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情報源

 こんにちは船井勝仁です。

 自分ではまだまだ若いつもりなのですが、

いつの間にか40代半ばになりすっかりおじさんになってしまいました。

船井総研というコンサルティング会社にいたことと、

若い頃から実力以上の立場にならせていただいていたこともあり、

いつも年上の方と仕事上のお付き合いをさせていただいておりました。

 ところが5年ほど前、40歳を過ぎた頃からこのままでは

自分の情報は偏ったものになるという大きな危機感を感じるようになりました。

若い頃は同年代がなかなか得られない年上の方の情報を得られていたので

かなりのアドバンテージがあったのですが、その状況に安住しているうちに、

年下との付き合いをまったく開拓していない自分に気づき、

このままではこれからの世の中の動きについていけなくなることに気が付いたのです。

 その辺りから、なるべく意識して30歳前後の経営者の方と

お付き合いをさせていただくようになりました。

年下だと思うとついつい上から目線で話をしてしまい、

お説教を言ってしまっている自分に愕然とすることもしばしばありましたが、

最近ではそれほど意識をしなくても年下の経営者の方が増えたこともあり、

話題にもそれほど困らなくなったのではと自分では思っています。

 実は、30歳になったばかりの経営者と定期的に朝食ミーティングをしています。

彼の専門分野の話を中心に、

昨年まではその分野の素人でもブローカー的な仕事ができていたが、

今の厳しい現状ではプロしか相手にされなくなったので

素人のいい加減な情報に踊らされないことの大切さなど、

本当に貴重な情報をいただいております。

 どんな業界でも本当にプロと仲間から認められている人は少数です。

その超プロといかに付き合うことができるかが、成功する上で本当に大切なポイントです。

彼もまだまだプロとしてその業界で認められているわけではありませんが、

最近はコツコツと地道にいい仕事をすることで

信頼してもらえる人間になることの大切さが分かってきたようです。

 最近、彼と話していて一番びっくりしたのは新聞をほとんど読まないということです。

時間調整で喫茶店などに入った時にパラパラとめくることはあるそうですが、

必要な情報はインターネットでいくらでも取れるので新聞を読む必要は全く感じていないそうです。

いろいろな情報を教えてもらうかわりに私が読んだ本を紹介してあげることにしていますので、

決して活字を読むのが嫌いなわけではないのですが、それこそ世代の違いを強烈に感じました。

 私は朝起きたら新聞を読まないと一日が始まった気がしません。

特にビジネスマンは日経新聞を読むものという刷り込みをされてきましたので、

出張に行っても必ず宿泊先のホテルで日経を買って読まないと落ち着きません。

彼に年上の人と話をするときは日経を読んでから話をした方が

安心されるよと言ったらものすごく感謝されました。

あまりに喜ばれたので、ついつい私なりの日経の読み方を得意気に話してしまいました。

自慢話はいけないとは分かっているのですが、自分を律するのはなかなか難しいです。

 新聞を読むくらいは10分〜15分もあれば十分ですし、

手抜きをすると5分もかかりませんので、

新聞を読まない方針の若い方も情報源として見直してみてはいかがですか?

勉強にもなりますし、なにより年配のビジネスマンと話をするときはとっても有効ですよ。



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