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特別情報

黎明


   


  
(引用開始)

 葦原瑞穂という正体不明の人物による『黎明』(太陽出版)という
著作について初めて知らされたのは、今から5年ほど前のことだった。
当時は東京大学医学部教授であり、『人は死なない』(バジリコ)
いうセンセーショナルなタイトルの著書を上梓したばかりの矢作直樹
先生が『黎明』の愛読者だったことがら、その存在を知ることができ
たのだ。
直にお会いする前からそのお人柄に強く感銘した僕は、矢作先生が
そこまで傾倒する『黎明』を一度読んでおこうと考え、上下二巻を
取り寄せた。上巻の最初から読み進んだときの印象は、今でも脳裏に
焼き付いたままになっている。

 著者自身が「読み飛ばしてもかまわない」と記している、現代物理
学における物質論を詳細に解説している第二章において、ここまで
奥深い内容を物理学的な正確さを壊すことなく平易に誰もが正しく
理解できるように記述していることには、大いに驚かされたものだ。
僕の知るかぎりでは、素粒子論を専攻する日本の理論物理学者の中で、
その難解な内容をここまで見事に噛み砕いて語れる人物は数人しか
いないのだが、彼らの誰かが「葦原瑞穂」というペンネームを使って
『黎明』を完成させたとは考えられなかった。何故なら、現代物理学
的宇宙論に続いて展開される、「普遍意識」を基礎に置いた人間存在
に秘められた特異な精神活動の数々についてのこれまた膨大な論考は、
とても一介の物理学者の力の及ぶところではない内容となっていたのだ。

(中略)

......。はたしてそんなスーパーマンが実在するのか大いに興味を持った
僕は、幸運にもその後しばらくして葦原瑞穂本人に邂逅することが
できた。そしてわかったのは、まさにそのような想像を絶する
「知の巨人」が本当にこの世に存在するということだった。......

(中略)

 だが、東京の四ツ谷で対談講演させていただき、......(中略)
......のを最後に、お目にかかることができなくなってしまった。
ちょうど一ヶ月後の(二〇一六年)十月二日の朝九時三十八分、
お一人で運転していた乗用車が中央高速道でタイヤのバーストによる
制御不能のため中央分離帯や路肩に激突し、
この世を去ってしまわれたのだ。

(引用終了)


 上記は物理学者の保江邦夫先生の新刊『神の物理学』(海鳴社)
冒頭を飾る「葦原瑞穂追悼の言葉に代えて」から引用させていただい
たものです。そして、世界でも最高水準の物理学者である保江先生が
驚くほどの物理学の知識が披露されている『黎明』を、日本で最初に
ノーベル物理学賞を受賞された湯川秀樹先生から教えていただいた
「素領域理論」を使った解説で読むための副読本にするという思いで、
『神の物理学』を出版されたということが書かれています。

 上記の引用の中に出てきた東京の四ツ谷での対談講演というのは、
にんげんクラブ主催で3年ほど前に行っていただいたものです。私も
その場にいて、多分、その後主なメンバーだけでワインを飲みに行っ
たのが、私が唯一葦原先生にお会いできた機会でした。『黎明』は、
葦原先生にお会いする前に読んでおこうと思ったのですが、あまりの
レベルの高さに冗談ではなく読了するためだけにホテルに籠もったこ
とを懐かしく思い出します。

 現在『黎明』の増補新版が太陽出版から新しく出されています。
装丁がほとんど同じなので、中身もあまり変わらないのかなと思って
いたのですが、にんげんクラブの重冨さんから勧められて読んでみる
と、増補が間にあった部分は大幅に内容が変わっている感じがします。

最初に『黎明』が世に出されたのが2001年のこと。それからいままで
で、私たち人類というか、少なくとも『黎明』を手に取る読者の意識
がずいぶん進んだようで、かなり思い切った「普遍意識」のお話が
書かれていることにびっくりしました。

