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人の意思決定の前に、無意識が働いている?

皆さまこんにちは。㈱船井本社の相澤です。

少しずつ寒さも緩みはじめていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
熱海では「熱海桜」が早くも満開です。
少しずつ春が近づいていて、待ち遠しく感じる今日この頃です。

 
私たちは何かを選択するとき、「自分の意識で決断をしている」と思っていますが、
実はそうではないかもしれないそうです。

それを表わすことにつながる実験結果が、2008年にドイツのマックスプランク
脳科学研究所から発表されました。

実験は、被験者が両手にボタンを持ち、左手と右手のどちらでボタンを押すかを観察し、
そのときの脳の動きを見るというものです。
その結果、被験者が自分で認識するより7秒も早く、観察者は被験者の決定を
予測できたのだそうです。
つまり、被験者が「右を押す」と決めて認識するよりも前に、脳の中で右を選ぶ
無意識が働いていたという注目ある発表でした。


私たちが、自分で選んでいると思っていることが、もしかしたら自分の決定ではない
かもしれないというのは驚きです。
例えば「きょうは何を食べようかな」と考えるときや、
「どちらにしようかな」と悩む時、何気なくパッと決断をするときなども、
もしかしたら自分で決めるよりも先に無意識の部分が指令を出しているのかもしれません。

そう考えると、「いったい自分で決めていることってあるのだろうか‥」と
頭がぐるぐるしてきますがふしぎな実験結果です。

今回の実験では、より複雑な決定に関する精神の活動は反映されていない
かもしれなかったり、これから検証しないと分らないことも多くあるようですが、
人の脳や意識の働きの不思議さを感じるとともにとても驚きました。


私たち人間を含め、地球上のすべての生き物、また宇宙のすべては、
人智を超えた大きな働きの中で生きています。
自然も宇宙もすべてが協調しながら、すばらしいバランスで存在しています。

遺伝子研究で有名な村上和雄先生や、船井はその偉大な働きを
"サムシンググレート"とよんでいますが、
私たちも宇宙の一部として「生かされている」ようです。

宇宙の理に沿い、宇宙が喜ぶ生き方をしていれば、
自分でああしよう、こうしようという人の意識を超えたところで、
人は自然とよい方へ導かれていくのかもしれません。



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