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「こども家畜論 〜教育は問答無用で叩き込む〜」

こんにちは。にんげんクラブの兒玉裕子です。

今回ご紹介する本は、「こども家畜論〜教育は問答無用で叩き込む〜」小川義男著、祥伝社刊です。

この本は、現在75歳、私立高校の現役校長先生である小川義男氏が書かれた本です。

船井とほぼ同年代である著書の意見は、旧制高校での教育や、

戦時中の教育の重要性などについての意見がほぼ同じように感じられました。

現在は、若者の犯罪やいじめ問題と同様に、学校にとんでもないクレームをつける親についても、

各種メディアで報道されるようになりました。

学校の先生は、親からのクレームに悩み、体罰は絶対にいけないという風潮の中で、

いかに生徒を学ばせるかを、日々悩んでいらっしゃるかと思います。

もちろん、行き過ぎの体罰はいけないことだとは思いますが著者が述べるように、

子どもが悪いことをしたときは、平手打ちの一発やゲンコツくらいはあってしかるべきだと思います。

自分が小学生、中学生、と義務教育を受けていた頃を客観的に思いおこしてみても、

お世辞にもまだ人間の脳を持っているとは言えず、どちらかというと動物に近かったように思います。

それは私だけが特別動物に近かったということはなく、すべての子どもがそうであったと思われます。

浅はかな考え、残酷さ、幼稚さを持ち合わせ、なるべく怠けたい、

できることならば勉強などはしたくない、と思う人は多かったのではないでしょうか。

今でも自分はどこまで人間らしくなっているかはわかりませんが、

人は皆、多くの方々からの教育や、社会勉強によって、少しずつ動物から人間へと

成長するものだと思います。


今の年齢になってみると、なぜあのとき、あれほどうるさく言われたのに、もっと勉強しなかったのか・・・

と悔やんでいますが、当時の精神性から考えると、自主的に勉強をすることはまず無理でした。

それゆえ、当時の私をゲンコツをお見舞いしてでも勉強させようとしてくれた数少ない諸先生方には、

今となってはとても感謝している次第です。
 

私は教師になったことがありませんので、教職がどれだけ大変な仕事であるかは想像するのみですが、

考えただけでも、とても大変で責任のある仕事だと思います。

すでに20年くらい年月が経ってしまっていますが、かつて生徒だった自分の立場からの意見としては

多少の体罰はあっても熱心に指導してくれた先生ほどありがたく、よく覚えているものです。

ことなかれ主義で、その場は優しい先生などは、現在では顔もおぼろげ、

名前も覚えていない・・・というのが実情です。


軽い体罰についての思い出をひとつ述べると、

私自身は、個人的にはさほど問題児ではなかったと思うのですが(?)、

他の生徒に比べると、先生から体罰を受ける回数はかなり多かったほうだと思います。


なかでも鮮明に覚えているのは、小学校三年生の時に、友達と二人で、

授業が始まっても無駄話をしていた、という理由で先生から思い切り平手打ちをされたときのことです。
(今考えてみると、その時はクラス全体が無駄話をしていたので、
 単なる見せしめだったのでは?と貧乏くじをひいたようにも思われるのですが(笑))

当時の先生はハンドボールの現役国体選手でもあったので強烈な一撃が入り、

叩かれた瞬間は、目の前に星が飛び、片方の耳はキーンと耳鳴りがして、

その日耳鳴りはずっと治らないほどでした。


帰宅して母親から「その顔はどうしたの?」と聞かれても、「べつに何でもないよ。」と、

先生に怒られたうえにさらに親からも怒られるかもしれない、という二次災害が発生するのを恐れ(笑)、

知らないフリで通しました。


当時の学校では、先生は正しい存在であり、怒らせたら殴られるのがあたりまえだと思っていたため、

親に先生の行動を悪く言って、さらに問題を大きくするような風潮はありませんでした。

小学校三年生の時の風景を思い出すと、その時に平手打ちをされたことは、

昨日のことのように、鮮明に面白おかしく、思い出すことができ、

このことがあって良かったとさえ思っています。

あれから20年近くたってしまいましたが、
学校の先生はこれもひとつの意見として参考にしてくださったら幸いです(笑)。
 
また、中学校には竹刀を持って規則を守らない生徒を毎朝玄関で待ち伏せする先生がいたし、

竹刀は持たなくとも、顔を見ただけで、生徒が恐れおののくような威厳ある先生方が、

常に5,6名はいましたが、今の公立中学校にはそういう恐い先生方は、あまりいないようだと聞きます。
 

子どもは、人間というよりも、動物に近い存在なので、

教職員は多少の体罰があったとしても有無を言わせずしっかりと教育するべきだ、

という著者の意見には、私はおおいに賛成です。

バラバラの家庭環境で育ってきた子どもには、家庭できちんと教育されている子どももいれば、

そうでない子どももいることでしょう。

どんな子どもであれ、良いことは良い、悪いことは悪い、と平等にしかってくれる学校の先生は、

子どもが育っていく中でかけがえのない存在だと思います。

また、かつての教育の中で大切にされた、丸暗記の勉強法や、修身の授業など、

戦前の教育は骨のあるしっかりしたものが多いように思います。

ゆとり教育や、いじめ問題、教育について声高に叫ばれる今、

著者の考えは古きよき日本の教育の良い部分を取り戻してくれるように思います。

小学校、中学校などのお子さんを持つ方々には、ぜひ読んでいただきたい一冊だと思いました。



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