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こんにちは。船井勝仁です。
9月11日、12日に、にんげんクラブ全国大会を大勢の有意の人に全国からお集まりいただき
開催させていただくことができました。
この場をお借りしてご参加くださいました皆様やブース出展をしていただいた企業の皆様、
それからすばらしいお話をしていただいた講師の先生方に御礼申し上げます。
船井幸雄は自分の講演の中で、これでにんげんクラブ大会に出演するのは
最後になると申しておりました。
来年からは、船井幸雄は出演いたしませんが、全国の有意の人と手を携えて
引き続きにんげんクラブを盛り上げていきたいと思っております。
船井幸雄からの情報を一方的にお伝えして学んでいただくスタイルから、より参加型の
にんげんクラブへの脱皮を目指してまいります。これからもどうぞよろしくお願いします。
すでに、今年の全国大会でも今までにない試みに挑戦させていただきました。
例えば、白鳥哲監督の映画「不食の時代」を上映させていただきました。
今年は関西大会で上映させていただいた「1/4の奇跡」も含めて、今までにない
映画上映と言う方法でメッセージをお伝えすることができたと考えています。
また、今回の全国大会で特筆すべきは水澤(みさわ)心吾さんに一人芝居
「決断 命のビザ〜SEMPO杉原千畝物語〜」を上演していただいたことだと思っています。
今までのにんげんクラブで芝居を上演することは考えられませんでしたが、船井メディアの
人見ルミ常務から水澤さんのことを紹介された船井幸雄は、その場で今回の全国大会での
上演を依頼していました。
その理由が一人芝居を観劇させていただいて分かりました。
70年前に杉原千畝さんと言う一人の外交官が成し遂げた約6,000人のユダヤ人の命を
救うことになった「命のビザ」の話は、にんげんクラブの全国大会にとてもふさわしい
メッセージを伝えてくれたのです。
それは、すばらしいミロクの世への社会の転換を目指している私たちは、それぞれが
自分なりの「命のビザ」を書かなければいけない、つまり命がけで社会に対して
何で貢献できるかを考えていかなければならないのではないかというメッセージを
伝えてくれたのではないでしょうか。
杉原千畝さんのように「訓令遵守」という既成概念と、心の底からこみあげてくる
「人道的博愛主義」のはざまに立った時、どのような決断ができるかという
我々ひとりひとりの選択が、ミロクの世になるのか、原始時代に戻ってしまうのかを
決める重要な要因になる時代になっていることを再認識させていただきました。
「地の理」が作った愛のない間違った固定概念に基づいた決断ではなく、心の底からの
自分の魂の叫びに、もがき、苦しみ、悩みながら従って決断しなければならない時代が来たようです。
講演と言う方法では、なかなか伝わらないこのような強烈なメッセージも、
お芝居の感動という力で伝えていくことができます。
これからも、お伝えするスタイルにこだわることなく、様々な試みをしていこうと思っております。
にんげんクラブの参加者それぞれが色々な試みをどんどんしていただき、その活動の
集大成として来年も全国大会を開きたいと思っています。ご協力をよろしくお願いします。
そして、その場で全国各地の支部において様々な試みに挑戦していただいた
それぞれの「命のビザ」のお話をシェアしていただくことを楽しみにいたしております。