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『1Q84』

 こんにちは船井勝仁です。

 村上春樹さんの『1Q84』

を先週手に入れ、この日曜日に読みました。

本当に面白くて、このブログを含めて原稿がかなり溜まっていたのですが、

ほとんど丸1日を使って読んでしまいました。

 村上春樹さんの小説は昔から大好きでした。

大学生の時に『ノルウェイの森』

むさぼるように読みました。

当時は恋愛小説というか純愛小説を読んでいるつもりで、

少しドキドキしながら読んでいましたが、

少しは“人間が傷を抱えながら生きていくということがどういうことなのか”

について考えさせられたように思います。

 『ノルウェイの森』が出た当時、

文庫本で手に入る村上さんの長編小説はほとんど読んだと思います。

学生時代から父の影響でビジネス書や、ちょっと硬派な月刊誌を中心に読書をしており、

小説は、どちらかというともっと気楽な推理小説や

サスペンスのようなものばかり読んでいたので、

人間の内面性を不思議にリアルに描く“村上春樹の世界”はかなり衝撃的でした。

 年を取っていくにつれて、小説の世界、特に純文学の世界からは離れてしまいました。

村上さんの本も地下鉄サリン事件の被害者の方のインタビューを丹念に収録した

「アンダーグラウンド」という本を興味深く読みましたが、

不可思議な村上ワールドの小説と比べると同じ人が書いたものとはその時は思えませんでした。

『1Q84』を読んで、何を伝えたかったのかが私なりに分かりました。)

 何年か前に文庫になってからですが『海辺のカフカ』を読んだときは

久しぶりにびっくりしました。

理解できていたわけではないのですが、

中学高校時代にフランツ・カフカの世界にものすごい興味を持ったことがあります。

有名な『変身』はもちろんのこと、その不可思議な世界にすっかり虜になり、

文庫で手に入る本はすべて読んだ記憶があります。

村上のカフカで本家のカフカが少し分かった様な気がしました。

 『海辺のカフカ』でフランツ・カフカの世界と村上ワールドの共通性に気づいたのですが、

同時に船井幸雄がにんげんクラブの皆様に伝えようとしていることとも、

とても相似性があることを感じ始めていました。

もちろん当時はにんげんクラブもまだ発足していませんでしたし、

私自身が父の不思議な世界を斜めにしか見られていませんでしたので

確信にまでは至りませんでした。
 
 『1Q84』『ノルウェイの森』にはまっていた

学生時代とほとんど同時代に時代設定がされており、

そこで行われていたことが実感できるので、そういう意味でも共鳴ができました。

それと同時に、世界は人間の想いでできていること、

過去も変わってしまうことがあること、

違う世界や違う次元が実は割と身近に存在しているかもしれないこと、

でも人生やこの世で起こることのほとんどはあらかじめ決められているかもしれないこと、

そしてそういう不可思議なことを分かっている人がいること等が書かれているように思い、

にんげんクラブをやっている意味とある面での相似性を改めて確認できました。

 もちろん、生きていく上で一番大切なことが「愛」であることや、

人生の絶望や社会の不合理が厳然と存在し、

そこにカルト等のいびつな存在が生まれる余地があることなどの

社会的なメッセージに普通は意識が向かうのだと思います。

でも、そこは小説なので読者それぞれの読み方、感じ方があってもいいのではないかと思います。

合計で1,000ページを超す大作ですが、ぜひ皆様なりの“村上春樹の世界”を楽しんでみてください。



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