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皆さん、こんにちは。映画監督の白鳥哲です。
ここのところ、連日、早朝から夜遅くまで映画「祈り~サムシンググレートとの対話~」の
撮影に追われておりました。
映画を創る作業は実は大変体力がいる現場でして、一つ一つのカットに
膨大な時間と労力をかけて作ります。
例えば、研究室のシーンで佇むだけでも、そのシーンの季節、年代、日時、場所、時間帯に
よって、その場所が持つ普段の様子とは、全く違う顔を見せます。
様々な要素を折り重ねて作るのです。
時代が八十年代で、日にちが4月8日であれば、甘茶を飲んでの話し合いにして、
情報収集はインターネットがないので海外からの雑誌を取り寄せて翻訳して
話し合うシーンにします。
そのために当時の雑誌や扮装を調べて照明、小道具、持ち道具を変えていきます。
それらをイメージに合わせて各スタッフに指示を出していくのが監督の仕事です。
そして、人物の性格や背景によっても変えていきます。
人間が持つ行動の心理と背景によって世界がガラっと変わるのです。
人間は、意識によって毎日の行動が決められ、現象を変化させています。
この意識レベルのものがどう影響するか?その行動線から宇宙のエネルギーをも
感じる事が出来ます。
信仰心が熱い女性であれば、左側に数珠などを持たせエネルギーが正直に流れるようにします。
女性性は左側に出やすいものです。
宇宙は見えないエネルギーがスピンして、現象を生みだしています。
物質として形を持つ前にエネルギーの状態があるのです。
それらが交流し合ってお互いに関係を持ちながら、目に見える世界を形成しています。
この宇宙で我々が認識している物質は5%に過ぎないと言われています。
後は、ダークマターと言ってエネルギーレベルのものなのです。
エネルギーが先にあり、現象を起こしているのです。
意識のレベルはこのエネルギーを変動させています。
そこでは、物理的な距離も時間も形態(物質であるか心であるかなど)は関係なく、
一つの情報に過ぎないと言う事が量子力学の最前線では言われているのです。
意識が現実を創っているのです。
その意識を扱うのが「祈り」なのです。