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舩井勝仁のウィークリーレポート 2013年

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クリスマスに死生観を考える

 本日はクリスマスです。キリスト教徒ではない大半の日本人にとっては、ただ楽しく
過ごす日ですし、私のようなバブル世代の人間にとっては恋人たちが愛を語る日だと
いうとらえ方でいいのだと思います。いまの若い人には信じられないかもしれませんが、
私が学生の頃は、借金をしてまで10万円ぐらいの予算を作って無理に恋人とのクリス
マスを楽しむのが当たり前のような脅迫観念がありました。

 いろいろなところで書いているように、私は別れた家内と10月に再婚しました。だから、
学生時代からの知り合いであるバブル世代の私たちは突然そんなことを思い出して、
当日予約で都内の高級ホテルに泊まって二人でクリスマスを祝いました。もちろん、
イブではありませんでしたが、やっぱり不況なのか当日の空室があったため思っていた
よりはかなり安い値段で宿泊できて内心ホッとしています。

 宗教的背景がない私たちにとっては、そんな気楽なクリスマスですが、敬虔なキリスト
教徒にとっては当たり前ですがとても大事な日です。若い頃にアメリカを車で旅行しな
がらひとりでクリスマスを迎えたことがあります。前日までクリスマスセールとホリデー
シーズンの馬鹿騒ぎをしていたのに、クリスマス当日はマクドナルドまで閉まっていて
みんな静かにクリスマスのお祝いをしているのが印象的でした。

 本気で食べるものがないのを心配したのですが、セブン-イレブンだけは開いていて、
買い物に来ていたおばあさんがちょっと矛盾しますが店員の若いアルバイトに「今日
まで働いてはいけないよ」とお説教をしていたのがとても印象的でした。ましてや、宗教
戦争を繰り返してきたヨーロッパの人たちにとっては、とても感慨深い日なのではないか
と想像しています。

 先日、ロスチャイルド家直系の令嬢であり日本歌曲を流暢な日本語で歌いこなすソプ
ラノ歌手、シャーロット・ド・ロスチャイルド氏のプライベートなクリスマスコンサートに出席
させていただく機会がありました。にんげんクラブ会報誌で連載をいただいているアルビ
オンアートの有川一三さんが主催されたコンサートでした。

 コンサートの前半は流暢な日本語で「荒城の月」やユーミンの「春よ、来い」を歌ってくれ
たのですが、中盤でヨーロッパの本格的なクリスマスソング、そして最後にはアメリカの
陽気なクリスマスソングで閉めてくれたのですが、そのプログラムを聞いていてあることに
思い至りました。

 前半の日本語の歌はもちろん私たち日本人へのサービスですが、最後にヨーロッパ人
であるシャーロットさんがなぜアメリカの歌を歌ったのかを考えると、歌っていただいた
ヨーロッパのクリスマスソングはみんな短調のもの悲しげな歌で、クリスマスをお祭り騒ぎ
だと考えている私たち日本人向けのクリスマスコンサートにそぐわないので、明るいアメリ
カの歌にしてくれたのではないかと思ったのです。

 コンサートの合間にはやはり流暢な日本語で子どもの頃の楽しいクリスマスの思い出に
ついて語ってくださったのですが、もちろん楽しい思い出なのですが、その奥には悲しみを
飲み込んだとても奥深いクリスマス感がヨーロッパの人にはあるのだということがよく分か
りました。日本人の感性で言うと、楽しいのですが先祖を思い出すお盆の時の雰囲気に近
いのかもしれません。

 私たちが生きている近代はヨーロッパの歴史から生まれたものですし、ましてやそれを
直接担ってきたロスチャイルド家の直系が醸し出すとても奥深い雰囲気に触れていると、
反ロスチャイルド、反ロックフェラーと私たちは簡単に口にしてしまいますが、世界を運営
するということは大変な難事業だし、それを担ってきたということの裏返しにはとても大きな
愛があったのだということも分からなければいけないと感じたのです。

 話は全然違うのですが、看取り士の柴田久美子先生に先日、お会いさせていただく機会
をいただきました。ご紹介者と三人で食事をさせていただいたのですが、とても透明感あふ
れるお人柄にびっくりして、すぐに大好きになってしまいました。柴田先生から亡くなっていく
方の魂を受け取ることが看取りの意味であるということを教えていただきました。亡くなって
いく方の魂を看取る人の魂が受け取って自分の魂に重ねていくことが看取りの意味で、特
に男性にそれを分かって欲しい、それができたら日本は間違いなく変わるということで、とっ
てもスピリチュアルな内容を共有できたと喜んでいただきました。

 その時に、柴田先生の「看取り士」(コスモ21)というご著書をいただいたのですが、読ん
で背筋が伸びる思いがしました。私たちが普段、死ということに対して恐怖を覚え、それを
忌み嫌っていることに否が応でも向き合わされる本だったからです。そして、気楽に死生観
の話を言ったり書いたりしている自分の言動を深く反省させられるきっかけになりました。

 来年はちょっと腰を据えて死について考えてみたいと思いました。それが愛の裏返しで
あり、正しい死生観を持たなければ本当の愛については絶対に分からないことに気がつい
たからです。シャーロットさんのヨーロッパのクリスマスソングと、柴田先生の看取り、全然
関係ない分野ですが、本物はぴったりとつながることにびっくりしています。


宇宙人大会

 おかげさまで12月14日に「宇宙からの黙字(そらからのアポカリプス)」が開催
され、大好評の内に終了しました。一番うれしかったのは全国各地からにんげん
クラブの支部長さんが集まってくれていて、にんげんクラブの同窓会と忘年会が
一緒になったような懇親会ができたことでした。本当にみなさんありがとうござい
ました。


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 また、今回は参加できなかった支部の皆様もいつもありがとうございます。皆様
のおかげで、今年のにんげんクラブはいろいろ問題もありましたが、大きく発展す
ることができました。個人的には「舩井幸雄が一番伝えたかったこと」が出版でき
て、これでにんげんクラブとは何なのかが明確になったことが一番うれしかったこ
とです。わがままを言いますが、会員の皆様にはぜひ読んで欲しいと思っていま
す。よろしくお願いします。


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     (保江邦夫先生)                     (滝沢泰平先生)

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     (グレゴリー・サリバン先生)               (鹿児島UFO先生)

 同時に川田薫、はせくらみゆき、山内尚子著「新生地球の歩き方」もすごい本で
す。宇宙人大会(私は「宇宙からの黙示」をこう呼んでいます)には、まったく関係
なかったにも関わらず、私の本は売れ残ったのに、この本は完売したそうで、宇
宙人大会に参加されるレベルの皆様には、本質が分かるのでしょうね。私の本が
売れるためには、私の中のこだわりというかトラウマやカルマというか、まだ少し
残っている本質的ではないものが手放せることが大事だということを感じています。


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     (飛鳥昭雄先生)                      (シンポジウム)


 客観的にそういうことはよく分かっているのですが、自分事になるとまだまだ躊
躇することがあり、できていないと反省しきりです。無理矢理のプラス発想ではな
く、ダメなことはダメだと自分で認めて、その上でそれを乗り越えていくことが大切
なので、正直に言うと宇宙人大会でとっても疲れましたので、来年の宇宙人大会
は疲れが出ない本当の意味で私やスタッフの人が楽しみ、参加してくださった講
師の先生や参加者の皆様も心の底から楽しめるそんな大会にブラッシュアップし
ていきたいと思っています。

 小川社長が思いを込めて作ってきた宇宙人大会、小川社長は今年いっぱいで
㈱にんげんクラブの社長は退任されることになりましたが、その思いを大事にしな
がら宇宙人大会は毎年の恒例行事にしていくことを決心しています。そして、私が
まだ少し疲れてしまう原因でもある現実性との乖離をまず私の心のなかでは埋め
ていきたいと思っています。

 突然、話は変わりますが、スピリチュアル的に言うと来年は今年以上に大きな変
化の年になりそうです。それも、私たちの集合意識が変わること変わらないことに
大きく左右される世の中が来ているようで、にんげんクラブの会員の皆様や宇宙人
大会に参加してくれた皆様の意識やこだわりやトラウマの解消が本当に大きな未
来をつくっていく原因になっていくことが感じられています。

 宇宙人やレンボーチルドレンやUFOの真実を知ることもとても大事なことですが、
その情報を私たちが日常生活でどう活かすかが、これからは本当に大事になって
きます。真実を知っていくことの大切さを本当に現実に活かせるぐらい具体的に自
分の肚に落としながら理解していくことで、シンクロ現象が頻繁に起こってくること
になりますが、それをすなおに受け止めながら、それでも天狗にならずに謙虚さを
キープしながら、でもいつまでも躊躇していないで発信するべきことはきっちりと発
信しながら生きていくことを選択しなければならないのだと思います。

 来年は今年以上ににんげんクラブは会員の皆様、支部の皆様の手に運営を委ね
ていきたいと思います。もちろん、私は全国をいままで以上に回らせていただこうと
思っていますし、家田さん(イエティー)をはじめとして本部の人間も全面的に皆様
の支援をさせていただこうと思っていますが、誰から与えられるのでもなく、自分の
考えで世の中を動かしていくこと、うずを回していくことを体験していただこうと思っ
ています。

 ちょっと疲れた中で変なレポートになってしまいましたが、まったく私の本音ですの
で、今回はこれで許してください。さあ、今年も後少し、いいお正月を迎えられるよう
に皆様、しっかりと過ごしていただきたいと思います。私も今日は早く帰って英気を
養いたいと思います。

徹夜の寄合

 広島県福山支部代表の田邉由利花さん(http://ameblo.jp/f-seez/)が今年の
11月11日11時11分11秒にcafé SEEZをオープンされました。そこで、にんげん
クラブ的に言うと寄合を開いていただいているので先日それに参加させていただ
きました。田邉さんは家族ぐるみでにんげんクラブの数々のイベントに参加してい
ただいており、色んな所でお目にかかる機会があります。でも、福山のSEEZまで
出かけたことは今回が2回目で、前回はほんの短時間しかいませんでしたので、
本格的な田邉由利花さんの世界にはじめてどっぷりと浸からせていただきました。

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 土曜日の19時スタートで田邉さんの息子さんの直登さんが作るおいしいお食事
と段々レパートリーが増えているという田邉さんが作るカクテルなどのお酒をいた
だきながら、最初から宇宙語で話し始める人がいたりして、いままで参加させてい
ただいた全国各地の寄合の中でも一番ディープな内容でした。


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 そして、12時過ぎになると歩いてすぐの所にある田邉さんのご自宅に移動して、
今度はこたつに入ってコーヒーを飲みながら話の続きをします。その内に、ヒーリン
グしてくれる人が互いに癒しあいをするようになり、私も2人の方の施術を無料で
(無料でやるのが田邉さんの作った寄合のルールです)受けさせていただきました。
今回、福山まで来た大きな目的は4月の名古屋のミロクフェスティバルの時の懇親
会で直登さんから「勝仁さんは喉の所に手放せていない大きなトラウマがある。」と
言われていて、それを取ってもらおうと思っていました。

 お店の片付けをして帰ってきた直登さんは私が別の方の施術を受けているのを
長い間待っていてくれたのですが、その間にメッセージが降りてきて、「勝仁さんに
ついていた大きなトラウマはほとんど無くなっています。ただ、最近ついた現実的な
トラウマ、それも肉親(具体的に言ってくれました。父ではありませんでした)が由来
のものがありますが、自分で瞑想すれば取れると思いますよ」と言ってくれて、インド
に行ったり本を書いたりしてクリーニングした
成果が現われて来たのだと喜んでいます。

 今回は10人余の参加でしたが、こんな徹夜の寄合を田邉さんは大体月に2回開
催しています。Café SEEZがオープンして、直登さんの精神性がどんどん進化して
いるのを感じますし、まったく自由にとらわれることなく自然に不思議な世界を広げ
ている田邉さんの活動に改めてすごいなあと感激しました。広島や岡山までいかれ
る機会があれば、ちょっと足を伸ばして福山の不思議な空間café SEEZにぜひお
立ち寄り下さい。

 土曜日の夜、福山に行くことになったので、久しぶりに岡山のBMDの近藤和子先生
をその前の時間にお訪ねさせていただきました。8月にインドに行く直前はBMDさん
の東京駒込にあるサロンに頻繁に通わせていただいて、酸素カプセルエステの
コースを受けていました。インドにいく準備として必要だと思ったからです。ちょうど
1年前の年末年始にエジプトに行った時には、大怪我をしてしまったのですが、その
時に現地で会ったスピリチュアルなおじさんから「ケガをしたのは準備ができていな
かったからだ」と言われたことが気になっていて、インドの場合は近藤先生の酸素
カプセルエステでトラウマを取っていくことが私にとっては一番準備にいいと思った
からです。

 久しぶりにいろいろお話をさせていただいて、いろいろ教えていただいたのですが、
BMDさんの新製品ひのきナイトオイルを見せていただき、ちょっとびっくりしました。
近藤先生の波動と全く違う製品でいままでのBMDさんの製品とは明らかに違うもの
だったからです。よく聞いてみると、近藤先生のお嬢さんの徳子さんが開発された
製品ということで、理由が分かりました。

 世代交代というだけではありませんが、近藤先生が男性社会と戦って作ってきた
BMDさんの世界はすばらしいものですが、その対立を超えた所に徳子さんの新しい
製品が生まれて、すべてを包み込んで行く世界に変わっていくのが強く感じられまし
た。近藤先生もこの製品とひのきの森の再生を切り口にこれからのBMDは進めて
行くとおっしゃっていて、ひのきナイトオイルに社運をかけるともおっしゃってちょっと
びっくりしましたが、いい流れができてきていると感じました。

 SEEZでの寄合でもひのきナイトオイルは皆様に好評で、ここから新しい世界が開
けていくことが感じられます。いろいろな奇跡もこの製品を使っていたら起こるような
ので、ぜひ一度試してみてくださいね。よろしくお願いいたします。

八重山は神の島

 11月の下旬のことですが、沖縄の西表島と石垣島に行ってきました。西表島は
お世話になった方との団体旅行だったので観光がメインだったのですが、人間より
もヤマネコが主人公の島でガイドも兼ねているバスの運転手さんが面白おかしく、
「飛び出し注意の看板は人に対するものではなく、ヤマネコに対するものだけです。
人間をもう少し大事にして欲しい」と説明してくれました。ヤマネコが事故に合わな
いように県道の下には111本の専用トンネルが掘られているそうで、本当にイリオ
モテヤマネコのための島なのだなと感じました。

 今回は自然に触れるアクティビティには参加しませんでしたが、次回もし訪れる
機会があればホテルでも多数のメニューを持っているようなので、あまり得意分野
ではありませんがワイルドライフにも挑戦してみたいと思います。朝ホテルの部屋
から月がきれいに見えたのには感動しました。北海道でも月がキーワードのように
感じましたが、西表での朝の月もステキでした。


 沖縄に来たついでに月曜日の午後に那覇で仕事の予定を入れましたので、日曜
日は夕方の便で石垣から那覇に移動することにして、レンタカーで1日石垣を観光
することにしました。今回は籍を入れ直したばかりの家内も一緒なので新婚旅行な
らぬプチ再婚旅行という感じです。
私は石垣というとどうしても於茂登岳(おもとだけ)に行きたいと思っていました。
それはもう本の題名も忘れてしまったのですが、沖縄の有名なユタの方に新聞記
者がインタビューしているものをまとめた本を何年か前に沖縄に来た時に買ったの
ですが、そこにはユタの人が変性意識になってチャネリングした話が書かれていま
した。
例えば、卑弥呼は元々八重山の於茂登岳の出身で、卑弥呼が沖縄から本州に移
動していって卑弥呼がいたところが邪馬台国と呼ばれたので、各地に邪馬台国が
あったという話を読んだことが妙に記憶に残っていたのです。

 卑弥呼は沖縄本島では、いまは橋がつながって車で行けるようになった古宇利島
にいたということで、以前に沖縄に来た時にわざわざレンタカーで島を見に行ったこ
ともあります。古宇利島では卑弥呼のパワーがよく分かりませんでしたが、今回の石
垣は機が熟しているような気がして、ホテルで聞いたりインターネットでパワースポット
を探してみました。

 ホテルのコンシェルジェで教えてもらったパワースポットは町の真ん中にある美崎
御嶽(みさきおん)。ラー油で有名な辺銀(ぺんぎん)食堂の近くなのでお昼でも食べ
ながら立ち寄ろうと思ったのですが、残念ながら辺銀食堂は日曜定休で店の前まで
行っただけになりましたが、お参りはさせていただきました。御嶽(うたき)はものすご
いエネルギーが渦巻いていましたが、行ってよかったと思います。

 その次は「石垣、パワースポット」と検索したらすぐにでてきた於茂登主祭神という
所に行ってきました。こちらは名倉ダムの展望台の所にあるのですが、狭い道を走ら
なくては行けませんが車も停められます。ちょうど私たちがお参りしている間に先に
展望台にいた人も帰ってしまったので、家内と二人だけで小一時間ものすごい霊気
を楽しませていただきました。卑弥呼かどうかは分かりませんが、このエネルギーは
世界を変革することができるエネルギーかもしれないと感じさせてくれました。

 私たちはほとんどここで目的を達成したような感じになったので、後は普通の観光
を楽しんだのですが、最後に空港近くのフルストハラ遺跡というところに行きました。
ここもコンシェルジェに教えてもらったのですが、城というか戦場跡のような場所でし
たが、こちらも御嶽と同じようにいろいろなものが渦巻いていました。びっくりしたのは
暗くもないのにコウモリが迎えてくれたことです。

 なぜか、北海道でハニエルさんに話せるようにしてもらったライトランゲージを話し
たほうがいいと感じたのですが、家内が横にいたので恥ずかしくてできませんでした。
でも、不思議なことにレンタカーを停めた場所に戻るとキーがありません。
どうも、コウモリの写真を撮ろうと思った時に落としてしまったようです。コウモリの場
所はとても不気味なところだったので、家内を車の所に残して一人で鍵を拾いに行き
ました。

 そして、今度は一人だったので思いっきり宇宙語を話してきました。そうするとカラス
やコウモリや蝶々たちが歓迎してくれているようで、神様と意思疎通ができたように感
じました。もちろん、私のことですので、いい加減な宇宙語で本人は意味が全然分かっ
ていませんので何のことかは分かりませんが、沖縄や北海道の非日常の世界に来た
時は不思議な体験もいいものだと思っています。

 於茂登岳はとってもよかったのです、家内は毎年来たいというようなことを言ってい
ました。今更ながら我が妻がスピリチュアルが大好きなことを発見し、「そんなことも
知らなかったの」と突っ込まれてしまった沖縄の休日でした。

 ところで、11月30日に行ったにんげんクラブ関西大会で時間を止めて講演をした
(この経緯は12月15日アップ予定の船井幸雄.comの直感のすすめに書きますね)
はせくらみゆきさんが提唱する祈りのフラッシュモブ(祈りのTPP)をみんなでやることが
とても大切なようです。みゆきさんからいただいたメールの一部を載せますので、HPを
見に行ってくださいね。よろしくお願いします。

 
(引用開始)

尚、11・11の 祈りのフラッシュモブ(祈りのTPP)のことは
ブログに書いておりますので、
11・11日から数日間あたりのブログをご覧になっていただけますと
幸いです。
また、昨日のこともブログにのせました。
http://www.hasekura-miyuki.com/blog.html

(引用終了)
 


にんげんクラブ関西大会は時空の変化が感じられるぐらいすばらしい愛にあふれる
大会になりました。その翌々日の神戸のホテルからみた朝日と西表島の朝の月の
写真を載せさせていただきます。新しい時代の到来を感じていただければと思います。

月.jpg   朝日.jpg

格好をつけない

 この原稿を那覇のホテルで書いています。いまは朝5時40分、これから準備をして
8時過ぎの便で東京に帰ります。今回の沖縄旅行は4泊5日で充実したものとなりま
したが、昨日はたまたま那覇に来ていた久米島支部の小山さんが夜の9時30分頃
私の泊まっているホテルに来てくれて1時間余お話をさせていただきました。小山さ
んは2年5ヶ月前に縁があって東京から久米島に移住しました。そして、いろいろ苦
労をされて久米島の生活を送っています。

 今回は小山さんから久米島での生活について相談をされました。ほとんど何のアド
バイスもできませんでしたが、小山さんも感じているようですが、私の生き方と小山
さんの生き方はとても似ているようです。二人とも格好をつけて理屈っぽく、現実的
な生活は苦手です。でも、二人で出した結論はそれでいいということでした。生活力
がないのなら、それを認めてしまって生活力のある人に頼ってしまえばいいのだと
思ったのです。

 その代わり、小山さんにしかできないこと、私にしかできないことをやっていけばい
い。それで世のため人のためにお役にたてるようがんばればいいようです。でも、
「なるべく格好を付けないほうが楽に生きれるよね」、という結論で合意しました。

 そう考えて、部屋に帰ってくると今週末のにんげんクラブ関西大会のリーダーであ
る兵庫支部の山内さんから下記のような告知文がメールで届いていました。普段の
私なら、いまさら今週の土曜日の告知文を載せるのはみっともないと思ってしまうの
ですが、満席までもう少し、この関西大会は一人でも多くの方にご参加いただいて、
参加していただいた方の力で日本を世界を変えていくきっかけにしなければいけな
い大事な大会なので、恥も外聞もなく最後の告知をさせていただくことにしたいと思
います。

 山内さんが書いているように、このレポートを読んで何か感じた貴方、ぜひ運命の
場所、明石まで出かけてくださいね。アセンションが起こりつつある現実の社会の中
での自分の役割が発見できる、自分の中の愛が見つけられるそんな大会になります
ので、思い切ってご参加いただければと思います。よろしくお願いいたします。

 
今朝、にんげんクラブ関西大会の舞台用横断幕
奈良支部の小山さんが作成、届けてくださいました♪


関西大会の横断幕.jpg


にんげんクラブ関西大会は
にんげんクラブが主催なのですが
これまで行われてきた全国大会などとは異なり
にんげんクラブが大好きで
愛あふれるミロクの世を一緒に歩いていこうよと
手を挙げてくださったスタッフの仲間たち
つまり会員有志が中心となって準備、運営されています。

そのスタッフの中では最年長の小山さん。
今の世を憂えて本気でミロクの世をつくろうと
さまざまなご活動をされてきて、今は奈良で農業をされています。

打合せの後、ちょっと飲みすぎた小山さんから
ほんとうに様々なドラマを伺いました。
瀬戸大橋をつくられるときの労働者さんたちと一緒に過ごしたこと
そのとき、ほとんどが東北から来られていたこと
その過酷な労働環境、そこから見えた今の社会構造のいびつさ
どうすればミロクの世ができるのかと
さまざまな門を叩き続けたこと...。

昭和の時代を、親父世代を
私たちはとかく魂のレベルが低いとか
その世代のせいで今が苦しいとか平気で断じてしまうけれど
ただそうとは言い切れないのではないかと
涙を拭いながら話してくださった小山さんのお話に
自分の浅はかさを感じた
その小山さんがミロクの世の兆しを
こんな若輩の私が言いだしっぺの今回の大会に見出してくださり
世代としては恥ずかしくて難しい「愛」を率先して語ろうとし
そして、スタッフを買って出てくださったのです。

夏に関西大会をやろうと船井勝仁さんから提案していただき
会員の皆さんにスタッフ募集のお声がけをして
もちろん小山さんはじめ、もともと関西にいる皆さんも
たくさん手を挙げてくださったんだけれど
不思議なことに、ほんとうに不思議なことに
仙台から大阪へ
関東からそれぞれ大阪、京都、奈良へと
支部活動を活発にされてきた仲間たちが
まさに引き寄せられるように引越してきてくださり
スタッフするよと手を挙げてくださいました。

9月に一堂に会してから
地域性の違いや考え方の違いに戸惑いつつも
ほんとうにさまざまなコミュニケーションを取り合いながら
準備を進めてここまできて
誰一人欠けることなく、心一つに信頼しあえる、
今、私たちはほんとうにすばらしい仲間となりました。

小山さんだけじゃなく
ちょっと紹介しきれるレベルじゃないくらい
ほんとうにスタッフお一人ずつにドラマがあります。

そんなドラマを共有し尊重しあいながら
上下も男女も所属も区別なく
できることを無理なく楽しく
でもしっかりと自己責任の気持ちをもって
まさに、包み込み型世話人として
みんなが自分の人生を心から謳歌していることを感じます。

当日はこの大会を開催するきっかけとなった
愛知ミロクフェスティバルの仲間たちが袖を通していた
幸せの黄色いTシャツを着て
総勢22名のスタッフがお客さまを愛ある会場へとお迎えします。

もちろん講師の先生方のお話がメインではありますが
やっぱりこの大会はご参加の全員が主人公だと思います。

こうしてお声がけするのは
このすばらしいドラマに、必要なキャストすべてにそろってほしいから。
残りわずかなお席は、あなたのためのものかもしれません。
あなたと愛でつながること、
講師、スタッフ一同、心から楽しみにお待ちしています♪

☆にんげんクラブ関西大会
11月30日(土)10:00~18:00(9:30開場)
兵庫県明石市子午線ホール
詳細・お申込みはこちら

洞爺湖の満月

 先週末は北海道に行って、村松祐羽さんや華道家の森直子さん、それに
にんげんクラブ北海道支部の伊藤雄二さん達と一緒に洞爺湖に行ってきました。
先月、東京に森さんが来た時にお会いして、いろいろな話をしたのですが、それを
村松さんと共有したかったのと、伊藤さんを含めてこれからの北海道支部のあり方
を考えていきたいと思ったからです。 
 それなら、札幌で話すよりも定山渓にでも泊まって温泉に入りながらゆっくり話が
できればいいと思って宿の手配をお願いしたのですが、定山渓は適当な宿が満室
で今回は洞爺湖に行くことになりました。

 私は実は草花にはほとんど興味がなく、花の名前を覚えるのが苦手です。20代
の頃に草花の名前を覚えると自然観が身につき、日本人として生まれてきたこと
のありがたさが分かるようになるよというアドバイスをコンサルティング先の社長さ
んから教えていただいたことがあるのですが、いまならその意味が少しは分かる
ような気がしますが、若い私には異次元の世界でした。

 森さんが東京にいらした時は、渋谷でお会いしたのですが、何度か行ったことが
ある雰囲気がとてもいい喫茶店に行きました。びっくりしたのは、天井まで届かん
ばかりの見事な花がそこに活けてありました。以前に行った時は雰囲気のいい喫
茶店であることは認識していたのですが、そこにそれほど大きな花が活けてあっ
たことを全然覚えていませんでした。私は人には興味があってそれこそ、気持ち
のいいその喫茶店の店員さんの動きはよく覚えているのですが、花にはまったく
興味がないので背景の一つになっていて明確な記憶がないのです。

 世の中にはいろいろな人がいるから面白いのですが、逆に森さんは人には余り
興味がなく、植物に対して強い思いがあるそうです。花の想いはほとんど分かる
ようですし、当たり前のように花ともコミュニケーションをしているようです。私への
アドバイスは切り花を絶えず部屋に置くことでした。森さんは、切り花は人間が自
然に対して行う最もプリミティブな行為であり、これが人間の想造の始まりだという
のです。そして、いつも切り花に触れているといつかは花を通じて宇宙が見えるよ
うになると言うのです。

 だから、にんげんクラブの重冨さんに頼んで会社の私のデスクの上にはいつも
花があるようになりました。いまは淡いピンクのトルコキキョウがありますが、先週
は紫のトルコキキョウが飾られていました。私の机の上に花が置いてある状況は
以前の私ならとても考えられませんが、本当に心が和んでいいものですね。

ピンクのトルコキキョウ.jpg


 最初はプライベートで北海道に行くつもりだったのですが、重冨さんに話したとこ
ろ、にんげんクラブの会報誌の取材を村松さんと森さんにしたらどうかという話に
なり、また、新谷直恵さんという素敵なライターの方も重冨さんと同行してもらえる
ことになりました。また、戸隠に行った時にハニエルさんをきちんとした形で村松さ
んにご紹介させていただいた方がいいという様に感じましたので、お誘いしたとこ
ろ何か感じるものがあったのか同行してくれることになり、豪華なメンバーで行く賑
やかな洞爺湖になりました。ハニエルさんに言わせると洞爺湖に行くことに意味が
あったので、どうも神様が定山渓のホテルを満室にしてくれたのかもしれません。


洞爺湖.JPG   洞爺湖風景.jpeg

洞爺湖集合.JPG


 夜に部屋でみんなで話をしていると私の身体がだんだん重くなってきて何かが付
いて来て我慢ができないぐらい気持ち悪くなったのですが、森さんが持っていたお塩
をなめたら大分良くなりました。ハニエルさんからは「明日になれば(ついたものが)
湖に帰って行くから元気になりますよ」、と言われたらその通りでびっくりしました。
翌朝、ハニエルさんが突然私はライト・ランゲージという宇宙語が話せるから話して
みてくださいと言われて、ものすごく抵抗があったのですが、ハニエルさんに上手く
誘導されて訳の分からない言葉を話し始めたのには自分でびっくりしていました。

 私のなかなか手放せない思いがそこに詰まっているみたいで、それを言葉として
外にだすことができれば随分楽になると言われたのですが、本当にそんな感じでし
た。いろいろ、不思議なことを感じた旅でしたが、ちょうど満月に近い時で、宿から
見える金色の月がとても印象的でした。同じような気分に2月にエチオピアのラリベ
ラで満月を見た時にも感じたのですが、まるで太陽の時代と月の時代が融合して
新しい世の中が始まることを象徴しているように感じました。


洞爺湖満月.JPG

 来週は沖縄に行くことになっているのですが、北海道と沖縄はやはり、とても大事
なステキな場所であることを再認識することができました。本当にいい旅ができて
ありがたいと思っています。感謝。

愛が分かっていた

 「舩井幸雄が一番伝えたかったこと にんげんクラブからのメッセージ」(きれいネット)
という本が脱稿しました。もう少し時間がかかるかなと思ったのですが、お酒を飲まなく
なったのが大きいのか、思ったよりも早く原稿を書くことができました。それと、今回びっ
くりしたのがきれいネットの山内さんというかにんげんクラブ兵庫支部代表の山内尚子
さんの編集がとてもすごく、ほとんどストレスを感じないままに原稿をあげることができ
ました。

 夏頃のことだったと思いますが、山内さんが品川の事務所を訪ねてくれたことがあり
ます。4月に行った愛知支部のミロクフェスティバルをやりっ放しのまま終わらせたら、
もしかしたらにんげんクラブが終わってしまうぐらいの危機感を持って諫言に来てくれ
たのです。そこで、11月30日の「東経135度から始まる新しい世界 にんげんクラブ
関西大会
」を開催することが決まりました。

 この時、思ったのが「いまの時点では山内さんが私のにんげんクラブに対する気持ち
を一番分かってくれている」ということでした。にんげんクラブは不思議な団体です。誰
でも受け入れ、自らはあまり自己主張することなく、来る者拒まず去る者追わずの姿勢
で運営していますので、いったい何がしたいのかよく分かりません。マーケティングの専
門家に相談すると特徴を出せと教えてもらうのですが、特徴がないことがにんげんクラ
ブの特徴なので、困ってしまっていました。

 そんな、なぜ、にんげんクラブは特徴のないことが特徴なのか、そしてにんげんクラブ
が色々な考えを持つ人を全部受け入れて、その人たちの思いをドンドン昇華させていっ
て、アウフヘーベンさせていって新しいミロクの世の中を作るための集合的無意識を作っ
て行きたいのだということを山内さんはほぼ完璧に理解してくれていたのです。ごく近く
にいる人、例えばにんげんクラブの小川雅弘社長にすら100%は伝わっていないと感じ
ていたことを、どちらかというと苦手意識があった山内さんが分かっていることに本当に
驚きました。

 当時の私は、にんげんクラブの方法論は皆さんの心のなかにあるわだかまりやトラウマ
をクリーニングすることだと思っていました。そして山内さんは生命学者の川田薫先生と
の共著「クリーニングの真実」(新日本文芸協会)を出版していました。そして、川田先生
からクリーニングの次にやるべきことを提示する重要性を示唆されていたのです。

