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皆さまこんにちは。㈱船井本社の相澤です。
紅葉が美しい季節となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
熱海事務所のまわりも少しずつ色鮮やかになってきて、青空と山々がとても美しいです。
最近勉強している人にエドガー・ケイシーがいますが、今回は、「エドガー・ケイシー療法」
について書かせていただきたいと思います。
エドガー・ケイシーは、リーディングによりたくさんの人を健康へ導きました。
ケイシーの病者の肉体を診断し治療法を述べたものは「フィジカルリーディング」と
呼ばれています。
ケイシーに協力した医師のウェズリー・ケチャム博士は、全米医師会の年会で、
ケイシーのリーディングによって数々の難病患者が治癒した事例を報告し、
それはニューヨークタイムズの第一面に発表され、ケイシーは全米に知られるようになりました。
ケイシー療法には、ヒマシ油の湿布をしたり、電気的処置をしたり、食事療法をしたり、
マッサージをしたりとさまざまな治療法があります。
たとえばある乾癬患者には、食養法、ピーナッツ油、カモミール、サフラン、マリン、
ニレを飲ませる治療法を行いました。すると二週間して回復し始め、一年後には頭部に
小さな斑点を二つ残すまでに治癒したそうです。
このように、病院などとはちがう治療法を行うこともあります。
薬などは全く使わないかというとそうではなく、ケイシーのリーディングの中には、
薬物による治療や、X線、外科手術をするように指示したものなどもあります。
これははじめはとても意外に感じました。
よく、スピリチュアルな面からの人の意見で、「現在の西洋医学的な治療(手術や薬による治療)は
根本的な治療ではない」ということを聞くことがあります。
スピリチュアルな存在という印象のケイシーですが、そのリーディングの中には、
薬物や手術などの言葉も多く出てくるのだそうです。
ケイシーはリーディングの中で、次のように述べています。
「すべての癒しはただ一つの源からくるのである。食事、運動、薬、メス、何であれ、
それらは身体の中に治癒の意識をもたらすためのものである。それが、創造的な、
神の力の意識を取り戻す助けとなるのである。」
これとともに興味深いなと思ったお話があります。
ある患者がケイシーに「現在の自分の状態でヒマシ油を飲むべきか」と聞いたそうです。
するとケイシーはリーディングで、その患者に「もし、あなたにヒマシ油の意識があるならば、
ヒマシ油を飲みなさい」と答えたそうです。
もし、薬に合った意識を持った人なら、その人にとっては薬が癒しになるが、
ヒマシ油の意識の人にはヒマシ油が癒しになるということになります。
同じ病気でも人によって意識はちがうので、一つだけの治療法が正しいということはなく、
合う方法も違うようです。
これは正しく使われるということが前提ですが、手術や薬というものも「悪い」ものではなく、
どのような方法であれ、すべては身体の中に治癒の意識をもたらすためのものであり、
その人の意識に合った治療法を行うことが大切なのだということが分りました。