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「待たされるのが、当たり前?」

こんにちは。にんげんクラブのこだまゆうこです。
日本の皆様、お元気でいらっしゃいますか?
現在、アーヘンに来てからもうすぐ二週間がたとうとしています。

ドイツに来て気付いたことのひとつは、諸々の事務手続きなどは、
とにかく待たされるのが当たり前・・・ということでした。

いざ自分の順番が廻ってくると、非常に丁寧に対応してもらえるのですが、
その順番を待っている間が、日本人としては少し辛い(笑)。
市役所に行っても1,2時間は当たり前のように待たされ、何かと手続きは一日仕事です。
 
ちなみにインターネット回線を家にひく手続きには、3週間ほどかかるらしく、この原稿も
ネットカフェからお送りしています^^。(もしここ数週間に私宛にメールをくださった方が
いらっしゃいましたら、まだ確認ができていません。ごめんなさい。)
 
 
待たされることについて、面白いな、と思ったのは、銀行口座を作りに行ったときのことです。
 
ちょうどお昼少し前に銀行に行ったのですが、預金の振込みなどで5、6人の列が出来ていました。
 
私たちの順番が廻ってくると、「口座を作るのだったら、ちょっと今は忙しいので、
二時半にもう一度来てください。」と言われました。いろいろ準備があるのだろうな、と思って
再び二時半に行くと、別室に通され、コーヒーをいただき、およそ一時間をかけて、とても丁寧に
対応してもらえました。
 
待たされるだけあって、親切だなぁ、なんだか優雅だなぁ、などと思ったものですが、
さて、後からよく考えてみると、「二時半にもう一度来てね」、というのは、銀行の人が
ランチを食べる時間が必要だったのか・・・、と思い至りました。
 
  
こちらでは、一日の食事の中でランチをとても大事にするようです。
多くの人は1時間〜2時間ゆっくりとランチをとっています。
しかも、3時からはケーキと共にティータイム(笑)。
 
定時になったら残業をせずに家に帰り、家族とともに夕飯を食べる人が大半だそうです。
夜遅くまで残業をする人は褒められるのではなく、仕事病で頭がおかしいと思われてしまうそうです。

これでは、インターネット接続の手続きに三週間かかっても、あまり不思議ではありませんね(笑)。

そうかといってドイツの人が働かないということではなく、仕事の時間は雑談はせず、
日本人が驚くほどの集中力で働くのだそうです。
休むときは休む、働くときは働く、と、きちんとしたリズムがあるようです。

なるほどいいシステムだな、と思うと当時に、もう少し融通が利いてもいいんじゃないか、
とも思ってしまいます^^。                              (2010年4月13日)
 
 
 
(下記は2010年4月20日加筆)
 
ちなみに・・・・・、携帯電話の手続きには1週間、インターネット手続きには3週間かかると
言われましたが、携帯電話の番号の入力されたICチップが届いたのは、2週間後でした。
(ドイツでは、契約後に個別の番号と個人情報の入力されたICチップを受け取ってから、
携帯を買いにいくというシステムです。)
 
ICチップがやっと届いたと思って手紙とチップを持って携帯電話機を買いに行くと、
「このチップに入力された番号はなぜかほかの人が使っているから、本社に電話をかけて、
もう一度手続きをしてもらわないとダメだ」と、先方の間違いなはずなのに門前払いを
されてしまいました。
 
言葉のわからないアジア人が、怪しげな手紙とチップを持ってやってきた・・・と
思われたのかもしれません。日本でも有名な大手の携帯電話会社なのですが、
その対応の違いに唖然としています。

これでまた、携帯電話の手続きは振り出しに戻ってしまったのですが、
はてさて私が携帯電話を持てる日はいつになるやら・・・・。
 
いろいろと思い通りにいかないことはありますが、すべての出来事は自分が
引き寄せているのだということを肝に銘じて、怒らず焦らず、楽しい日々を過ごしたいと思います。
 
 
02_DSCF3991.JPG
(アーヘンの街のいたるところには、かわいい噴水があります。)



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