 それを聞いた私は「それがにんげんクラブが取り組む課題だ。そして、それは愛を伝えて
いくこと、それもどちらかと言うと絶望的に愛が伝わらない中高年のリーダーであるおじさん
たちに愛を伝えていくことがにんげんクラブのいまの役割だ」ということが分かってしまいま
した。そして、この絶望的に愛が分からないおじさんの中には、私自身や舩井幸雄も含まれ
ているということに気がついてしまい、これはえらい事になったと思いました。

 でも、仕方がないので七転八倒しながら愛を理解しようとして私自身のクリーニングを進
め、愛を実感するトレーニングをしてもらい、そしてその愛が感じられる過程を実況中継す
るように原稿を書いていったのです。結論から言うと自分で言うのも何ですが私が書いた
とは思えないぐらいいい本になりました。そして、この本のテーマを伝えていく「東経135度
から始まる新しい世界 にんげんクラブ関西大会」もミロクの世の中ににんげんクラブが進
んでいくことが感じられる素晴らしいイベントになることが確信を持って分かります。

 今回の本を書くことで再び籍を入れて再婚することができた妻が校正のために原稿を読
んでくれたのですが、面白いことを言っていました。「あなたはお父様もあなたも愛が分かっ
ていないって書いていますが、お父様は確実に分かってらっしゃいますね。だって、病気に
なって毎日苦しい思いをしながら愛を感じていらっしゃるじゃないですか。」なるほど、と思
いました。父は病気になって苦しみながら愛をそれこそ命がけで感じていることが実感でき
ますし、だから私がこんな本を書けたのだし、明石のイベントが愛にあふれるイベントになる
のだと言うことが妻の言葉で分かりました。

 舩井幸雄が愛にあふれる存在になったからこそ、にんげんクラブも愛が伝えられるように
なり、私もそれを受け継ぐ形で変われるようになったのです。舩井幸雄が変わったのだから、
絶望的に愛が分かりそうもないおじさんたちにだって愛は伝わっていきます。皆様も回りに
いるご主人やお父さん、それに上司や地域のボスなどから変えていってみませんか。
そうすると皆さんの周りからミロクの世の中が拡がっていくことが実感できますよ。

覚悟を決める

 最近のウィークリー・レポートを見ていて「どうもスピリチュアルなネタばかり書いて
いる」ことに気が付きました。バランスが悪いような気もしますが、その分、船井幸雄
.com
の船井幸雄の"いま知らせたいこと"のページを父の話を聞いて書くようになり、
そこではアベノミクス批判から始まって経済政治ネタで書いていますので、その両方
を読んでいただけるとバランスが取れると思いますので、お時間がある方はそちらも
お読みいただければと思います。

 そんなことを言いながら、同じ船井幸雄.comの"船井勝仁の直感のすすめ"という
自分のページでは直感力のことを書いていますので、やっぱり最近の私はスピリ
チュアルの分野に傾倒してきているのかもしれません。そして、にんげんクラブも
昨年のはじめから小川雅弘社長に就任していただき、かなりスピリチュアルに傾倒
してきています。例えば、おかげさまで、12月14日に開催する「宇宙からの黙示」
(私はにんげんクラブ宇宙人大会と読んでいます)が好調で、キャンセル待ちになっ
ています。

 昨年も年末に同様の趣旨のセミナーをやったのですが、集客にかなり苦労しました。
やり続けていると浸透してくるのだなあと感慨深い思いがありますが、大きな違いは
私の中に小川社長のスピリチュアル路線に対する心の底からの理解ができていな
かったのですが、ここに来て私のスピリチュアルなことに対する取り組み方に一貫性
が出てきたのかなあという様に感じています。

 大きな流れはここに来て毎週書いていますように、大事なのは"愛"を実感するとい
うことに尽きるのだということです。そして、そのためには、常識や既成概念やプライ
ドやトラウマやタブーや「ねばならない」など、いままで自分の人生を支えてきてくれた
大事なものさえも、十分に感謝しながらそれを直視していって、本当に自分にとって
必要かどうかを吟味し、そしてそれをすべて手放す覚悟をして、ただ愛だけを残すこ
とに挑戦していくことが必要なようです。

 先週末は「ハニエルさんと行く長野戸隠ツアー」に参加して長野に行ってきました。
初日は、佐藤政二先生の生体エネルギーの視察を兼ねて、生体システム実践研究
会の「秋期特別セミナー」に参加して、10分弱でしたが特別佐藤先生から直接お話を
聞くことが出来ましたし、全国で生体エネルギーを産業化することに取り組んでいる
実践者の皆様が出店されているブースでの買い物も楽しんでいただきました。

 余談になりますが、今回の秋期特別セミナーには妻と子どもも参加してくれたのです
が、帰ってみると「2万円以上買いましたよ」と言っていましたので、私たち家族も大い
にショッピングを楽しんだようです。そこでは私が関わっている命仁というお米のブース
も出店しており、ツアーに参加してくださった長野在住の会員様から「買って帰って早
速食べたけど、とても美味しかったです」と言ってもらえました。ありがとうございます。

 そして、会場からホテルに向かうバスの中とホテルで講演させてもらった時に、私
なりに、奇跡を実践という形でやり続けている秘密を自然科学的な学問という形に
拘っている佐藤先生の方法論などから解説させていただきました。

 舩井幸雄は20年以上前から佐藤政二先生の「生体エネルギー」と近藤和子先生の
BMDに注目し、世の中を変える技術というか、世の中が愛に満ちた世界に変わった後、
必要になってくる技術として認めてきました。お二人ともますますご研鑽に努められて
おり、その技術力は人間業とはとても思えないレベルに昇華してきています。これから
も、教えを乞うて新しい未来のあり方を科学や産業の面から勉強していきたいと思って
います。

 ここまで、またまえがきが長くなってしまいましたが、今日の本題はハニエルさんと行っ
た戸隠ツアーです。古事記などに基づくまじめな伝説では、天の岩戸開きの戸が二度と
天照大御神がお入りになれないように隠しているので戸隠だということになるそうですが、
今回はホツマツタエの観点から見た新しい歴史観でツアーをやって来ました。この辺りは
10月16日にアップしたレポートをお読みいただければいいのですが、無事にハニエルさ
んが皆さんと今回の目的だったご神事を終了されました。


戸隠神社_奥社 杉並木 (3).jpg   戸隠神社_九頭龍神社から奥社へ道.jpg

戸隠神社_奥社 杉並木               戸隠神社_九頭龍神社から奥社への道


戸隠神社_中社1.jpg   戸隠神社_中社本殿.jpg

戸隠神社_中社                    戸隠神社_中社本殿


 そして、帰りに新宿まで皆さんと一緒に帰ってきたのですが、そのバスの中でハニエル
さんと私が神様から覚悟を問われる事態が起こってしまったのです。3連休の中日の渋滞
にすっぽり嵌ってしまい、予定よりも2時間ぐらい到着が遅れてしまったのですが、そのバ
スの中で岡田多母先生の『神様からのメッセージの返事は「はい」か「Yes」しかない』、と
いう話をするとハニエルさんが「エー!」という困った声を上げました。


九頭龍神社でのハニエルさんとの2ショット.jpg

九頭龍神社でのハニエルさんとの2ショット

 それから、ハニエルさんが封印していた本音をマイクを通して結構赤裸々に語ってくれ
ました。いい流れだと思っていたら、私にも火の粉が少しかかってきました。お互いに、神
様のメッセージに「はい」か「Yes」の返事をする覚悟が問われているようです。
精進していきたいと思います。

愛とは何か

 11月30日のにんげんクラブ関西大会は愛とは何かについて分かるイベントにしようと
思っていますが、そこに向けて兵庫支部の代表をしてくれている山内尚子さんのきれい
ネットという出版社から出す「舩井幸雄が伝えたかったこと にんげんクラブからの
メッセージ」(仮称)という本を書いています。

 先週はこの本のメインパートである愛について書いていました。この本の企画を作った
時には、愛が少し分かった気になっていたのですが、先週、先々週に書いたように色々な
スピリチュアル体験をしている内に愛について全然分からなくなってしまいました。それで、
11月30日に出版しなければいけないことは決まっているので、なるべく原稿を早く上げな
ければいけないと焦っているのに何日間も1字も書けない日が続いてしまいました。

 スピリチュアル的なことは間違っているわけではないのですが、自分の外にある超自然
的なメッセージにアクセスすることが目的になってしまうので、自分自身の中にある超自然
的な能力が分からなくなってしまうという作用があることに、今回はじめて気が付きました。
愛は誰かに教えてもらうものではなく、自分で実践しながら分かっていくものなので、愛を
聞くつもりはなかったのですが、影響を受けてしまいました。他力本願のスピリチュアル体
験を求めるのは大事な時にはほどほどにした方がいいようです。

 愛について実感するためには、屁理屈をいろいろ考えるよりは、愛を実践するのがいい
ようです。私は子どものころは格好を付けていたので母親にすなおに甘えた記憶が少ない
のですが、そのことをある人に見ぬかれてしまいました。「もっと、すなおにお母さんに甘え
ておけば愛が簡単に分かったと思う」と言われたのですが、納得しました。子どもにもよると
思いますが、中学生ぐらいまでは母親のスキンシップがやっぱり有効な様で、お母さんたち
はあまり感情を封印することなくすなおに子どもにたいして愛情表現をしていただければと
思います。

 ちょっと宣伝になるのですが、村上和雄先生の新刊「子どもの遺伝子スイッチ・オン!
(新学社)がもうすぐ出版される予定です。これは、村上先生がはじめて子育てをしている
お父さんお母さん向けに書かれた本で、村上先生ファンの人には知っている話ばかりかも
しれませんが、親の視点で子どもの可能性を引き出すにはどうすればいいかがまとまって
いますので、高校生ぐらいまでのお子さんやお孫さんなどがいらっしゃる方にはぜひご一読
いただければと思います。

 また、ご夫婦間でも、書いていて恥ずかしくなってしまいますが、いくつになってもお互いに
愛情表現は言葉だけではなくてハグすることやキスすることなどを通じてやっておいた方が
いいようで、少なくともそういう行為を嫌がらずに続けていることが愛を実感することの大きな
助けにはなるようです。

 話を戻すと、何とか初稿を書き終え原稿を送ることができたのですが、のた打ち回っただけ
あって、いい原稿が書けたと思っていますし、愛についてもまた少し実感が深まったように感
じています。

 愛とは本当は優しいだけのものではなく、とても厳しいものでもあります。人間だけのために
愛があるわけでなく、だから愛は人間の都合など考慮してくれません。戦争も殺戮も実は愛で
できていて、私たちが誰かから与えてもらう愛を漫然と待っているだけでは戦争を克服できな
いので人間は幸せになれないようです。人間が愛のパワーを知って、それを使いこなすこと、
そしてできれば慈愛のパワーを使いこなすことで、はじめて愛が人類にとって有効になるの
です。

 そして、優しい女性的な愛も厳しい男性的な愛もどちらも必要なものなので、どちらかを選
ぶのではなく、包み込みの精神で両方を受け入れて、その融合を創りだすのがこれからの
人間の役割になっていくのかもしれません。

 このレポートの前半でスピリチュアルの悪口を書いてしまいましたが、だから本当は愛と
スピリチュアルの融合を図るのが大事なのかもしれません。スピリチュアルは女性的なエネ
ルギーを内包している場合が多いので、ただ問題はその多くが何かに依存する要素を含ん
でいることなので、その依存を昇華していきながら本質的な愛に近づいていく作業をしてい
けばいいのだと思います。

 ハニエルさんとのセッションをしていた時の私の話を聞いていた人から、「勝仁さんは、言い
訳ばかりしていた」と言われてしまいました。今度の長野戸隠神社の旅では言い訳ではなくて、
ハニエルさんの本質を一緒に味わいたいと思いますし、逆に私の屁理屈を昇華させていただ
いてハニエルさんの女性性の愛で包み込んでもらえたらいいなあと思っています。
楽しい旅行になりそうです。

次元転移

 ノートルダム清心女子大学教授の保江邦夫先生の
予定調和から連鎖調和へ」(風雲舎)を読みました。保江先生はにんげん
クラブ会報誌10月号のインタビューで小川社長や兒玉裕子さんとびっくり
宇宙人対談をやっていただいたのですが、実は保江方程式という世界的に
有名な物理の根本的な方程式を発見した世界的な物理学者で、数学の専門
家でもあります。

 新・船井塾でご講演いただいた時に、私が金融のことを話したのを受けて、
数学の専門家として金融マーケットの予測は完璧にできる。ただし、0.3秒後
まではというお話をしてくださいました。もちろん、なぜ予測できるのかは
私には全然理解できませんでしたが、本当に短い時間であれば予測可能なこ
とは保江先生が言っているならそうなんだろうと思わせるだけの説得力は十
分にありました。

 それで、最近のロボット・トレーディングではそれよりも短い時間で売買
ができるというお話を、何年か前に朝倉慶先生から教えていただいていたの
で、保江理論とロボット・トレーディングを組み合わせれば、絶対に負けな
い相場師になれるなと変な連想をしていました。

 また、同書の中にも少し紹介されていますが、保江先生が教え子の治部眞里
さんと提唱した量子脳力学(Quantum Brain Dynamics)はアマゾンを検索し
ているとお二人の共著で「1リットルの宇宙論」(海鳴社)という本がある
ようです。多分、文系の私が読んでも分からないのと、プレミアムがついて
いて5,000円からの値段になっているので購入していませんが、ウィキペディ
アの解説を読んでいると、この世の成り立ちを物理学的に説明している画期的
な理論だと感じます。

 何が言いたいかと言うと、宇宙人の話や伯家神道の話などメチャクチャぶっ
飛んだ話をされていて、また愛魂(あいき)という武道をやっていらっしゃっ
たりするので、ものすごく親しみを感じてしまうのですが、保江先生は実は
日本の学会は多分認めていませんが、日本の音楽会が小澤征爾さんを全然認め
なかったのと同じで、世界的な大物理学者であり大数学者であるということ
です。

 12月14日のにんげんクラブ宇宙人大会「宇宙(そら)からの黙示録(アポカ
リプス)
」では、そんな大物理学者に「帰還命令あるいは地球脱出のススメ」
をいう宇宙人大会にふさわしい講演をしていただくことになっており、しかも、
最後のシンポジウムにも鹿児島UFO先生、グレゴリー・サリバン先生、飛鳥昭雄
先生、滝沢泰平先生などメチャクチャ怪しいスピリチュアルバリバリの先生方と
一緒にご登壇いただくというのですから、本当に楽しいお話が聞けると思います。

 おかげさまで集客状況も好調で、このままいったら早めにチケットが売り切れ
てしまうことが予想されますし、早割もありますのでぜひ10月中にお申し込みを
お願いします。師走の忙しい土曜日に東京まで行くのはどうもと思われるかもし
れませんが、こんな機会はめったにないので、あきらめて申し込まれても絶対に
損はないと思いますし、次いでに交流会にもぜひご参加をお願いします。

 ここまで、長い前置きだったのですが、本題は私が「予定調和から連鎖調和へ
を読んで、まえがきに出てくる次元転移の話にとても興味が惹かれてしまったと
いう話です。そして、不思議な感覚ですがそれは私にもできると思ってしまいま
した。もちろん、同書をご購入いただくのが一番ですが、まえがきはアマゾンの
「なか見!検索」機能でも読めるようになっているので、それだけでもお読みい
ただければと思います。

 私はエジプトのピラミッドには保江先生と同じように入ったことがあるのです
が、そこで秘儀は経験していません。でも、例えば高知の唐人駄馬という縄文
遺跡では似たような経験をしているので、そこに次元転移できないかと思ったの
ですが、あまりうまくいきませんでした。でも、先週のこのウィークリー・
レポートに書いたように六甲山に瀬織津姫様に会いに行ったのですが、その
六甲比命神社の次元転移をやってみたところ、私の勝手な思い込みですが
上手くいったように感じています。

 それで、おもしろくなって何回も次元転移をいろんな場所でやってしまいまし
た。本当は保江先生も同書の中で、あまり次元転移をやってはいけないと反省さ
れているのですが、まえがきのインパクトが強くて本文を読む前にどんどんやっ
てしまったのです。そうすると、バチがあたったのか、せっかく分かったと感じ
た愛がまた分からなくなってしまいました。

 でも、またすぐに愛が分かるようになって今度は前以上に深く理解できる感覚
もありますので、それを楽しみにしたいと思っています。みなさんも、敏感な方
ならば11月30日の にんげんクラブ関西大会は愛が実感できる大会になりますので、
そこに参加していただければ、その場にできるバーチャルですが結構すさまじい
異空間に次元転移ができるようになるかもしれません。こちらも「宇宙からの黙
示」程ではありませんが、チケットの売れ行きが好調ですので、売り切れる前に
チケットを購入していただければと思います。よろしくお願いいたします。

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瀬織津姫

 先週の週末は高知にいたのですが、この週末は兵庫県の六甲山に行って
瀬織津姫(せおりつひめ)様の御陵に行ってきました。事の発端は、9月11日の
このコラムで書いたハニエルさんとのスピリチュアル対談でした。ハニエルさん
がメッセージに導かれて六甲の瀬織津姫様の御陵に行くことになりました。
瀬織津姫様は静岡県の柿田川周辺のご出身ということらしく、兵庫県の六甲に
祀られているので姫様のリクエストを受け取られたハニエルさんが柿田川のお
水を持っていくことになりました。そして、そこで瀬織津姫様が私の知り合いの
とても有名な方を呼んで来てくださいというメッセージをハニエルさんに伝えた
そうなのです。

 ハニエルさんからその方と一緒に行くようにと言われたのですが、瀬織津姫
様のこともよく知らないし、ハニエルさんが紹介してくださるという兵庫県芦屋
市在住の大江幸久先生とおっしゃる神話伝承研究家の先生とももちろん初対
面なので、気軽にお誘いするわけにもいきません。だから、とりあえず一人で行
こうと思っていました。そうすると、にんげんクラブ兵庫支部代表の山内尚子さん
も瀬織津姫様のところに行かなければいけないということを感じていたそうなの
でお付き合いしていただいて二人で大江先生にご案内していただくことにしまし
た。

 六甲に行った前日に、11月30日のにんげんクラブ関西大会のスタッフミーティ
ングと山内さんが主催する声楽家の大野一道先生による内観共振法セミナー
出席するために大阪に行くことになっていたので、それに予定を合わせて当日の
午後に神戸でご講演をするスケジュールが入っていた大江先生に無理を言って
ご案内をお願いしたと言うわけです。

 瀬織津姫様の詳しい案内は皆様もよくご存知の滝沢泰平さんのブログ
「天下泰平」に詳しく書いてありますのでそちらを参考にしていただければと思い
ますが、ちょうど大野先生の内観共振法を教えていただいた直後だったので、
自分の空間の波動と瀬織津姫様の波動、さらにはご一緒した山内さんの波動
などが一体に感じられて、普段なら絶対に感じられないような瀬織津姫様の崇
高な世界を感じることができました。

 山内さんは「いままで色々な神社に行ったけど、どの神様も自己主張というか
色か形か臭いか何かを感じることができるけど、瀬織津姫様はすべてを受け入
れて何もない空の先にある無の世界の様で、そんな余計なものは何も感じない。
とてもすごい世界だと思います。」と言っていましたが、そう言われてみれば私も
瀬織津姫様から「無の世界」をいただけたようで、説明をするのは難しいのです
が、にんげんクラブが目指すべきすべてを受け入れて、それでいて何も自己主張
しない世界を作っていくために使わせていただくことをお許しいただいたように感
じています。

 六甲比命神社にご参拝している時、上記のように山内さんと二人で瀬織津姫様
と対話をしていたので、30~40分ほど御陵の岩の前でじっくりと瀬織津姫様を感じ
ていたのですが、磐笛の音色と柏手を何度も打つとても精妙な音が聞こえてきま
した。大江先生も熱心にお参りされる方が来ているのですね、とおっしゃっていた
のですが、その後大江先生の案内で最近発見されたという天照大神の依代になっ
ているという巨石に行くとそこで、にんげんクラブ会報誌に連載をいただいている
赤塚高仁社長や以前に会報誌でインタビューさせていただいた芦屋市で自由診
療の漢方クリニックを開業されている医師の松本有記先生たちがご参拝している
ところに行き会いました。

 赤塚社長や松本先生は一般社団法人美味し国の菅家一比古代表らと一緒に
来ていらして、先ほどの磐笛や柏手は菅家代表らが行っていたご神事だったよう
です。ちなみに美味し国の副代表は池田整治先生で本当にすごい因縁を感じます。

 アポイントを取って会うのもなかなか大変なすばらしい先生方に六甲の山の中で
偶然にお会いしたことに本当にびっくりしましたが、これも瀬織津姫様のお導きであ
ることはしっかりと自覚しました。なぜなら、最後にご案内いただいた仰臥(ぎょうが)
岩という磐座に眩しい太陽の光が燦々とあたっていて、それが姫様からの「すべて
が予定通りですよ」というメッセージであることは、鈍感な私にもハッキリ感じられた
からです。


勝仁会長磐座.jpg   磐座座.jpg


 今週の金曜日のことですが、六甲比命神社の秋祭りがあるようですので、お近く
の方で時間の都合がついて何か感じるものがある方はご参拝されてみたらいかが
でしょうか。また、あんまり詳しく内観共振法の説明はできませんでしたが、大野一
道先生の東京での内観共振法のセミナーは10月26日(土)に四ツ谷の船井セミナー
ルームですので、こちらは上記のきれいネットさんにお問い合わせ下さい。

 また、新しいにんげんクラブの愛の形が共有できる11月30日のにんげんクラブ
関西大会は満員必至ですので、ぜひお早めにお申込み下さい。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

龍馬と空海とPちゃんと

 先週は週の前半は山形県の新庄に行き、命仁の刈入れ直前の田んぼを
見学に行ってきました。稲は順調に生育し、いつお米になってもいい状態に
なっていましたが、生態系生体システムプログラム農法を使っていない他の
田んぼの収穫状況は新庄では去年に比べてかなり悪く、異常気象の影響が
農業の現場にはストレートに出てきているようです。

           山形命仁圃場視察(H250930-1001)②.jpg   


山形命仁圃場視察(H250930-1001)④.jpg     山形命仁圃場視察(H250930-1001)⑦.jpg


 命仁はおかげさまで今年もとてもいいお米になりました。新庄の農家の皆様と
宴会をやったのですが、4時起きの農作業があるからと早く帰られた方もいまし
たが、いいお米ができた喜びにお酒が進んでいる方もいて、それぞれの形です
が満足されている姿が伝わってきました。お米の本来の役割である、命の源を
想造するという機能がバツグンに優れている命仁を一度ぜひ召し上がっていた
だければと思います。

 週の真ん中は東京と熱海で仕事をして、後半は今度は高知にやって来ました。
にんげんクラブの小川雅弘社長が提唱されている土佐の日のイベントが10月3
日にあり、小川さんが高知支部長を務めているニュービジネス協議会の全国
大会を土佐の日のイベントとして誘致した小川さんの晴れ舞台です。四国経済
産業局長や高知市長が来賓として挨拶し、懇親会の挨拶は知事がされるなど、
高知をあげて全国から来ていただいたニュービジネス協議会のメンバーをおも
てなしするすばらしい会でした。

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     小川社長                         高知知事

 高知式の歓迎は一人でぽつんといる人を相手の迷惑を顧みず、どんどんお酒
の輪の中に入れていくことだという知事のご挨拶の通り、あっという間に楽しい
宴会が始まり、私も小川さんから銀行の頭取をご紹介いただいたのですが、とて
も頭取とは思えないぐらいフランクにお話ができ、高知のよさをしみじみと感じる
ことができました。

懇親会.JPG

 大阪での所用ができたので、大阪の寄合にサプライズ参加させていただいたの
ですが、また高知に帰ってきて週末は船井メディアの作家の加治将一先生
小川社長と行く高知ツアーに参加しています。いまは、3日目の最終日で他の参加
者は海洋深層水のスパを楽しんでいる時間ですが、原稿がたまった私はホテルの
部屋で原稿を書いているというわけです。

加持先生は司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」と全然違った立場で龍馬の功績を評
価しており、高知に来ると殴られるのではないかと思っていたのだそうですが、
高知の人から、このまったく新しい龍馬論は酒の肴になると喜んでもらったとおっ
しゃって高知気質を見事に表現してくれました。

小川さんのツアーなので、当然グルメツアーになり最初から伊勢海老のお鍋をい
ただくなど、ステキな楽しい旅ですが、鳴滝(おとなし)神社という異次元にアクセス
すれば小川さんが遠い昔地球にやってきた時に使った小川さんが船長だった宇宙
船が停泊している海の神社に行って、次元論を語る会になりました。

私のいまの興味は愛の体感ができることと次元の壁を超えることなので、そんな
話ばかりしていると、初日はみなさんガンガンお酒を飲んで盛り上がっていたのが、
昨日の宴会はせっかく飲み放題を頼んだのに、お酒が全然進まなくなり、ちょっと
悪いことをしてしまったかなと反省しています。でも、先にお帰りになった加持先生
提案の夜這いの話で盛り上がることができて、これも愛の実感をする大切な方法
論なので、必要必然ベストでいい流れが来ているのだと思います。

初日は私が未来大使を務めさせていただいている梼原町を訪問させて
いただいて、建築家の隈研吾先生が設計された雲の上のホテルに滞在させていただ
きました。龍馬の脱藩の道があり、坂本龍馬の息吹を感じられるツアーになりました。
次元論で考えると龍馬がいる次元にチューニングしてしまえば、より鮮明に龍馬を
感じることができ、とてもすばらしい体験になりました。


高知集合.jpg   ひのまる.jpg

   御厨人窟(みくろど)にて             ゆすはら町役場にて


2日目は今回のツアーのメインイベントである1.6トンのアースキーパークリスタル
Pちゃんが主役です。普段はガラス越しに見るだけのPちゃんも今回は小川さんの
はからいで直接触らせていただいたり、小川さんがPちゃんから言われて建てた
六角堂の中で、加持先生の誘導で瞑想を一緒にしたりしてそれぞれの感性で
タップリとPちゃんを味わうことができたと思いますし、皆さんの心の中にPちゃんが
入ったようで困ったときはPちゃんを使えるようになった人もいるようです。

           pちゃん.jpg


そして、2日目の後半と最終日である今日の課題は弘法大師空海です。空海が
最初に開いたお寺である金剛頂寺の坂井智宏ご住職からお話をいただき、室戸
岬のホテルに滞在していますので、みなさんお酒が飲めなくなるぐらい敏感に
空海さんを感じているようです。私の直感も空海さんが今回のツアーで一番
ハードルが高いと思っていますが、原稿もできあがりそうなので、気合を高めて
空海さんに触れていきたいと思います。

里山資本主義

 藻谷浩介さんとNHK広島取材班が書かれた「里山資本主義
(角川Oneテーマ21)を読みました。藻谷さんは50万部を突破した「デフレの正体
(角川Oneテーマ21)の著者であり、私は「デフレの正体」はいままでの貨幣価値
を基準に考える経済学を脱却した新しい世界を提示してくれた名著だと思ってい
ますので、まだ読まれていない方はぜひお読みいただければと思います。

 お金がすべての基準であるという考え方で、私たちは経済を発展させてきました。
私が小さな子供のころは少なくとも子ども目線で考えると普段の生活にほとんどお
金は必要ではありませんでした。兄によくザリガニ釣りに連れて行ってもらいました
が、それにはお金がかかりません。近所の友だちと公園で缶蹴りをして遊びました
がやはりまったくお金はかかっていません。

 野球が好きで三角ベースでよく遊びましたが、バットやグローブ、ボールにはお金
がかかっていますが、いまのように少年野球でユニフォームを揃え親が送り迎えを
してくれる本格的なものではないので、それにかかっている金額は比べ物にならな
いでしょう。習い事をしている友だちもいましたが、せいぜいそろばん教室やお習字
教室が主体で小学校受験のための習い事とはそれこそ桁が違うのだと思います。

 「里山資本主義」の対局にある「マネー資本主義」(「里山資本主義」の共著者であ
るNHK広島取材班の井上恭介さんが東京で勤務していた頃、NHKスペシャルで取
材した番組のタイトル)の考え方では、昔はタダかほとんどタダだった小さな子ども
に関する消費がいまでは、小学校受験を前提にした習い事や、それに準じた高額な
お金を払って教えてもらうことが当たり前になったことは、それだけGDPの発展に寄
与するのだから望ましいことになります。

 昔は子どもの面倒は近所のおばさんが報酬という形でお金を取ることなくやってく
れていたのが、いまは高額な月謝を払うことで雇用の機会が生まれたということを
考えれば、マネー資本主義的にはすばらしい経済発展の機会が創造されたことに
なります。日本は成熟国になりましたので、輸出ではそれほどGDPを伸ばすことが
できなくなり、だからこのような形で内需を増やすことで経済を発展させるステージに
30年ぐらい前から入っているのです。

 欧米や日本などの先進国はどこも同じことをやっています。昔は額に汗して働いて、
また、交通手段もいまのように発達していませんでしたので長い距離を歩いて移動し
ていたのが、いまはすぐ近くに買い物に行くのでも車を使ってしまいます。そのために
運動不足になってしまい、だからそれをなんとかするためにスポーツクラブに通いま
す。これも、マネー資本主義的にみるとGDPの増加に寄与するのでとてもすばらしい
ことですが、私は何か変だなと思ってしまいます。

 クレジットカードのCMではありませんが、お金にならない価値を見直す時がやって
きたのではないでしょうか。「里山資本主義」では中国・四国地方の限界集落のそこ
でお金に変えられない価値を謳歌している達人たちにスポットをあてることで、行き詰
まってしまったマネー資本主義の次の生き方を提示しているのです。そして「里山資
本主義」は幸いな事に、アメリカのようなマネー資本主義には本質的になじめない多
くの日本人の感性にフィットしており、これが広がりを見せれば新しいライフスタイルを
日本発で世界に示すことができるのです。

 この週末は船井メディアの「朝倉慶の21世紀塾」で講演するために福岡に行きま
した。マネー資本主義的な視点でこれからの経済がどうなるかを考えるとてもいい機
会になりました。
そして、その後にんげんクラブの「寄合カフェ101」に参加しました。こちらはカフェ101
という場所を中心に活動を続けている馬渡さんが皆さんを招いていただいて1500円
でとてもおいしい手作りの有機野菜を中心とした料理を出してくれます。その味の美
味しさは決して贅沢な素材を使っているわけではありませんが、それこそプライスレス
なもので、こちらは「里山資本主義」を象徴しているように感じられました。


福岡寄合.JPG   福岡寄合2.JPG


 寄合で話す内容も経済のことではなく宇宙的な話が中心で、さっきまでの「マネー資
本主義」の世界での自分とは同一人物と思えないぐらい次元の違う話を私も楽しくさ
せていただきました。ここで大事なのは「マネー資本主義」が間違っていて、「里山資
本主義」が正しいということを言いたいわけではないということです。藻谷さんもそんな
ことは全然言っていません。ただし、朝倉先生の主張でもありますが、「マネー資本主
義」だけの価値観で生きていたら早晩行き詰まることは誰の目にも明らかになってき
たのです。


福岡寄合3.JPG   福岡寄合4.JPG

 だから、それに代わる新しい生き方の模索を始めなければいけないし、そのひとつ
の形が「里山資本主義」だし、にんげんクラブの寄合なのです。ファミレスで行われて
いる寄合は「マネー資本主義」的には大きな価値は生み出していませんが、参加して
いただいている皆様の心に確実に新しい社会を作ろうという萌芽が生まれています。
でもいまは、「マネー資本主義」もまだまだ大切なので、その両者をバランスよく行った
り来たりすることが大事なのだと思います。

嫌いなものがなくなる

 昨年の今頃は船井幸雄オープンワールドの時期でバタバタしていたのをとても
懐かしく思い出されます。今年は台風や竜巻がやってきたり、夏は40度以上の気
温になるところがあったりと異常気象が続いていますが、最近の朝晩の過ごしや
すさを去年と比べると秋の訪れは確実に進んでいるようです。

