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2007年8月21日
船井幸雄
私も人並みに8月15日前後に夏休みをとりました。例年のことです。
とはいえ、毎日、読みたい本を読み、充分に昼寝をして、ちょっと知識と体力を涵養しただけです。
主としてどのような本を読み、勉強したかにつきましては、
明日8月22日の「船井幸雄.com」に書きますが、
その中で「にんげんクラブ」の皆さんに、ぜひ読んでほしい一冊があります。
それは藤田紘一郎著(2006年12月講談社刊)の『知られざる水の「超」能力』という本です。
同書によると著者の藤田さんの経歴は以下のとおりです。
藤田紘一郎 略歴
ふじた・こういちろう−1939年、中国・旧満州に生まれる。東京医科歯科大学医学部卒業。
東京大学医学系大学院修了。金沢医科大学教授、長崎大学教授などを経て、
東京医科歯科大学大学院教授、人間総合科学大学教授、東京医科歯科大学名誉教授。
専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。
著書には『笑うカイチュウ』(講談社)、「水の健康学」(新潮社)、
「藤田式ウォーターレシピ」(主婦の友社)などがある。
また同書の帯には、以下のように書かれています。
本当の水の底力―それに気づいている人は少ないと思う。
健康維持、美容、老化防止、そして寿命までもが、水によって自由自在に
コントロールできることを、どれだけの人が知っているだろうか。
そして、飲むべきところで水を飲まない、飲んではいけないところで飲む
―これらは、死につながる危険な行為なのである。
間違った水のとらえ方、間違った飲み方は命を縮める。
水という物質の不思議さ、稀少さ、そして人間とのかかわり。
水の持つ力と効用を、さまざまな方向から紹介していくことが本書の目的である。
そして、その力を最大限に活用する方法を、解き明かしていきたい。
水の「超」能力を知ること。それは自分の命の源を知り、健やかな身体を育てることなのだ。
(抜粋ここまで)
私も水のことにはかなり詳しい人間です。それだけに藤田さんのおっしゃることを、
「100%正しい」とは思いません。彼はよい水を、かなり多く飲むことを奨めています。
しかし私は、あまり水を飲まない人間だからです。
私は水を少しでも飲みすぎると体調を崩すので個人差があると思います。
しかし、同書からは、多くのことを教えられました。勉強になりました。
本を読むのが苦手な人でも2時間もあれば充分に読むことができる本で、
大事なことが多く理解できます。自分にあわせて水とどう付きあえばいいかも分ります。
価格も、税別で838円。手ごろです。
ともかく水の大切さがよくわかります。
ぜひお読みください。健康で、長寿のためには、ぜひ奨めたい良書でした。よろしく。
=以上=