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広島より『大劔神社例大祭(7月17日~18日)に参加して』

みなさまこんにちは。
にんげんクラブ広島県福山支部の田邊由利花です。

少し遅く成りましたが、7月17~18日 四国徳島県の剣山での大劔神社例大祭に
参加させて頂きました時の事をご報告させて頂きます。


それは確か今年の春頃のこと。
徳島県在住の友人 ののちゃん(上野昇さん)とWさんとこんなやり取りがあり
ました。


私:  「今年の7月17日剣山のお祭りに参加したいのですがいいですか?」

Wさん:「良いですよ」

私:  「何人まで良いですか?」

Wさん:「300人」

私:  「ほんとに~?」

この冗談のような会話から福山支部は1泊2日参加費無料ツアーの企画と
成りました。
無料宿泊所の手配等、大劔神社例大祭の企画運営準備下さいました皆様には
大変お世話になり感謝です。ありがとうございました。

この後はののちゃんこと上野昇さんからのご投稿です。


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「劔の夜明け」上映会と大劔神社例大祭

平成22年2月22日午後2時22分頃、私の父が病院で亡くなった。それをきっかけに、
自分の何かの鍵が解かれ、心の扉が開いたような気がした。その開いた扉の向こう
には、剣山の頂上付近で不思議な集団が何か作業をしている光景が見えた。

「とにかく、この初夏の7月17日の剣山例大祭へ行こう!そこで会わなければならな
い人がいる!」その思いで、イスラエル交流会徳島のメンバーの3人と剣山頂上を
目指した。

昨年の劔の夜明けポスター.jpg
   昨年の劔の夜明けポスター


現在、剣山の例大祭は大きく分けて2つある。もともと夫婦池と見ノ越を中心とする
大劔神社末社の劔神社の例大祭と、富士ノ池を中心とする劔山本宮の例大祭が
7月17日同時に別々の場所で行われる。
(ただし劔山本宮の神輿は人手の多い日曜日に順延される)
分かり易く言えば、剣山から源流を発する祖谷川や貞光川など剣山北西エリアの
氏子は劔神社で、那賀川、穴吹川など剣山東南エリアの氏子は劔山本宮で祭りを
執り行なっている。(一概には言えないが)

その大劔神社は剣山系にある586社の末社、摂社、祠、巨樹、巨石などの総本社で、
例えば、西島神社・八劔神社・古劔神社・両劔神社・三劔神社、そして頂上ヒュッテ
横の宝蔵石神社なども含まれる。

剣山.jpg
    剣山


頂上の劔山本宮の例大祭は、そもそも山頂から800m下山した富士の池
(コリトリ)付近で行われていた祭りだが、昭和51年の台風の大規模地滑りにより旧
社殿が壊滅、その後、ヘリコプターで頂上に神輿を上げ、現在、剣山頂上で祭りを
続けるに至っている。

大劔神社.jpg   大劔神社例大祭の神輿.jpg
     大劔神社                  大劔神社例大祭の神輿


話しは戻るが、私の父が亡くなった平成22年は頂上の劔山本宮の例大祭に参加した。
その時は、強烈に感じなかったが、神輿の側で「六根清浄」の旗を思いっきり大声で
振っているWさんに自然とビデオカメラを向けていた。今振り返ってみると、このWさん
こそ、剣山山頂で会うべき人であったのだ。彼の一生懸命な姿に結局、話しかけられな
かったが、家に帰ってから何度もそのビデオを繰り返して、彼の姿を確認した。

剣山山頂にはどことなく彫りの深い顔の住人が多い。ある意味、スファラディ系イスラエル
人とも言える風貌だ。僕が見たそのWさんも、その時は日本人と言うより、そのような
イスラエル人に見えた。

数ヵ月後、運よくWさんとある出版記念パーティーで再会することができ、それ以来、
非常に親しい付合いが続いている。Wさんのご縁で安徳天皇の甥にあたる土御門上皇の
霊をはじめ、剣山顕造学会の井上正さん、大劔神社宮司の馬岡さんなど、地元の祖谷など
の人達と交流を深めることができ、そんな状況の中で、剣山の映画を作ろうと思うように
なった。