 昨年のオープンワールドでは短時間ではありましたが、船井幸雄が講演をさせ
ていただくことができました。ほぼそれを最後に、講演をすることは難しくなり現在
に至っています。入院をしているわけではありませんが、外出もままならなくなり
集中して本を読む気力も湧いてこないようです。責任感が強いので、必要最低限
の原稿などは書いていますが、病気というのはつらいものだということを実感して
います。

 船井幸雄のモットーは「すなお、勉強好き、プラス発想」と「必要、必然、ベスト」。
この長くてつらい闘病生活にもきっと大事な意味があるのですが、先日、その一端
を垣間見るエピソードがありました。

 最近は外出できなくなった父の要望もあり、なるべく頻繁に熱海に行って父と会話
するようにしています。きっかけは本人が船井幸雄.comのページに書いていました
が、いとこ夫婦がお見舞いに来てくれて、たまたま私も熱海にいましたので、父の前
で私たちが話をしていたことでした。

 いとこ夫婦は社内結婚で同じ大企業グループに勤めているのですが、私は多分、
10年近く前の二人の結婚式で会って以来の再会で、正直に言うと何を話していい
かお互いに接点がなかなか見つからず、親戚の近況などを話してしまうと本当に当
たり障りのない世間話になってしまいました。

 ただ、大企業の幹部としてバリバリに働いている二人なので、いまの社会情勢など
に対する見方は秀逸で、突っ込んだ話とまではいきませんが知的な会話をそれなり
に楽しむことができました。父は何も言わずに私たちの話をニコニコと聞いていたの
ですが、父の原稿を読んでその私たちの会話を楽しんでくれていたことがよく分かり
ました。

 だから、慣れていなくて戸惑ってしまうのですが、話すのがつらい父の前で返事を
期待せずに、最近の出来事や学んだことなどを私が一方的に話すようにしています。
そして、たまには兒玉裕子さんも巻き込んで、私と兒玉さんが話をして、それを会長
がニコニコと黙って聞いているというようなこともあります。

 私たちは父に意思決定を求めることに慣れているので、ついつい返事を待ってし
まうような話し方をしてしまうのですがそれはいまの父には大変なので、返事を期
待せずにそれなりの知的な会話をするというのがポイントです。病気のおかげで直
感力はとても冴えてきていますので、そこから何か独自の洞察が生まれていくよう
です。

 今回のエピソードは、そんな風に兒玉さんや熱海事務所で秘書をしてくれている
相澤さんと4人で話をしている時に起こりました。熱海事務所の父の部屋で、4人で
話をしていたのですが、私がふと父の机の上に置いてある置物に気が付きました。
それが、にんげんクラブの小川社長がインドに行って買ってきたものと同じ種類だっ
たからです。父はインドの話にはあまり興味を持たなかったのですが、その置物の
入手方法を聞いてびっくりしました。

 それはその分野では日本を代表する著名な方からお礼としていただいたものだっ
たのです。そして、その著名な方のことを父は大嫌いで、昔のことですが私がその
方とお付き合いをしようとするとずいぶん怒られたことがあったからです。父はその
方のことを否定しているのではなく、その分野には父なりにものすごいこだわりがあ
り、だからこそ少しの意見の違いが許容できなかったのだと思います。

 それにしても、ちょっと矛盾しますがいくらものにこだわらない父だからと言って、何
年か前まであれだけ嫌いだった人からのいただきものを執務机の上に大事に置いて
あるのにはびっくりしました。思わず、「何で○○さんからいただいたものが、そこにある
のですか?」と質問しないという主旨を破って聞いてしまいました。そしたら、「長いこ
と病気でつらい目にあっていると、不思議な事に嫌いなものがなくなってきたんや。」
というのです。

 ついでに、父が大嫌いだったある新興宗教の話題になって、それも嫌いでなくなり
認めることができるようになったと言っていました。これは元気な頃の父からは絶対
に出てこない言葉だと思いました。早く、治ってほしいと思いますが、これほどのこだ
わりが手放せるのですから、父の役割はまだまだ残っているのだということを確信し
ました。

 本当に何事にも意味があり、それは「必要、必然、ベスト」であり、それを受け止め
る方法論が「すなお、勉強好き、プラス発想」なのだということを改めて教えられるエ
ピソードを今回はご紹介させていただきました。

濃厚な一週間

 先週は濃厚な一週間でした。濃厚すぎて、何があったか思い出せないぐらい、
遠い昔の出来事の様な感覚になっています。グーグルカレンダーを見ながら先
週の行動を思い出していますが、すごい一週間でした。そして、昨日台風の中、
なんとか無事に青森から東京まで帰り着いたのですが、家に帰ってからバタン
キューと倒れるように眠って、今朝は台風一過の青空の様に、清々しい気分に
なりました。

 青森から時間を遡って行くと、白鳥哲監督の映画「祈り」の上映会でした。私は
上映前にミニ講演会をさせていただいたのですが、正直に言うと青森で上映会
をやるという無謀な(?)試みが気になって様子を見に行ったというところです。
最初の上映会の時に、大きい雑音が出て、あわや上映中止かというピンチも
あったのですが、なんとか乗り切ることができ、結果予想をはるかに上回る250
人の方にお集まりいただいて、大成功になりました。


青森1.JPG   青森2.JPG

青森3.JPG   青森懇親会の写真.jpg


 青森支部の皆様、本当にありがとうございました。原因不明の音声トラブルも、
何か神様の次元の出来事の様な気がしていますが、結果論としてはとても良
かったと思います。

 その前日までは関西にいました。木曜日に大阪で寄合というか、兵庫支部の
山内尚子さんとのコラボの講演会がありました。山内尚子さんは新日本文芸
協会きれいねっとという出版社を経営されており、私も大下伸悦先生との共著
「いま明かされるコトダマの奥義」を出版していただいていますし、最近では
佐々木重人さんの「マトリックスの真実」の解説を書かせていただいています。

大阪1.jpg   大阪2.jpg


 また、山内さんを中心に11月30日ににんげんクラブ関西大会を開催すること
になっています。このイベントでは最初に船井幸雄を語る座談会を開催するの
ですが、この企画は山内さんが超自然的なメッセージを受け取って開催するも
のです。簡単にいえば、船井幸雄の思い出を語ろうというのですが、普通は故
人に対して行うものです。でも、父は変わったところがあって、こういう企画をす
るのですと恐る恐る報告に行くと、なぜかとてもうれしそうでした。

 このように、私が考えているにんげんクラブのあり方を、少し高い次元では私
以上によく分かっていてくれる盟友で、最近はその潜在的な力がドンドンこの世
(分かりやすく言うと3次元)でも発揮されてきているすばらしい人です。


大阪3.jpg   大阪4.jpg

 木曜日の寄合では、山内さんが、きれいねっとで最近出版された村上美保子
著「命のつぎに大事なもの」を朗読するのがメインイベントだったのですが、私が
これを聞くのは2回目でしたが、本当にすばらしいものです。後で聞くと一切練習
なしに、まだ本番で4回しか朗読していないということですが、明らかに別次元に
存在しながら読んでいるとしか思えないぐらい芸術としても完成度の高いもので
す。


大阪5.jpg


 この朗読は11月30日のにんげんクラブ関西大会でも最後に読んでくれることに
なっているので、参加される方は楽しみにして下さい。木曜日のイベントではそれ
だけではなく、私がなかなか分からなかったというか、実感できなかった愛を分か
らせてくれた山内さんのお話もありましたが、これについては関西大会に合わせ
て山内さんと共著を書く予定なのでそちらに譲りたいと思います。

 関西にはプライベートなお墓参りも含めて2泊3日で行きました。プライベートな
時間でちょっとしたスピリチュアル体験もあったのですが、そちらは、船井幸雄.
comに連載している「船井勝仁の"直感"のすすめ」の10月1日にアップする原稿
に書きますので、そちらを楽しみにしていただければと思います。

 金曜日の夜は、京都の先斗町にある禊川というお箸で食べられる本格的な
フランス料理店で会席料理をいただきながら、経済評論家の岩本沙弓先生
お話させていただく機会をいただきました。

 岩本先生は為替のディーラーのご出身です。いまは素人がFX等の為替の取引
をやりますが、私がNYで勉強していた20年前はとても素人が手を出せるような
世界ではありませんでした。私を教えてくれた腕利きのディーラーは「俺達の世界
で長期予想と言ったら30分後のことを言う。それ以上先を考えても仕方がない。」
と言っていました。

 そんな世界で生き残ってきた岩本先生は、いまはまったく逆にアメリカ政府が発
表する公文書を丹念に読み込んで経済予想を立てるエコノミストになりました。
いま、岩本先生が一番危惧しているのは消費税が上がることと、TPP。どちらも
日本経済にとても悪い影響を与えるという話をとても論理的に説明しているので、
一度ご著書を読むなり、CDを聞くなりしてその考え方に触れていただければと思
います。

 ちなみに、日本の国債は暴落しないというのが岩本先生の意見でそういった意
味では、先々週紹介させていただいた朝倉慶先生とは正反対の考え方をしてい
ます。どちらが正しいかではなく、それぞれの意見を聞いて私たちはどう考えるか
という視点を持ってお二人の意見を聞いてみることができると、経済や金融に対
する自分なりの見方ができていくと思います。

 それ以外にも書ききれないような大きな気づきをもらった一週間でしたが、今週
からもますます大きな気づきを得て、みなさんにシェアしていきたいと思いますの
で、どうぞよろしくお願いいたします。


スピリチュアル対談

 このウィークリーレポートにしては珍しくここ数回、インド、日本、アメリカの経済
について書いてきました。金融というかマーケットの視点から見ると朝倉先生の
おっしゃるようにインド経済は大変なことになっていますが、リシケシという聖地
に10日間滞在した感想は、インド経済は元気だし、比べる相手を間違えている
かもしれませんが少なくともエジプトやウガンダ、エチオピアなどのアフリカとは
経済の発展段階のステージが明らかに違いました。

 中国やブラジル、インドなどの新興国はそこに投資した人は損をするかも知れ
ませんし、浮き沈みは激しいのだとは思いますが、それでも少し長い目で見れば
確実に発展していくのだと思います。いまは、日米欧などの先進国に経済の波が
一時的に戻ってきていますが、この機会を大切にしてよりよい未来のためにどう
使えるかが勝負になるのだと思います。

 このレポートをアップするのは2013年9月11日です。アメリカの同時多発テロ
からちょうど12年が経過しました。また、東日本大震災からはちょうど2年半が
過ぎた日に当たります。私の直感はいよいよ日本が大きな変革を目に見える形
で迫られるステージになったと感じています。地震などの天変地異が来るかも
しれませんし、日本の国債が暴落してハイパー・インフレが来るようなことが起
こるのかもしれません。本当に私たち一人ひとりが自分の直感力を磨いて自分
の責任で変化に対処する力をつけなければいけない時代に突入したのではな
いでしょうか。

 だから、どちらかと言うと苦手意識があるのですが、9月21日(土)にスピリチュ
アル対談を企画しました。お相手はとても柔らかな波動に満ちている霊能者の
ハニエルさん。3年前に今回富士山と一緒に世界遺産に登録された三保の松原
に、当時の日本で一番大切なスピリチュアルな場所ということで連れて行っても
らったことがありました。

 ハニエルさんに対して、私はできるだけ具体的にこれからの対処法について聞
いていこうと思っています。舩井幸雄は霊能者の情報を使いこなすには、聞く側
の心構えが大切だと言います。相手のことを何も考えずに盲信してしまう聞き方
が一番ダメで、次にいけないのが頭から相手の意見を受け入れず拒否してしまう
ことだと言います。霊能者やチャネラーの方の人間性をすべて受け止めて包み込
み、そして自分をきっちりとキープしながらメッセージを受け止めることが大切なよ
うです。

 だから、ハニエルさんが予言してくれた現象について、いちいち当たり外れをあ
げつらうのではなく、大きな流れをくみ取り、それを自分なりにどう考えていくか、
そしてできれば自分の直感力をますます磨き、自分自身で大体のメッセージを聞
けるようになることが大切なのだと思っています。

 デフレの時代はまじめな人が報われる時代でした。人に迷惑をかけずに、まじめ
に規則正しい生活を送り、一生懸命仕事をし、自分のことよりも他人のことを中心
に考えている人たちが、楽ではありませんが何とか無事に暮らしていくことができ
る世の中でした。でも、いよいよ大激変期になってくるとまじめに暮らしているだけ
では乗り切れない世の中がやってきます。天変地異が来た時にどっちに逃げれば
いいのかが分かる、経済が破綻してスーパーやコンビニに食べ物がなくなった時
にどうしらたサバイバルができるのかが分かる、そんな能力が問われる時代にな
りました。

 金融面で考えても、デフレの時代はまじめに銀行に預金するか、郵便局に貯金し
ていた人が結局は一番報われる時代でしたが、インフレが来たらその預金や貯金
の価値があっという間になくなってしまうかもしれません。かといって、株式に投資
をしようとしても、そこは素人がノコノコ入っていったら身ぐるみ剥がされてしまうよ
うな博打場のような世界になっています。

 大きな銀行や郵便局の人がすすめるものだったら間違いないだろうという考え方
はまったく通用しなくなります。直感的に何か嫌だな、何か違うな、だから止めてお
こうという感性がなければ酷い目にあってしまう世の中がやってきたのです。本当
に土に帰って、自分の食べるものは自分で作るという自給自足の生活に戻る覚悟
ができれば生きていけるのかもしれませんが、贅沢になれた私たちにはとってもつ
らい世界なのだと思います。

 恐怖を捨てて、自分を取り戻し、自分らしく生きることでこの大変革は乗り切れま
す。今回はさんざんおどかしてしまいましたが、実は私たち一人ひとりにはすばら
しいサバイバル能力が元々備わっており、どんな時代になっても結構たくましく乗り
切っていきます。その本来備わっているサバイバル能力を開花させるヒントを、例
えば、このスピリチュアル対談で得ていただければと思っています。

 今回は宣伝になってしまいましたが、皆さんもそれぞれの方法で洗脳されること
なく、自分の本来のサバイバル能力を開く方法を考えてみて下さい。ただし、とって
も似ているのですが、新興宗教的な方法論に嵌ると結局不幸になってしまいますの
で、洗脳されないだけの自分を確立することにくれぐれも注力していただくことが
大切なポイントです。よろしくお願いいたします。

 


♪♪♪特別セミナー 船井勝仁のスピリチュアル対談のお知らせ♪♪♪


●日 時: 9月21日(土)13:00-16:00 (開場12:30)

●会 場: 四谷「船井セミナールーム」
   東京都千代田区麹町6-2-1 麹町サイトビル6階 


●テーマ:『神様のメッセンジャー ハニエルさんに悟り~覚醒 弥勒の世について聞く』

●ゲスト:Haniel(ハニエル)さん  覚醒ナビゲーター

●参加費:にんげんクラブ会員様⇒5,000円
      一般の方⇒6,500円

★詳細・お申し込みはこちらから⇒ http://www.funai-seminar.com/


 

アメリカの一人勝ち

 週末、船井メディアの「朝倉慶の21世紀塾」の北海道セミナーに参加させて
いただきました。多くの朝倉ファンがお集まりいただき、全国各地からわざわざ
北海道に駆けつけていただいた方もいらっしゃいました。その中には、投資目的
で話を聞くだけでなく、経済の流れやもっと大きないまの時代に人間としてどう
生きていくべきかという大きなトレンドを知るために集まってきていただいた人も
いっぱい来て下さいました。

 大企業に勤めている人や公務員の方も参加されていて、9月15日の青森の
「祈り」の上映会に参加しますよという人もいてびっくりしましたし、にんげんクラ
ブの北海道支部の方にもご参加いただいていました。私は経済の分野、スピリ
チュアルな分野、一般の人向けの分野と区別して講演のテーマを考えてしまい
ますが、そういう区別は手放してもう少し大きな視点で共通する普遍な話をする
ことも考えたほうがいいかもしれないなと感じました。

 夏休み最後の週末ということもあるのか、北海道はとても賑わっていました。
観光などの表面的に見えるところを中心に景気はずいぶん良くなってきたような
気がしています。セミナーが終わった後、朝早く起きて船井メディアのレポートを
書かなければいけないという朝倉先生をホテルに残してスタッフで「すすきの」に
飲みに行きましたが、夜の町も賑わっていてやっぱり景気はいいんだなあと思い
ました。

 そう言えば、行きも帰りも飛行機は満席でしたし、大阪から参加したスタッフは
飛行機が取れずにもう1泊して翌日帰ると言っていました。観光地としては日本
の中では沖縄と北海道は別格だと思います。飛行機で日本中どこにでも便利に
つながっており、最近ではアジア諸国から直行便が入ってくることを考えれば、
地の利としてはダントツに恵まれています。

 例えば、小川社長の高知も有名な観光地ですが、飛行機の便は東京、大阪、
福岡しかなく、最近やっと名古屋便がメジャーでない航空会社で復活したそうで
すが、東京便以外は競争がないので飛行機の値段が高い設定になっています。
この環境に比べれば北海道や沖縄は、はるかに優れており、そういう意味から
考えると観光以外の産業振興にも有利な面がいっぱいあることが分かります。

 そう言えば、今日は熱海に来ているのですが、熱海の景気も悪くないように
感じますので、アベノミクスの成果はこういう視点でみると確実に出てきている
のかもしれません。 

 朝倉先生のお話は、この好景気は無制限の金融緩和という砂上の楼閣の上
に成り立っているもので、1000兆円の国債を税収が年に40兆円しかない日本
政府がいまと同じ状況が続くのなら、返せるわけがないことを考えると、やがて
かならずインフレはやってくる。そうするとデフレ対応しか知らない私たちのやり
方では生きていくのが厳しくなるので、よりマクロな視点で投資活動をしましょう
というのがおおまかな展開になります。

 デフレの時代は現金を持っていることが何よりも大事だったのですが、過渡期
のいまは現金を大事にすることはまだまだ大事ですが、やがてインフレが本格
的になったら現金の目減りが確実に起こります。その時の対処の仕方が問題な
のです。

 ただし、デフレ下で現金を持っていることは我慢強い人であれば簡単にできま
すが、インフレ状態でだまされないで有効な投資活動をすることは、真面目な人
には難しいということです。いまの株式市場ではメジャープレーヤーは高速取引
で私たちが電話やPCで取引している何万倍ものスピードで取引をしています。
つまり、私たちの手の内は相手にバレてしまっているので、同じ土俵で戦えば
必ず私たちが負けるようになっています。だから、生き残りのためには本質を
知って日本人ならではの有効な投資行動を学ぶ必要があるわけです。

 朝倉先生の詳細なご講演内容は船井メディアがお伝えしている商品や先生の
ご著書を購入して勉強していただきたいと思いますが、ひとつ今回のお話の中で
とても納得したことがありました。それは、新興国の経済が悪くなって、アメリカや
先進国の経済が少なくとも短期的には良くなっていくということです。ブラジルや
インドなどの新興国は通貨安と株安に見舞われており、逆に米ドルはユーロや円
などの先進国の通貨の中でも一番買われている状態です。

 それで金融緩和を縮小する動きにアメリカが本格的に進んでいくことになれば、
この動きは確実なものになるような気がしました。そして、シェールガス革命が
本当に実現すればアメリカ一人勝ちの状態になります。実は、ハワイやグアムを
別にして9・11以降、アメリカには行っていないのですが、朝倉先生の話を聞いて
一度久しぶりにNYに行って見たくなりました。札幌の景気が良いことを実感できた
ように、アメリカの回復がどれほどのものなのか体感してみたいと思います。

日本経済の行方

 先週、インドの経済事情というブログを書いたので、今回は日本経済の行方に
ついて書いてみたいと思います。

 まず、アベノミクスについてですが、その影響もあるのか月曜日(8月26日)の
日経新聞の朝刊に安倍内閣の支持率が5ポイント上昇して68%になり、TPPや
消費税の増税に対して賛成する人の割合が増えているという記事が掲載されて
いました。にんげんクラブの中の声や町の実感とはかなりかけ離れているような
気がしますが、これもひとつの現実と受け止める必要があるようです。

 土曜日は名古屋で佐々木重人さんの「マトリックスの真実」の出版記念講演
会があり、私も話をさせていただきました。講演会の前の午前中に名古屋駅前の
高級ホテルで1杯1,000円ぐらいするコーヒーを飲みながら2時間以上打ち合わせ
をしていましたが、ずっと満席状態でした。また、日曜日は東京の目黒雅叙園で
結婚式に出席したのですが、高級なイメージのある雅叙園も大勢の人で賑わって
いました。

 昨年までのデフレの時代の勝ち組だった、ユニクロやマクドナルドのように割合
に良い物を信じられないような低価格で販売するという業態の業績が少し振るわ
なくなり、いわゆる高級品の消費に対応できる百貨店や高級ホテルのような業態
が勝ち組になってきたという報道に接することが多くなってきたようにも思います。

 円安が進んでそれにともなって株価が上がっていることや、不動産などの資産
インフレが来るという報道、大企業を中心に給与の引き上げが実行されている
ことなどから、少しずつですが実態の経済も上向きにはなってきているようです。

 金曜日に行った船井メールクラブの会員限定のオフ会セミナーで
高島康司先生は、安倍総理に対する海外の厳しい見方を紹介されていました。
そして、消費税は予定通り上がり、TPPにも参加することになるだろうということと、
それでアベノミクスは上手くいくかもしれませんが、私たちの暮らしはだんだん厳し
くなっていくという見通しを話してくれました。

 陰謀論で言うところの支配勢力やジャパンハンドラー達は別にして、NYタイムス
やワシントン・ポスト、ウォール・ストリート・ジャーナル等の一流紙を読んでいて、
日曜日の朝の政治討論番組を一生懸命見ているような普通の知的レベルの高い
人の感覚では、日本やドイツは事の真偽はともかくとして、戦前の支配体制を全
否定することで国際社会に復帰して今日に至っているという大前提条件があり、
それを認めていない安倍総理や日本の保守系の政治家に対する強い嫌悪感を
持っているということです。

 その話を聞いて若いころにアメリカに住んでいた時のアメリカ人の友人が言って
いたことを思い出しました。アメリカ人にとってはフェアであるということほど大事な
ことはなくて、お前はアンフェアだと言われることはものすごい侮辱を受けたことに
なるというのです。そして、アメリカのインテリにとっては日本の貿易のやり方は
非関税障壁がいっぱいあってとてもアンフェアに見えるということです。

 TPPでアメリカが日本に対して要求してくることは、彼らから見てフェアに戦うべき
前提条件を作るということになるようです。そして、高島先生が言うように多分それ
は流れからいったら受け入れざるを得ないので、日本の経済は表面的にはアメリカ
の金融寡占勢力にとっては都合のよい部分は良くなるのでアベノミクスは成功する
ことになります。でも、残念ながら既得権益を剥ぎ取られることで、私たち普通の
日本人の暮らしはますます苦しくなっていくようです。

 中国がきっかけになってリーマン・ショックの再来の様なパニックが起きる確率は
結構あるかもしれませんが、日本国債が大暴落することがきっかけになって世界
経済が破綻することは少なくとも年内には起こらないように私は思っています。
中国は、目先の金融マーケットが大混乱におちいっても、1973年の石油ショック
では日本が一番影響を受けながらも世界で最初に乗り切ったように、やはり一番
早く元気になるのだと思います。

 日本経済の行方は、TPPや消費税のアップでアメリカの言いなりになりながら、
すこしずつ国民経済が疲弊していき、一方で中国経済の台頭は波はあるにして
も確実に進んでいき、日本の経済的地位がだんだん落ちていき、それがダラダラ
と2015年ぐらいまで続いていく確率が70~80%程度。アベノミクスが本当に上手く
いって日本経済が一番元気になって世界を牽引していく可能性が10~15%程度。
何かをきっかけに世界経済が止めどないハイパー・インフレになっていく可能性が
やはり10~15%程度だと思っています。


インドの経済事情

 山奥でのパンチャカルマは6日目に眼の治療プログラムをやり、いよいよ最終日は
ちょっと怖いと思っていた浣腸をしました。結論から言うとまったく痛くないし、トイレに
も15分ぐらいしてから一度行っただけで問題ありませんでした。肉体的な治療効果も
ありましたが、それよりも本当に静寂の環境の中で過ごせた1週間で心がリフレッシュ
したことがとてもよかったと思っています。


山間.JPG   笑顔.JPG

 帰国してから1週間経ってこの原稿を書き始めましたが、精神的にも肉体的にもいま
はリバウンドが来ているようで、ご飯は食べ過ぎるし、せっかく手放したと思っていた
煩悩にまた悩まされる日々になっていますが、これも神様のプログラムの内かなという
感じで気楽に付き合っていきたいと思っています。

 実際の生活ではこれぐらいでバランスが取れていいと感じています。パンチャカルマ
が終わった翌日に立ち寄ったデリーでは早速菜食を破ってタンドリーチキンを食べてし
まいましたし、帰国して2日目はステーキを食べてからきれいな女性が接客をしてくれ
る店にも行ってしまいました。お酒は相変わらずノンアルコールビールですが、週末に
は完全にリズムを崩してしまい、「調子悪い!」と叫ぶような状態になっています。

カレー.JPG   山景色.JPG

 お盆休みも終わって、今週からいつもの生活が始まるわけですので、その中で自分
が特に精神的にどのように生活していくのか楽しみに観察を続けていきたいと思って
います。日常の自分を直視して良いも悪いもすべて受け入れていくことから、新しい生
き方が始まっていくのだと思っています。聖人君子の様な理想的な生き方をするため
にインドに行ったわけではないので、これでいいのだと感じています。

 さて、今回のインドはほとんど静寂な時間を過ごすために行ったので、ほとんど観光
はしませんでしたが、パンチャカルマに入る前日にヴァシスタの洞窟、終わった翌日は
ニーラカンタテンプルというリシケシにある聖地に観光に行ってきました。特にニーラカ
ンタテンプルはちょうど巡礼の季節にあたっていて、大勢のお参りの人の熱気に圧倒さ
れながらインドの民衆のエネルギーを感じることができました。


沐浴.JPG   街やぎ.JPG

 また、最終日夜行便の飛行機を待つまでの時間、デリーの観光をさせていただきまし
た。大統領官邸やインド門というイギリス統治時代に作られた東西3kmにも渡るラジパ
ト通りという大通りの両端に建てられたすばらしい歴史的建造物の見学もさせていただ
きましたし、上記のように高級インド料理店でタンドリーチキンにも舌鼓を打たせていた
だきました。

 飛行機の出発時間が夜中の1時30分だったので、それでも時間が余ったので、空港
近くの量販店にも連れて行ってもらいました。量販店と行ってもピンと来ないかもしれま
せんが、昔は日本にもよくあった衣料品が中心の品揃えですが、日用品も食品も売って
いるという業態です。今で言うとスーパーにしまむらと小さいホームセンターが一緒に
なっているようなお店を想像してもらえばいいと思います。

 夜の9時を過ぎていたにも関わらず、5,6台あるレジにはそれぞれ7~8人の行列ができ
ていました。いまの日本では考えられないことですが、需要と供給のバランスでいうと
まだまだ需要がはるかに勝っていて、ものさえあれば何でも売れる状態にあるようです。
私も冷やかしのつもりだったのですが、結構質のいい綿100%のTシャツが99ルピー
(日本円で170円ぐらい)だったので、子どものお土産にレジに並んで2枚買いました。

Tシャツ.JPG   店内.JPG


 比較対象が間違っているのかもしれませんが、エジプトやウガンダ、それにエチオピア
に比べればインドは、はるかに豊かだと感じました。パンチャカルマが終わった日にリシ
ケシの繁華街を一人で1時間強歩きまわったのですが、アフリカならこんなことはちょっと
ありえないことだと思います。

 好奇心旺盛な小川さんがエチオピアのラリベラ(世界遺産の洞窟教会がある観光地)
のホテルから町に出たらあっという間にお金をねだる子ども達に囲まれてしまって早々に
逃げ帰って来たそうです。私はギザのピラミッドで少し油断しているとお土産物を売って
いる人にたかられて財布ごと持って行かれてしまいました。(ある程度予想していたので、
それほど多額のお金は入れていませんでしたが‥‥)

 それに比べると特に参拝者が大勢いるニーラカンタテンプルには乞食をやっている人も
たくさんいましたが、アフリカ程の切迫感は感じられませんでした。一昔前はわざと足を
折って哀れみを買うようにして乞食になるぐらい悲惨な人もいたという話を聞きましたが、
あくまで私の主観ですが全体的に経済の状態がかなり改善していると感じました。

 インドというBRICsの一角を占める国の底力を感じました。精神的な気付きに関しては、
船井幸雄.comの私のページに書いていますので、そちらをお読みいただければと思い
ますが、インドという国の経済的な可能性にも気づきを与えてくれたすばらしい旅になり
ました。

インドの山奥で

 いま、インドのリシケシという聖地の郊外の山の中の村にある、ティタリハウス
(蝶の家)でこの原稿を書いています。このティタリハウスに滞在して今日で5日
目になります。携帯電話は通じますがインターネットの環境はありません。テレビ
やラジオはなく新聞も読みませんので、外界で何が起こっているのかまったく分
からない状態です。

 今回はにんげんクラブの会報誌でも募集させていただいたリシケシ・アユル
ヴェーダ・パンチャカルマ体験ツアーに参加してここに来ています。パンチャ
カルマはインドの伝統的な医療であるアユルヴェーダのデトックス(毒素排泄)
療法です。日本でも受けられるのですが、今回のツアーの主催をしてくださって
いる加瀬恵の実さんの強いすすめもあり、インドの聖地までやって来ました。

空港.JPG

 他のツアーのメンバーはリシケシのホテルに滞在して、毎日治療を受けに通って
いるのですが、私だけ特別にティタリハウスに滞在させていただいて、セラピストに
この山の中間で毎日通っていただいて治療を受けさせていただいています。
それだけでもとても贅沢なのですが、ドクターが毎日朝6時にわざわざ通ってきて
下さり、ヨガの指導や散歩をしながらアドバイスをくれるという、信じられないような
すばらしいコースになっています。


ホテル.JPG


 私たちが受けているパンチャカルマのコースは7日間のコースで、だいたい2/3
が終わったことになります。パンチャカルマの治療は初日にドクターの診断を受け、
それによって一人ひとり異なるのですが、だいたい最初の3日間はアビヤンガとい
うオイルマッサージを受けて、そのあとシロダーラというオイルを頭部にかけ流して
もらうとても気持ちのいい治療をしてもらいます。

 私はあまりの気持ちよさに毎日眠ってしまい、セラピストから「いびきをかいてよく
眠っていたよ」と笑われてしまいました。多分、眠ってしまっているだけでしょうが、
本人は何かとても気持ちがいい至福の世界に迷い込んだような感覚になっていま
す。このあと、スチームつまりサウナのようなものに入ってトリートメントは終了です。

 実は、ここまでのコースは加瀬さんが東京でも受けさせてくれます。ほとんど裸で
受けなくてはいけないので通常は女性限定なのですが、小川社長や私は特別に
受けさせてもらったことがあります。やはり、シロダーラを受けているととっても気持
ちよく、その時も眠ってしまいましたが、加瀬さんによると「無意識の世界に飛んで
いましたよ」ということで、それも最初に受けた時よりも2回目3回目の方がその時間
が長かったようで、だんだん純粋な世界に近づいているのかもしれないと言ってもら
いました。

 最初の3日間は、午前中にこれを受けて後は何もすることがないので、瞑想をした
り本(私は何と12冊も本を持って来ました)を読んだりして過ごします。ランチの後は
軽い散歩をしたりはしますが、とても静かな毎日を過ごしています。ティタリハウスに
はニティーシュという私の世話をしてくれる男の子が一緒に泊まりこんでくれて、年を
聞いたら23歳ということで、若い人にはこの何もない生活はちょっとかわいそうな気
もしますが、とてもよく世話をしてくれています。

 最初の3日間は準備期間で4日目から本当の処置が始まります。4日目には今回の
中心的な治療である下剤療法を受けました。この下剤療法をヴィレチャナと呼びます
が、朝、ドクターから下剤を処方されて飲みます。そして、この日は朝食と昼食を抜く
断食の日で下剤を飲んでから3時間ぐらいでトイレに行きたくなりました。それから
4時間ぐらいかけて都合5回トイレに行きましたが、その後はとてもスッキリした気分に
なりました。

