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2007年5月1日
船井幸雄
私は、バレンタインデーにプレゼントされたお礼として、今年のホワイトデーには、
プレゼントを下さった女性に拙著『いま一番、大事な情報―これだけ知れば、時流も生き方も分る』
(あうん刊)を、サイン入りで送りました。
そのお1人が、4月に入ってから永いお手紙をくださいました。
4月にいただいた多くのお手紙中、もっとも感激したお手紙だったので、その一部をここに掲載します。
よろしければ、お読みください。
船井幸雄様
たいへんお礼が遅れて申し訳ありませんでした。
ホワイトディーの素晴らしい贈り物をありがとうございました。
最近、パソコンを使うことが多く、急に視力の低下を招き、眼鏡を新たに作っての
読書となり、頂いた本も読み終えるのに時間がかかってしまったことを、お許しください。
船井会長のご著書はいつも、私に多くの示唆を与えてくださいます。
私だけでなく、世の中に真実を伝えるさきがけになっていることも感じています。
このような本が出たことで、今まで表に表れてくることのなかった事が
大きな変化を見せてくるのではないかと感じています。
私が読み終えて、特に印象に残っているのは、P.2 1 4に書かれている、船井会長のお言葉です。
「なぜなら私はシークレット・ガバメントの存在(?)も必要、必然だと思って認めているからです。」
私は長い期間、「この世界の仕組み」について知りたいと願い、いろいろな本を読み、
講演会なども聞き、その情報を自分なりに考えてきました。
そして・・いつも最後に行き着くのは、「愛と調和と平和」とは、得難きものだからこそ、
人は追い求めているのではないだろうか・・
もっと言えば、「宇宙は、本当にそれらのものを望んでいるのか」ということでした。
なぜ、そう考えるかといえば、シークレット・ガバメントというような存在を、船井会長がおっしゃるように、
この宇宙が認めている、としか考えられないからです。
なぜ、そのような存在をつくりだしたのか‥いろいろな情報に触れるたび、
私の想いは、いつもそこに行き着くのです。
大本教では、この日本は、大国主命のご神体であると言われます。
神々の反乱によって、そのお体は地球の東北にあたる日本に押し込められたのだと・・
すべての大本であった神でさえ、反乱の神々に猶予を与え、その艱難に甘んじている・・
その物語を知ったとき、驚きとともに、この世界は、決して平穏、
癒しの世界ではないのだ・・ということを感じました。
すべての長であるが故に受けられた苦しみ・・それは何に比べようもないほどの
艱難辛苦であったことを想う時・・深い悲しみが胸をよぎりました。
煮豆から花が咲くときまで眠っておれ‥反乱の神々が投げた「呪」が解かれるとき‥
世界は大きく胎動し始めるのではないかと感じています。
反乱の神々が大本の存在と同期(シンクロ)を取れるまで、ずっと待っておられた・・
それは一体、如何ほどの時間と労力を懸けた壮大な経緯なのだろう‥と思わずにはいられません。
人は未来を紡げるような存在たる資格があるのだろうか・・
いつもいつもこの想いは、胸に溢れて止みません。
この世に生を受け、限られた時間を自分の仕事を成し、そして還ってゆく‥
短い時間に、私に出来うることを成すのが、今の私の務めだと思っております。
私もまた、多くの方々と同じように歴史の一片を形作るパーツでしかありません。
それでも‥いつか、その形作られた壮大な物語の顛末がどうなってゆくのか‥
知れるときがくるのかもしれません。
「いま一番、大事な情報」をありがとうございました。
今の私にとっては、何にもまして知りたいと思う、大切な情報でした。
そして、船井会長の温かいエネルギーが伝わってくるようでした。
核心に迫った情報に触れるたび、人は変わってゆくのではないかと思います。
それは・・神の御心に近づくことと同じなのではないかと感じています。
(抜粋ここまで)
以上のとおりです。私は感動して読みました。
=以上=
船井先生、いつもありがとうございます。
ヒトとは、「多くの方々と同じように歴史の一片を形作るパーツ」であると同時に、「その形作られた壮大な物語」全体を、創造し、見守り、調整している、英知に満ちた無限生命力そのものでもあると思います。
投稿者: 好本健一 | 2007-05-04 03:50