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ともかく書こう

                                            2010年2月16日
                                                船井幸雄
 


 多くの人が言います。「船井さん、あなたはどうしてそんなに物おぼえがよく、
物忘れをしないのですか?」と。
 自分では、あまりそういうことは意識したことはないのですが、最近、何人かの
人から同じようなことを相次いで言われて、ちょっと考えてみました。
 そうしますと答は簡単で、私は多くの人たちに読まれるものを、日々創作して
書いているからだと思います。
 毎週、この「『にんげんクラブHP』の発信原稿(火曜日発信)」、「『船井幸雄.com』の
発信原稿(月曜日と金曜日の2本)」をはじめ、毎月1回は「『ザ・フナイ』の巻頭言」、
「『にんげんクラブ誌』の巻頭のコトバ」「『JUST 蘇る21世紀』の録音文」などは
最低限は書いています。その他、講演レジュメや依頼された原稿など、自分の著作は
別にして、一日平均すると2000字くらい以上は創作原稿を書いていると思います。
 それに人さまからちょうだいする手紙類への返事を、一日に20通以上は書いております。
 同じことや、以前に書いたことは、原則としては書けませんから、慣れているとはいえ
非常にアタマを訓練し教育するのに役立っているようです。
 要は創り出して文章を書くことによって、たえずアタマを刺激しているからだと思います。
そのためには物をおぼえておかなければなりませんし、いろんなことに注意して勉強も
しておかねばなりません。
 好奇心が旺盛で、時間をムダなく活用し、たえず新しいことに興味を持っているのも、
そのせいのように思います。
 本もよく読みます。しかし、その要点はノートに控えています。その控えを読むと全体を
思い出すくらいのポイントでまとめて控えています。
 雑誌もそうです。新聞なども同じようにしています。
 したがいまして、字が読めなくなり、書けなくなり、毎日アタマを前向きに使う必要が
なくなるまでは、物理的に考えても私は物おぼえは悪くならないし、あまり物忘れは
しないだろう・・・・と思います。
 ともかく「書くこと」です。「まとめること」です。しかも自主的に自己責任でやることです。
たとえば最近BANKSIA BOOKSの『アセンション プリーズ!』(トータルヘルスデザイン刊)
を読みました。
 良い本でした。「かごめの歌」の謎ときからはじまって、世の中の構造や、正しい生き方
まで多くのヒントがありました。大学ノート4ページがメモで、ぎっしり埋まりました。
もちろんこのメモは私だけにしか意味が分らないと思います。
 が、よろしければ良い本ですから、この本を入手されて、どのくらいメモをとれるか、
そして、そのメモを見て、本の内容をどのくらいの時間、他人さまに分るように説明できるか
ためしてみてください。
 私なら約1時間くらい、ほとんど100%、この本の内容をメモを見るだけで話せます。
 そんなに、むつかしくないし、慣れますとアタマの体操にもなりますし、アタマや体の老化も
防げると思います。
 物おぼえの悪い方、物忘れのよい方は、ぜひ今日から何でもよいですから、
書くことに注力してみてください。
 多分、効果にびっくりされるでしょう。ぜひお奨めしたいと思います。

                                  =以上=



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