 人によって違いはあるそうですが、加瀬さんによると日本でパンチャカルマを受けた
時はこのヴィレチャナがとてもつらかったそうですが、ドクターマウルヤのパンチャ
カルマは身体に負担をなるべくかけないようによく考えられているそうです。それでも
やっぱり4時間も下痢の状態が続くのはとても大変でしたが、おかげで身体はとても
スッキリしたように感じました。夜には軽い豆のスープだけを飲んで早めに就寝しまし
たが、いつになくとてもよく眠れて快適に眼が覚めました。

 そして5日目の今日はナスヤムという鼻に点鼻薬を入れる療法を中心に耳と口内を
きれいにする治療を受けました。これは脳内をきれいにするという意味があるそうで、
おかげで頭がとてもクリアになったように感じています。私の都合でこの時期にインド
にやってきたのですが、ちょうと8月5日がヒンズー教の大事な巡礼の日に当たってお
り、聖地リシケシはオレンジのTシャツを来た大勢の若い男性の巡礼者であふれてい
ました。そんな外界の喧騒とは無関係な静かな日々を楽しんでいます。

 今回はここまでにしますが、来週のこのレポートでも続きとその他のインドについて
感じたことを書かせていただきたいと思います。

大阪から始まった「うず」

 7月25日はマヤ暦で「時間をはずした日」と呼ばれる日で、特に今年のこの日は
銀河と同期する日ということで、とても大事な日でした。にんげんクラブでも各地で
いろいろな催しが開催されました。私は東京から大阪に転勤になって大阪支部の
活動をしてくれている川端淳司さんが主催してくれた「難波神社&ギャラリーツアー
とよりWAI(時間を外した日の祭り)」に参加させていただきました。

 実はこのイベントに参加することは主催者である川端さんにも知らせないでサプ
ライズ参加をさせていただきました。これからも、時々寄合にサプライズ参加させて
もらおうと思っています。このような形で柳瀬宏秀先生が提唱される大事な「時間を
はずした日」の催しに参加できたことをとても良かったと思っています。川端さんを
はじめ、当日お手伝いいただいた皆様に感謝します。

 20人以上の人がファミレスに集まった「よりWAI」は本当に楽しかったのですが、
この日のメインイベントは川端さんが案内してくれたギャラリーツアー。柳瀬先生も
「コズミック・ダイアリー2014」(環境意識コミュニケーション研究所)の中で、芸術に
よる「祭り」と「祈り」で地球を包み、Time is money. の時代が終わり、Time is art.
の時代が始まるということを書いていらっしゃいますので、主旨にあったとてもすば
らしいイベントだったと思っています。

 画廊巡りは川端さんのようなベテランに連れて行ってもらわないと、壁が高くて
なかなか難しいと思いますが、それだけに今回のツアーは本当に楽しいものでした。
いままでのにんげんクラブは芸術は苦手分野でしたが、とても大事なことが私にも
理解できました。これからも無理の無い範囲でいろいろな催しを皆さんと楽しんで
行きたいと思います。

 今回は私が解説するのは難しいので、以下に川端さんからの寄稿文をそのまま
紹介させていただきたいと思います。でも、本当に言葉にならないぐらい感動しまし
た。川端さん、本当にありがとうございました。

 

(引用開始)

7月25日の難波神社&大阪ギャラリーツアーとよりWAI(時間を外した日の祭り)で
のシンクロを読み解くと、直線的な時間の統合、陰陽の統合、そして、ミロクの世は
既に来たり。というメッセージを頂いていたようです。

以下に、(全く個人的なお話もありますが)具体的に紐解いてみます。


難波神社

 私が住む堺市の三国ヶ丘には仁徳天皇陵がありますが、難波神社はその仁徳
天皇がご祭神です。父が育ったのはJR難波駅(旧湊町駅)のすぐそばなのですが、
私が生後しばらく住んでいたのも難波の地です。

 そして難波神社のすぐ側には新入社員時代の最初の職場があり、このツアーの
待ちあわせ場所の梅田DTタワー(現職場)のことを考えた時、『私の生(活)の場』
と『私の仕事の場』のそれぞれの『始まり』と『今』が7/25の難波神社で一つに結ば
れていたことに気づきました。

MU東心斎橋画廊

http://www.mugarou.com/tenrankai.html


 この画廊は大阪へ引っ越してきて、大阪のギャラリーの開拓を意気込んで最初に
訪れた場所ですが、初回訪問時に、オーナーの上田満喜さんが次に訪れる
Yoshiaki Inoue Galleryを親切に教えて頂いたご縁があります。
当初、ツアーの訪問先ではありませんでしたが、先日訪れた時に、個展『彼方へ...』
の渦を用いた絵画と立体の作品が目に留まり、勝仁さんの渦の話を思い出して、
上田さんに渦についてお話をしたところ、実は今回は私の個展なんですとのこと。

 大きなシンクロを感じて、訪問先に加えたところ、何と当日に勝仁さんも来られる
ことになったのでした。。。(これはSeiさんのおかげさまですね)

その絵には、右回りと左回りの渦(宇宙)が描かれており、上田満喜(イニシャル
MU)で、MU(ムー)東心斎橋画廊。
 ムーにご縁がある?勝仁さん、かつて沈んだMU(ムー)と今の満喜。
 ここにも時の流れの統合のメッセージ、そして、満喜(ミロクの世)へのメッセージ
があることに気づいたのでした。


Yoshiaki Inoue Gallery

http://www.gallery-inoue.com/y-event/img/img137hd0709_1.jpg

 日本のアート界で活躍する北川宏人さんの立体アート。
 綾波レイ?のようなアニメチックな3Fの立体作品から2Fは一転、ロックフェラー
やブレジンスキーが鳥の格好で鳥かごに入っているクールでシュールな作品世界
(Artificial world)。

 四人の覆面男に支配される今の世界と日本中心の地球防衛軍が地球を護って
いる2103年のミロクの未来がこのアート空間でも統合されているのでした。

 今と未来の時の流れの統合とミロクの世のメッセージです。

ギャラリー1.jpg   ギャラリー2.jpg

TEZUKAYAMA GALLERY

http://www.tezukayama-g.com/j_index.shtml

 にんげんクラブ元代表会員の川島伸介さんのパワスポツアーをきっかけに創った
パワスポMLメンバーでもある神例さんのお嬢様・神例奈未さんの作品は、レントゲン
に映し出された男女の交合の多様な骨の姿態。それはまさに男女・陰陽の統合で
あります。
 そしてアーティストのお名前は神例奈未。
 神例えて曰く、『奈落の如き今とは即ちミロクの未来なり』


神例奈未1.jpg

神例奈未2.jpg   神例奈未3.jpg


よりWAI

にんげんクラブ卒業生もにんげんクラブ非会員も、にんげんクラブの会長、事務局、
支部代表、会員もみんなが一緒に楽しく語らい飲み食べるミロク世界の今ここが
既に実現しておりました。今ここは既にミロクなりです。


以上、多大なるメッセージを神様より頂いていた
『時間を外した7月25日』でありました。

全てに感謝ですね。

(引用終了)

 


 次週はインドにパンチャカルマ(アユルベーダというインド伝統医学の解毒
プログラム)を受けに行ってきます。インターネットが使えない山奥にプチ隠遁
する予定ですので、このレポートも少し早いお盆休みにさせていただきたいと
思います。すみませんが、よろしくお願いいたします。

にんげんクラブ宇宙人大会

 少し先の話になりますが、12月14日(土)に都内で「宇宙(ソラ)からの黙示
(アポカリプス)
」というイベントを開催することが決まっています。出演者は
飛鳥昭雄、鹿児島UFO、グレゴリー・サリバン、滝沢泰平(敬称略)という豪華
版で宇宙由来の魂を持ったと思われる人たちから、大激変の時代の生き方に
ついてお話をしていただくことになっています。

 これは、昨年の12月に開催した霊能者の方たちから今年はどんな年になる
のかをお話いただいたイベントを定例化したものですが、先日フロンティア
ショップのSeiさんと飲みに行ってSeiさんは興味本位でこのイベントをやって
いるのではないかという懸念を持っており、本音ではかなりの拒否感というか
嫌悪感があることが分かりました。同じような気持ちはにんげんクラブ代表
会員をしてくれていた川島伸介さんも持っていて、彼がにんげんクラブを退会
する理由になったのかなという気もしています。

 小川雅弘社長がにんげんクラブの社長に就任するにあたってどうしてもやり
たいと思っているイベントで、無報酬で社長をやってもらう交換条件の様なもの
なのですが、私も実はこのイベントをやることの意味はよく分かっていなかった
のですが、不思議に違和感はまったく覚えていませんでした。楽しいイベントが
できるのならそれでいいと思っていたのです。

 確かに小川社長がスピリチュアルなことが大好きで、私も高知の唐人駄馬
や室戸岬の不動岩にはじまり諏訪湖、恵那山、出雲大社、仙台の青麻神社、
琵琶湖等の国内にとどまらず、イスラエル、エジプト、ウガンダ、エチオピア、
それに来月にはインドにご一緒させていただくなど、随分不思議なところへ
連れて行ってもらいました。小川さんは霊能者からのメッセージも自分なりに
審神者(さにわ)をしながら随分参考にしています。

 昨年、小川さんとにんげんクラブの寄合で全国を回り始めた頃、小川さんが
スピリチュアルな話を始めると、ある高名な先生が「宇宙人のいい加減な話を
することは船井先生が大嫌いなことだ」と怒りだしたことがありました。私も好き
が高じて生活がガタガタになってしまうような足が地に着いていないスピリチュ
アルは大いに問題があるように思っていますが、小川さんはスピリチュアなこと
を現実的な経営者としての生活をすることに見事に使いこなしており、とても
バランスの取れたものなのです。

 それに小川さんと寄合に行って、懇親会の席で楽しそうに宇宙人の話をして
いる会員の人たちの姿を見ていると、これもありかなあと思ってしまうのです。
にんげんクラブの人は大なり小なり一般の人が気づいていない本質的なこと
に気がついている人たちであり、それを普段の生活の場で話をできないことに
ストレスを感じています。スピリチュアルなこともバランスを保つことは大切です
が、そんな本質的な情報の一つだと私は感じているのです。

 先日、「伯家神道の祝之神事(はふりのしんじ)を授かった僕がなぜ
ハトホルの秘儀 in ギザの大ピラミッド
」(ヒカルランド)という著書がある
保江邦夫先生のインタビューを小川社長やこだまゆうこさんと行いました。
私は保江先生の「愛の宇宙方程式」「人を見たら神様と思え」(いずれも
風雲舎)は読んでいたのですが、このヒカルランドの本にはびっくりして
しまいました。

 これを読んだこだまさんが、「小川社長と同じようにシリウスのコマンダーと
言っている人がいる。」と興奮していて、インタビューというよりはとても原稿に
できないような深い怪しい話ばかりをしていたのですが、これを聞いていて
小川さんがなぜ「にんげんクラブ宇宙人大会(私は『宇宙からの黙示』を
このように呼んでいます)
」をやりたいかが分かったように感じました。

 保江先生の話によれば、アンドロメダやシリウス由来の魂を持っている人
の中には、一度だけ地球に来て辛い体験をすればいいはずなのに、地球の
輪廻にはまってしまって抜け出せなくなっている人が大勢いるそうです。
だから、仲間たちにそろそろ気がついて故郷に帰ろうというメッセージを伝え
なければいけないのです。小川さんも同じような感覚を持っており、にんげん
クラブに集まっている仲間に対して一緒に帰ろうというメッセージを発信したい
ようなのです。

 同時にSeiさんや川島伸介さんや私は地球由来の魂(もしかしたら宇宙人
なのかもしれませんが、大分地球に長い間居るようです)で、根本的なところ
でその気持はなかなか分からないようです。でも、いろんな人がいてその自己
主張を批判的にならずに受け入れるのがにんげんクラブなので、私は宇宙人
大会があってもいいと思うのです。


思いを大切にする

 今週も日本全国を回っています。
まず、愛知支部の幹部の皆様との寄合のために岡崎に行って来ました。6月に
「古事記の読み聞かせイベント」で名古屋に行った時の懇親会で、愛知支部の
皆様の中にミロクフェスティバルに対するわだかまりの思いが残っていることを
感じました。ミロクフェスティバルは信じられないような面白いイベントだったにも
関わらず集客が思うようにできず、いろいろ関係者にご迷惑をかけてしまったの
ですが、一番大事な愛知支部の皆様の中にわだかまりが残っているのはとても
困った事態なので、皆さんの話を聞こうと思ったのです。

 寄合をすすめておきながら、ファミレス寄合に出席するのは実ははじめてで、
ワクワクしながら出席させていただきました。最初にご飯を食べながら世間話を
して、徐々に気分が高まって来ました。そして、3時間ぐらい経ってから話しが
ようやく確信に到達して来ました。わだかまりの思いがどこから来ているのかが
大体分かったので、11時過ぎに終電の時間になった人もいるので解散すること
になりました。私にとってはとても有意義な寄合になりました。

 翌日は甲府に行って、地元の有力中小企業の社長さんが作っている異業種
交流会で講演をさせていただきました。経営者の皆様はにんげんクラブの人の
ように目に見えない世界の勉強をしているわけではありませんが、経営環境が
厳しい時代を乗り切っていくために必死で有意義な情報を模索しています。
最近はお金儲けの視点だけではなく、従業員を家族のように思うことで会社が
見違えるように良くなるという話が伝わる様になって来ました。

 経営者は会社という組織の中では、すべての意思決定をする役割を持って
いるのでとても大事な役割を持っています。社長の考え方が変われば、その
会社は確実に変化していくので、経営者の皆様にお話するのは大好きです。
社長さん達に目に見えない世界の大切さを伝える自信がだんだん出てきま
した。どこにでも気楽に出かけますので、経営者の皆様に講演させていただ
ける機会をご紹介いただければと思います。それが日本を変える近道かもし
れないなと思っています。

 翌日はせっかく甲府に来たので、昨年できた七沢賢治先生が代表理事を
つとめていらっしゃる一般社団法人白川学館の祝殿(はふりでん)を見学
させていただきました。船井メディアが主催する今月のセミナーはおかげ
さまで満員になりましたので、同社の服部常務が祝殿での七沢先生と私の
対談をセミナーに付け加えてDVDにして販売することを考えているようです。

 七沢先生のお話を本当に面白く堪能させていただきました。祝殿は私たち
が持ってしまった余計な思いの集まりであるトラウマやカルマなどの洗濯機
だよという話には少しびっくりしましたが、祭祀をする場所の本当の意味が
分かると同時にいままでの時代は特別の人にだけ伝えられていたものが、
一般の人にも開放される時代になったことが本当にすばらしいと思いました。

 七沢先生の良い世の中を作っていくための思いは先生の著書
言霊設計学」(ヒカルランド)に詳しく書かれていますので、ご参考にして
いただければと思います。船井幸雄.comの「直感のすすめ」というページに
も書きましたが、私たちは自分の思いや他人の思いをずいぶんないがしろに
して生きています。その思いを大切にしていくことがとても大切だと思ってい
ますが、まずはないがしろにされて偏在してしまっている思いを解消すること
が大事ですね。

 その翌日は大阪に行って、トータルヘルスデザインでの生体エネルギーの
佐藤政二先生とコラボしての美と健康セミナーでした。
佐藤先生のお話の中で、「私は他人の生命と財産と思いを傷つけないように
気をつけながら研究を続けてきた。」というお話がとても印象的でした。特に
これからの時代は「思い」を大事にすることがポイントになるように思ってい
ます。

 佐藤先生との美と健康セミナーは7月28日(日)に東京でも開催予定です。
ご参加された皆様には生体エネルギーでとても高められた特別のコースター
がプレゼントされることになっていますし、私もここでは頑張って難しい生体
エネルギー理論の解説をしようと思いますので、ぜひ足を運んでいただけれ
ばと思います。

 まだまだ、これからもいろいろな所に足を運んで行きたいと思っています。
翌日も実は神戸で「マトリックスの真実」出版記念セミナーを佐々木重人さん
と行ったのですが、その前に主催者の山内尚子さんと11月30日に明石市で
開催しようとおもっているにんげんクラブ関西大会の会場の下見に行って来
ました。当日は出演者の皆様と「船井幸雄の思い」について話し合う企画を
することになりました。何かとてもワクワクして来ましたので、詳細はこれから
ですが、ぜひ日程だけは開けておいて欲しいと思いますのでよろしくお願い
いたします。


体調に気をつけましょう

 先日、特定非営利活動法人ハートオブミラクルの岩崎靖子さんと三浦喜美子さん
が訪ねてきてくれました。3年前に、にんげんクラブ関西大会で映画「1/4の奇跡」
を上映させていただいて入江富美子監督に講演をしていただいたことがあります。
また、入江監督のご紹介で修養団の伊勢道場長を務められていた中山靖雄先生を
ご紹介いただき、にんげんクラブ会報誌のインタビューをさせていただいたこともあり
ます。

 ちなみに、その時のインタビューがきっかけでこだまゆうこさんが出版社の編集者を
ご紹介したことで、ずっと固辞されていた中山先生の待望の著書
すべては今のためにあったこと」(海竜社)が生まれ、ロングセラーになっています。
先日のにんげんクラブの伊勢ツアーの時は、中山先生の奥様でいらっしゃる緑先生
に伊勢神宮の参拝についていろいろお話を伺うことができ、とても普通では味わえ
ないとても奥の深いご参拝ができました。

 でも、岩崎さんとは名刺交換はしたことがありましたが、じっくり話をさせていただくの
は今回がはじめてでした。私はいつもは相手の話を聞くことが得意なのですが、今回
は聞き上手のお二人のおかげでほとんどひとりでおしゃべりをしてしまいました。
話の最後の方で、岩崎さんが監督をされた映画「僕のうしろに道はできる」の話に
やっとなったのですが、とてもナチュラルな感性を持っておられる岩崎監督のことが
大好きになりました。

 特別に自主上映用のDVDを貸していただいて映画を観させていただきました。
本当に感動しました。私たちが持っている「いったん損なわれた脳は回復することが
ないし、思い脳障害を患っている人は深い思考はできない」という間違った常識が壁
になっていて、多くの人の尊厳を傷つけてしまっているということを教えてくれる映画
でした。
現実を直視すると、重い障害を持って意識が無いように見えている人でも、深い思い
があり、全部分かっていて、聞こえていて、見えているのです。そして、人間には
とんでもない回復力があり、諦めさえしなければ必ず良くなっていくのです。
それは、昨年の船井幸雄オープンワールドで山元加津子さんにご講演いただいて
知ってはいたのですが、映画を観て、もっと本当に深い所で理解できたように感じ
ました。
11月2日のにんげんクラブ愛知支部のイベントで「僕のうしろに道はできる」の上映や
山元加津子さんの講演会が企画されています。このイベントをスタートとして、感動を
分かち合いながら、ひとりでも多くの人に常識を超えたすばらしい世界があることを
知っていただくための活動を続けて行きたいと思っているにんげんクラブもハートオブ
ミラクルさんの活動に全面的に協力させていただきたいと感じました。

 話はまったく変わるのですが、常識を手放して本質を見つめる活動をするように
なると、変化に対して身体が敏感に反応するようになります。本質的な自分にとって
マイナスになるようなことを、いろいろなしがらみや常識に従って何気なくやろうと
思っても肉体が敏感に反応して調子が悪くなってしまいます。私も最近、急にとても
体調が悪くなることがあるのですが、心の内面を見つめてみると少し無理をしている
自分に気が付きます。そして、そんな自分に気が付きさえすればほとんどの問題が
解決していて、体調もいつの間にか元に戻っているのです。

身体が教えてくれるこのサインを軽視しないで、しっかりと自己を見つめて本当の
自分の意志にすなおに従って生きて行かなければ、かなり辛い体験をいままでより
も格段に早く体験するようになってきていることを感じました。大変ですが、よく考えて
みるとそれだけ正しい生き方に対するサインが多く発信されるようになってきている
ということなので、それを大切にすることがいまを上手く生きていくためのコツになる
ようです。

そして、自分のことだけを考えるのではなく、他人のためにどう生きるかをギブアンド
ギブの気持ちを持って具体的な行動に移していくことが、どれだけできるかが楽しく
生きるコツになってきたようです。やっぱりハートオブミラクルさんの応援をしたらいい
という結論に、ちょっと強引ですが行きつけたようです。


十和田湖

 先週は秋田支部の立ち上げの寄合を開催するために秋田に行って来ました。
集まったメンバーは6人でしたが、とっても楽しい寄合ができました。
長年、船井幸雄の読者でいらっしゃる方や、2時間以上の時間をかけてやって
きてくださった方、また、にんげんクラブの会員ではないのに、会員になって支
部長を引き受けてくださることになった宇佐美さんなど、本当に忌憚のない話を
できるとてもすばらしい会でした。

 6月は岩手、秋田と支部ができましたが、尽力をいただいたのが青森支部の
三浦支部長。実は千葉県に引っ越すことになり、自分が北東北にいる間に岩手
と秋田の支部をつくるのだと言うことで他県にも関わらず言い出しっぺになって
くださいました。秋田の寄合では、「にんげんクラブで話すような内容は秋田の
人には分かってもらえないと思っていましたが、仲間がいることが確認できまし
た。」と、喜んでいただきました。

 私が秋田に行ったのは、もちろん秋田支部の寄合のためですが、実は十和田
湖に行きたいと思ったのも大きな動機になりました。それは、本当は3月に小川
社長と一緒にイースター島に行くことになっていたのですが、荒井義雄先生から
行くと大ケガをすることになるのでやめた方がいいと言っていただいたので私は
行くことを中止しました。おもしろいもので、それでも宮崎に行った時にモアイ像
があり、そこに行ったらその夜に大腸憩室炎になってしまいましたので、多少の
呪いを受けてしまったのかもしれません。

 それぐらいで済んでよかったと思うべきですが、一度行くと決めた所に行かな
かったのは少し心残りでした。小川さんに聞くと、イースター島のカルデラ湖に
行って、ご神事をしてきたということなので、私も代わりに日本の代表的な
カルデラ湖である十和田湖に行こうと思い立ったというわけです。十和田湖は
青森というイメージがありますが、実は青森県と秋田県の県境にあります。
昔、十和田湖の秋田県側である小坂町によく通ったことがあり、土地勘はあり
ます。

 秋田県内といっても昔は一般道を3時間以上走らないと秋田市から小坂町
までは行かなかったのですが、いまは途中の能代まで高速道路ができたので、
小坂の中心部からもう30分以上かかる十和田湖畔まで行っても、3時間弱の
レンタカーのドライブで到着することができました。ちなみに、小坂町は鉱山の
町で明治時代は県内では秋田市に次ぐ人口を誇り発展している町でした。

 いまは、その面影を大切にして康楽館という歴史的な芝居小屋を復活させる
など観光に力をいれており、また、鉱山の機能を利用したリサイクルビジネスを
成功させるなどまちおこしのモデルにもなっている町です。詳しくは船井幸雄の
2006年の著書「まちはよみがえる」(ビジネス社)にも紹介されていますので
興味のある方は読んでみて下さい。

 懐かしい小坂のダウンタウンを少しドライブしてから、十和田湖に向かいま
した。あまりスピリチュアルなことに興味がなかった15年ぐらいまえのことです
が、真冬の十和田湖に父から紹介されたアメリカ人の超能力者と一緒に行った
ことがあります。400人ぐらい泊まれるホテルなのですが、真冬はほとんど人が
おらず、多分10人未満の宿泊者しかいないような環境で不思議な話を楽しみ
ました。翌朝は冬には珍しくとてもいい天気になったのですが、その時に発荷峠
の展望台から見た十和田湖は、私が今まで見た中で最高に美しいと思っている
景色です。

 理屈はないのですが、今回の十和田湖行きは最近いろいろ言っているパワー
スポットめぐりの集大成になるような気がしています。それが原因かどうかは分
かりませんが、十和田湖に行く前から調子がおかしくなり、今朝3時間ぐらいか
けて瞑想をしてだいぶ良くなりましたが、それまではかなり体調に違和感を覚え
ていました。瞑想のおかげで、自分の心というか魂との自問自答をして今回の
十和田湖行きの意味が少し分かったような気もしています。

 今年は伊勢神宮と出雲大社のご遷宮の年ですが、陰と陽が融合する年だと
言えるのだと思っています。そして、アマテラスに代表される天津神とスサノオに
代表される国津神の融合が図られるのですが、スサノオはアマテラスの弟なの
でそう考えれば実は天津神であり、本当の国津神は東北をはじめとする日向や
出雲、あるいは大和ではない場所にいたのではないかと思いますし、その本当の
国津神のことを感じることもとても大切なことなのだと思います。

 十和田湖から1時間足らずで行ける青森県新郷村のキリストの墓やピラミッドも
時間があったので見て来ましたが、日本にキリストのお墓やピラミッドがあるのは
不思議な話ですが、ある意味とてもおもしろい世の中になってきました。自分では
あまり意識していませんが、お酒をやめてみようと感じるぐらいですから、個人的
なバイオリズムは低迷期に入っているのだと思います。だから、自分の魂や心や
肉体の声にすなおに従いながら自分を大切にしながら、いまを精一杯生きて行き
たいと思っているのです。

 最後に言い訳になりますが、今回は一人旅だったので写真がありません。写真
を撮るのが苦手でいつも撮っていただいた写真を載せさせていただいています。
すみませんが、文章だけでご容赦ください。よろしくお願いいたします。


古事記神々の詩

 先週の土曜日はにんげんクラブ愛知支部のイベントに参加するために名古屋に
行って来ました。放浪の作曲家弓削田健介さんのコンサートと
湯川英男さんの「古事記神々の詩」(鉱脈社、アマゾン)の朗読会をするという
イベントがあり、何と私も古事記を朗読させていただけるということでご招待いただ
いたというわけです。

 湯川さんの古事記は子ども向けに書かれた古事記の神話をとても分かりやすく
した紙芝居の様なお話。それを弓削田さんのピアノの伴奏に合わせて読ませて
いただくというとても贅沢なイベントでした。事前の練習なしで朗読会が始まる
90分前から誰がどの部分を読むかの打ち合わせを始めました。やはり朗読者の
一人である、京大を卒業して伊勢で唯一人力車を引いているという神力車祥平
さんに神様の名前の発音やイントネーションを教えていただきなからほとんど
ぶっつけ本番で朗読をさせていただきました。

 時間の関係で天地創造から天の岩戸開き、それに出雲神話までで朗読は終わっ
てしまったのですが、その後、天孫降臨から神武天皇の即位、そして倭姫が伊勢に
神宮を開くところまでの経緯を祥平さんに分かりやすく解説していただき、古事記と
いう難解だと思われている世界がとても身近に感じられるイベントになりました。

 後半の弓削田さんのコンサートは本当にステキなコンサートでした。とても透き通っ
た弓削田さんの歌声は心にすなおに響いて、直接的な関連はほとんどないのですが、
神話の世界に誘われるような感覚になりました。弓削田さんは放浪画家で裸の大将と
呼ばれていた山下清さんをお手本に、呼ばれれば日本中どこにでも行くという放浪の
作曲家であり、最近、『Dream & Dream ~夢をつなごう~: 弓削田健介作品集
[CD2枚付き](ソロ・範唱・カラピアノ・パート別練習用) [楽譜]』(アマゾン)を音楽の友社
から出版されました。

 テレビドラマでお馴染みの山下清さんですが、裸の大将というのはいつも裸でいる
からではなく、山下さんの師匠がなくなる時に「お前は子どものような裸の心をいつまで
も持ち続けている。これからもその裸の心を持ち続けて裸の大将になりなさい。」と言い
残されたことから付いた名前です。弓削田さんも裸の心を持ち続けるために放浪の
作曲家活動を続けていく決意をされているようです。

 コンサートの中で、30歳になった弓削田さんは最近結婚をされたことを報告されました。
先ほど紹介させていただいた楽譜が出版されたことで、作曲家として認められたことを
ご両親に認めていただいて結婚を許してもらったというお話をしていました。弓削田さん
とは昔、大志さんがやっている富士夢祭りに一緒に参加して富士山に登ったことが
あります。

 でも、弓削田さんの歌声を聞かせていただいたのは今回がはじめてであり、放浪の
作曲家を名乗っているのもはじめて知りました。懇親会の時に弓削田さんに「何のため
に歌っているのですか?」と尋ねてみたのですが、「子どもたちの心の中にそっと良心を
忍び込ませるために歌っています。」というステキな答えをいただきました。これは、今回
の実質的な主宰者であるにんげんクラブ愛知支部の中山さんが読み聞かせでやりたい
ことと共通しており、子どもたちがステキな未来を作っていくための応援をやっていくこと
が、いまここで私たち大人がまずやらなければいけないことだという共通の認識を確認
することができました。

 2年前の岡山のにんげんクラブのイベントでリジュリドゥ奏者のToshi小島さんから
教えていただいた「世界中の子どもたちが幸せに生きていける社会をつくる」という
にんげんクラブの宿題を弓削田さんからも改めて教えていただけたステキなイベントで
した。

 全国に広がった映画「祈り」の上映会や、ミロクフェスティバルを実行したにんげんクラブ
愛知支部の原点はちょうど1年前に今回と同じ会場で台風直撃の下、電車などの交通
機関がほとんど止まった中で行われた寄合でした。ミロクフェスティバルの反省を含めて、
にんげんクラブの原点を確認していくための活動をこれからも続けて行きたいという事を
懇親会の席で確認することもできたとても有意義な1日になりました。

 久しぶりに最終の新幹線で東京に帰ってくるとハードスケジュールで疲れましたが、
これからのにんげんクラブの形を考えるうえでとても貴重なイベントに参加できたことを
感謝しています。古事記という日本人の原点に戻ったことが良かったのかもしれませんね。

被災地を走る

 先週は石巻に所用があり東北に出かけました。東京から石巻までは430㎞ぐらい
の距離ですが、仙台から先の交通手段を考えると車で向かったほうが便利だと
思いましたので、今回は自分で運転して出かけることにしました。そうすると、青森
支部の三浦さんが岩手でも支部を立ちあげたいと言っているので、盛岡で寄合を
しませんかという話になり車で岩手に向かうことになりました。

 うっかりしていて盛岡のホテルの予約を忘れていて当日になって探してもらった
のですが、適当なホテルがいっぱいで困ってしまいました。でも、車で移動という
こともあって盛岡から40㎞ぐらい離れている花巻に泊まることにしました。盛岡の
寄合で聞いてみるとNHKの朝のテレビ小説の舞台になっている岩手県久慈市等
への観光が好調で、そのためそこに行く拠点となる盛岡のホテルの稼働率が
上がっているそうです。そして、宮沢賢治ゆかりの花巻にも大勢の観光客が訪れ
ているようです。

 今回は訪問できなかったのですが、花巻にマルカンという百貨店があります。
船井総研の古くからのお客様で船井塾にも参加してくださっているので、何年か
前に訪問させていただいたことがあります。マルカンデパートの大食堂では、
お箸で食べる名物の大ソフトクリームがあり、それを目当てに観光客もやってくる
スポットになっていますので、観光で花巻に行く機会があればぜひ訪問してみて
下さい。デパートの大食堂ですので、私ぐらいの世代にとっては子どもの頃に
タイムスリップした気分になれます。

 10年ぐらいまえに宮沢賢治がブームになった頃、私も少しだけですが宮沢賢治の
本を読んだことがあります。ネットで調べてみると関連の観光スポットもあるようです
が、今回はホテルで何となく賢治の思いを感じることができたように思います。
明治の時代に賢治が垣間見た理想の世界が、私たちの思い次第ですが、いよいよ
現実化しようとしているのだと感じました。

 盛岡の寄合は少人数でしたが、とても深い内容で感動しました。受け身で情報を
得ることから一歩進んで、自分から情報を発信することができる皆さんが集まって
いただきました。私は昨年の台風直撃で電車がすべて止まってしまった時の名古屋
の寄合を思い出しました。すべては必要必然ですので、名古屋と同じように盛岡から
何か新しい「うず」が回り始めるような気がしています。