 個人的に少し嬉しかったのは、3年前にはホテルに籠もって集中しな
ければ読めなかった内容が、今回は2週間強かかりましたが、日常生活
や新幹線の中(じっくり読むためにグリーン車に乗ってしまいましたが)
で読了したことです。普遍意識はまだまだですが、私の意識のレベルも
少しは進んで、ある程度の内容の理解ができるようにはなったのかも
しれません。

もうひとつ、保江先生がおっしゃる物理の部分については、とても親し
くなった『いざ高次元世界へ』(きれい・ねっと)の著者である周藤
丞冶さんにいろいろ教えてもらっているおかげだとも思いますが、
葦原先生はこんなに噛み砕いて書けたのだなあと理解できるようになっ
ていて、自分でもびっくりしています。

 3年間に読んだときの感想は『ヒマラヤ聖者の生活探究』を読んだ
ときと同じ感覚で、個々の内容は噛み砕かれていて難しく感じないの
だけれど、概念的に理解するのは本当に大変だというものだったので
すが、『黎明』でググってみるとはせくらみゆきさんのブログがヒット
し、その内容を読んで私の感覚も間違っていなかったのだなあと安心
しています。

 変な言い方ですが、この『黎明』は、もし読めなくても内容が分か
らなくても、手元にあるだけで人生が変わる本だと感じます。旧版を
読まれた方もそうでない方も、これから私たちが創りあげていく普遍
意識に基づく世界観をこんなにピュアに分かりやすく書かれた本は、
多分二度と出ないと思いますので、ぜひ挑戦してみていただければと
思います。

そして、文系読者には難しい内容にはなっていますが、保江先生の
『神の物理学』にもぜひ挑戦してみてくださいね。

 

自分らしさ を見つめる

皆様こんにちは。朝晩は冬のように寒くなってきましたね。

北日本ではもう雪がけっこう降っているようです。
これから寒くなりますので、風邪などひかないよう気をつけたいですね。


さて先週は、東京に行く予定があったので、
マスミギャラリーで行われた薬師寺一彦さんの彫刻展に行ってきました。

tyoukoku1.JPG
(神秘的な水の精霊)

tyoukoku3.JPG
(どっしりとした雰囲気の精霊)

tyoukoku2.JPG
(かわいいドラゴンの赤ちゃんでした。)

去年もお邪魔させていただきましたが、
去年よりもさらにパワーアップされて、オリジナリティ溢れる作品に圧倒されました。

会場は、そんなに広くない空間ですが、なんと一時間以上も居座って、
美しい作品たちを堪能し、癒されました。

(この彫刻展は、11月19日ですでに展示期日が終わってしまいました。
 もう少し早めにご紹介すれば良かったです。)
 

自らの手で美しい作品を創り出すことができるって、素晴らしいですね。

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最近は 自分らしさとか、オリジナル という言葉についてよく考えます。
私が尊敬する方々は、舩井会長をはじめ、オリジナリティ溢れていらっしゃる方が大半です。

しかし、自分の人生を振り返ってみると、
自分らしさとか、オリジナル なんて一つもないように思います。
どこかで誰かのマネをしながら、生きてきました。

マネすらできなければ、オリジナルもへったくれもなくて、
何をやったらいいのかさえわからない・・・・・・

と思っていたので、とりあえず、流れのままに、
尊敬する人たちの意見を聞きながら、
その場でできることをやってきましたが、
この歳になってくると、このままなんとなく人生が過ぎていくのでいいのだろうか?

