しく仕事をしていました。
そのため、当時はご飯やお風呂も面倒になるほどに、毎日たくさんの本を読み、
5分の空白も我慢ならないほどの活字中毒、気づけば仕事のことばかり考えていました。
この時期は、本当に充実していたので、思い残すことはありません。

そしてそんな私が結婚相手に選んだのは、
同じくご飯もお風呂も気を使わない仕事中毒の主人(笑)。
彼は私よりさらに輪をかけた仕事好きであり、趣味もほとんどなく、
土日も暇だからという理由で深夜まで職場に入り浸っているような理想的な人でした。

結婚当初の典型的な一日を書いてみますと、朝主人を仕事に送り出して、
私は家かファミレスで仕事をします。
毎晩主人は22時すぎに帰ってくるので、それから二人で遅いご飯を食べ
(もともとあまりグルメでない二人は、10分かそこらでそれを食べ終わり)、
ご飯の間の会話は仕事の報告とダメ出しのみ。
食後は五分もしないうちに、お互いにテーブルに向かい合ってパソコンのラップトップを開き、
それから寝るまでの時間、仕事を続けながらパソコン越しにたまに会話をする。
ごくたまにパソコンなしで熱く語ることもあるけれど、それもやっぱり仕事の話(笑)。


読者の皆様のご家庭でこんな新婚生活は、想像できるでしょうか。
ウソのような本当の話ですが、このような仕事のみ中心の生活が
ドイツに行くまでの間2年間続きました。
しかも、当時はこの生活が不自然だとは全く考えず、お互いに仕事好きで、
まさに勤勉な日本人という感じで、なんと理想的な夫婦だろう、と思っていました。

でも今になって考えると、当時の私は、いつも何かに追われているような気分で、
何かとイライラ、セカセカと怒りっぽく過ごしていました。
無理をしすぎて、病気にもなりがちでした。

(メルマガの文章の中では、あまりがんばらないユルいキャラだったかと思うのですが、あれは現実でせいいっぱいがんばっていたからこそ、余計にそんな一面が出ていたのかもしれません・笑)

その後、ドイツで自然と共に暮らすことが好きなドイツ人の生活を学び、
帰国してから熱海の山奥に引っ越しました。

ドイツの街や、熱海の自然の中にいると、
都会では知ることのできなかったたくさんの気付きがありました。

中でも大きな気付きは、結婚してから仕事をしていた頃の私は、
本当は仕事が好きという感情よりも、
「人から認められたい、褒められたい」
「仕事ができる完璧な自分でいたい」
というような、不完全な自分へのコンプレックスを埋めるための気持ちのほうが
強かったのかもしれない、ということでした。
ありのままの自分では、人から愛されない、認められない、と不安になっていたのです。

大自然に抱かれて生活をしていると、
「そのまんまのあなたでいいんだよ。本当のあなたらしいあなたが一番いいのだよ。」と
何者かに言われているような気持ちになります。

ただそこに存在して、生活しているだけで、完璧なのです。

そしてできれば、イライラしたり、悲しくなったり、への字口のおっかない顔をしているよりも、
ニコニコと笑顔で暮らしているほうがより完璧なのだと、まわりの花々は教えてくれます。

熱海に住むようになって、
他人よりもたくさんの時間で、よりたくさんの仕事の成果を出そう、という心はいつしかなくなり、
自然の中で、土をいじったり、犬の散歩をしたり、部屋の掃除をしたり、
そんなあたり前の生活が、とても愛しく感じるようになりました。

「命のかて」から届いた美味しい野菜、昔ながらの製法で作られた三年味噌、
北海道の母から送ってもらう農家さんの作ったお米、熱海の新鮮な魚介類、
そういったお気に入りを食べながら会話を楽しんで、
夜はゆっくりとお風呂に入って寝る。

質素な暮らしをしながらも、たったこれだけのことが、
なんと心地よく、贅沢に感じることでしょうか。

結果的に今の私は、前ほどたくさんの仕事ができなくなりました。
そして、それができない自分を、以前のできていた自分と比べて責め続け、
葛藤を続けていました。

そんな完璧主義で人から認められたい自分とは、そろそろお別れしようと思います。

そうやって、余分なものや感情は手放していくようにすると、
今までとは違った質の仕事ができるのかもしれません。
いろいろと手放すことで、身も心も軽くなって、
また新しい風が吹いてくるのではないか、そんなことを考えています。

なんだか長々と個人的でくどい文章を書いてしまいました。
このくらい言い訳を書いてしまうほど、仕事に対する執着があったということでお許しください。

ちなみに以前の私は、「年をとるごとに、時間の流れが速くなっている気がする」と
いつも感じていましたが、
執着を手放してからは、時がたつのが以前よりゆっくりと感じられるようになってきました。

2012年、良くも悪くも、生き方は人それぞれ、個性が出てきますね。
どの生き方が正しいのかは、自分にしかわかりませんね^^。

125gonko1.jpg
(今週のゴン子ちゃん。エサに関する執着は誰にも負けません。)

125gonko2.jpg
(買ってきたばかりの麻紐をメチャクチャにして怒られるの図)



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