 花巻のホテルに泊まって翌日は夕方6時から石巻での会合に出席する予定です
ので、昼間は時間がありました。前日の寄合に出席されていた北上で米作りをして
いる佐藤さんの田んぼに来ませんかとお誘いいただいたのですが、ちょうど農繁期で
結構無理をして寄合に出席してくださったようですし、これ以上お時間を使わせて
申し訳ないので、ちょうど車で来ていることもあり、自分で何処かに行くことにしました。

 最初は十和田湖に行こうかとも思ったのですが、方向が違うので、岩手県の神社
めぐりをしようと思ってインターネットで検索をしました。メジャーな神社にも行ったの
ですが、なぜか住田町にある天照御祖神社が大変気になり行って来ました。
駐車場もない神社でしたが、何かとても大事なものをいただいて来たように感じます。

 最初の予定ではそこから世界遺産になった中尊寺を見に行こうと思っていたのですが、
せっかく石巻に行くのだから、陸前高田から気仙沼、南三陸を通って石巻まで海沿いの
被災地をドライブして見ることにしました。陸前高田で有名になった一本松を見てから
海岸線を南に下っていったのですが、震災から2年3ヶ月経ったいまでもまだまだ復興の
途上にあることを痛切に感じさせてくれる風景が続きました。

 いまの社会のあり方を根本的に見直して自然と共生していきながら、競争や対立では
なく助け合いを基本とした社会を作らないといけないということをやっぱり強く思います。
南三陸のとてもきれいな海岸線を見ながら、いまだけ、お金だけ、自分だけの社会を
終わらせて行くことの方法論を考える旅ができたことに感謝しています。
にんげんクラブの皆さんと一緒に、やっぱりミロクの世の中を作って行きたいと思います
し、そのための方法論は地道に寄合を続けていくことなのだと思います。

 石巻にも一泊して、翌日朝早く東京に帰って佐々木重人さんの「マトリックスの真実」の
出版記念講演会に出席しました。代議制の民主主義に限界を感じている佐々木さんは
直接民主主義にどうしたら戻っていくことができるかを真剣に考えている様でした。
とてもシンプルな本質の世界を明らかにしてしまった、この小冊子はぜひ読んでいただき
たいと思いますし、7月14日(日)には神戸でも出版記念講演会を開催しますので、関西
方面の方はぜひご出席していただければと思います。よろしくお願いいたします。

 

涙腺を鍛える


伊勢集合.jpg


 先週の週末はにんげんクラブの伊勢ツアーに参加しました。
私は東京で所用があり、参加できたのは夕方の講演会からだったのですが、
私が参加する前にバスの中で講演してくださった赤塚高仁さんの話がとても好評でした。
実は私はまだ赤塚社長のお話をじっくり聞いたことがないので、今度機会を
作ってゆっくりと聞かせていただきたいと思っています。

 2日目は外宮、内宮、猿田彦神社の正式参拝をさせていただきました。
私は内宮に正式参拝したことは何度かあるのですが、1日に3度の正式参拝は
やはり格別な気分になりました。
にんげんクラブの小川社長の直感から実現した出雲と伊勢のツアーは
やはりとても大事な役割を果たせたのではないかと思っております。

 そして、そのご参拝に修養団の伊勢青少年センターの道場長を長年務め、
40万人以上の人に人間としてのあり方や人としての生き方を教えてこられた
「伊勢の父」と呼ばれている中山靖雄先生の奥様である中山緑先生が
同行してくださいました。
そして、参拝する意味や作法などを教えていただきました。


中山緑先生.jpg
   (中山緑先生)


私は、激動の時代に突入したいまだからこそ、日本人として何を大切にして
いかなければいけないかをしっかりと感じていかなければいけないことを
緑先生のお話を聞いて改めて気付くことができました。

 中山先生の著書「すべては今のためにあったこと」は、何度もあった出版の話を
ずっと断り続けて来られた、中山先生の待望の著書ですが、
映画「1/4の奇跡」の入江富美子監督のご紹介でにんげんクラブ会報誌の
インタビューをまとめた兒玉裕子さんが海竜社の編集者をご紹介したことが
きっかけで生まれた本です。

 この本はいい本ですよ。何度も読み返すと読み返す度に新たな発見があり、
心に沁みていきます。40万人の聴衆が感動して涙した中山先生のお話と同じ
ように涙なしには読み進めません。中山先生や緑先生のお話にはどこにも
特別の話や不思議な話はでてきません。人間としての当たり前の話を淡々と
教えて下さるのですが、当たり前のことを徹底的に心を込めてやることの
大切さを知った多くの人の人生が大きく変化したのです。

にんげんクラブの昨年の6月号には中山先生や緑先生、それに入江監督に
インタビューした記事が載っていますので、お手元にある方はぜひお読み
いただければと思います。

 涙なしには読めない本というと、志賀内泰弘さんの
ようこそ感動指定席へ! 言えなかった「ありがとう」』を最近読みました。
中日新聞に連載されている読者の投書を元にした志賀内さんのコラムをまとめた
本ですが、このせちがらい世の中で、ほのぼのとした出来事をこれだけ心温まる
筆致で表現できる作者は他にはいないと思います。

 心がすさんでいる時に、中山先生やたくさんある志賀内さんのベストセラーを
読むと、きっと心の温もりが戻ってきて、とてもいい波動を出せるようになるのでは
ないかと思いますし、皆さんがこれらの本によっていい波動を出して、心の平穏を
取り戻すことが、本当は世界平和にとって一番大事な第一歩を踏み出すことに
なるのではないかと感じます。

 話は変わりますが、最近はお酒を飲んでいないこともあり、本質的な静寂の
世界を体験してみたいという欲求が強くなっています。いまの時代は仙人の様に
山に籠って悟るのではなく、日常生活で仕事や家庭の事をきちんとやりながら、
本質を体験することが大事な時代になってきているように感じているからです。
いろいろ試行錯誤しているのですが、あまり感情に振り回されないようにする
ことを最近はテーマにしています。

 お恥ずかしながら、私はとても涙もろいところがあります。子どもが小学校の頃、
国語で教科書を読んでそれを両親にチェックしてもらいなさいという宿題があった
のですが、戦争の悲しい話を息子が別に感情を込めて読んだわけでもないの
ですが、それだけでも泣いてしまうほど、当時は感情の起伏が激しかったことを
覚えています。いまは、恐れや怒りなどのネガティブな感情はもちろんのこと、
感動などのポジティブな感情もなるべく淡々と受け流していきたいと考えています。

 つまり、涙腺を鍛えるトレーニングをして結構上手くいっていたのですが、
この志賀内さんの『ようこそ感動指定席へ!言えなかった「ありがとう」』には
やられました。帯に人前では読まないほうがいいですよ、とわざわざ注意してくれて
いるのですが、電車の中で読んで大変なことになってしましました。
しかし、感情があって人間なのであまりこだわり過ぎるのも良くないなと、
おかげさまで思えるようになりました。

 「感情豊かでありながら、本質的な静寂も知っている、そんな人間に私はなりたい」、
と思うようになったのです。


水屋神社1.jpg    伊勢外宮1.jpg    伊勢内宮3.jpg      
   (水屋神社)             (伊勢神宮 外宮)          (伊勢神宮 内宮)


元気になってきました

先週は仙台、宮城と出張してきました。
仙台は船井幸雄の一番弟子である佐藤芳直社長の株式会社S・Yワークスの
7周年記念謝恩セミナーにご招待いただき、「父・船井幸雄から学んだこと」という
タイトルで講演させていただきました。全国から佐藤芳直ファン、船井幸雄ファン
の経営者が数多く集まっていただいていたので、船井幸雄の経営哲学や人生
哲学について、本人が話さないであろうことを中心に話をしました。

その後、佐藤先生との対談で船井幸雄の考え方について、いろいろ話をさせて
いただいたのですが、参加された皆様の最大の関心事は「会長の体調はいかが
ですか?」ということに尽きるようです。「おかげさまで少しは元気になってきた
ようです。」とお答えをさせていただけるようになり、本当にホッとしています。

その日は、そのまま宮城県や山形県のにんげんクラブの会員の人達と寄合を
楽しみ、終電ギリギリまで懇親会で盛り上がりました。私の方は、禁酒をして
1ヶ月余りになりますが、皆様には申し訳なかったのですが、ソフトドリンクで
お付き合いをさせていただきました。
でも、3月の映画「祈り」の自主上映会などで何度もお会いしている皆様なので、
とても深い話もできて良かったと思っています。

そして、翌日は飛行機で広島に飛び、オタフクソース株式会社の佐々木尉文
会長に、にんげんクラブ会報誌の「船井哲学を聞く」のインタビューをさせて
いただきました。

オタフクソースさんとは20年以上のお付き合いで、佐々木会長は今年3月まで
船井塾のメンバーでした。残念ながら、船井幸雄の体調がすぐれないので新
船井塾として船井幸雄が参加しないことを前提にして今月から3ヶ月に一度
開催する方式に改めましたが、佐々木会長はそれまでは船井幸雄の話を聞く
ために毎月東京まで来てくださっていたのです。 オタフクソースのことは、
2011年に出版された船井幸雄・加藤紘著「世界でもっとも入りたい5つの会社
(李白社)に詳しいので、そちらを読んでいただければと思います。

今回のインタビューで面白かったのは、佐々木会長にとって船井幸雄の言って
いることは、創業者であるお父様の故佐々木清一氏の言っておられたことと
まったく同じ事だという風に聞いていただいているということです。
創業者の精神を確認するために、毎月東京まで来てくださっていたのです。
その辺りの詳しいことは兒玉裕子さんがまとめる会報誌のインタビュー記事を
ご覧頂きたいと思いますが、Wood Eggお好み焼き館というお好み焼きを世界に
普及していくための施設でお好み焼きをいただきながらお話をお聞きしました。

この建物はいろいろな苦労を乗り越えて、5年前に完成したものですが、佐々木
会長はしみじみと「一度、船井先生にもここに来ていただきたいと思っているの
です。」とおっしゃいました。まだ、飛行機か新幹線に乗って広島まで行くのは無理
だと思いますが、年末年始の最悪期に比べれば随分元気になった父もいつかは
広島の地に行って、オタフクソースの社員の皆様の魂がこもった本物のお好み
焼きを楽しむことができるようになるのだと思います。

そんな皆様の「船井先生の調子はいかがですか?」という声に押される形で
久しぶりに熱海の実家に行って来ました。正直に言うと、グループ会社の社員の
人が言うほどは元気になっていないなと思ったのですが、それは身内のことなの
で、「本当はまだまだしんどいんだ。」という本音を伝えてくれたのだと思います。
それと、どうしてもできれば講演などの仕事をしてもらおうと思っている私に対する
「俺を使うのもいいかげんにしろ!」という牽制球なのかもしれません。

船井幸雄.comや船井メールクラブ、それにザ・フナイ等に書いている文章を見て
いると、船井節が健在で「元気になったんだ。」と思えるのですが、やっぱり健康
だった頃に比べると2,3割の回復ペースなのだと思って、仕事のことで頼るのは
ほどほどにしようと思っています。そう思っていると、今朝になってFAXが届き、
顔を見に行ったついでに報告したことに対して、「まったく気に入らない」という
返事が来ました。

思わずむっとしてしまいましたが、元気になってきた印だと考えると、とても
喜ばしいことだと感じなければいけないのですよね。また、時間を作って説明に
行かなければいけないとは思いますが、気楽に親子の対話を楽しみたいと思い
ます。


沖縄に訪問してみて

皆様はじめまして。船井本社のKと申します。

船井幸雄.COMの「船井勝仁の"直感"のすすめ」で何度か原稿を書かせていただいて
おりますが、にんげんクラブのHPで原稿を書かせていただくのは初となります。
皆様少しのお時間お付き合いくださいませ。

私は普段船井本社で主に経理業務に携わっております。時にはお客様やお取引先様へ
出向くこともありますが基本はデスクワークの毎日です。

そんな折、勝仁社長が協同組合企業福祉共済会のセミナーに講師として参加する為
沖縄に出張することになり、その会場設営等のお手伝い要員としてなんと私も沖縄に
同行させていただけることになりました。

私は今年の3月1日から船井本社に入社しましたが、前職では遠距離での出張など皆無
であったことと、私自身が今回沖縄に訪れるのが初めてである為、目的はあくまで仕事の
為の出張ですがその日が近付くにつれ沖縄に訪問できる喜びに胸は高鳴りました。

そして5月14日沖縄出張当日。朝7時30分の飛行機に乗り11時過ぎには那覇空港に降り
立ちました。沖縄に来ての第一印象は同じ日本だけれどまるで外国に来たような感覚に
陥りました。勝仁社長はもう何十回も沖縄訪問しているそうなのでそんな感覚はないと
思いますが、日本だけれど日本とは違う雰囲気、匂いが漂っているように思いました。

到着してしばらくは観光気分に浸っていましたが当然第一目的は仕事なのでレンタカーに
乗りお客様訪問を行いました。沖縄の方々は男性女性問わず、かりゆしを着てお仕事され
ているんですね。スーツにネクタイの勝仁社長と私は少し浮いてしまいました。

5/15沖縄出張2日目。初日はお客様周りのみでしたのが、2日目は今回のメインである
経営者セミナーがあります。しかしセミナーは午後6時からの開催の為午前中は時間が
空いてしまいます。よって勝仁社長の提案で神の島と言われる久高島に、共済会の専務
理事に就任されているにんげんクラブ小川社長も同行していただき3名で行くことになりま
した。

P5150164.JPG

久高島は那覇市内から車で1時間弱走った安座真というところから高速船で20分ほど
海を渡った小さな島です。海の水も透き通り、自然がたくさん残りとてもきれいな島です。


P5150177.JPG

この島に来た理由は小川社長、勝仁社長がスピリチュアル体験をすることが目的なのです
がそういったことには全く鈍感な私でも島の雰囲気に心が洗われるような気がしました。

この島には聖域というものがあり観光客はもちろんのこと島民の方でも足を踏み入れては
いけない場所があり、その一つがフボー御嶽というところです。一見しただけだとただの林に
思えますが先祖の魂が宿る場所で島の神女が祭祀の時にのみしか入ることが許されない
為、私たちも入り口までしか入ることができませんでした。
勝仁社長はフボー御嶽の方へ長時間お祈りをしておられました。やはり神聖な場所ですと
普段とは気持ちの入り方が違ってくるのでしょうか。


P5150185.JPG


その先にある海が一望できる砂浜にも行きました。海風が心地よく来てよかったなぁと素直に
思える場所でした。
この島は観光客も多くはなかったですしとても静かな場所なので都会の喧騒に疲れた方が
いらっしゃいましたら是非訪れてみてください。


P5150200.JPG


午後からは沖縄の経営者様に30名ほどお集まりいただきセミナー開催となりました。私は
受付係だったので残念ながら聴講することはできませんでしたが、遠目からでも皆さん大変
熱心にご参加されており、その後の懇談会もとても良い雰囲気の中終わることができたので、
今回のセミナーは大成功だったのではないでしょうか。

そして夜は打ち上げで地元の方が行かれる居酒屋さんに連れて行ってもらいました。沖縄
料理も泡盛も大変美味しく頂きました。東京でも美味しい沖縄料理屋さんはありますが、本場
で味わうのは格別の思いでした。

5/16沖縄出張最終日。本日は初日に訪問できなかったお客様にご挨拶に行き、最後に市場
でお土産を買って終了となりました。あっという間の3日間で東京に帰る際は寂しい気持ちに
なってしまいました。

今回の出張で1番に感じたことは沖縄の方々の心の温かさです。3日間の短い期間でしたが
たくさんの方々にお会いすることができました。皆さん新参者の私に快く接して下さり大変感謝
しております。ご挨拶に行かせていただいたご担当者の皆様、今回のセミナー開催に大変な
お力添えを頂きましたKBC学園の大城様、にんげんクラブ沖縄支部代表の豊見山さま、お客
様をご紹介いただいた安座間さま、空いた時間にいろいろご飯に連れていってくれた小川社長、
そして何より沖縄に同行させてくれた勝仁社長。皆様のおかげで未熟な私も大変勉強になり
とても有意義な時間を過ごすことができました。

次の機会がありましたらまたよろしくお願いいたします。

~☆~☆~☆~


ここから、船井勝仁です。

沖縄の豊見山代表からいただいたメールと、
そこで褒めてもらった、私がにんげんクラブで瀧澤塾をやっている滝澤仁さんに送った文章を、
ここで紹介させていただきます。

これも、沖縄つながりだと思いますので、少し唐突ですが皆さんにシェアしたくなりました。
できれば、下記に引用した私のメールの文章だけではなくて、瀧澤さんのコラムも
読んでいただければと思います。


(引用開始)

月曜日は「船井幸雄.com」にアクセスして船井 幸雄名誉会長の記事を読み、
社員コラム「本音で生きよう」も読みます。

昨日は「瀧澤 仁」さんが勝仁さんから送られてきたメール(※)を紹介なさっていて
僕は2度読みました。
今朝も読みました。

 

(※)
 にんげんは思いをもって生きています。その思いが全てを作っています。
 ないがしろにしてきた自分の思いや他人の思いを感じてみてください。
 お互いにいい思いが残る生き方を一緒にして行きましょう。

 理屈を考えないで感じるままに捉えて行動しましょう。
 今の局面になった理由を説明するのも、理屈です。
 言葉にする必要はありません。ただ、受け止めれば、いいのです。
 返事も必要ありません。

 いまここを理屈抜きで、誰のせいにも、過去のせいにもしないで、
 懸命に笑いながらこなしていけばいいのです。
 考えるな、感じろ。これが全てです。

 理屈を考えると流れが止まります。言葉に置き換えることをやめましょう。
 目の前の現実を感情に左右されないで、受け止めていけば、
 やるべきことは勝手に向こうからやってきます。

 感情を手放して、現実を受け止めればいいのです。
 いま必要なのは、現実を冷静に直視することだけです。
 繰り返しになりますが、思考も手放してください。
 応援しています。がんばってください。


勝仁さんはお忙しいのでメールするのためらっていましたが、
勝仁さんの「考えるな、感じろ。これが全てです」に触発されて、
感じるままにメールしています。

僕はバカでしょう。
ここで言うバカとは「素直さ」のことです。
これからはこんなバカがいいと思います。

勝仁さんの瀧澤さんへのメールを読んで感動しました。
このメールは多くの人に(特ににんげんクラブの会員に)読んで欲しいです。
勝仁さんの個性がにじみ出ています。
勝仁さんがどんな人かわかりやすいです。

感じるままにお伝えしました。

勝仁さんの言葉通り、「お互いがいい思いが残る生き方を一緒にして行きましょう」。

豊見山進


.

ご飯で病気を治す

先週は協同組合企業福祉共済会(私が理事長で小川社長が専務理事をしている共済会
です)が後援する経営者セミナーのために沖縄に行きました。
私は父ほどではありませんが、やっぱり沖縄が大好きです。多分、30回近く沖縄に行って
いると思います。今回のセミナーは企業福祉共済会の副理事長に今月末の総代会で就任
予定の沖縄最大の専門学校である学校法人KBC学園の大城眞徳理事長にお願いして
開催させていただきました。

大城先生は大城眞徳税理士事務所の所長でもあり、沖縄の経済界に大きな影響力を持って
いらっしゃいます。そこで、具体的なセミナーの内容をご子息でKBC学園の副理事長である
大城圭永さんと打ち合わせをしていると、沖縄でしかできない経営についての勉強会を定期
的に開催しようという方向性が決まりました。大城圭永さんの熱い気持ちに動かされて安請け
合いしてしまい、セミナーでお話する前はかなりのプレッシャーを感じたのですが、何とかいい
お話ができたのではないかと思っています。

セミナーでは私だけではなく、やっぱり沖縄が大好きなにんげんクラブの小川社長にも参加して
いただいて、小川さんが四国運輸の社長としてとんでもない苦労を経て身につけた経営哲学を
お話していただきました。今回は30代~50代前半までの2代目を中心とした若手経営者が
中心ですので、小川さんの苦労話から生まれた経営哲学の話は時間が少なくて残念でしたが、
皆様の心に何かを残した様でした。

前日に行った飲みながらの打ち合わせで、小川さんにいつものように宇宙船を中心にした見え
ない世界の話は今回はがまんしてくださいねということになって、小川さんも少し残念そうでした
が、懇親会の席ではそのような話も少しは出ていて、次回は今回の有志のメンバーでPちゃんを
見学するために高知に行こうという話になっていましたので、次につながってとてもよかったと
思っています。

沖縄でも小川さんと一緒にいろいろなスピリチュアルな体験もしたのですが、そのあたりは
船井幸雄.comの私のコラムに登場しているK君が一緒に沖縄に行きましたので、来週のこの
レポートをK君にまとめてもらうことにしましたので、それを楽しみにしていてください。今回は
大城理事長に連れて行ってもらったEBMセンターのことを紹介させていただきたいと
思います。

EBMセンターは韓国の許鳳洙(ホ・ボンス)博士が提唱しているEBM(Ecologically Balanced
Medicine)理論をもとにして運営されているセンターです。許博士は韓国ではとても有名な
方で超VIPが教えを請いに来るような博士なのですが、奥様は鹿児島出身の日本人なのです
が、それにしても縁のない沖縄の癒しの環境を大変気に入って沖縄にセンターを開設されま
した。大体、2ヶ月に一度ぐらいのペースで来沖されて、診断にあたっておられるようです。

大城先生は許博士の健康法をほぼ完全に実行されており、とても効果があることを体感して
いるので、今回の私のように大事な知り合いが沖縄に来るとEBMセンターを紹介しています。
EBMセンターの考え方を簡単に言うと、陰陽のバランスをきちんと考えた食事を摂ることを
提唱しているのです。

許博士の診断によると私は陽性の影響もある陰性の体質を持っています。だから、食べる
ものは陽性の食べ物を食べたほうがいいことになります。小麦よりも玄米、肉で言えば豚肉
や鶏肉よりも牛肉、魚で言えば川魚(鮭や鱒、鰻などは川魚のカテゴリーに入れてもいいよう
です)を食べたほうがいいようです。野菜も効率的な野菜とそうでない野菜とに分類され、
お酒を飲むなら日本酒や米焼酎など、米を原料にしたものがいいようです。嬉しかったのは
大好きな沖縄の泡盛は米が原料なので私が飲むには最適なようです。

先週報告したように、1年ぐらいはお酒を飲まないつもりなので、解禁の時には沖縄に来て、
泡盛を飲むのもいいなあと思っています。ちなみに、お酒はおかげさまでそんなにつらい思い
もせずに止めることを続けています。陰陽で考えると私の体にはトマトがとてもいいようで、
昨日はトマトジュースを飲みながら 野菜グリル等を美味しくいただきました。
野菜やお肉もなるべく上記の私にあったものを食べるようにしています。

健康の基本は薬を飲むことではなく、食事を改善することで達成されるということは真理に近い
のではないかと感じています。ただ、一般的に言われている身体にいいものも、許博士的に言う
と、陰陽のバランスを考えて摂るようにすれば、もっと効果が上がるということになるのです。
とても、論理的で納得が行く考え方だったので、もし、沖縄にスピリチュアルな旅行に行きたい
と思った方は、行程にEBMセンターを加えて、一度診断を受けてみられることをおすすめします。


.

活動再開

ゴールデンウィークが終わって早速いろいろスピリチュアルな動きを始めました。
まずは琵琶湖を見下ろす蓬莱山に登りました。途中までは冬はスキー場になる、びわ湖
バレイのゴンドラで登れるので、実質的な登山は30分ぐらいだったのですが、とにかく寒さ
に負けて私はクタクタにへばってしまいました。琵琶湖には翌日の協同組合企業福祉共済
会の理事会が大阪で予定されていたので、小川さんが神様から言われているご神事に
お付き合いをしたのですが、私にも必要なことだったと感じています。

寒さや私がへばってしまったことなど、何か大事なことに気がついていないというメッセージ
の様な気がしたのです。連休の直前に痛風の発作が出たので病院に行った時に、リハビリ
のために先生は膝を曲げようとするのですが、激痛で耐えられません。先生は気の毒に
思いながらも、「怖がって力が入っているから激痛になるのです。思い切って力を抜けば
少しはマシになりますよ。」とアドバイスをくれました。後から考えると寒いということにあまり
にもとらわれたので、あんなに寒かったのだということを教えてくれて、思いの力で痛みや
寒さ、暑さもある程度は克服できることを教えてくれたのだと思います。

山の上があまりに寒かったので、早めにホテルに帰ってお風呂に入ろうかとも思ったのです
が、大阪の共済の事務所で翌週の沖縄での経営者勉強会の準備をするためのちょうどいい
打ち合わせができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。そして、仕事の打ち合わ
せに没頭して心が高ぶっている時には寒さを忘れているのです。忘れてしまえば寒くないし、
まだ恐怖はありますが多分痛くもないのだと思います。

連休の直前に痛風の発作が膝に出てとても大変だったこともあり、お酒をしばらくやめてみ
ようと感じています。たまたま知り合いの友人の外国人のヨガの先生と会食をする機会が
あったのですが、直感力に優れている先生で私の顔を見て、1年間お酒をやめれば病気に
ならないですよというアドバイスをしてくれました。

逆に言うと、いまのままお酒を飲み続けていれば病気になるということなのですが、今回は
なぜかとてもすなおにアドバイスが腹に落ちて、本当に1年間ぐらいやめてみようと思って
います。会食の時も小川さん達気の合う仲間と飲みに行ってもノンアルコールビールや
ウーロン茶を飲んで結構楽しく過ごせており、いまは禁酒の自信を深めています。

お酒をやめてみて気がついたのは、素面の状態が続いているので、自分の現実をずっと
直視しているということです。そして、現実から逃避するためにお酒を飲んでいたことに気が
付きました。お酒の力を使って逃避しなくても、現実を直視する準備ができたのだと思います。
しばらくお酒をやめてみてハイピッチでたくさん飲んでしまう癖を治すことができたら、そして
楽しいお酒を飲んでもいつも「いまここ」に居ることができる自信ができたら、また飲み始め
ようと思っています。それには、多分1年ぐらいかかるのだと感じているのです。

お酒を飲まなければやっていられないというのは、いままでの私の大事な習慣でした。それは、
私自身をバランスが崩れることから守っていてくれたのですが、一旦そのありがたい習慣を
手放すタイミングがいよいよ来たようです。痛みや寒暖等を克服することも、飲酒の習慣を
手放すことも、本質的なサイレンスを体験するための準備です。直感力や想造力を使いこなす
ためには、深淵の静寂の世界に入っていくことが必要なのです。無意識にはある程度できて
いるのかもしれませんが、いまはそれを意識しながらできることにトライをしたいと感じてきた
のです。

そのような準備ができると、小川さんと一緒にアフリカの旅に行ったKさんから分杭峠に行く
お誘いをいただきました。分杭峠に行ったことはにんげんクラブ会報誌の7月号の巻頭言に
書きましたので、6月の初旬にお手元に届くのを楽しみにしていただきたいと思います。
また、Kさんのことはそろそろお手元に届いたであろう6月号の旅行記に書きましたので
お読みいただければと思います。

分杭峠でのメッセージは自分のこだわりを手放すことでした。自分が考えているほど、周りの
人は私の事を見ているわけではなく、カッコが悪いとか、こういうことはやりたくないという気持ち
も本質的にはこだわりのようです。そして、それを手放していくことができたなら、次のステージ
への道が確実に開いてくるように感じたのです。

最後はPちゃんに呼ばれて高知でのにんげんクラブ高知支部の新しい活動の立ち上げ会に
参加しました。Pちゃんの満月、新月の瞑想会の指導をしてくれている島田先生のリードで死を
擬似体験する瞑想に導いていただきました。

詳しいことは指導を受けないでやると危険だということなので、ここで説明しませんが、私がいま
死んだとしたら最後まで持っていたいものをハッキリとみることができました。そして、それは私が
小学校の低学年だった頃に神様から教えてもらったことだったのですが、それが私のプライドに
なっていて、いままでの人生を支えてくれていたことに気がつくことができました。そして、その
プライドに感謝しながら、そのプライドを手放すステージに来ているように感じているのです。

私の周りの出来事は急速にこのように動き始めました。にんげんクラブもきっと変化していくこと
と思いますので、皆様もご自分の感じている感覚を大切にして、一緒にこの変化を加速させて
いき、次のステージにジャンプアップしていただければと思います。

脱活字中毒

ゴールデンウィークが終わってしまいました。個人的には今年のゴールデンウィークは
久しぶりにのんびりした気分で休みを楽しませていただきました。家族で温泉旅行にも
行きましたし、美味しいものを食べて神社にも行き、ショッピングも楽しみました。
後半の4連休は原稿を1字も書かなかったし、仕事のことも考えずに久しぶりに本格的な
オフを楽しみました。休み明け早々、大阪出張で早速この原稿を書き始めているのです
が、曜日の関係で仕事から全く離れても大丈夫な日程だったのも、神様のプレゼント
だったように感じ、すなおにそれに従ってみたのです。

実は最近はあまり本も読んでいません。それは、小川社長にすすめられた深田剛史さん
の「数霊」シリーズにはまっていたからです。スピリチュアルなことが好きな人には本当に
楽しい本なのですが、なにせボリュームが多いのと本質的な重要なメッセージがそこら
中に織り込まれているので気を抜いて読めないことも相まって苦戦をしてしまい、実質的
にはほとんど1ヶ月をこのシリーズの読破に使ってしまいました。

そのおかげで、擬似でバーチャルではありますが、岩戸開きを体験できたように感じて
います。本当はそんなに読んでいるわけではありませんが、普段の感覚では1日に1冊
ぐらいの割合で本を読まなければいけないという強迫観念があるのですが、マインドで
考えること自体が本質的なことから離れるのではないか、知識は本質的には必要ない
のではないかという思いを持ち始めたことも相まって、じっくりと数霊シリーズを楽しむ
ことができたのです。

そして、連休後半に読んだのは父と同い年である1933(昭和8)年生まれの心理学者で
ある岸田秀先生の「日本がアメリカを赦す日」と「ものぐさ精神分析」という2冊の本だけ
でした。「日本がアメリカを赦すとき」は船井幸雄.comと船井メールクラブの藤原編集長
から借りた本でした。そして、「ものぐさ精神分析」は岸田先生が実質的に世の中に認め
られることになったデビュー作で1970年代後半に出版された古い本です。昔の本は読む
人の読解力がいまよりも高かったので、現在の私たちからすると難しく感じるのですが、
とても興味深く読めました。

「日本がアメリカを赦す日」は、明治維新以降の日本は精神分裂に罹っている。それは、
ペリーに無理やり開国されたことが強姦されたような体験として心の奥底に残っている
ためだ。和魂洋才というが、和魂を大事にしたいという内的自己と洋才という現実を
受け入れざるを得ないという外的自己が分裂してしまっており、太平洋戦争(著者は
自分は右翼ではないが大東亜戦争というのが一番正しい表現だと思うと書いています)
を戦っていた4年間を除いて、ずっと内的自己を抑圧して外的自己に従って生きてきて
いることで精神分裂症に陥ってしまっていると分析しているのです。

ちなみにアメリカは建国時にインディアンを虐殺したという歴史を正当化するために、
遅れているインディアンにアメリカ文明というすばらしいものを与えようとしたが、それが
受け入れられなかったので、仕方がなく大虐殺をしたというストーリーを守るための自己
正当化で、戦争をする時は必ず無条件降伏を要求するという欠点がある。原爆を広島と
長崎に投下したのは黄色人種である日本人を人間と認めていなかったからだという説が
あるが、それも一理はあるかも知れないが、本質的には日本を無条件降伏させるために
は、何千万人の日本人と何十万人のアメリカ人の犠牲を強いて本土決戦をするか、原爆
を落とすしかないという二者択一だったから落としたのだという説が正しいのだと思うと
いう意見です。

しかし、本質的には無条件降伏を迫るのではなく、天皇制を堅持するという国体護持さえ
認めれば、日本は原爆を落とされなくても降伏した可能性は高く、無条件降伏を得なけれ
ばならないというアメリカという国の精神的な幼さが原爆投下の本当の原因だったとみる
べきだという意見です。そして、内的自己を抑圧することになった戦後の日本は日本が
アメリカの属国だということを認めることなくごまかしているが、まずはその事実を認める
ことが必要だという論旨を展開しているのです。