というような漠然とした不安が漂ってきます。


別に「世に名を残したい!」とか「これを達成したい!」とか、
そういう欲は今はほぼないのですが、(←こんな私でも昔は多少ありました・笑)

自分が生まれて、自分にしかできないはずのことを、
やらずに死んでしまったら嫌だな・・・・・
という思いだけはあるのです。

その自分にしかできないこと、というのが何なのかさっぱりわからないので、
とりあえずご縁のあったものや、目の前に来たことをやる。
という振り出しに戻って、日々を過ごしています。

(ちなみに今は、産休中のため、
 世間一般的な外見からは、
 本当に食べて寝て意外は、何もやっていないようにしか見えないことでしょう・・・)


インタビュアー、ライターとしての仕事は、
何年もの間、「いかに自分(我・エゴ)をなくすか」ということにこだわって、
仕事をしてきたつもりでしたが、

そのスタンスでは自分をなくしすぎてしまったようで、
年数を経てそれなりに上手にはなったけれども、
自分らしい文章 ではなかったのかもしれないな、

と、思ったりもしています。

ここまでこの文章を書いてみて、
20代前半の頃に、迷走しつつも「自分探し」やら「使命探し」を必死でやっていた頃の自分と、
今この文章に書いている文字の表面上の意味は何も変わっていないような気がしました。


あの頃の自分探し と 今ここで書いている 自分らしさ探し とでは、
ちょっと次元が違うと自分では思っているのですが、
文字で書いてしまうと、意外と同じですね(笑)。

当時の青臭い自分を思い出し、
そういう風に捉えられると、少し恥ずかしい気がしないでもないですが、

言いたいことの雰囲気がちょっとでも伝わればいいなぁと思っています。

もっと自然体で、もっとしっかりと自分と向き合って、
誰かのマネやコピーではない、
自分の人生を、ゆっくりと歩んでいこう と、
日々感じている今日このごろです。

シュタイナー思想

初めてシュタイナーのことを耳にしたのは、20年ぐらい前のこと。AI
(人工知能)の研究をしていた故・五味隆志さんからでした。五味さん
は20歳代後半から30 歳代前半の私の思想形成期に一番大きな影響を与
えてくれた恩人です。

当時のAIは今と違ってロボティックスが主体で、アメリカの軍事的な
研究開発は進んでいましたが、「何があっても防衛分野だけはやらない」
という五味さんの強い意志で進められており、その研究は本当に手探り
状態でした。社員が10人程度の中小企業でありながら、当時のAIの超一
流の研究者を東京に10人近く招いてシンポジウムを開催するなど、かな
り先端的な研究を手掛けておられました。

私も、現在でもその分野の第一人者であるMIT(マサチューセッツ工科
大学)のロドニー・ブルックス教授の研究室に同行させていただいたり
しましたし、何よりも机上の空論に終始することなく、実践することに
重きを置く素晴らしい研究者でした。当時のロボティックスの研究は、
今のようにコンピュータのアーキテクチャー(プログラムの論理的構造)
をつくるよりもバッテリーやモーターの問題が先決であり、カナダに
あった五味さんの会社の社員は必ず、まず板金を切ることから修業させ
られていたことを懐かしく思い出します。

アーキテクチャーと言えば、今ではディープラーニング(深層学習)と
いって人間がプログラムを与えるのではなくAIが自律的にプログラムを
つくっていくアーキテクチャーが大きな成果を挙げていて、AIが近い将
来私たちの生活を大きく変えることが確実な情勢になってきています。

おそらく、20~30年ぐらいすれば英語の勉強をするのは趣味や研究の
世界、今でいうとラテン語や古代エジプトの文字であるヒエログリフを
学ぶような感覚になると思います。体にウェアラブルデバイス(身に
着けて持ち歩けるコンピュータ)が自然に通訳をしてくれるようになっ
て、お互いがお互いの母国語を話してもごく自然な会話が成立するよう
になるのでしょう。

車の自動運転はもう少し早く実現して、車の運転も趣味の世界になる
と思います。

50年程度のスパンで見れば、今人間しかできないことの大半はAIや
ロボットが取って代わってくれるようになります。

赤塚高仁さんとの共著『聖なる約束3 黙示を観る旅』(きれい・ねっと)
に書いた通り、人間は労働から解放され、聖書の創世記に書かれている
エデンの園に帰っていくことができるのです。そうなれば、先の選挙で
希望の党が公約に掲げたベーシックインカムの制度もおのずから実現し、
人間は食べるための労働(「ライフワーク」をもじって「ライスワーク」
というそうです)からも解放されることでしょう。

