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心のアカ

皆さん、こんにちは。映画監督の白鳥哲です。

先日、東京品川にある食肉センターに映画の取材で行ってきました。
とても、ショックでした。
 
食肉センターは、全国から牛や豚達がそこへ運ばれてきて、そこで殺され食肉用に加工していきます。
一瞬にして麻酔をかけ気絶させ、その間に首を切りさき、血液を抜き、内臓を取り出し、
手足を切断し、厳正な検査を経て食肉用に加工していきます。
そこのセンターだけでも、豚は一日、千二百頭以上。牛も千頭以上が殺されています。
 
日本人の肉の消費量は1961年に1人当たり7.5kg/年。
2005年には47.7kg/年となり6倍以上になっています。
 
アメリカでは1人当たり127.8kg/年、カナダは97.4kg/年、中国57.1kg/年、
韓国は52.1kg/年、ですから諸外国に比べると少ない方ですが、
実際に動物達の殺される現場を目撃すると、想像以上にショックでした。
 
 
私たちは、普段、なんの自覚もなく、肉食をしています。
牛丼、パスタ、とんかつ、ラーメン、ハンバーガー、焼き鳥・・・。
それらは、牛や豚、鳥達を殺して頂いているのです。
 
命を頂いているという自覚を持って食事と接している方はどれだけいらっしゃるでしょうか?
 
日本では年間二千万トン以上の食べ物が棄てられています。六億食以上も棄てているのです。
彼らが生きてきた命をどれだけの思いで受け止めているのでしょうか。
私は深く反省し、現実を受け止めました。
 
また、日本では、千年以上に渡って肉食を禁止し、そのため動物達を殺す事に対して偏見があります。
この偏見が嫌がらせや脅迫文として、食肉を作る人たちに向けられているのです。
それが未だにあるのですから、大変罪深い事だと思いました。
 
肉食を好んでしておきながら、その動物達を殺し加工する人たちへの偏見、差別。
とても矛盾した、人間の身勝手さを感じ、深く謝罪しました。

殺された牛達、豚達に心から謝りたいと思います。
そして、そこで働かれている方々に心から赦しと感謝を送りたいと思います。
 
  
また、山本光輝先生と先日お会いして、御著書「さとり実践呼吸書法」を読ませていただきました。
 
日本語の五十音(御本では四十八音)には深い意味があるのを以前から知っていましたし、
毎日お祈りをする時にも体験しています。
この「いろは」の音を出しながら、書を書くのは「祈り」である事がこの御本を読んで確信しました。
 
言葉のバイブレーションは、DNAレベルで細胞を整えます。ゼロの状態に戻す効果があります。
「いろは」の五十音はその根源の音と関係していると思われます。
 
また、御本の中で前衛書道家池田水城先生の言葉で次の言葉が印象的でした。
「書という芸術は人生の中でつけてきたアカを落としていく事だ」
 
生きていると常に心の中にたくさんの余分なものがついてきます。
観念、信念、固執、未解決な感情感覚・・。
これらを解き放ち続けると無尽蔵に宇宙のエネルギーが溢れてきます。
書道を呼吸法と共にすることでそれが可能なのだと思います。
 
また、次のような言葉も心に残る言葉でした。
「書とは菩薩道だよ。書を通じて人を救っていく事だ」
 
自分の心のアカをと取っていくと、その波動は地球全体の磁場に変化を与え、
宇宙全体に貢献していく事になります。人を救っていく事になるのです。
 
今、地球は変容の真っ最中です。日々の心のアカを取る事をしていきましょう。
 
 
 



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