そして、何よりも面白かったのは、人間は本能が壊れている動物であり、そこが他の動物
との一番大きな点であるという岸田先生の基本となる考え方でした。これを最初に提唱し
たのが、「ものぐさ精神分析」だったのです。人間以外の動物は本能が壊れておらず、本能
に従って生きているだけで苦労せずに現実に対処しているが、人間だけは本能が壊れて
おり、外的自己と内的自己が分裂しているので、観念や意識が必要になると言うのです。
そして、その観念や意識を獲得するために言語が発明されたのです。

つまり、本能に従って生きられるのならば、本当は言語も必要なく、ましてや本を読んで
知識を獲得する必要はないのです。そういう意味では、ゴールデンウィークのテーマで
あった脱活字中毒を是認してくれる本に出会ったというわけです。

自分の中にある岩戸を開くレベルまで来たにんげんクラブですが、自身の岩戸は抑圧して
きた内的自己に気がつくことからスタートします。抑圧していたからこそ守られていたバランス
を、それに気がついてもなお保つ必要があるステージに来ていることを考えると、まさにいま
の私に必要な本に出会ったのだと思います。考えてはいけないと言いながらも、ゆっくりと
した時間の中で有意義な事を考えられた素敵な休日でした。

岩戸が開きました

ゴールデンウィークの真っ最中ですが、いかがお過ごしですか?
4月27日の名古屋でのミロクフェスティバルが無事に終わりホッとしています。あれだけの
イベントを愛知支部のメンバーが中心に運営してくれたのはすごいことだと思います。
もちろん、いろいろ不手際があり、色々な方にご迷惑をおかけしたことは真摯に反省しなけ
ればなりません。特に、集客数が思ったほど伸びなかったことに関しては本当に申し訳なく
思っております。

でもやっぱりすごいイベントでした。オープンワールドが終わって、これからのにんげんクラブ
の方向性を考えるうえで、色々な可能性を提示していただいたものになったと思います。
同じスタッフが過去の成功体験に基づいて運営するイベントでは成し得ないような手作りで
ボトムアップなイベントの運営方法の雛形が確実にできたのだと思います。

雛形を作るために、今回のスタッフの皆様には本当にしんどい思いをさせてしまいました。
しかし、これからの時代はしんどいことを続けるのではなくて、それを楽しいことに変化させて、
いいとこ取りでやっていけばいいのだと思います。せっかく作ってくれた雛形を利用して、
そこに続く皆様は楽しくワクワクしながらやって行きませんか。他人と比較することや儲ける
ことが目的でなければ、自分が作ったものをどんどん利用してもらうことほど、嬉しいことは
ないからです。

映画「祈り」は白鳥哲監督の力で万人が受け入れられるものになりました。
ミロクフェスティバルは、まだ万人に受け入れられるものになっていませんが、皆様が少しずつ
各地でいいとこ取りをやっていただけると、それがいつの間にか形になってくるのだと思って
います。今度はコンテンツ(イベントの内容)も自分たちで作り上げていく時代に突入したのだ
と思います。

このコンテンツを自分たちで作り上げるということは、本当に大きなステップだと思います。
受け身で与えられた物を紹介するレベルから、自分たちが想造(あえてこの言葉を使います。
想いが現実を造るということをこの言葉が表していると思います)に関わる事を認識しながら
行動するレベルに入ることができたからです。想造活動は辛いものですが、とても楽しいもの
でもあります。現在の人気職種をよく見てみると、ほとんどこの想造活動に関わる職業です。

想造の喜びを多くの方が知って、それを与え合う方向に使うことができるような社会が実現
すれば世の中は格段に良くなっていくと思います。ミロクフェスティバルの後の2次会で兵庫
支部の山内尚子代表と話し合いました。二人とも病み上がりで、時間は12時近くになってい
ましたが、まったくお酒が入っていない状態で冷静に話をすることができました。

山内さんは地に足が着いたとてもバランス感覚を大事にした、新しい世の中の実現をいつも
みんなに話しています。今回のミロクフェスティバルに合わせて、二人の共通の友人である
佐々木重人さんの「マトリックスの真実」(本書のお求めは新日本文芸協会きれい・ねっと
TEl 079-285-2215 FAX 079-222-3866 までご連絡ください。)
という小冊子を出版されました。私が、蛇足的な解説をさせていただいたのですが、実は本質を
突き過ぎているとても危ない本だと思います。

出版という本業では、とても大胆な山内さんはタブーなどまったくお構いなしで、本音その
ままの出版のお手伝いをしてくれるのですが、それにしても「マトリックスの真実」は、既成
概念を越えて新しい活動をしている人の持っている思いすら強烈に否定するもので、良い
世の中を作るために一生懸命な人ほど、読んでいて腹が立ってくる様な内容になっている
と思います。

でも、お酒を飲んでいない山内さんの「この内容に腹が立つようでは、これから伝えていかな
ければならない本質的な内容をバランスよく受け入れて、広げていくことはできない。」という
コメントはとても的を突いている発言だと感じました。そのためには、余計なトラウマやカルマ
やエゴをどんどん手放していくことです。でも、「マトリックスの真実」にかかればトラウマや
カルマも本当はそんなものは一切存在しないことになります。

だから、それが次元を越えて受け入れるぐらいに、現世に対して突き放して見ることが大事に
なるのです。そして、ミロクフェスティバルのステージまできた、にんげんクラブの支部の皆様は、
その次元の壁を超えつつあるのです。そういう意味で岩戸が開いたのだと思います。
昨日までの自分を包み込んで行くような高次元の自分を感じてみて下さい。 
 
ただ、大事なのはその次元は上にあるのではなく、下にあるようなイメージを持った方が、
バランスが取れます。上に行くと、自分が偉くなったように勘違いしてしまいます。
下のイメージで自分が多くの人を支えているイメージの方が、本当はどちらも同じですが
安全なのだというのが、山内さんの意見でした。下に降りて行って次元を上昇させる岩戸開きを
一人ひとりが自分の中で行なっていくことが、今回の結論だったと思います。

まずは、「マトリックスの真実」をじっくりと読んでみていただければと思います。
そして、今度はもう一つ内側にある次の岩戸を開いて行きましょう。


出雲ツアーからミロクフェスティバルへ

先週は全国のにんげんクラブの人たち36人で出雲に行って来ました。私は出雲に
行くのは3回目ですが、今回の出雲ではいろいろなシンクロニシティを感じました。
例えば、神社ばかりを巡る一風変わったツアーだったのですが、たまたまバスガイド
さんが「社ガール(神社ガール)」という会に入っているような神社大好きなガイドさん
で、それでかなり突っ込んだお話をしていただけてとても参考になりました。

小川社長がにんげんクラブを率いるようになって1年4ヶ月が経過して、小川体制が
確立してきたように思います。それは、こういう会にお集まりいただくメンバーの顔
ぶれを見ていても感じます。神様(サムシンググレート)からのメッセージにすなおに
「はい」か「Yes」で行動していく小川さんの直感力に魅力を感じる人が集まってきて
います。正直に言うと私は着いていかなくてもいいぐらいの存在感でした。ちょっと
体調が悪かったのも原因ですが、今回は小川さん中心で本当に良かったと思います。

個人的に私が今回のツアーで感じたことは、人間の純粋な思いの力でした。陣賀山
というパワースポットに最初に行きました。何ともとらえようのない不思議なところでし
たが、そこを守っておられる幸野孝治さんという元高校教諭の場に対するすなおな
思いにはちょっと感動してしまいました。少し悪意のある人が行くと突っ込みどころ
満載という感じの活動をしておられるような気もしますが、にんげんクラブの純粋な
メンバーで行くとそれは楽しい訪問でした。

本物かどうかの検証をすることは大事なことですが、それ以前に人間としての物事に
対する向き合い方が問われているのだなあと強く感じました。小川さんの神事
(かみごと)に対する純粋な姿勢にもつながりますし、私たちが訪問させていただいた
神社の神々様も、きっとそのようなすなおな心を楽しみにしていらっしゃるのではと
思いました。

今回のツアーのメインイベントは2日目の朝の出雲大社の正式参拝でした。正式参拝を
終えて外に出てみると、雨が降っていたのが嘘のような快晴になっていました。とりあえ
ず、純粋な人が36名集まった思いは神様に届いたのだと思います。実は、私は寒かった
からか風を引いてしまい、その後別の病気にもなって何日間か仕事を休んでしまいました。
すなおになりきれていなかった自分の姿が反映したものと反省していますが、病気になる
ことで要らないものがまたひとつ手放せたかなあとも思っています。

身を謹んで行きたいとは思いますが、これも前向きに捉えて、新しい世の中を作っていく
にんげんクラブの活動に邁進して行きたいと思っています。そして、いよいよ今度の27日
(土)は愛知支部の「ミロクフェスティバル」です。新しい世の中を創造するために、支部の
主なメンバーの方々が本当に必死で活動を続けていただいている姿には頭が下がります。
素人集団が運営しますので、いろいろ大変なことがありますが、これをどんな気持ちでやり
遂げていくか、具体的に言うとワクワク楽しみながら気持ちを一つにしてやり遂げることが
できれば大成功なのだと思います。

前日には小川さんとヴィクトリア湖とイースター島に行くことになったきっかけでもある恵那山
の保古の湖にも行ってくることになっています。それまでにはしっかりと体調を治して、いま
私たちが必要としている活動をやり遂げてきたいと思っています。それができれば、この
ミロクフェスティバルの形があるべき姿となって全国の支部に拡がって行くのだと思います。

今年のにんげんクラブ活動のメインイベントといってもいいミロクフェスティバルにぜひ皆さんも
足をお運び下さい。そして、今度は自分たちの手でミロクの世の中をバーチャルではありますが、
実現させて、それを実際の生活にも応用していく道を自然と確立していただければと思います。
名古屋で皆様にお会いできることを楽しみにしています。

女性の時代

4月14日(日)はSeiさんのフロンティアショップで行われた村松祐羽さんの講演会に
出席しました。きれいでとてもステキな人生を精一杯生きているすばらしい女性たち
がたくさんいらっしゃいました。例えば、「知られざる最強の創造エネルギー
なぜ性の真実『セクシャルパワー』は封印され続けるのか
」(ヒカルランド)
という著書を出している夏目祭子さんも出席していました。

村松さんから、そんな夏目さんのようなステキなパワーのある女性たちとランチを
するので勝仁さんもいらっしゃいませんかとお誘いをいただいたので、軽い気持ちで
参加させていただきました。私の悪い癖は約束をするときにはシチュエーションを
考えずに気楽に受けてしまうのですが、いざ出かける時になると本当は人見知りな
のでどう対応したらいいか分からずにドキドキしてしまいます。この日もまさにそんな
シチュエーションになってしまいました。

もうひとつの悪い癖は、自分の限界を超えた状況になると、ついついお酒を飲み過ぎ
てしまうことです。そして、お酒の勢いを借りて、言いたいことを言ってしまうのです。
まあ、実は酔っ払っている時の方が、本音を話していると思っていますので、それも
悪くはないのですが、いい年になって来ましたので、こういうことを続けているのは
正直身体がきつくなってきましたのでいい加減にしようと思います。

あるにんげんクラブの会員さんから、「勝仁さんは大勢の人に会っても疲れないよう
ですが、コツはなんですか?」と聞かれました。すなおに「実はとっても疲れています。」
と返答したらとても納得してもらいました。すばらしいパワフルな人に会っているので
すから、本当はパワーをもらって元気になるはずなのに、疲れてしまうのは困ったもの
だと思うのですが、結局は気持ちの持ちようなので自分の可能性を信じて次からは
自信をもってパワフルな人にも接したいと思います。

実は村松さんからそのようなアドバイスをもらったのですが、本当にこれからの時代は
思っていることがすぐに実現しますので気持ちはとても大事になると思います。そして、
気持ちを高めて臨みたい「ミロクフェスティバル にんげんクラブ愛知大会」が
いよいよ間近に迫って来ました。何と言っても1日だけのセミナーに講師が32人も登場
するオープンワールドを完全に凌駕している大イベントになりました。

しかも、それを愛知支部の人たちの気持ちというか思いの力で運営していくという、
よく考えたらとても大胆なイベントになりました。こういうことができる世の中になった
ことが本当に有難いことだと思います。こういうことの一つひとつの積み重ねが、世の
中を変えて行くと確信しています。しかし、ちょっとだけ気がかりなのは、私が気後れし
てしまうことです。そうならないように、私も強い気持ちを込めてこのイベントに出席し
たいと思っています。だって、愛知支部のみなさんがこんなに頑張っているのに、私が
ドギマギしていたらおかしいですよね。

ただ、私はそういう立場だから当日はしっかりと気合を込めて行きますが、基本的には
しんどい思いを持ってイベントに立ち向かう必要はないと思っています。そうではなくて
楽しんでしまうことが何よりも絶対に大事です。そして、白鳥監督から教えてもらったの
は、「弱気な自分」や「後ろ向きの自分」も認めてあげることがまず大切なのです。
そこで頑張り過ぎないで、現実を直視することが大事なのです。だから、私も本当は人
見知りで結構孤独が大好きな自分のことを認めて、そんな弱い所のある自分をまず
褒めてみることからはじめて行こうと思います。

これからの時代はスーパースターに引っ張られる時代ではありません。でも、普通の
会社員や公務員や主婦であるにんげんクラブの支部のメンバーの人たちがこんな
すごいイベントを自主的にやってくれるようになって来ました。それは、誰でも自分に
すなおに向き合うことができれば、その持っているポテンシャルはとても大きなものが
あるということを証明しているのだと思います。だから、ワクワクと本当に楽しみながら
イベントを盛り上げていくことができるのだと思います。

そして、自分が変わることで世の中が変わります。過去と他人の責任にしていたら
現実は何も変わりません。そのことは、にんげんクラブの人にはもう分かっていただい
ていると思います。だから、とっても頑張っている愛知支部の人たちの応援にぜひ4月
27日は名古屋にお集まり下さい。そして、次はあなたが変わることで世の中を変えて
行きませんか。

マトリックスの真実

いよいよ4月27日のミロクフェスティバル(にんげんクラブ愛知大会)が迫って
来ました。
愛知支部の小杉支部長やミロクフェスティバル実行委員会で大活躍の中山恵美賀さん
からミロクフェスティバルについての船井幸雄会長からのメッセージをもらってほしいと
いうリクエストをいただきました。いままでそのことに気が付かなった自分を大いに反省
しました。

それで、週末に実家を尋ねた時にお願いしてみました。父はミロクフェスティバルのこと
を不思議な催しをするものだとずっと思っていたそうです。愛知支部の皆さんがやりたい
ことを自分たちの力で進めているイベントなのです、と言うと納得した様子でした。
詳しくは4月15日付けの船井幸雄.comの「船井幸雄のいま知らせたいこと」
のページで取り上げてくれることになりました。

父らしく、すなおに驚きを表現している内容です。でもよく考えれば、船井幸雄が一番
好きなのが「びっくり」ですので、このミロクフェスティバルから何が起こるのかを本人も
とてもワクワクと楽しみにしていることが伝わってくる内容です。そして、もう一つ父らしい
のはこれだけの講師が出て、この値段は安すぎるとびっくりしている点です。ぜひ、父の
想像を超えたイベントをみんなの力を一つにすることで創りあげていきたいものだと
思っています。

また、ミロクフェスティバルに対する注目も直感力のある方を中心に確実に拡がっている
ことが感じられます。例えば、新日本文芸協会という出版社の山内尚子社長は私の
親友ですが、やはり大親友の佐々木重人さんの「マトリックスの真実」という小冊子を
ミロクフェスティバルが開催される4月27日に合わせて出版する計画を立てています。
そして、佐々木さんの本文が15,000字程度にも関わらず、私に10,000字弱の解説を
書かせるという暴挙に出ようとしているのです。

ここで、このように取り上げているのですから山内さんの作戦は大成功だと言えますが、
あえてここで取り上げたくなるようないい小冊子になることも間違いないと思っています。
「マトリックスの真実」は、本当にすごい小論です。すご過ぎてうっかり読むと大やけどを
してしまいそうになります。だから、本当は私の解説はまったくの蛇足にしかならないの
ですが、中和剤の役割ぐらいはするのかなあと思っているのです。

その解説にも書きましたが、著者の佐々木重人さんは困った人です。本質的な真実しか
興味がないので、浮世の義理とか、常識とかタブーとか、人間関係を円滑にするための
お付き合いなどは、まったく考慮の対象外になります。船井幸雄や佐野浩一をはじめと
する㈱本物研究所のスタッフや私はなぜか大丈夫なのですが、それ以外の私が紹介
した人たちはほとんど、佐々木さんと喧嘩します。

佐々木さんの通った後に道はできるのですが、その道は荒削りのままでまったく整備
されていないので、その道を通ろうと思うと、とても大変な苦労をすることになります。
でも、苦労してその道を通ってみると、逆に人間関係などの余計なことにまったく気を
使っていない分、変な小細工がされておらず最初の理念が純粋に守られています。
だから、最初の苦労を越えてしまうときれいにまっすぐに歩くことができるすばらしい
道だったということも経験させていただきました。

「マトリックスの真実」は、この世の中には目に見える世界と目に見えない世界があり、
本当は目に見えない世界の方が大切なのだということが分かっている、有意の人の
方がショックを受けて反発を感じる可能性が高いのかなあ、と思ってしまうところもあり
ます。何しろ、読んだ人がどんな反応をするのかなどは、まったく考慮されずに書かれ
ているので、ツボにはまると強烈なパンチを食らうことになるのです。

でも、この時点で佐々木さんのパンチを浴びてみるのも、これからのスピリチュアル
ライフを生きていく上では、とても大事なことなのだろうと思います。ぜひ、誰よりも早く、
佐々木重人の世界を味わうためにも、また、船井幸雄もびっくりしている愛知支部の
人たちの名古屋の地から渦をどんどん回していこうという思いを味わうためにも、
今年のゴールデンウィークの最初の1日は名古屋まで出かけてみませんか。
このレポートの読者の皆様にとっては、いままでにないすばらしい体験が味わえる
ことになると思います。

お花見

先週、愛知県の岡崎城公園でにんげんクラブ愛知支部の皆様とお花見を
楽しんで来ました。お酒を飲む機会は多いのですが、面倒なことができない性格なので
お花見でお酒を飲むのは、新入社員の時に場所取りをしてお酒を飲んで以来だと思い
ますが、とても楽しませていただきました。愛知支部の主要メンバーである岡崎の
鈴木和子さんが、年末からやりたいと言っていたそうで、1週間前の寄合で4月27日の
にんげんクラブ愛知大会:ミロクフェスティバルを盛り上げるために開催が
急遽決まったのです。

それで、私にも電話があり、参加しませんかというお誘いをいただいたのですが、
ちょうど翌日から京都に行く予定になっていたので、二つ返事で参加を表明したと
いうわけです。鈴木さんの思いが実現したことになりますが、本当に純粋な思いは
肯定的なことも否定的なこともすぐに実現するようになりました。正しい肯定的な
思いを持つことの大切さをしみじみ感じています。

桜.jpg

桜はとてもきれいでした。こんな見事な桜を見たのは、アメリカのワシントンで
ポトマック河畔の桜を見たとき以来です。その時は、二十歳になる息子が生まれた
ばかりで、ベビーカーを押しながら桜を見た覚えがありますので、もう20年前の
ことになります。愛知支部の皆様のおかげで、20年ぶりにゆっくりとした気分で
桜を堪能させていただくことができました。食べきれないぐらいのお料理と、
適度に酔っ払うぐらいのお酒もいただいて、本当に楽しい時間を過ごさせて
いただきました。愛知支部の皆様、本当にありがとうございました。


花見.jpg    夜桜.jpg


ところで、読者の皆さんはゴールデンウィークの最初の日に開催される
ミロクフェスティバル(にんげんクラブ愛知大会)のことを認識していただいて
いるでしょうか。昨年で、残念ながら船井幸雄オープンワールドは終了することに
なりました。理由はオープンワールドの役割は終わったと感じたからです。

昨年の時点でもオープンワールドに来ていただいた皆様には大変ご好評を得て
います。理由はズバリ楽しいからだと思います。オープンワールドはミロクの世を
バーチャルではありますが、実現していました。オープンワールドにいらしていた
だけるような方は、世の中が変わって行かなければいけないことに気がついて
いる人たちですから、それを実感できるのが楽しかったのです。

でも、会場の外に一歩出れば、何も変わっていない現実社会が待っています。
翌日、職場に行っても、そこには何も変わっていない現実があるのです。だから、
ミロクの世にしなければいけないことは確認してもらえるのですが、オープン
ワールドに出てもらっても現実は何も変わらないのです。でも、自分たちだけが
自己満足で喜んでいる時代はそろそろ終わりにしなければいけないのだと私は
強く感じていたので、自己満足で終わってしまうオープンワールドを終了させる
ことにしたのです。

そして、その後から拡がっているのが、白鳥哲監督の映画「祈り」の自主上映会を
各地の支部で実行することです。昨年の愛知から始まって、全国へと拡がっており、
その成功を見た別の支部の人がそれを地元でも開催するという善循環が起こる
ようになりました。そして、にんげんクラブの支部で一番進んでいる愛知支部が
今回企画してくれたのが、オープンワールドのスケールをある意味では凌駕して
いるミロクフェスティバルなのです。

1日の講演会なのに、なんと出演する講師の数はチラシに載っているだけで32人。
セミナーやヨガ等のワークショップがなんと同時並行で7ラインも走っているという
とんでもないイベントになっているのです。これは、正直言って、私たち会社の人間が
企画したのではとてもやれないイベントです。なんといっても、全部ボランティアで
やっていただき、収益を上げることをまったく目的にしないイベントだから実現できる
のです。

私たちが商業的に作ったイベントに参加していただいて満足いただくだけでなく、
時には自分が主催者側に立って、イベントを運営すると、それは大変な思いも
いっぱいすることになりますが、そこから得られる喜びもものすごいものがあります。
それに何より重要なのは、主催者側になってイベントの運営をしていると、自分を
含めて自分の周りが有意の人に確実に変わっていくことです。

そんな、愛知の先進的な試みである、ミロクフェスティバルに連休の最初の日には
当たりますが、ぜひ足を運んでいただいて、実際ににんげんクラブで始まりつつある、
ミロクの世づくりを体感していただければと存じます。
ぜひ、よろしくお願いいたします。

カルマの解消

今週は先週と違い東京にずっといるのですが、それで油断したわけではありませんが、
このウィークリーレポートを書くのをすっかり忘れていて、当日のお昼になって慌てて原稿を
書き始めました。本来は小川社長と一緒にイースター島に行っているスケジュールだった
ので余裕があるはずなのですが、東京に居れば東京に居たで何やかやとやることがあり、
時間がなくなってしまいます。

ミヒャエル・エンデの名作『モモ』に出てくる時間泥棒に取り憑かれているのかもしれま
せん。本来はゆっくりとした時間を取り戻して直感を感じることができる時間を増やさな
ければいけないのだと思います。だから、ついつい荒い波動を出してしまっているのかも
しれません。

皆さんのお手元に届くのはもう少し時間がかかりますが、先日にんげんクラブ会報誌の
5月号の校正をしていました。最初のにんげんクラブインタビューは荒井義雄先生です。
このインタビューにはいつもの重冨さんやこだまゆうこさんに加えて、小川社長も参加して
いました。記事の最後の方は荒井先生と小川社長のスピリチュアル対談を忠実に再現
していましたが、これがメチャクチャ面白かったです。ぜひ、会報誌が届くのを楽しみに
していてください。

このスピリチュアル対談の中で、イースター島の意志はいまは波動の荒い人には来て欲しく
ないと思っていることや、もし、私が小川さんと一緒にイースター島に行っていたら大ケガを
することになっていたことなどが紹介されていました。ということは、私の波動が荒いという
ことになります。時間泥棒に時間を完全に盗まれている状況なので、それももっともだと妙に
納得してしまいました。

荒井先生が、私がイースター島に行くと大ケガをするという話を聞いたこだまさんが「死なない
のなら、ケガをしたほうがカルマが落とせるので行ったほうがいいですよ」と、真剣に言いました。
ひどい人だなと思ったのですが、いかにもこだまさんらしい発想です。確かに人間はカルマの
精算のために生きているとも考えられるので、さすがに死ぬのがわかっていたら行かない方が
いいと思いますが、大ケガですむのなら行ったほうが良かったのかもしれません。

ちなみに、先々週に報告させていただいたように、宮崎に本物のモアイ像があって、それに
行ったのですが、不思議なことにその夜にお腹の調子が悪くなって、病院に行ったら
大腸憩室炎で今週中は安静にしていなさい、それから食事もお粥ぐらいの流動食にして
下さいと言われてしまいました。先生に「明日はなんとか休めるのですが、明後日は講演が
あるので休むわけにはいきません。」と言うと「あなたが講演するんですか?それならその
直前に行って、終わったらすぐに自宅に帰りなさい。」という返事が帰って来ました。

結論から言うと、病院に行った日を含めて2日間休み、講演の日は午前半休にしましたが、
それ以降はほぼフルタイムで仕事をしました。講演会は船井塾感謝の集いだったので、
ゲスト講師の御薗治療院の中村秀一院長に講演前の控え室でちょっと治療をしてもらうと
不思議なことにみるみる良くなったからです。本当に世の中にはすごい超プロがいっぱい
いるものです。

ここで言いたいことは、宮崎のモアイ像でもカルマ解消ができたのかもしれないということ
です。だからもしかしたら入院が必要なぐらいの病気になってしまったのですが、おかげさま
で最小限の痛手ですむことができたという感謝の気持ちを書きたいと思ったのです。だから、
波動の荒いことを認識できたいまは、そんな自分を認めて、その思いを手放していかなけ
ればならないと思っています。

いつもなら、原稿を忘れているような状態になってしまうと、ものすごい荒い波動を出して、
一目散に原稿を書いてしまうのですが、今日はゆったりとした気持ちで書くことができて
います。そうすると不思議なもので、来てくださる予定の方から電話があり、すみませんが、
少し遅れますということになりました。おかげで、短い時間で、しかもゆったりとした気分で
原稿を書くことができました。

何も恐れることがないし、何もイライラする必要もないし、何も焦る必要がないというのが
この世の本当の原理なのかもしれません。このことを教えてくれた今回の事態に感謝して
筆を置きたいと思います。

移動距離と情報量

今週は水曜日が休日なので、このレポートのアップが木曜日になりました。それで、この原稿は
水曜日の朝、仙台に向かう新幹線の中で書いています。私は整理整頓が苦手で自分の書斎は
散らかっていて落ち着かないので、家で原稿を書くよりも移動中の新幹線や飛行機の中、
さらには高速バスの中や原稿に追いまくられている時は山手線の中でも原稿を書いている
ことがあります。ある面、一人になれる絶好の場所で一番集中できるのかもしれません。

また、夜はどうしてもお酒を飲んでしまうので仕事になりません。お酒を飲んだほうが筆が進むと
いう友だちもいますが、私の場合は全然ダメで、どうしても書かなければいけない時は朝早く
起きて静かな家のリビングで書かせてもらうことにしています。これも、どちらかと言うと出張先の
ホテルの方が書きやすいので、自然と家にいる時間が少なくなり、家族には迷惑をかけています。
(最近はいない方が喜ばれている気もしますが・・・・・)

今週もお陰様で移動ばかりさせていただいています。月曜日は東京にいましたが、火曜日は甲府、
水曜日の今日は仙台で映画「祈り」の自主上映会をにんげんクラブ宮城支部の皆さんがやって
くれるので、その応援に向かっています。先週のレポートでは宮崎での自主上映会の様子を
書かせていただきましたが、全国各地で自主的に動いてくれる流れが広がってきていて、私が
思い描いているにんげんクラブの形がだんだん実現して来ました。

そして、明日木曜日は長野で、明後日からは1泊2日で大阪の予定です。今度の土曜日が船井
総研の株主総会なので、それに出席しようと思っています。私は役員ではないので出席する
必要はないのですが、年に1回の定時株主総会にはなるべく出席させていただきたいと思って
います。最近は開かれた総会がすっかりどこの会社でも定着し、船井総研の総会も忌憚のない
会社側の説明が聞けるので楽しみにしているのです。

このような生活を送っているのですが、身体は疲れますが、情報という面ではいろいろな現場の
生の声を聞かせていただけるので、ありがたいことだと思っています。昔、船井総研に入社した
頃、大先輩のベテランコンサルタントから、情報量は移動距離に比例するということを教えて
いただいたことを思い出します。コンサルタントは好奇心を旺盛にして、いろんな機会を見つけて
は現場に実際に見に行くことの大切さを教えてくれたのですが、いまはコンサルタントをしている
わけではありませんが、やはり情報業をさせていただいているので、いろいろなところに出向ける
機会が豊富にあるのは、とても有難いことなのです。

にんげんクラブの支部の活動は、最初は寄合を開いて行くことから始まります。寄合でいろいろな
話をしているうちに、何かイベントをやろうということになると、寄合がどんどん盛り上がって行き
ます。いまは、映画「祈り」の自主上映会が中心ですが、一番進んでいる愛知支部は自主的に
にんげんクラブ愛知大会を4月27日に開催してくれることになりました。

これは1日だけのイベントなのですが、なんと講師の数は32人にも登り、オープンワールドが
顔負けするような内容になりました。ほとんどすべての企画や交渉を愛知支部の人がやって
くださり、大変ですがとても楽しんでやっていただいています。にんげんクラブの活動と阿波
踊りを同じにしては申しわけありませんが、「踊る阿呆に見る阿呆、どうせ阿呆なら踊りゃな、
損そん」なので、イベントに参加するだけよりは、本当は主催側に回った方が面白くてたまらない
のです。

よく考えてみると、昔の村落ではお祭りが毎年あり、それに青年会などが中心になって関わる
ことで、みんな自主的にイベントの開催側に回るという経験をしていたのだと思います。それと
同じようににんげんクラブの活動が全国で広がっていき、やがて最初がにんげんクラブだった
ことも忘れて、善意の輪が自然に日本中、世界中に拡がっていくことが理想的な姿だと思って
いるのです。

そして、私はそれを回らせていただくことで、それぞれの地方の個性豊かな運営の仕方を
楽しませていただくことができています。船井幸雄はコンサルティングの現場で「師と友づくり」
の大切さをよく話していました。誰かが先進的なことに取り組めば、その人を師として教えを
受け、それを友を作りながら切磋琢磨していけばいいという意味です。会員の皆様もお金と
時間はかかりますが、4月27日のにんげんクラブ愛知大会は一見の価値があると思います
ので、ぜひ足を運んでみてください。よろしくお願いします。

神話の世界

3月9日に、にんげんクラブ宮崎支部が映画「祈り」の自主上映会を開催しました。私も昨年の
11月の愛知支部の自主上映会の成功と同じく、これからのにんげんクラブが支部中心で
「うず」を作りながら動いていくためにとても大切なステップだと思いましたので、宮崎まで
出かけることにしました。

450人ぐらい入る会場で2回の上映会をやりました。それで、実数で620人以上の人が入場し、
800枚近くのチケットが販売できたそうです。心配された大きな混乱もなく、上映の間に行われた
白鳥哲監督の講演の時は、ほとんど空席が見当たらない状態にはなりましたが、ご来場いただ
いた皆様にはとても喜んでいただけたようでした。

上映会終了後のボランティアの方との懇親会に出席したのですが、にんげんクラブの会員か
どうかにかかわらず、友だちの友だちに輪がどんどん拡がっていき、いつの間にか30数名の
ボランティアが自主的に動いてくれる組織になっていました。生協さん等も非営利の上映会と
いうことで無償でご協力いただいたようです。私の目指す理想のにんげんクラブの形が実現して
来ていることを強く感じる上映会でした。

今回の自主上映会で頑張ってくれた支部代表の日高さんはじめ、スタッフの方にこの場を借りて
御礼を申し上げたいと思います。

さて、今回の宮崎行きでは神社にもたくさん連れて行ってもらいました。空港に着くと最初に宮崎
神宮に参拝させていただきました。これは白鳥監督のリクエストだったのですが、監督はタクシーで
先に神宮に向かってしまうというハプニングがありましたが、そのおかげで監督が江田神社という
伊邪那岐尊が黄泉の国から帰ってきて禊をしたという禊池が近くにある神社をお参りすることが
できたのです。