さて、そうなってくると、人間は何のために存在するのかを問われる
ようになり、いよいよ哲学的な思考を深めていくことが求められるよう
になります。

最近少し勉強したシュタイナーの思想は、宇宙観から歴史観まで幅広く
網羅されていて、これからの時代に合った哲学的思考を深めていくため
には、ぜひ学んでおくべきものだということがよく分かりました。

シュタイナーの翻訳本や解説本はたくさんあって、あまり体系的にまと
まっていない印象があったのですが、個人的には、半田広宣、福田秀樹、
大野章共著の『シュタイナー思想とヌーソロジー』(ヒカルランド)が
(750頁を超える大著で、実はまだ読了していないのですが)とても
分かりやすいのでお勧めです。

不勉強で、ヌーソロジーという考え方はこの本で初めて知りました。
私流の解釈ですが、「時間の流れには、私たちが普段意識している
デジタル(不連続で直線的)なものと、アナログ(連続で円環的)
なものがある」ということは、最近の「舩井フォーラム」でずっと
テーマに掲げている「次元を超える」ための具体的方法論として使え
るなという感覚を持ちました。まずは、この本を読破したいと思って
います。

五味さんはシュタイナー教育にも大変興味を持たれていて、私も当時は
そのことしか分かりませんでした。子どもの自主性を極端に大事にして
いく教育方法で、海外、特にドイツにおいて大きな成果を挙げていると
いうことは分かりましたが、当時の日本の実情を考えるとなかなか難し
いのではないかと思いました。それに何より、何冊か本を読んでみたの
ですが、何を言いたいのか概念的なポイントが私にはつかめなかったの
です。

でも、不思議なことに、社会の在り方を根本的に変えてしまうインパク
トを持っていることが分かってきたAIに、20年以上前に触れさせてくだ
さった恩人が、AIとはまったく関係のない文脈でシュタイナーの存在を
教えてくれていたのです。

その後しばらくシュタイナーのことは忘れていたのですが、2011年の
東日本大震災の半年後ぐらいに、福島で講演をさせていただくことが
ありました。小川雅弘さんと新しい、にんげんクラブをつくるための
全国講演をやっていて、確か一緒にレンタカーを借りて、仙台から福島
まで回ったのです。

そのときのことを不思議とよく覚えているのは、小川さんに仙台の青麻
神社という、不思議なエネルギーにあふれた神社を教えてもらったから
かもしれません。当時の私は、神社にお参りすることは初詣ぐらいしか
なく興味もまったくなかったのですが、その不思議な空気感に魅了され、
その後さまざまな神社にお参りするようになるきっかけになったのです。

父が言うパワースポットというものの存在を最初に実感した瞬間だった
のかもしれません。

その福島の講演会には、多くの教育関係者や医療関係者が出席してくだ
さっていて、そのほとんどが東京や横浜から福島の支援をするために
やって来ていた人たちでした。そして、その人たちになぜ福島に来てい
るのか尋ねると、シュタイナー思想に強く影響を受けていて、原発事故
で大変なことになっている福島の子どもたちのことを見過ごせないから
だとおっしゃっていたのです。

前述の『シュタイナー思想とヌーソロジー』を読んで理解できたのです
が、シュタイナー思想では「自己独立性」と「自他同一性」という、
一見矛盾する概念を両立させるような世界観を持っています。

人類が進歩するためには「自己独立性」を確立することがとても重要な
ことであり、実際に西洋社会が最初に近代化できたのは、その確立が
できたからです。現在でも日本人は個性を出すことを嫌いますが、アメ
リカなどに行くと自己主張ができなければエリートにはなれないという
カルチャーが徹底していて、びっくりすることがあります。

