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今週一番知ってほしいこと(アドバイスを受けていい人、よくない人)

                                                  2007年4月10日
                                                  船井幸雄 

われわれは悩みや心配ごとがあると、他人に相談します。アドバイスを受けたいからです。

私も経営コンサルタントとして、永年アドバイスをしてきました。

それらの経験から分ったことですが、アドバイスを受けていい人と、よくない人がいるのです。

これは、読者に「いま一番知ってほしいこと」なのです。

安保徹さんとの共著『医者いらず老い知らずの生き方』(2006年11月30日、徳間書店刊)の中で、

私はつぎのように話しています。

 

船井幸雄――いい医師の一番の条件は、患者を脅さないことです

病院経営道場では、毎年約二〇病院に経営アドバイスをしてきました。

私自身、これまで多くの病院と接してきましたが、その経験からわかったことは、

いまのところ医師の九割以上が本物の医師とはどういうものかを心得ていないということです。

もちろん、みなさん国家試験に合格した医師ですが、本当に患者を回復させるかどうかということで

考えたら、ほとんど正しいアドバイスの仕方をご存じないようです。

しかし、本物の医師に変わってもらうのは拍子抜けするほど簡単です。

病院経営道場では、非常に具体的なアドバイスをしています。

真っ先にやることは、絶対に患者に冷たい言葉は使わないようにすることです。

これまで、いろいろな医師をみてきましたが、名医は絶対に患者を脅さないし、

不安がらせないというのが私の結論です。

病気を治せる人は、患者を心配させないし、いじめない、悪口も絶対にいいません。

ですから、まず最初にそれを徹底して覚えてもらいます。

医師は、自分では気がつかなくても、無意識に患者を脅している場合が多いのです。

何気なく「この数値では悪いですね」と話していますが、その一言にも患者はびくびくしています。

脅すと、よくなるものも悪くなってしまいます。

ともかく、脅すのをやめるだけで病院は変わります。最初はなかなかわかってもらえませんが、

三、四ヵ月すると職員の方たちがわかってくれます。

院長以下、医療関係者の意識が変われば、患者はどんどんよくなりますし、病院も繁盛します。

経営もよくなります。ですから、患者のほうも、脅したり、心配させる医師のいる病院に

いくのをやめればいいのです。

                                                    (抜粋ここまで)

 
医者や経営コンサルタント、易者などで、優れた人は、決して相談に来る人を脅したり、

不安にさせたり、心配させません。

逆に安心させてくれ、希望を持たせてくれます。

このような人にはアドバイスを受けていいのです。その逆の人には、

アドバイスを受けに行くのをやめることです。

非常に簡単な見分け方ですから、きょうからぜひ実践してください。


                                                        =以上=



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