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パンダ「コパン」だ!

新年あけましておめでとうございます。

にんげんクラブの皆様、お正月はいかが過ごされましたか。

私たち一家はずっとリヨンでしたが、母の住む奈良の家には妹夫婦が
訪ねてきてくれて、スカイプで新年の挨拶をすることができました。

お正月はCOCOという映画を見て、ちょうどリヨンで開催されている
現代アート展「ビエンナーレ」に行ってきました。

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(お正月に見た映画「COCO」。
 年に一度ご先祖様が家族の元に帰って来るのは日本のお盆と同じだけど、
 死者の国のイメージがとてもカラフルなのはメキシコならでは)


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(ビエンナーレのテーマは、「Mondes Flottants 浮遊の世界」
 この作品は白い柱からゆっくりと泡が出てただひたすら下に垂れて行く)


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(空飛ぶカモメがモチーフ)


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(卵カプセルに並ぶ人々。
 真っ暗な卵の中に寝そべって3分間、後ろから出ている赤い管から
 2階のフロアの音が聞こえて来るらしい)


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(歌う長椅子。寝そべると下からお経のような謡声が)


リュミエール映画博物館隣の「リュミエール研究所Institut Lumiere 」では
4ユーロ (約540円)で入れる子供向け映画があります。
この冬休みは日本アニメスペシャルと題して、宮崎駿、手塚治虫、
高畑勲のアニメ作品が上映されています。


娘に「パンダコパンダっていう映画やってるよ」というと、
「うん、いきたぁ〜い、パンダコパン!」

娘の頭の中では、コパンダの部分が子パンダではなく、
「コパン(Copain 友達 )だ)という風に捉えられたようです。
Panda, Copain だ(パンダ仲良しだ)というタイトルだと思い込んでいます。

「コパン(Copain 男友達)よりコピン(copin 女友達)の方がいい」とも。

フランス語のタイトル「Panda Petit Panda」を見ればコパンダのコは、
プティ(petit小さい)に対応しているとわかるのですが、娘はまだ文章が
読めません。

日本語のパンダの発音は「Pain(パン Bread)」や「Copain(コパンfriend)」
により近いと思うので、娘が勘違いするのもわかるような気がします。


ちなみに、フランス語の「Panda」の発音は私の耳にはほとんど
「ポンダ〜」に聞こえます。

子供達は、♪パンダコパンダコパンダ♪というテーマソングが気に入った
ようです。映画館を出る時にあちらこちらで口ずさんでいました。
耳で覚えた日本の歌、フランスの子供達も日本語の発音で
「パンダコパンダコパンダ」と歌っています。


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さて、今日から新学期。

放課後はぬいぐるみたちへのお絵かき&合唱指導に忙しい娘。
彼女を見ていると毎日幼稚園で何をしているのか一目瞭然です。

ぬいぐるみたちに自分で製作した手作りのお絵かき教材を配ります。
見本のデザインを写させる作業のようです。

一人で全部の役をやっているので、まず生徒役のぬいぐるみたちの
お絵かきをして、先生としてそれを一つずつ評価。
以下娘一人二役


先生(娘) :「くまさん、ほらここ、線がはみ出てますよ」

くまさん :「え〜ん、ぼく、うまくできない」

先生 :「じゃ、一緒に書くよ。Comme çaコム・サ! (ほら、こんなふうに)」

「オーラーラー、ヘビ吉さん、なんですか、これは。」
「ブラヴォー、うさっぴグリ(gris)(灰色うさぎ)!」

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(ぬいぐるみの合唱指導中)

娘の幼稚園では、お絵かきの時間に模写をすることが多いようです。

以前「Vague波」というテーマで教室の壁に子供達の絵が貼られて
いましたが、個々に違いはあるものの皆同じアングルで、波間には
揺られる船(ヨットを描いた子が多い)も描かれてあります。
教室には見本となった葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」が飾られていました。

学期の終わりには、子供の活動ファイルが手渡されます。
見てみると、葉っぱが半分だけ書かれ「残りの半分を対象に書きます
(対象図形)」とか、「グラフィクを再現する練習」「モデルに忠実に
表現する練習」といった目標が書かれています。


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(同じデザインを描く練習)

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(左半分だけ書かれた木の葉の右側を対称に描いて完成させる)

さらにページをめくっていくと、クラスメートの名前がアルファベットで
書かれていて、見本通りに書けたらできた日付のスタンプを押すように
なっています。名前のモデルを見ながら同じように書くという
「Compétences能力」が指示されています。


娘が、「活動の時間嫌。できないし」とつぶやいていた気持ちがわかります。

リサ18110-10.jpg
(クラスの友達の名前を大文字で書く練習。娘は時々Sをひっくり返して書きます)


息子が12年前に通ったイタリアの幼稚園では、お絵かきに目標や
見本なんてなく、学期末にもらう子供の作品は、画用紙に庭の落ち葉と石が
貼ってあったりして、持って帰るのが一苦労でした。

「ここは、子供には大好きなことだけどご家庭でお母さんたちが
できれば子供にやってほしくないこと(家が泥だらけになるから)を
する場です。」(イタリアの幼稚園の先生の話)


息子は毎日泥だらけ、絵の具まみれ。質感の違う砂を集めてその中で
触感を楽しんだり、いろんな種類のハーブを育てハーブオイルを作ったり。
砂だけではなく、賞味期限の切れたポレンタ(トウモロコシの粉)や
雑穀を教室の一角に敷き詰めて子供達に自由に触れさせたりもしていました。

指導目標に沿ってできるように導くリヨンの幼稚園と、
五感で感じることが全てだった12年前のミラノの幼稚園。

どちらも地域の公立幼稚園ですが、時代が変わったからなのか、
お国柄が違うからなのか、アプローチが全然違っています。

お絵かきの時間にデザイン模倣してアルファベット習得に活かし、
フランスのわらべうたをたくさん歌ってまわりの色や形、数字を覚える。
その過程には、子供達に早い時期からフランス語教育を導入したいという
フランスの意志が感じられます。


リサ 2018年1月8日 リヨンにて




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