シュタイナー思想では「自己独立性」が確立したら次の段階として、
意識の拡大を図って社会としての「自他同一性」の確立段階に移行する
ことを謳っています。福島に支援に駆けつけた人たちは、それを学んで
いる中で「自他同一性」が自然に発揮できるようになった人だったのだ
ろうと思います。ただ、当時の私は、無私の支援を自然にできてしまう
すごい人を輩出する「シュタイナー思想、恐るべし」、という感想を
持っただけでした。

今回は『シュタイナー思想とヌーソロジー』をヒカルランドの石井健資
社長よりご献本いただいて、とても気になっていたことに加えて、ある
友人に父から「勝仁にシュタイナー思想を学ぶように伝えてほしい」と
言われる夢を見たと言われて、そのシンクロニシティにびっくりしてい
るというわけです。

そして、初めて知ったヌーソロジーという概念で、どうも次元の壁を
超えていくには時間がキーポイントになるようだということが分かった
ことは、とても大きな気づきだったと感じています。

時間も空間も実は幻想だろうという直感は以前から持っていました。
東京や大阪で通勤電車があれだけの本数、正確に秩序だって動かせて
いるのは、日本人がリニア(直線的)な時間、すなわちデジタルな時間
を扱うことを得意としているからです。しかし、それと真反対の、ゆっ
たりと流れているアナログな時間がはっきりと存在し、ここにアクセス
できれば、Kan.さんやはせくらみゆきさんのように時空の壁をあっさ
りと超えていけること、そして、このことが実は、「舩井フォーラム
2017」
でKan.さんに聞いてみようと思っていたのに聞けなかった疑問
に対する回答になっていて、我ながら本当にびっくりしています。

本当に、「求めれば与えられる」という簡単な摂理が、とても早く実現
してくるようになってきました。

先ほどの友人の夢の中で、父は「勝仁はせっかく恵まれた立場を与え
られたのだから、Doing(何をするか)ではなくBeing(どんな存在に
なるか)を追求するべきだ」とも言っていたそうです。

私なりのBeingをつくっていくために、にんげんクラブや『ザ・フナイ』
などの媒体を使わせていただきたいと思っています。ますます小難しい
理屈満載の「理屈王」になりますが、よかったらお付き合いいただけれ
ば幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

慣れ


 昨年の春ごろから、仕事でよく三陸に出かけるようになりました。
宮城県の気仙沼から岩手県の釜石、宮古ぐらいまでのところによく行く
のですが、最初に行った時は大きな衝撃を受けたものです。

震災直後は石巻の支援に関わっていてよく石巻に行ったのですが、被害
は一番大きかったものの行政としての規模も大きく復興も比較的順調に
進んでいたので、他の被災地も同じようなものだろうと思っていました。
ところが、上記のような気仙沼以北の被災地は、津波被害から5年以上
経っているとはとても思えないほど復興が進んでいなかったからです。

 工事の進み方で言うと、インフラの基盤である街を作る前段階の土木
工事の段階で、まだ建物を建てる建設の段階には進んでいません。津波
の被害の説明をしてくださるボランティアのおばさんの本音は「(彼女
たちにとって一番大切な店である)「しまむら」がまだできなくて不便
なのよ」という点にあり、そのようなレベルでの生活のインフラがまだ
まだ整っていないという状況だったのです。

そんな様子を目の当たりにした私は、少しでも地域の復興の役に立ちた
いという思いで、何かできることはないかと考え、誰でも最初に思いつ
くことですがお土産をできるだけたくさん買うようにしました。

 私は普段は、たとえ海外旅行であってもほとんどお土産は買いません。
私は自分に都合のいいところだけは父の真似をすることにしていて、父
もお土産をほとんど買わなかったのです。