私は映画の上映前にご挨拶をすることになっていたのでご一緒することはできなかったのですが、
楽屋でお会いした監督の第一声が「禊池は素晴らしかったですよ。」でした。本当はご講演の前に
瞑想をしたいと監督はおっしゃっていたようなのですが、私と話が盛り上がってしまい、結局出番の
直前まで話をしていました。申し訳ないことをしたなと思っていたのですが、禊池で瞑想をされて
いたようなので少しだけほっとしています。 

白鳥監督の次回作は微生物をテーマにした「蘇生」です。琉球大学名誉教授の比嘉照夫先生を
中心に、どんな劣悪な環境でも蘇生を実現する微生物にスポットを当てた作品を作られています。
私も多少、微生物の世界は知っているのですが、とてもむずかしいテーマも内在している分野で
監督もそのことをよくご存知でしたが、いまこそチャレンジする時だという覚悟を持っていらっしゃる
ようです。次回作にも期待をしたいと思います。

なお、映画「蘇生」基金地球蘇生プロジェクトなどに協力していただくことができます。
無理をする必要はありませんが、「祈り」も「蘇生」もにんげんクラブ会員等の善意の皆様のお金で
作られた映画です。商業的なものではなく、みんなの善意に乗って拡がっていくのは、にんげん
クラブと同じでこの手法がこれからの時代の主流になっていくのだと思います。

翌日の日曜日に支部代表の日高夫妻に、監督が絶賛された江田神社に始まって鵜戸神社、
イースター島のモアイ像(チリの本物に行く予定だったのですがまさか宮崎にあるとは知りません
でした)、駒宮神社、青島神社に連れて行ってもらいました。本当に神話が日常にあるのが宮崎だ
ということがよく分かりました。そして、懇親会の前には憧れのお菓子の日高
「なんじゃこら大福」を食べることもできました。

「なんじゃこら大福」は宮崎の名物でかねてから憧れていたのですが、日高さんのご主人の
ご実家でもあり今回の自主上映会のチケットも100枚以上の販売をしてくださいました。本当に
善意の輪が広がっている宮崎を堪能させていただいたとても充実した2日間でした。
最後に宮崎で広がっているもうひとつの善意の輪のお話を紹介させていただきます。

宮崎市在住の大林未来ちゃん(7歳)は拘束型心筋症という難病にかかっています。カナダで
心臓移植の手術をすることになっているのですが、多額の費用が必要になります。
そこで、宮崎の方が募金活動をすすめているのですが、まだまだ目標には到達していません。
「みらいちゃんを救う会」のホームページを
ご覧頂き、ぜひご協力をお願いします。

事向け和す(やわす)

おかげさまで無事にアフリカから帰って来ました。詳しいことはにんげんクラブの会報誌で
まとめて書くことになりましたので、そちらをぜひ楽しみにしていただければと思いますが、
とてもスピリチュアルな旅でした。でも、同行したとてもスピリチュアルな友人から深く
考えずにスピリチュアルな事を紹介するのはあまり良くないのではというアドバイスを
もらったので、じっくりと考えてきちんと会報誌に書くことにします。

今回はなぜアフリカに行くことになったかということから書いてみたいと思います。
きっかけは昨年の夏のことでした。にんげんクラブの小川社長とあるビジネスマンにあった
のですが、小川社長がいつものごとくPちゃんの話から始まってまじめにスピリチュアルな
話を始めました。そうすると、相手もとてもスピリチュアルな人で普段は知らない人にこんな
話はしないのだがという前置きからとても不思議な話をしてくれました。

その詳細はここでは省略しますが、その人からすすめられたのが岐阜県の恵那山に行く
ことでした。その時のことは昨年の8月21日や28日のレポートに書きましたので、
それを見てください。そして、その話から始まって小川さんがいただいてきたメッセージが
アフリカのビクトリア湖とイースター島にあるカルデラ湖にも行ってご神事をしてください、
というものでした。

小川社長は神様からのメッセージは「はい」か「Yes」で応えるつもりなので、2月に
ビクトリア湖、3月にイースター島に行く計画を立てて実行したと言うわけです。ただ、
私にはイースター島には行かないほうがいいというメッセージが別にやって来ました。
小川さんと相談してイースター島のご神事は小川さんに任せることにしました。

でも、ただ行かないのでは少し申し訳ない気もしますので国内で代わりの湖に行こうと思い
ました。果たしてどこに行くべきかと迷っていたのですが、イースター島のカルデラ湖に行く
予定だったのでやっぱりカルデラ湖がいいと思い十和田湖に行こうと思っています。
そうしたら、とてもおもしろいシンクロ現象が起きてそれが正しいのだというメッセージが
来たように思ったのです。

そのメッセージが来たのは2013年3月3日の3・3・3の日に6つの会がコラボレーションで
おこなった「言向け和す(やわす)」というイベントの時でした。私はメキキの会の出口光会長
たちと「気脈をつないで良い世の中をつくろう!」というテーマのシンポジウムに参加していた
のですが、メキキの仲間で富士学苑中学高校の教頭先生で日本語学者の山口隆之先生が
出口王仁三郎聖師作の輝椀(ようわん)を持ってきて話をしてくれました。

山口先生は国語の先生なので、現代国語のカリスマ教師であり光会長と同じく王仁三郎
聖師の曾孫に当たる出口汪さんから王仁三郎のことを知ったそうです。そして、縁を感じて
もし輝椀が出てきたら知らせてほしいとお付き合いのある骨董屋さんに頼んでいたそうです。
でも、普通なら絶対に出回らない物のようですが、なぜが手に入ることになったそうです。

小川社長のPちゃんではありませんが、その輝椀を購入してからいろいろな人達を呼び寄せる
ようになりました。例えば、光会長から直接連絡が来るようになるなど、びっくりするような
出来事が続いたそうです。そして、私が一番びっくりしたのはその輝椀の名前が「十和田」と
いうのです。私にはイースター島の代わりに十和田湖に行くことが正しい行為であるという
ことを神様に教えてもらったように思えました。

「言向け和す」は古事記に出てくる言葉で、天照大神は天孫降臨する神々に対して武力で国を
治めるのではなく、「言向け和す」ことで国を治める事を求めたと言うのです。そして、王仁三郎
聖師の「霊界物語」はスサノオという主人公が神界や人間界を「言向け和す」物語なのです。

今回のイベントは思いの違う6つの団体が、それぞれの主張や文化の壁を越えて共に良い世の
中を創るために行ったものです。例えば河内正臣先生はいっきゅう会という団体を主宰されて
います。いっきゅう会は憲法の第一条(天皇)を大事にする右翼と第九条(戦争放棄)を
大事にする左翼が実は憲法第九条の創案者は昭和天皇だったということをすることで仲良く
(中翼)なることを提唱しています。

いっきゅう会ですので、当然19という数字にこだわりをもっていてご講演の中でもそのような
話が出たのですが、なんと「十和田」が作られたのは昭和19年だということなのです。それ以外
にも、光会長が王仁三郎聖師が東日本大震災を予言していたという話を紹介していました。
詳しくはやはり聖師の曾孫にあたる出口健さんが研究を進めていて、近い将来本にまとめて
紹介される予定ですので、そちらの出版までお待ちいただければと思います。

とにかく、すごいシンクロを感じる、神様の意志がわかりやすいイベントでした。

バンクシア・フィットネスと心のデトックス

このブログを書いているのは2月20日です。
実は、本日から2月28日までウガンダとエチオピアに行くことにしています。
私はそれほど意識していたわけではないのですが、同行する2人がこの旅行は
とても大切で大変な旅になるから、しっかり心の準備をして出発するようにと
言っていますので、私も念のためPCを置いておこうと思っています。
旅行のことは来週のレポートでお知らせします。

今回の旅行はにんげんクラブの小川雅弘社長ともう一人、私の知り合いでとても
スピリチュアルなことに造詣が深い方と3人で行きます。もう一人の方は、絶対に
表に出たくないということなのでお名前は伏せさせていただきますが、小川社長
を紹介したところ二人でとても意気投合していました。
最初は小川さんと二人で行く予定だったのですが、行動力や語学力、それに本質
を見極める目がとても信頼が置けるので、お願いして同行していただくことに
なりました。

スピリチュアル性のとても高い二人との旅は楽しみでもありますが、何が起こる
のか少し怖い気もします。少なくとも楽しく観光を楽しむような旅ではないよう
です。しかし、これによって私のカルマやトラウマを解消することや、もしかし
たら私たちの旅行によって地球や人類の将来にとって何か役割を果たせるのかも
しれないと考えるとワクワクしてきます。

年末年始にエジプトに行ってケガをしてしまった時は、心の状態が準備不足だった
ことにすぐに気がつきました。今回も完璧な準備ができたわけではありませんが、
少なくとも今朝はたっぷり時間を取って心の準備をしました。
その手法がトータルヘルスデザインのバンクシア・フィットネスと心の
デトックスです。

バンクシア・フィットネスはトータルヘルスデザインの近藤会長に、先週書いた
協同組合企業福祉共済会の要件でお会いした時にすすめられて、すぐに
小川さんと一緒に受講することにしました。実はバンクシア・フィットネスを一緒
に受講していた時に上記のとてもスピリチュアルに詳しい方からたまたま連絡を
いただき、そのご縁で小川さんを紹介することになったのです。

物事があるべき方向に進むべき時は不思議と、このようにいいシンクロ現象が起こ
ります。バンクシア・フィットネスはゆっくりとしたリズムで行なう体操で、姿勢
などの身体のゆがみを治していきます。ゆったりとした動きが特徴で、忙しい現代人
が見失いがちな穏やかな心や、本来はゆったりとしている宇宙のリズム感等が感じる
ことができるようになります。近藤会長は普段の私たちは動物になってから使うよう
になった筋肉を鍛えているが、バンクシア・フィットネスでは植物だった時代から
使っている筋肉を鍛えるという表現をしていました。

1泊2日のワークショップで習った体操を毎日自宅で続けるのですが、きちんとやると
大体1時間ぐらいの時間がかかります。しかし、いい意味でいい加減なのが近藤会長流
なので手を抜きながらもなんとか続けて来ました。
特に面白かったのは、21日間続けることが大切だという話の後、「もしできない日が
あれば最初に戻ってそれから21日間続けるのですか。」という質問に対して、
「その時はできない日も含めて1日と考えてください。明日、できないことが分かって
いる時は今日と明日をまとめて1日と考えて続いていると考えればいいのです。要は
考え方なので、自分で21日間続いているという感覚を持つことが大切なのです。」と
いう答えです。

ゆったりというのがバンクシア・フィットネスのポイントですから考え方もゆったりと
しているのです。今朝はいつもにましてゆっくりと実践しました。そして、途中に腹式
呼吸を使いながらとても深い深呼吸をするのですが、その後に瞑想をすればいいと
思ったので、ここで心のデトックスをこれもゆっくりと時間を取ってやりました。

心のデトックスは3年前に前田知則先生に教えていただいた手法です。ネガティブな
感情を行動に移すのでもなく、我慢するのでもなく、ネガティブな感情が湧いてきた
ことを否定することなくじっくりと味わってみるのです。例えば、怒りの感情を誰かに
ぶつけるのでもなく、我慢してしまうのでもなく、自分の心のなかでじっくりと味わい
尽くすのです。

我慢することと似ている気もしますが、ごまかすのではなく見つめることがポイント
です。これは実はとても辛い作業です。ダメな自分を認めることになるので、うまく
デトックスができてくると本当に肉体的にもとても嫌な感じが分かるようになってき
ます。この嫌な感じが分かるようになればそれは心のデトックスが成功している証拠
です。

私は約3年間、続けていますがトラウマを解消するには一番の方法だと思っています。
それを今朝はゆっくりと1時間ぐらいの時間をかけてバンクシア・フィットネスの体操
の合間にやらせていただきました。これで充分ではないかもしれませんが、大事な旅
に出発するための心の準備はできたように思います。皆様も何かのきっかけがある時
にいちど自分の心を見つめてみることに挑戦してみたらいいかもしれませんね。

ぼろぼろじゅうしぃ

沖縄に行って来ました。今回は協同組合企業福祉共済会の仕事での
沖縄行きでした。
このブログでも何度も紹介していますが、船井総研が社会貢献のために
作ったのが企業福祉共済会です。あんまり、CSR(企業の社会的責任)が
得意ではない船井総研ですが、平成2年から中小企業のための共済会を
続けているのは、とてもすばらしい社会貢献だと思っています。

船井総研の顧客の多くは中小企業です。それもおかげさまで儲かっている
企業が多いのが特徴です。しかし、福利厚生という面では大企業に比べて
どんな優良な中小企業であっても見劣りするのが普通です。
そこで、中小企業の福利厚生を応援するべく立ち上げたのが企業福祉共済会
なのです。

詳細はHPをみていただければと思いますが、何がCSRかというと初代理事長
の船井幸雄や専務理事の三上元さん(いまは船井総研出身の唯一の政治家と
して静岡県湖西市長をつとめています)から始まって、すべての理事が無報酬
で活動を行なっていることです。そして、それは現在の理事長である私や
専務理事をお願いしている㈱にんげんクラブの小川雅弘社長も同様です。

それなのに小川社長は高知の会社を中心に多くの会社を共済会の仲間にして
くれました。それに刺激された理事たちが手弁当での活動にも関わらず、
大事な仲間をたくさん紹介してくださるようになりました。そのおかげで
先日は長野県の飯田市に行って来ましたし、今回は沖縄に来る機会ができた
というわけです。

正直に言うと企業福祉共済会の商品内容は代表的な共済である県民共済と類似
しています。しかし、大きな特徴は個人で加入するのではなく、企業が福利
厚生の一環として加入するということです。メインは毎月2000円の掛捨ての
共済の販売をしているのですが、個人が自分で県民共済に加入すると、会社
から見るといろいろな経費を負担した上で支払った給与からの支出になります。
また、個人にとっても所得税を納めた後のお金で共済に加入することになります。

だから、経営者から見たら2000円給料をアップさせるよりも、2000円の共済を
従業員のためにかけてあげる方が利益を有効に使えるということになるのです。
ただ、問題は、若い従業員にとって共済に加入してもらうよりも、その分給料を
上げてほしいと思う人が多いという事なのです。しかし、いまは若くても、
やがて結婚して家庭を築くようになると保険や共済は豊かで安心な人生設計を
する上で必ず必要なものになってきます。企業福祉共済会の商品はイザという
時の最低限の保障を提供する商品です。なぜ、企業福祉共済会に加入するのかと
いうことを経営者と従業員が話し合っていただくことで、経営者の側には何が
あっても経営者は従業員とその家族の生活を守る責任があるということの再認識
をしていただき、従業員の側は社会人としての責任を果たしていくためには
保障を考えることが大切であることを考えていただきたいと思います。

自民党政権になって、世の中は強いものがより強くなり弱いものは大変な目に
合う可能性が高い政策が行われるようになりました。インフレになると株式や
不動産に投資ができるような力のある人はうまく対処することでビジネスを成功
させる機会が広がりますが、インフレになってもそう簡単に給料があがるわけ
ではない庶民にとっては厳しい時代になることが予想されます。だからこそ、
厳しい競争に勝てる会社を目指すためには、アメリカ流のドライな経営をする
よりも、温かい目で従業員の事を見つめることができる会社が強くなっていく
のだと少し逆説的になりますが考えて行かなければいけないのだと思います。
利益を出している企業経営者が5,6人集まっていただければ私が直接説明に
行きますので、ぜひそういう機会を作っていただければと思います。

実際に、沖縄ではそれが実現して、ついでと言っては申しわけありませんが、
にんげんクラブの寄合をすることができました。個人対象のにんげんクラブと
法人対象の企業福祉共済会とは少し距離がありますが、全国でうまく
コラボレーションすることができればいいのになあと思っています。

ちなみに今回のタイトル「ぼろぼろじゅうしぃ」はにんげんクラブ寄合の前に
沖縄支部代表の豊見山さんに連れて行ってもらった沖縄料理店「チラー小
(ちらぐぅあーと読みます。小さいけどすばらしいという意味です。)」で
食べた沖縄料理の名前です。
「じゅうしぃ」は沖縄流炊き込みご飯で、ぼろぼろは固まっていないつまり
雑炊のことで、炊き込みご飯の雑炊を想像していただければと思います。

こんな美味しい出会いが全国を回っている私の楽しみです。にんげんクラブと
共済会が一緒に活動できれば、日本中を訪問することがやりやすくなります。
私を皆様の地元へ呼んでいただくためにぜひ皆様検討してください。
詳しくは、㈱にんげんクラブか上記協同組合企業福祉共済会まで
お問い合わせください。
共済の仕組みを詳しく説明させていただきます。

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第3の目

1月26日のにんげんクラブ福岡大会の後の懇親会の時のことです。
見えない世界のことがよく分かる青木勇一郎さんが来てくれました。小川社長が、
私がなぜエジプトでケガをしたのか聞いたほうがいいというのですなおに尋ねて
みました。しばらく考えていた青木さんの答えは「第3の目でエジプトの事を
見ずに物理的な普通の目でエジプトの現状を見たからケガをしたのです。」と
いうものでした。

これが第3の目で物事を見るということの大きなヒントになりました。その後の
1月31日の船井塾で川田薫先生のお話を聞いたのですが、川田先生は風邪を
引かれて体調が悪かったのですが、講演をしている部屋が応援してくれている
ので今日は頑張れますと言いながらお話をしてくれました。それから、私も
移動している時の電車やバス、それに飛行機などに語りかけてお礼を言うよう
になりました。すると何となくですが返事が帰ってくるように感じるように
なりました。

第3の目は眉間にあると言われていますが、胸の辺りにある太陽神経叢とつな
がっていると言われています。これは私の感覚ですが心のデトックスをして、
いままでの人生で貯めてしまったトラウマを落とす時はこの太陽神経叢の辺りが
一番もやもやします。心のデトックスは湧き上がってくる感情を表に出すのでも
なく、我慢して貯めこむのでもなく、その感情から目をそらすことなくじっくり
と味わうことで解消していく手法ですが、私にとってはこれが身魂磨きの一番
いい方法だと思っています。

胸の辺りがスッキリしているのを確認したら第3の目を意識していろいろなものと
会話をしてみることを試してみるようになりました。そして、この感覚がわかれば
いろんな周りのものが実は助けてくれているのだということがわかってくるように
なりました。そして神社などのパワースポットに行った時に、特に神様に話しかけ
てみると全然わからない時もありますが、時には答えを返してくれるようになり
ました。

先週書いた黄泉比良坂の石もいろいろ語りかけてくれました。それを一緒にいた
小川社長に話すと、「それは石が話したのではなく私の気持ちを翻訳してくれた
のかもしれませんね。」と話してくれて、何となくその会話が正しかったことが
わかったように感じています。先週は高知に行きました。飛行機にのっていて
高知空港に着陸する時に弘法大師から会いに来るように言われたような気が
しました。

その予定はなかったのですが、小川さんと安芸まで行くことになったので、もう
少し足を伸ばして室戸岬近くの不動岩まで連れて行ってもらいました。その後、
いろいろな神社を回ったのですが、クライマックスは須崎市にある鳴無神社
(おとなしじんじゃと読みます)でした。そこにいままでの人生で間違って貯め
てきたトラウマなどの余計なものを手放すことができたように思います。

そして、これは室戸から須崎に向かっている時に語りかけてきたイメージですが、
長い間の高知での神事は今回で終わりだというメッセージがきました。思えば
15年ぐらいまえに小川さんと知り合って、唐人駄馬からはじまって多分30回
ぐらい高知に行きました。その中で多数の神事をやって来ましたが、ようやく
今回で卒業ができたようです。

今度はこの時に受けたメッセージを実行に移していくステージに入ったと思い
ます。でも、その後の神様のメッセージはまだ準備がいるので焦らないことと
いうことでした。そして、確かにいろいろと厳しい気づきが多く来るように
なりました。いままで曖昧にしていたことを白黒ハッキリとつけることがまずは
必要なようです。それを一つひとつ解決しながら準備をして来月から実行の
ステージに移って行きたいと思います。

それを一番大事な盟友である小川社長と確認できたことが本当によかったと
思っています。読者の皆様も第3の目で見るということを試してみると新しい
生き方が分かるようになるかもしれません。少なくとも周りのものに感謝する
気持ちが湧いてくるようになりますから、ぜひ実行してみてくださいね。

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黄泉比良坂

以前のこのレポートで予告した通り、小川社長と二人で出雲大社に参拝して来ました。
そのおかげかどうか分かりませんが、取りあえずある方からいただいた人間界に
大きな混乱が来ると言われた日は何事もなく無事に通過したような気がしています。

ところで、いま長野県飯田市から名古屋に向かうバスの中でこの原稿を書き始めました。
これから、伊勢の御薗治療院の中村秀一院長を訪ねる予定です。
中村院長は「姿勢を正せば、痛みが消える」(経済界出版)というご著書があり、
中矢伸一先生のご紹介で父の治療をしていただきました。その時の様子が
船井メールクラブで昨年の11月15日に配信させていただいた
メルマガに詳しく載っていますので船井メールクラブの会員の皆さまはもう一度読んで
みてください。

私は本日が初対面なのですが、3月14日に船井塾でご講演していただくことになっており、
ご挨拶と治療をしていただくために伊勢に行く予定です。

夕方には岐阜でにんげんクラブのよりあいがありますので、ハードスケジュールなの
ですが、電車の乗り継ぎが上手く行けば、外宮だけでもお参りに行きたいと思って
います。
外宮だけというのは変わっていますが、御薗治療院に近いことと、先日籠神社や籠神社の
奥宮の真名井神社に行った時に感じたのは、内宮よりも外宮の方が大事なのかも知れない
ということなので、今回は外宮に行ってみようと思っているのです。

ところで、1990年前後に始まった「直感力研究会」等をルーツに20年以上続けてきた
船井塾を3月14日を持って取りあえず休塾にさせていただくことにしました。
船井幸雄.comで本人が書いている通り、父の体調がかなり悪くしばらく出席できない
ことが予想されるからです。本当は2月で一旦の区切りを迎えますので、3月の中村秀一
院長の分はいまの会員様にはお金をいただかずに最後の会としてお聞きしていただく
ことにしました。

船井塾のメンバーの皆様(過去のメンバーの皆さまにもご招待状を出す予定です)は
お忙しいとは存じますが、どうぞご参加いただければと存じます。また、メンバーでは
ないが最後の会に参加してみたいと思われるにんげんクラブの会員様にも有料にはなり
ますが、ご参加いただけるように考えてみたいとこのレポートを書いていて思っています。
少し高額な価格設定になると思いますが、もし希望があれば㈱船井本社の重冨(しげとみ)
(Tel:03-5782-8110)までお問い合わせください。

船井塾が休塾するということは、私たち船井幸雄グループの社員にとってはとても感慨
深いことですが、世の中も取りあえずの大きな私たちが混乱に陥るようなイベント
(金融危機や天変地異?)は避けられましたが、やっぱりいままでの常識が通用しなく
なるような大きな変化が目に見える形で訪れる可能性はまだまだ高いのだと思います。

トラウマやカルマ落としに挑戦して、ある程度身魂磨きができたら、今度は神様の
メッセージをすなおに受け取って行動に移してみればいいのだと思っています。
それで、話は出雲大社に参拝した時のことに戻ります。高知から大阪経由で出雲に入る
小川社長の飛行機は私が東京から入る飛行機より1時間ほど早く出雲空港に到着しました。
天候は雪ではなく、雨だったので小川さんはレンタカーを借りて待っていてくれました。

臨機応変に動くための足の確保ができたので、出雲大社だけではなくいろいろな神社を
参拝することにしました。小川さんが北海道に行った時に出会ったとてもスピリチュアル
な方から「出雲に行ったらカラクニ神社に行ってください」というメッセージをもらって
いた事を思い出しました。多分、韓国に関係するので韓国神社なのですが、韓竃神社は
すぐに見つかりましたが普通にカラクニ神社で検索すると大阪の辛国神社が出てきます。

小川さんがにんげんクラブの家田さんに頼んで詳しく調べてもらうと東出雲町の揖夜
(いや)神社に韓國伊太氏神社という摂社があることが分かり、取りあえずそこに向かう
ことにしました。揖夜神社はとても雰囲気のあるすごい神社だったのですが、その近くに
黄泉比良坂(よもつひらさか)というとても変わったパワースポットがあり、そこに自然
な流れで導かれて行きました。

黄泉比良坂は古事記でイザナギが黄泉の国に行ったイザナミに会いに行ったが、
ウジ虫が湧いてあまりにも変わり果てたイザナミから逃げて返ってきたあの世とこの世の
境にある坂で、大きな石で追いかけてくるイザナミが入って来られないように道を塞いだ
と言われているところです。

なんでそんな所が車で簡単にアクセスできるところにあるのかが不思議ですが、もっと
不思議なことにその石から何かのメッセージを受け取ったように感じています。
まだ、そのメッセージの具体的な意味はよくわかりませんが、小川さんには本当に変な
所に導かれるようになっているようです。目に見えない世界と目に見える世界のバランス
を取ることが大事なのですが、時にはこんな出来事があっても楽しくていいなあと
思っています。

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とてもきれいな富士山を堪能しました

以前にも書いたことがありますが、私は富士山が大好きです。
新幹線はもちろん富士山が見える側の席に座るようにしていますし、国内線の
飛行機で昼間に移動する時もなるべく富士山が見える席に座ることにしています。
特に冬の天気のいい日はきれいに見えることが多いので楽しみにしているのです。
東京から西日本に向かう時は右側の窓側に座ると見えることが多いのですが、
福岡に行くときに左手にきれいな富士山が見えますというアナウンスを聞いて
ちょっと残念な気分になりました。

先日、新年会に出席するために大阪に行きました。
翌日の朝一番で伊丹空港の近くで所用をこなして、午前中の飛行機で羽田に
向かって帰ってくることになりました。飛行機はかなり混んでいたのですが、
最後尾でなんとか左側の富士山側の窓側の席が取れました。少し睡眠不足で
集中できる雰囲気ではなかったので、いつもなら原稿を書くか本を読むのですが、
ずっと外を眺めていることにしました。

関西地方は少し曇っていて、雲の上を飛んでいる感じだったのですが、名古屋
上空ぐらいからきれいに晴れて地上がよく見えるようになりました。
眼下に静岡空港が確認できる辺りから前方にきれいに富士山が見えてきました。
焼津港や静岡市などの上空に来ると真正面に本当にきれいな富士山を楽しむこと
ができるようになりました。

やがて、沼津から伊豆半島の上空を過ぎると今度は後方の富士山を楽しみました。
角度が変わっても本当に同じような形に見えるのが富士山の特徴だという話を
聞いたことがありますが、羽田に着陸するまで今回の富士山はずっと同じような
気高い姿を見せ続けてくれました。

伊豆大島上空を過ぎる頃には両親が住んでいる熱海をみながらそのバックの
富士山を楽しみました。方角の関係で熱海からは山に登らないと富士山は
見えないのですが、空の上からしか堪能できない景色が楽しめました。
その後、三浦半島から房総半島を回って、最後は横浜の方に回って羽田空港に
着陸するまで、時間にしたら40分ほどですが、ずっと富士山が見え続けていました。

たまには、のんびりと外を眺めるのもいいものですね。
別に富士山からメッセージは来ませんでしたが、富士山の爆発はしばらく起こら
ない気がしました。にんげんクラブの皆様が、世の中の変化に気がついて意識を
変えることで徐々に世の中が良い方向に動いてきているのかも知れません。

思いが実現するスピードが良いことでも、悪いことでもとても早くなってきている
ことを実感しています。恐怖にかられてネガティブな思いを募らせていけば、
とんでもない天変地異が起こったり金融恐慌が来たりする確率が高いのだと思い
ますし、逆に人生の中で積み重ねてきて垢のようになっている、いろいろな
こだわりを思い切って手放していって、その上で愛にあふれた思いで人生を生きて
いけば、もうすでに理想の世の中が実現する準備ができていることがわかってくる
のだと思います。

平日の昼間の小一時間を贅沢にも富士山を楽しむことが許されたのも、こせこせと
つまらない事を考えてあくせく生きるだけでは、悪い意識ばかりを引き寄せて
しまうこと。そして、たまには落ち着いて人生をのんびりエンジョイしてみると
良い意識を持ちやすいことを教えてもらったように感じました。

このレポートに富士山を見た話だけをお伝えするのも申し訳ない気もしますが、
皆さんものんびりとした気分になって「いまここ」を楽しんでみていただければと
思います。
だから、今回は少し短いレポートにしておきます。
後の余白は皆さんがそれぞれの良い意識で埋めてください。

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元伊勢と元出雲

にんげんクラブの会員さんなのですが、時々神がかって不思議なメッセージを
くれる人がいます。
普段はあまり気にしていないのですが、先日その方から、もうすぐ世の中が
大変なことになるから、それまでにできる限りの事をしてくださいという
メッセージをもらったので気になってしまいました。
いくつかの宿題と具体的な指示で出雲大社と伊勢神宮、それに丹後の国の
一之宮である籠神社とその奥宮の真名井神社にできる限り速やかにお参り
してくださいということでした。

出雲大社は2月2日(土)に鳥取でのにんげんクラブのよりあいがあるので、
その前日に小川社長と出雲大社に参拝することにしました。
また、伊勢神宮はその方の神様のメッセージの期日は越えてしまうのですが、
2月6日の岐阜のよりあいの日か翌日に時間を作ってできれば行ってみようと
思っています。

そして元伊勢である籠神社と真名井神社には京都に行く予定があったので
本日はじめて参拝に行かせていただきました。いま、参拝が終わって天橋立
駅で電車を待ちながらこのレポートを書き始めました。面白いもので、
籠神社に参拝することを決めると会社の父の部屋の本棚に宮司の海部光彦氏の
著書「元伊勢の秘宝と国宝海部氏系図」を見つけました。父は海部宮司と
親しくさせていただいているのだと思います。

籠神社は飛鳥昭雄先生のネオ・パラダイムASKAシリーズ等によく登場している
ので、前から気になっていました。それに日本三景の一つである天橋立にある
のですから、今までに訪問していないのが不思議なぐらいですが、なぜか行き
たいと思いませんでした。にんげんクラブのレポートなのでちょっと不思議な
話をすると、籠神社や天橋立に来る準備が私にできていなかったのだと思います。
実際に、言葉にできないぐらい神聖なものを感じることができました。

京都市内で本日の夕方から所用があるのですが、さすがに東京から日帰りで
天橋立に行くのは時間がきついので前日に入って現地に泊まることにしました。
そうすると今度は時間が余るので亀岡で途中下車して出雲大神宮にもお参りする
ことにしました。私は参加しなかったのですが昨年のにんげんクラブのツアーで
鹿児島UFOさんや川島伸介さんたちが同じコースで参拝したようで
フィフティフィフティさんのブログに詳しく乗っていますので、
両神社の説明は上記のブログをご覧ください。

籠神社は元伊勢であり、出雲大神宮は元出雲ですので、来週以降に行く予定の
出雲大社と伊勢神宮に行く前にこの二つの神社に行くのは順番としては正しい
気がします。上記のように元伊勢の籠神社の方は本も事前に読んだので元伊勢と
いうことをかなり意識していたのですが、亀岡の方は実はあまり深く考えて
いませんでした。帰りのタクシーの運転手さんとの会話でそんな話になり、
自分でもちょっと驚いてしまったのです。
一人で神社を参拝するのは本当に久しぶりでしたが、神様との会話(自問自答
しているだけですが・・・)をじっくりと楽しめました。それによると、出雲大神宮
の参拝の方が今回はより大切で神様の宿題がこれによって解決したように感じま
した。
具体的に亀岡に行くことまでは言われていなかったので少しは自分の力で宿題を
こなせたことを喜んでいます。

そして、この宿題は「よくできました!」をもらえるぐらい上出来だったようで、
真名井神社でおみくじを引くようにというメッセージが来たので、水みくじ
(水に濡らすと文字が浮き出てくるおみくじ)を引いたら大吉でした。
願い事の欄は「善行を積んでいくと叶う」と出て、私がミロクの世をつくるために
挑戦しようと思っていることがそのまま出てきて、これまたちょっとびっくりし
ました。

