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こんにちは。船井勝仁です。
先週、エバメール化粧品の代理店さん、販売店さんを集めて開催されたエバメールセミナーで
講演させていただく機会をいただき、京都に行ってきました。
250名ぐらいが参加されたセミナーだったのですが、エバメールという本物商品を
必要な人に届けるために、説明商品であるエバメールの本質を代理店、販売店の方に
ご理解いただきたいという飯野由昌社長や飯野滋子専務のお気持ちがどんどん伝わってくる
すばらしいセミナーでした。
また、このセミナーは食事の豪華さでは伝説のセミナーと言われているそうですが、
グランヴィアホテルが総力を挙げておもてなしいただいた食事にはびっくりしました。
当日はなんと50kgのマグロの解体を2本もしていただき、めったに食べられない
貴重な部分をお刺身でいただきました。それ以外にも世界中の珍味を一堂に集めて
フルコース3人前にはなろうかという食事を堪能させていただきました。
これもエバメールの仲間たちを徹底的にご接待しようという飯野社長のお気持ちが伝わってきて、
その細部にまでとことんこだわられる姿には感動しました。
その会社の方々の熱い気持ちに影響されて、私も久しぶりにとても緊張しましたが
熱い講演をさせていただきました。
エバメールという商品がますます拡がっていくことが確信できたすばらしいセミナーに
参加させていただき、講演までさせていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
せっかく京都に行ったので、セミナーの前後に秋の京都をじっくりと楽しませていただきました。
まず、11月14日にワールドシフトというセミナーでスピーチすることになっており、
その私の担当をボランティアでしてくれる関西学院大学の学生さんである寺岡重人さんと
太秦の広隆寺に行きました。
戦後の国宝第一号に指定された弥勒菩薩半跏思惟像をはじめとする仏像を一緒に見ました。
前回は雨が降る中のはじめての訪問だったのですが、今回は秋晴れのいいお天気で、
弥勒様からよくやったねと褒めてもらった気分になりました。
弥勒様を守るために怒っているような仏像も心なしか優しくなられたような気がします。
そして、セミナーの終わった後に、にんげんクラブ大阪支部リーダーの山村龍和さんと
龍安寺の石庭と知足のつくばいを見てきました。
龍安寺の石庭 龍安寺の知足のつくばい
(撮影:山村龍和さん)
このつくばいは水戸光圀公が寄贈されたものと言われており、真ん中に口があり、
吾唯足知(われただたるをしる)と読めるようになっています。
この気持ちがミロクの世にとって一番必要なものだと思っていて、書いたり話したり
していたのですが、実物を見たことがなかったので、どこか京都らしいところで
ビデオを撮りたいという山村さんのリクエストで思い出し行ってみました。
色々な気付きがあり、感動しました。日本人に生まれてよかったと思うと同時に、
箱庭のような空間に閉じ込められている日本のよさをどんどん世界に拡げていかなければ
ならないという思いも感じました。
そして、話は変わりますが、週末には東京で能を見る機会をいただきました。
南木曽木材産業の柴原薫社長にご案内いただき、鵜沢久先生の会を観せていただいたのですが、
はじめての本格的な能舞台に結構感動しました。
守破離や離見の見など能の言葉は現代でも通用する様々な真理を持っており、
これもはじめて実物を見せていただき、まだよく分かりませんが日本の文化の持つ
真髄を体験することの大切さを感じています。
副島隆彦先生は日本には文明はなく文化しかないとおっしゃっていますが、
少なくとも日本文化を我々がそれぞれの感覚で構わないので理解したいものです。
京都も能も外国人の姿が目立ちました。彼らの方が私たちより、日本のよさの真髄を
知っていると考えると少し悲しくなります。