本当に申し訳ない話ですが、父はいただいたお土産に関しても、例えば
迎えに来てくれた運転手さんに渡して会社でみんなで分けてもらうよう
な人でした。だから、私もそれをみならって、ありがたいという感謝の
気持ちを大事にさせていただきながら、なるべく会社のみんなで分けて
もらうようにしているのです。

 そんな私でも、5年以上経ってもまだ土木工事の段階であることに
衝撃を受けて、それほど役に立たないことは分かっていても、なるべく
地元で製造されたお土産を一生懸命に買って行きました。

ところが大体2か月に一度ぐらいのペースで行くようになると、最近は
買うものがないなあと思ってしまいます。観光地というわけではないの
で、例えば岩手県なら製造元を見てみると盛岡の業者だったりします。
地元のものもあるにはあるのですが、正直に言うともう飽きてしまった
感じになっているのです。

 ボランティアのおばさんが嘆いていた「しまむら」も、無事に陸前
高田にオープンしました。地元の美味しい飲食店も最初に行った時は
仮設店舗での営業でしたが、最近は新たな街の中心地に本設の店を
オープンされていて、ようやく復興が目に見える形で進んできたように
思います。流出してしまった人口が戻ってこなくて、全国的な人手不足
の中でも特にひどい不足感が続いているという他にはないマイナス面は
続いていますが、それでもだんだん普段の生活が戻りつつあるようです。

 まだまだ、日本中のダンプカーがここに集まっているのではないかと
いうぐらいのダンプカーの渋滞が、朝晩はほとんど1本しかない生活道
路でもある国道で続いていたりします。しかし、人間はたくましい側面
も持っていて、それでも何でも、毎日、泣いて、笑って、怒って、嘆い
て、喜んで、そして生きているのです。

ただ、最初はとても敬虔な気持ちで足を踏み入れていた被災地に、慣れ
てしまっている自分を感じてちょっとまずいと思っています。そう言え
ば、節電ムードが広がって街が暗くなり、エレベーターやエスカレーター
が半分止まり、階段を歩いて登った生活感覚はとっくの昔になくなって
しまっています。

 日常のルーティーンに戻ることはいいことですが、私たちの傲慢な
気持ちがあれだけの大災害の原因の一端を作ったかもしれないという
気持ちは忘れてはいけないし、そうでなければ被災の生活に耐えている
方、ましてや犠牲になった皆様に申し訳ありません。

「舩井フォーラム2017」で「超意識の目覚め」をテーマにできるほど、
私たちの意識は進んだのだと感じています。しかし、それはすなわち、
心の中で思ったことがいままでよりも早く、しかもダイナミックに実現
するということであり、私たちはそれだけ大きな責任を持ってきている
ことになるのではないでしょうか。

 「慣れ」に気づいたこのタイミングを大事にしたいと思い、皆様に
シェアさせていただきました。生活を楽しみながら、未来に責任を持つ、
そんな生き方をこれからも続けていきたいと思っています。

 ちょっと余談になりますが、テラルネッサンスの鬼丸昌也さんも
刺し子プロジェクトで支援されている岩手県大槌町に、おしゃれな
レストラン・シュシュをオープンしました。

地元の人は美味しい魚は食べ飽きるほど食べているのですが、こういう
本格的なレストランがないということで、とても繁盛しているそうです。
私もいただきましたが、東京の青山か代官山にあるようなお店の雰囲気
で、とても美味しかったです。

日々の雑感 

皆様こんにちは。

ちょっと前までは台風で雨が多かったですが、
最近はさわやかな秋晴れの日々が続いています。

11月もそろそろ中盤になりかけ、
そういえば去年は11月に熱海では雪が降ったなぁと懐かしく思い出しました。

熱海で雪が降る日は年に1~2度くらいしかありませんが、
そんな日は山から降りることができなくなるので、
ぜひ子供が生まれる日は、
とにかく雪だけは絶対にやめて欲しいと、
今から神様に祈っています。