出雲大神宮は丹波の国の一之宮、籠神社は丹後の国の一之宮です。この原稿を
会社で校正をしているとやっぱりにんげんクラブの奈良の会員さんから河内の
国の一之宮である枚岡神社で昨年の12月25日に行われた「お笑い神事」のことが
読売新聞の当日の夕刊の一面と今年の元旦に掲載されたものと「笑福守」が
送られてきました。
神社に参るだけでは善行になるかどうか分かりませんが、その願いを祈りに
昇華させていけば立派な善行になるのだと思います。
このように神社に参拝して自分の願い事だけでなくより大きな祈り事を捧げる
こと等の簡単な善行の積み重ねが、ミロクの世の実現につながることを
確信した元伊勢と元出雲の旅になりました。


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被災地で考えたこと

新年になってから福島県南相馬市と宮城県石巻市に行く機会をいただきました。
南相馬は福島第一原発から20キロ以内にある相馬小高神社にお参りをさせて
いただきました。現在もガスと水道が復旧していないので住むことはできませんが、
電気はきているので近くの床屋さんが昼間だけ営業をしていたりしていて、基本的
には立ち入りは自由にできるようになっていました。

BMDの近藤和子先生と一緒だったのですが、南相馬市の小高区に近藤先生の装置を
置いているお客さんがいて、その影響で放射能の影響が感じられずかえって清々しく
感じるということを教えて頂き、興味を抑えきれなくなったのでご案内して頂き
ました。福島駅からバスで現場に向かったのですが、バスに乗っている道中では
何となく嫌なものを感じたのですが、南相馬に着くとその感じはなくなっていました
し、BMDの装置が置いてある近くにいくと確かに清々しく感じるのです。

20キロ以内に入ると人の数も極端に少なくなりますので、人間の想念力が出す
マイナスのエネルギーがとても少なくなっていることも原因なのかも知れませんが、
BMDの様な新しいとんでもないポテンシャルを持っている技術の可能性を強く
感じました。近藤先生は定点観測をするために毎月のように南相馬に入ると言って
いましたので、ときにはお付き合いをして私も行ってみたいと思っています。

そして、三陸海産再生プロジェクトの理事会に出席するために石巻に行って来ました。
スケジュールがタイトで翌日早朝には福岡に行く必要があったので、仙台駅で
レンタカーを借りて石巻に向かい、その日のうちに仙台に移動。翌朝、仙台空港で
レンタカーを返すという強行スケジュールだったのですが、寒さのせいかも
しれませんが、去年の夏に来た時よりも被災地に元気がないように思いました。

理事になっていただいている地元の企業の取締役の方とお話をしていたのですが、
石巻では人手不足が深刻で、その人の会社もずっと人の募集をしているがほとんど
新しい人が採用できないで困っているそうです。被災をしたことで外部に流出した
人が多いことが原因ですが、そんな状態なのにきつい仕事をするぐらいなら
働かないという選択をする人が多いのか、昼間からパチンコ屋さんが大入りになって
いてちょっと矛盾を感じていると言っていました。

私たちが被災地の事をどんどん忘れていくことも大きな問題ですが、復興や再生に
向けて進んでいく方向をもう一度しっかりと確認するために現実を直視することの
大切さを強く感じました。現地の企業が人手不足で困っているという現実は東京に
いる私からは全然見えていませんでした。

企業は資金が調達できるのであれば本能的に拡大に向けて動いていきます。
私が親しくさせていただいている㈱木の屋石巻水産(http://kinoya.co.jp/eccube/)でも、
2月に新たに工場が完成する予定です。石巻に行った時に同社の木村長努社長と少し
お話をしたのですが、これからはそこでできる缶詰をどんどん販売することに注力
して行かなければいけないということで気を引き締め直しているというお話でした。
被災地で本格化する復興と人手不足、そして東京や被災地でないところに目を向けると
特に若い人に働く場所がない現実、この矛盾をどう解決していくのか、これが
安倍政権の取り組まなければいけない本当の現実なのだと思います。
これらの問題を解決しようと思うのなら、我々のステージが変わることが必要なのだと
思います。自分のことだけを考えている人や企業は多分、この矛盾を解決できません。
JALを再建した稲盛会長ではありませんが、利他の心を持てるか持てないかが
ポイントになるのではないかと思っています。そうでなければ、BMDさんのような
現在の常識からみれば不可思議な現状を起こすものを受け入れていくことは
できないからです。
石巻に向かう前に、生体エネルギー応用商品のしらべの開発者である新田雄久先生と
対談をしていました。しらべの最新商品であるしらべEは4台セットで2,289,000円ですが、
実際にかかっているコストやその効果を考えると1千万円でも安いと言った人も
いるそうです。そして、新田先生との対談で分かったのはこのレベルの商品を
販売したり使用したりするためには、いままでとは違う価値観を持つ必要があるようです。
簡単に言ってしまえば、ギブアンドギブの考え方ということですが、これが本当に
理解できているひとはやはりほとんどいないのではないでしょうか。
実は、冒頭に紹介した南相馬市に設置してあるBMDさんの装置も1千万円以上する機械です。
値段から言ってもこのレベルを使いこなせるような気持ちを持たなければ
ならない時代になったようです。
私にはこのレベルになるのは難しいので、そのレベルの人とお付き合いができるようになる
心構えだけでも持ちたいものだと思っています。


因果応報

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

この年末年始はエジプトに行って来ました。
船井メディア(http://www.funaimedia.com/)の人見ルミ常務が主催するエジプトセミナーに
参加させていただきました。ツアーの目玉は大晦日の日に(日本時間ではちょうど年明けの
時間でした)ギザのクフ王のピラミッドを借りきって、そこでツアー参加者で一緒に瞑想を
することでした。

㈱にんげんクラブの小川社長がこれにはぜひ参加しなければいけないと直感で感じ、私も
その直感を正しいと感じたので一緒に参加させていただいたのです。実は小川社長とは
2011年の7月にも一緒にエジプトに行って、ピラミッドにも入りました。だから、まさか
2年続けてエジプトに行く事になるとは思っていなかったのですが、神様(サムシング・
グレート)からのメッセージの様に感じたのですなおに行く事にしました。

44人の意識レベルのとても高い方が集まってのピラミッドの中での瞑想はとてもステキな
時間でした。私もいろいろな事を感じましたし、参加者の中でも人生の転機になるような
ことを感じていた方も何人かいたようです。ピラミッドはきっと私たちの意識の共鳴装置
であり、送受信装置なのだと思いますので、私たちの意識が世界中、宇宙中に広がって
いったと思うと責任の重さを感じます。

また、人見さんらしいのはエジプトツアーに行くと通常ショッピングのために香水店に
いくのですが、今回の香水店のご主人はオーラが見えるというとてもユニークなご主人
でした。いろいろな人生相談にも乗ってくれるそうで、以前のツアーで来た時は、ズバリ
と問題に切り込むようなコメントをして感極まって泣いてしまう参加者の方もいたのだ
そうです。

今回私は、「なぜ私は今回エジプトに来たのですか」と聞いてみました。そうすると、
私だけではなく、このツアーの参加者すべてがエジプトに前世などに縁があり、そのため
にみんなが来たのだと言っていました。私は2回ぐらい前の前世で深くエジプトに関わって
いるのだそうです。そして、今回私は重要なカルマの解消のために来たのに、十分な
準備をしなかったので大ケガをしてしまったのだそうです。

実は、ツアーの初日に私の不注意で転倒してしまい、軽い脳震盪と、顔を切ってしまい、
ちょっと多めの出血をしてしまいました。救急車で病院に運ばれて脳の検査をしてもらうと
同時に目の周りを深く切ってしまったので、そこを縫ってもらうことになったのです。
当然、その後のツアーには同行できずにカイロ近郊にあるホテルに缶詰になって静養する
ことになりました。

大ケガをした時には因果応報だとすぐに思いました。前年に来た時に、スピリチュアルの
世界の初心者だった私は、ちょっとうれしがってとんでもない事をしたのです。
ちょうど、最初にエジプトに来る前に四国の剣山に登りました。私の思い込みですが、
剱山で剣を預かってイスラエルに持っていく役目があるように感じました。
その時はイスラエルに仕事で行く予定があり、そのついでに小川さんのリクエストで
エジプトにも立ち寄ったのです。

イスラエルでは無事に剣をある所に預けてきたのです(もちろん私の意識の中で行ったこと
であり、現実に剣を持っていったわけではありません)が、つい調子にのってエジプトでも
剣を使ってしまいました。

アメリカの1ドル札の裏面にピラミッドの目が描かれています。これはすべてを見通す目で
あり、陰謀論ではフリーメーソンやイルミナティの象徴と言われています。
ちなみに副島隆彦先生の「陰謀論とは何か 」(幻冬舎新書)をエジプトからの帰りの
飛行機で読みましたが、とても論理的に陰謀論を分析している、とても副島先生らしい
楽しい本でしたので、ぜひ読んでみてください。

昨年は、スピリチュアル的に言うと私のレベルが低かったので、スフィンクスのところから
見える第二ピラミッド(化フラン王のピラミッド)の上にその目が見えるように思い、
ちょうど意識の上で持っていた剣でその目を潰してきたような感覚を持っていたのです。
イスラエルに預けてきた剣を持っているのはおかしいという声が聞こえてきそうですが、
その辺は意識の上のことなのであまり深く考えないでくださいね。

今回は、それがカルマになって早速その解消を、大ケガをすることでさせていただいたという
様に感じたというわけです。長期滞在することになったホテルの部屋からクフ王の
第一ピラミッドが見えていたのですが、クフ王に子どもだと言われているカフラン王への
とりなしをずっと頼んでいたのです。その他にもいろいろカルマの解消だと思うようなことが
起こった、とても考えさせられることが多いエジプト旅行でした。

ちなみにエジプトに出発する前の年末のスケジュールが超ハードだったので、半ば冗談で
ツアーに行かずにホテルで寝ていたいと言って出発したのですが、図らずも実現して
しまいました。思ったことや考えたこと、言ってしまったことが実現するスピードが
早くなってきているようですし、因を作るとその果もとてもはやく実現するようになって
きたようです。
甘えることなく、自己責任でしっかり生きていくことの大切さを改めて感じています。

.

祈り

先週の土曜日に白鳥哲監督の最新作
「祈り~サムシンググレートとの対話~」を観てきました。
映画館ではなく、この映画を50周年記念作品としてサポートされた
成基学園を経営されている成基コミュニティグループの
50周年記念懇親会に参加させていただき、
その第1部の映画上映を鑑賞させていただいたのです。

私は試写会の時にも鑑賞させていただいたので、2度目になりますが
最初に観たときの感想通り、何度も観るべき映画だと思いました。
世の中の構造と正しい人間のあり方を主人公の村上和雄博士をはじめとする
世界中の識者の生の言葉で伝えようとしている意欲作だからです。

私自身も不勉強で最初に観た時は、もう一つ消化できていない感が残ったのですが、
今回はより内容が理解できた気がします。
嬉しいことに11月3日のにんげんクラブ愛知主催での
名古屋吹上ホールでの自主上映を皮切りに
各地で自主上映等のイベントを開催する流れが広がっています。

一人でも多くの人にこの映画を観ていただき、
少しでも早く私たちの生き方を変えていかなければいけないことに
気がついていただければと思います。
自然や地球は今まで我慢をしてくれていましたが、
そろそろ私たち人類に残された時間は無くなってきているように思います。

東日本大震災を経験した日本人だからこそ分かる、本当の現実を
客観的に見ることの大切さを一人でも多くの人になるべく早く感じていただくことが
大切だと思いますので、ぜひ、皆様もご自分が足を運ぶだけではなく、
周りの方も映画にお連れいただければと思います。
 
ところで、映画を50周年記念事業としてサポートして下さった成基学園は
京都では知らない人がいない有名な進学塾です。
同社の佐々木善一社長はメキキの創業メンバーでもあり、
関西でのにんげんクラブの会合にメキキを代表してご参加いただいたこともあり
旧知の間柄でした。
また、とても親しくしている大手塾の経営者を通じて
ずいぶん前にご紹介いただいたこともあったのですが、
実はちょっと苦手意識を持っていました。

私は人見知りするところがあり、凄そうな人の前に出ると気後れしてしまうのです。
でも、前原誠治大臣や松井麹参議院議員も成基学園の卒業生であり、
普通のパーティーのように政治家が冒頭の挨拶だけしてさっさと帰ってしまうのではなく、
お二人をはじめとする多くの政治家が本当に最後まで楽しそうにパーティーを
楽しんでいらっしゃるのをみて、この会社が本物であることがよく分かりました。

帰りの新幹線の中で読んだ、お土産にいただいた佐々木社長の最新著
「もう一歩踏み出せば人間力は上がる」(雄峰堂新社)を読んで
成基学園の凄さがよく分かりました。素晴らしい本でした。
詳細は船井幸雄.comの天律時代の到来に向けて というコラムの
10月11日にアップ予定の本の紹介で取り上げさせていただいたので、
そちらをお読みいただきたいと思いますが、
進学塾として子どもたちの学力を上げるだけではなく、
人間力を上げることに真剣に取り組まれてきたことがよく分かり、
涙を流しながら一気に読ませていただきました。
 
いま、私たちが求められているのは、まず人間力を上げて自立した人間になることです。
そしてその上で、自分で考え、自分で意思決定して、自己責任で行動して、いまここで
自分たちがやらなければいけないことに心の底から気がついていくことなのです。

自立した人間になってはじめて「祈り」に込められたメッセージが
理解できるようになるのだと思います。
そして自立した人間になるための教育を50年間、子どもに対して行なってきた
成基コミュニティグループ出身の人たちは日本を引っ張っていく人財になっているのです。

いまは混迷の時代です。自立できる人間になるためにトラウマ外しに挑戦してください。
これについては私の「失敗から学ぶ」や上記で紹介した佐々木社長の本を読んでみてください。
そして、「祈り」を観て、12月21日に柳瀬宏秀さんが中心に開催する白鳥監督や
私も出演予定の「初詣の願いを祈りに」(目黒パーシモンホール、詳細は未定)というセミナーや
12月22日ににんげんクラブの「2013年を見通すセミナー&交流会」にご参加いただいて、
そこで自分なりの2013年のイメージを作っていただきたいと思います。

そうすれば、いまここで私たちが何をしなければいけないかの指針が分かっていくと思いますし、
指針を持たずにこの混迷の時代を乗り切るのは不可能なのではないでしょうか。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

=============================================
2013年を見通すセミナー&会員限定交流会忘年会(12/22)
=============================================
     
にんげんクラブが伝えたい、近未来。
マヤの新世紀を迎える12月22日に、会員の皆様だけにお届けする、
ワクワクドキドキのセミナーです。
まだ会員ではないという皆様にも、ぜひこの機会にということで、
とてもお得な特典付きのお申し込みができる、大チャンスです。

【日時】2012年12月22日(土)
    講演(敬称略)
     9:00~光田 秀
     9:50~H.Aムガール
    11:00~青木勇一郎
    13:10~長谷川章子
    14:20~光 明
    15:30~柳瀬 宏秀
    16:40~座談会・質疑応答 
   (船井勝仁・小川雅弘・青木勇一郎・光明・H.Aムガール・柳瀬宏秀)
    18:30~ 交流会(ベルサール渋谷ファースト)

【場所】ベルサール渋谷ファースト2Fホール
     JR渋谷駅東口より徒歩8分)

【会費】にんげんクラブ会員 12,000円(交流会費込)
     一  般       22,500円(交流会費込)
     ※なんと、1年間のにんげんクラブ加入特典付き!!    

【お申込み・問合せ】
株式会社にんげんクラブ
  TEL:03-6698-9561 
  E-Mail:toiawase@ningenclub.com

お申込み、お待ちしております!!


赤裸々な本音

「船井幸雄オープンワールド2012」にご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
おかげさまですばらしいオープンワールドになりました。皆様にお伝えしたように、今回の
「船井幸雄オープンワールド2012」でオープンワールドの18年間の歴史に終止符を打つことに
なりました。

体調が良くなかった船井幸雄も渾身の力を振り絞ってご挨拶をさせていただきました。いままで
の父の話の中で一番本音を吐露することができたのかもしれません。すばらしい話をしていた
だいた講師の先生方や一緒にすばらしい場を作っていただいた参加された全員の皆様に御礼
を言いたいと思います。

今回は久しぶりにオープンワールド形式を取ったことで、特に小ホールでは会場に入りきれな
い講演会が続出するなどご迷惑をおかけすることになりました。でも、これも楽しんでしまう
のがオープンワールドのいいところなのでご勘弁をいただければと思います。

私も今回は日頃の心のデトックスの成果が出たのか、かなり本音で講演することができました。
私の本気度のバロメーターは大阪弁が出るかどうかで、いままではパシフィコ横浜の国立
大ホールではさすがに大阪弁で話すことは難しかったのですが、今回は考えていた話と
まったく違う話しをしたこともあり、途中からまったく本音で話せるようになりました。

これからの時代にはますます建前は通用しなくなりますので、どんな場面でも「いまここ」に
いて本音を出せることが大事になってきます。そういう意味では、私も合格点に一歩近づくこと
ができたと喜んでおります。

しかし、上には上がいるもので、澤田升男さんのあまりの本音ぶりにびっくりしました。澤田さん
は短時間ではありましたが、3年連続での大ホール講演ということもあり、同時間に小ホールで
公演された池田整治先生のところに多くのお客様が集まりました。また、遅い時間になったこと
もあり、帰られた方も多数いたようです。

そんなこともあり、特に最初は大ホールに空席が目立ちました。まずいなと思ったのですが、
澤田さんに嘘をついたり、おべっかを使ってもすぐに見破られてしまうので、舞台の裏で本当の
事をお話しました。「テンション下がった」とおっしゃっていましたが、流石なのはそれを逆手に
取っていつもに増して本音を話してくださいました。

さすがにDVDやCDを販売する時は、それではまずいので編集しなければいけないと思います
が、いままで私が聞かせていただいた澤田さんの講演の中でも飛び抜けてすごい講演でした。

彼の最新著「神様が宿る家2」(ザメディアジョン)を読んでもっとびっくりしました。最愛のお父様
が、介護状態になって家族に迷惑を掛けたくないという遺書を残されて自殺されたことが
赤裸々に書かれていました。そして、自殺を美化するわけではありませんが、そんなお父様に
誇りを持って、ますます魂を込めて仲間たちと家を造っていくことを宣言する本になっていまし
た。
秋山木工㈱の秋山利輝社長や愛工房の伊藤好則社長に出会ったエピソードが最後の方に
書かれています。同書は実質的には3日間で書かなければいけないほどのハードスケジュール
だったにも関わらず、その忙しい合間を縫ってこのステキですごい大社長達に会いにいったこと
が書かれているのです。

そして、亡くなられたお父様のような心の師匠を続けて二人も見つけることができました。ここを
読んでいて思わず本書には書かれていないエピソードを書きたくなりました。執筆時間を取らな
ければいけないのに、あまりにすごい人たちに会ったことに興奮していた澤田さんは一緒に
行動していた赤塚建設㈱の赤塚社長と飲みに行く事にしました。

そして、秋山社長や伊藤社長が私と面識があることを知って、私をその席に呼び出したので
す。家に帰って風呂に入る直前だったのですが、直感的に今日の誘いは断らないほうがいいと
思って服を着て出かけた事をよく覚えています。終電車が終わった時間に澤田さんと赤塚社長
をホテルに送ってから家路に着いた記憶がありますが、多分、2,3時間の仮眠を取ってから
徹夜で書き上げた、本当に触ったらやけどをするぐらいのホットな本になっています。

こんな、ステキな仲間といっぱいすばらしい感動を共有できた「船井幸雄オープンワールド2012」に
改めて感謝しています。そして、これからは18年間の重みをしばらくじっくりと味わいたいと
思います。
 
 
 

唐人駄馬と弘法大師

㈱にんげんクラブの小川社長は目に見えない世界が大好きです。あまりスピルチュアル
の話をするので、小川さんの会社(本業は四国運輸という高知で一番大きな運送会社の
社長です)は大丈夫なのかと思うかもしれませんが、現実的なことと、経営のこと、
スピリチュアルのことが矛盾なく1本の線が通っているのが小川さんの真骨頂です。
詳しくは、9月22日にの「船井幸雄オープンワールド2012」で先行発売する予定の、私の
新著(ザ・メディアジョンから出版予定・タイトル未定)に詳しく書きましたのでそちらを
お読みいただければと思います。

小川さんのスピリチュアルな自然の流れから、来週、長野県と岐阜県でご神事をすること
になりました。小川さんと私だけではなく、3人で行く事になっていると言われたのです
が、にんげんクラブ関東大会に参加されていた常連のにんげんクラブの会員さんが
一緒に行ってくれることになりました。しかし、その人は、ご神事をする前に何かが足り
ないと言っていましたので、その足りないものは高知でPちゃん(小川さんが持っている
1.6トンの巨大クリスタル)に会えばわかるだろうということで、その人と私で高知の
Pちゃんの新月の瞑想会に参加することになりました。

せっかく高知まで行くのだからということで、唐人駄馬(足摺岬の近くにある縄文巨石
遺跡)にも行って来ました。5月9日のこのブログで、唐人駄馬は卒業したと書いたのに
行く事になったことが不思議だったのですが、どうもあの時に私がやったことは、どちらか
と言うとよくないことを考えている低いレベルの超自然的な力を持っている方たちの言い
なりになってしまったようで、何かとても悪い影響を与えてしまったのではないかと思えて
きました。

今回はそれを元に戻すというか修正するために、私も唐人駄馬に来ることになったよう
です。小川さんも唐人石のところの木が切られてしまって、エネルギーの流れがまったく
変わっていたことにびっくりしていましたし、一緒に行った人はPちゃんも唐人石も
エネルギーの流れが左回りになっていることを気にしていました。何とかしようと思って、
いつもの石の中に入って瞑想をしようと思うのですが、私が入ると蜂が飛んできて瞑想
することができませんでした。でも、一緒に行った人が入ると静かに邪魔されることなく
瞑想ができていました。

やっぱり、唐人駄馬に行っても、もうメッセージを聞くことはできなくなったようです。そう
いう意味では卒業したのは間違いないようです。面白かったのは、翌日、ご一緒した方
は海のエネルギーをもらうといいという話になり、急遽強行スケジュールで今度は
室戸岬までいくことになりました。室戸岬にも、本物研究所の販売店でにんげんクラブの
会員でもある山下ご夫妻がやっているシットロトという美味しいカレーと紅茶のお店が
あります。そこで、おいしいカレーを食べて、その店のところの海に入ることにしたのです。

その前に、小川さんが、シットロトの本当に近所にある不動岩というパワースポットに
連れて行ってくれました。弘法大師が悟った場所というと御蔵堂というやはり室戸岬の
聖地が有名ですが、小川さんは一部の人の意見として、本当に修行をしていたのは
不動岩ではないかという説もあることを教えてくれました。時間もなかったので、御蔵堂
には行かずに不動岩だけに行ったのですが、空海が修行したかもしれない洞窟の中に
入って瞑想すると、どんどん自問自答が進み、いろいろなことがとてもスッキリしました。

どうも、唐人駄馬を卒業して、室戸岬の弘法大師に弟子入りが許されたのかもしれない
と、生意気に思ってしまいました。副島隆彦先生の「隠された歴史 そもそも仏教とは何ものか?
(PHP研究所)の中に、空海は佐伯氏の出身で、佐伯氏は中国から来た華僑の家柄で、
だから空海は留学前から中国語が話せたのではないかという話が出ていましたが、
どちらにしても日本を代表する歴史上の偉人であることは間違いありません。

これからは、高知に遊びに行ったときはおいしいカレー(私が食べたチキンカレーは絶品
でした)を食べることもできるので、西の足摺岬だけでなく、東の室戸岬にも行くように
してみたいと思いました。そう言えば、室戸から帰ってきてからの新月の瞑想会で感じて
みると、Pちゃんは普通に右回りに戻っていたようです。



稲が怒っている!

先週は台湾に言って、李登輝元総統にお会いしてきました。坂本龍馬財団が主催するツアー
に、にんげんクラブで募集した人も参加していただいて、坂本龍馬ファンでいらっしゃる総統の
快気祝いに行って来ました。

数えで91歳になられる総統が2時間の時間を作ってくださり、講演をしていただきました。私が
心に残ったのは、総統がやってこられた政治は坂本龍馬の船中八策の通りにやってきた。
いつも国民の目線で考え、結果として龍馬がやりたかった血を一滴も流すことなく、台湾の
民主革命をやり遂げたことを誇りに思っているというお話でした。

詳しい内容は、後日、にんげんクラブの会報誌や簡単な本の様な形にまとめて、皆さまに
ご報告させていただきます。台湾はとても景気が良く、発展している感じがしました。2年前に
来た時よりも格段に町が綺麗になっていました。日本もはやく元気を取り戻さなければなりま
せんね。

台湾から帰ってきて、新潟県村上市にある株式会社開成が作っているバイオマスプラントの
見学と社長である遠山忠宏さんのインタビューに行って来ました。日本ではバイオマス発電が
ほとんど成功していないのですが、このバイオマスは従来の常識の3倍程度の発電量に成功
しており、補助金を使っていないにも関わらず、初期投資を5年で回収できる見込みが立って
います。

秘密は生体エネルギー技術を使っていること。遠山社長は熱心に佐藤政二先生の下に通い、
自分なりの生体エネルギーの勉強をしました。バイオマス発電の成功の秘密は、
生体エネルギーの微生物技術の応用にあります。メタンガスを発生させるメタン菌を常識以上
に使いこなして活性化させることによって、この奇跡を実現したのです。これも、詳しいことは
いま書いている本(9月22日からの船井幸雄オープンワールド2012に合わせて発売する予定
です。タイトルは決まっていませんがザ・メディアジョンから出版の予定です)に書きますので、
オープンワールドの会場でお買い求めいただければ幸いです。

そして、いまは山形県新庄市の命仁(みょうじん)の圃場を見に来ています。命仁は
生体エネルギー農法(生態系生体システムプログラム農法)によって栽培されているお米です。
私の意識の成長が命仁の成長とシンクロするようなプログラムを佐藤先生が作っているようで、
特に新庄の命仁は私と一心同体になって来ました。
ちょっと不思議な話になって恐縮ですが、現場に足を運ぶとコミュニケーションが取れるという
か、稲の気持ちがわかるような気がします。昨年に来たときは、良いお米を作るから安心して
ほしいと言われたのですが、今年の5月に来たときは、しっかり頑張らないといけないと言われ
た様な気がしました。

そして、今日は何かとても怒っていました。「人間にはほとほと呆れてしまった。こんなことを
やっていたらみんなダメになる!」と怒っているのです。多分、もっと私が新庄まで足を運ばな
ければならないのかもしれませんが、このままだと大変なことがまた起こってしまうのかもしれ
ないとも感じてしまいました。本来なら、こんなことをウィークリーレポートで書くべきではないかも
しれませんが、私たちの意識の進化を早めなければいけないというメッセージを伝えられたよう
に感じたのです、ここで紹介させていただきます。

改めて考えてみると、稲のメッセージの部分の「人間には・・・、」の人間のところを「あなたに
は・・・、」と私のことと捉えることが正しいメッセージのように思います。そして、これを読んで
くださっている皆様も、何かの縁で読んでくださっているのですから、ご自分へのメッセージと
して捉えていただければと思います。
 
圃場を案内してくれた新庄の早坂正博さんは、朝早く起きて、命仁の気持ちをもう一度聞いて
みると言っていました。一人ひとりが他人事ではなく自分事と捉えて、李登輝総統がやってきた
ような意識で、日本の将来に責任を持ちながら変わって行かなければいけないようです。



久しぶりのキャンパス

先週、久しぶりに出身校である慶応大学の三田キャンパスに出かけて行きました。大学の
先輩たちとやっている異業種交流会があります。15年ぐらい続けている会なのですが、
最初は半人前の私を教育してくれることが目的で作った会なので、「船井さんを囲む会」という
名称になっています。経緯は、大学の6年先輩2人と偶然に仕事上の関係があり、彼らが
中心で異業種交流会を作ってくれました。

彼らは二人とも慶應義塾高校(塾高と読んでいます)の出身で、同級生にどんどん声をかけて
く れて人数が増えていきました。私も知り合いに声をかけたのですが、いつの間にか大半が
塾高の同級生になり、同窓会状態になっていきました。いまでは、少し例外はいますが
95%ぐらいが塾高の同級生ということになりました。ただ、さすが慶応というべきか、上場企業の
社長さんも何人かいますし、メガバンクの営業部長や大手証券会社の執行役員、監査法人の
代表社員など、多彩のメンバーがいてとてもユニークな会になりました。

会は大体3ヶ月に一度のぐらいのペースで幹事を持ち回りで務めてもらっています。ただの
飲み会の時もあるのですが、それぞれの人脈を使って講師の先生を読んで、いろいろな話を
聞くこともあります。政治家やプロスポーツ選手、禅宗の住職さんのお話を聞いたこともあり、
とても参考になる話を聞くことができます。私自身はあまり仕事には繋がっていませんが、
毎回とても楽しく参加させていただいています。

次回は9月に開催予定なのですが、今回幹事をしてくれる先輩が大学の准教授のお話を
聞こうという企画を考えてくださり、会の趣旨から講演料を払えるような会ではないので、
せめてご挨拶に行こうというわけで、その先輩と先生の研究室をお訪ねしました。大学の
キャンパスは昨年、取材で九州大学を訪問したことがあるのですが、やはり母校は懐かしく
感じました。先輩とキャンパスの真ん中にある大銀杏の木の下で待ち合わせにしたのですが、
建物は新しくなったりしていますが、だいたいの雰囲気はほとんど変わっていませんでした。

30分ぐらいで先生へのご挨拶は終わったのですが、二人とも時間があったので、大学近くの
学生当時、行きつけにしていた喫茶店でお茶を飲むことにしました。当時のマスターがご健在
で、大分年は取られましたが、今でも現役で店を開けておられます。大学ほど久しぶりでは
ありませんが、それでも数年ぶりに顔を出すととても喜んでくれました。あまりおいしくない
コーヒー(ごめんなさい)を懐かしく飲みながら、いろいろ仕事関係の情報交換をさせて
いただいて、それはそれで有意義な時間を過ごさせていただきました。

最近、東大話法という話をよく聞くようになりました。私の勝手な解釈ですが、東大の出身者は
上から目線で、「お前たちは馬鹿なのだから、(頭のいい)俺の言うことを聞いていればいいの
だ」、という論法で、これが原発事故を生み出した原因だと言うのです。詳しくは安冨歩著
原発危機と『東大話法』」(明石書店)を読んでいただければいいと思いますが、船井幸雄は
東大と京大の校風の違いについての意見を最近よく発表しています。権威を大事にして学閥を
作って仕事をする東大に対して、自由を尊び変わったことをすることが大好きな京大という
対比をしているのです。

私学で言えば、三田会などの同窓会を中心に同窓生つながりで仕事をする慶応が東大に近く、
自由でバンカラな校風を持ち、中退者の有名人が多い早稲田が京大に近いのかもしれません。
そう言えば、船井総研の小山政彦会長や、船井幸雄の一番弟子とも言える佐藤芳直先生は
もちろん卒業されていますが早稲田の出身ですので、船井幸雄は早稲田と気風が合うのかも
しれません。

私は慶応出身ですが、大学からの入学組なので、生粋の慶応ボーイとはとても言えません。
実はやはり慶応出身の弁護士の先生の事務所に行く機会が先週あったのですが、卒業年度が

同じであることがわかり、私が大学からの案内が来ないと言うと、ちょうど学校から来たばかりの
案内を見てくれて、私が不明者リストにリストアップされている事実が判明してしまいました。
それほど、気楽に慶応と付き合っているのですが、やはり受験勉強の大変さや、背伸びをして
入った学校なので勉強についていくことがきつかったことなどを思い出しました。その辺りの
経緯は新著「失敗から学ぶ」に詳しく書いていますので、ぜひ立ち読みでも結構なので読んで
いただければと思います。よろしくお願いいたします。





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