井上正さん.jpg
   井上正さん


ただ、映画を作るのに自分の中で自然と決まり事がすでにあった。それは「剣山だけの
映画を作るな!」という自分の声だった。
あるご縁で、滋賀県長浜市在住のSさんに映画製作の相談に行った時、「13人のグラ
ンドマザー」のDVDを手渡してくれ、「これだ!」と思った。剣山の映画は、13本の1本と
して制作しようとその時に決めた。映画を作るにあたり、次の点に注意した。

1、貨幣経済による制限を受けない映画作り、つまりボランティアで作ること。
2、制作するターゲットは偏らないように、自分と正反対の思想も取り入れること。
3、無理をせず、「導き」と「シンクロ」を大切にすること。
4、出会いを大切にし、より多くの人達に関わってもらうこと。
(今もこの思いで、13本を越える17本以上の映画を制作中だ。)


今年、平成25年7月16日と17日は、大劔神社末社の劔神社と西島にある西島神社
(別称:亡者の墓・モーゼの墓)で、私達が主催する例大祭を大々的に執り行った。
剣山系586社ある中で唯一、7月16日が例大祭の西島神社において、全国各地より
集まった人達によって「イワナガヒメ」などを主神とする御神事が執り行なわれました。

午前中は餅つき、夕方まで御神事と歌奉納は続き、阿波剣山顕造学会代表の井上
正さん、剣山山頂ヒュッテの新居綱男さん、白地山地蔵寺住職の粟飯原興禅さんの
3人によるトークイベント、そして、まだ制作途中だがドキュメント映画「劔の夜明け」を
上映した。

翌日17日は、「安徳天皇・大山祗命・素盞嗚命」など御祭神として大劔神社末社の劔
神社で、猿田彦の御神楽、民謡奉納、御神事、神輿などが続いた。また山頂近くの大
劔神社では前日同様、全国から集まった人達により盛大な御神事が執り行われた。

猿田彦の御神楽.jpg
   猿田彦の御神楽


ドキュメント映画「劔の夜明け」について少し紹介したい。「夜明け」と書いて「ヨハネ」と
読む。顕造学会の井上さんの拘りだが、この映画のサブタイトルである「高根親子と
12の童謡の秘密を追いつづけた」の通り、明治から平成まで続いた高根親子の研究に
焦点を当てた映画である。父高根正教は、神奈川県で最終、校長先生として教職に
就いており、「あいうえお」五十音、つまり「言霊=ことたま=五十音」の最初行と最後行
にあえて重複する「音」がある不自然差に気づき、教職を辞め、聖書など歴史研究に
没頭。最終的に剣山にソロモンの秘宝があると導き出し実際に発掘調査もしている。
その聖書の「黙示録」こそ、謎を紐解く重要な箇所らしい。井上氏が「ヨハネ」と拘るのも
そこからきている。


息子の高根三教さんも父親の研究を引継ぎ、研究成果を出版、全国講演もされていた。
特に彼の著書「アレキサンダー大王は日本に来た」は第十代天皇・崇神天皇のことでも
あるが、その西洋と東洋の歴史を対比させた解説は非常に面白い。ドキュメント映画は、
これ以外にも、「666」「祖谷=イセ=伊勢」「浦島太郎」などの謎、そして、元伊勢籠神社
において披露した淡路島で発見されたイスラエルの指輪の映像も交えて映画編集した。


来年、平成26年7月17日に、このドキュメント映画「劔の夜明け」の完成試写会を剣山の
見ノ越で予定している。現在、映画の完成に向け、奈良の玉置山、兵庫の千ヶ峰、福岡の
鏡山と可也山を取材中。最終的に、毎年同じ7月17日に開催される徳島県海陽町宍喰の
祇園祭も取材し編集に加え、ドキュメント映画は完成となる。

今後も「劔の夜明け」のサイトhttp://www.facebook.com/turugijinja
にて、詳細を掲載する予定なので、情報交換はもちろんのこと、ぜひ剣山、そして来年の
映画完成上映に来て頂きたい。

 


ののちゃん.jpg

  ののちゃん(上野昇)http://nono-chan.info

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