先週のブログでは母子共に順調だとご報告しましたが、
先日病院から電話があって、妊婦糖尿病の検査にひっかかってしまいました。
35歳以上は、リスクが高くなるのだそうです。

来週また再検査だそうで、
自由に甘いものなどを食べ過ぎたことを今さらながら後悔しております。
これから2ヶ月は、食事などかなり気をつけながら過ごしたいと思います。

さて、今週の写真は、ほんの少しです。

hati1.JPG

hati2.JPG

(パっと見、なんだ先週の写真と変わらないじゃない、と思うかもしれませんが、
 ミツバチがとてもかわいかったので、撮りました。
 もうちょっとアップだとよりわかりやすかったですね。)

この一週間は、たまに友達とランチに行ったり夕飯を食べたりしたので、
普段より少しだけ人との交流が多かったです。

久々に出会う人と話すと、いろいろ新しい情報が入ってきて、
刺激的だなぁと思います。

やっぱり人は人と交流することで、いろいろ学べるのですね。

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今週も、あいかわらず似たような本ばかり読んでいて、
大きなトピックスがこれと言ってないので、
ぽつぽつと日々感じていることを言葉にしてみたいと思います。

○一秒一秒が、一日一日が、一年を、そして一生を作る。
 
 妊婦期間中はゆったりとした日々を過ごしがちですが、
 そのようにゆったりと過ごせたからこそ、時間の大切さを痛感しています。

○インプットと同じくらい、アウトプットは大事
 
 ここ数年は、インプットばかりをして、アウトプットはなかなかできていない私ですが、
 アウトプットをしないのは、呼吸で息を吐かないことと同じで、とても苦しくなってしまいます。
 
 呼吸もできれば大事にしたいのと同じように、
 アウトプットも、ただインプットしたものをそのまま外に出すのではなく、
 自分の中で発酵させて、
 別の何かに変えてアウトプットできるようになりたいな、と思っております。
 なかなか難しいですが・・・・。

○ 孤独を怖れない。自分と社会、自分と宇宙の関係性を見直す

 しょっちゅうブログで孤独だ孤独だと騒いでいる私ですが(苦笑)、
 自分の道を歩むときは、どんなに友人の多い人でもやっぱり孤独なのだと思います。

孤独も怖れず友達にして、孤独の中で、自分の道を進み、
社会や宇宙との関係性を大事にしていきたいです。

○ 手間を惜しまない。
 これは、ズボラな私にとって最も難しく最もチャレンジしがいのある事柄です。 
 面倒くさい、という言葉をなるべくなくして、
 いろいろなことの手間を惜しまない人間になりたいです。
 「手」って大事ですね。

○ なるべくメモをとる
 舩井会長は、メモをとることがとても大事だとおっしゃっていました。
 私もかつてはメモをたくさんとっていたはずなのですが、
 ある時を境に、講演会などでも、ほとんどメモをとらない人間になってしまいました。

 そういう生活を何年か続けた結果、頭は意外と信用ならない。 
 メモをとらなかったら、すぐに何でも忘れてしまう、ということがわかりました。

 一度メモをとるクセがなくなってしまうと、
 なかなかどうしてメモをとるタイミングがよくわからなくなってしまいますが、
 手書きでメモをとること。そしてそれをきちんとまとめて頭を整理することは、
 すごく大事なことだなぁと、最近とても思っています。

 今のところは、メモをちゃんととることを目標としていますが、
 いつかメモをとらないでも、すべてのことを記憶できるような脳が開発できたら・・・
 という夢も密かに持っていようと思います。


以上、日々感じていたことの、雑感でした。

なるべくメモをとる、ということにも通じていますが、
こうして日々ポツポツと思っていることを、
たまにこうしてブログで言葉にすることで、
自分にも読者の方にも、いい気づきを残すことができたら、嬉しいなぁと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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