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人生いろいろ 〜une vérité e une beauté pour toujours 〜


にんげんクラブの皆様、こんにちは。

フランスでは12月4日から6日にかけて二人の著名人が他界しました。

人気作家でジャーナリストのジャン・ドルメソン(Jean d'Ormesson
1925-2017 享年 92歳)と、肺がんで療養中だった国民的歌手ジョニー•
アリデイ(Johnny Hallyday 1943-2017 享年74歳)です。

フランス・アカデミーの一員でもあるドルメソン氏の追悼は8日パリの
アンヴァリッド (Les Invalides) の中庭でおごそかに、そして、9日パリ
のマドレーヌ教会でのジョニー追悼は路上に百万人近くの国民が押し寄
せ、大変派手なものとなりました。

ジョニー•アリデイの追悼式、ジャン•ドルメソンの追悼式、ともにサル
コジ元大統領、オランド前大統領、マクロン大統領と歴代の大統領三人
が駆けつけました。

国民戦線(FN党)のマリーヌ•ル•ペン氏はジョニー•アリデイの追悼式に
参加表明していましたが、ジョニーの奥様の意向で断られてしまったそ
うです。

マクロン大統領は、ドルメソン氏の追悼式では国旗に包まれた棺に一本
の鉛筆を捧げ、ジョニー追悼式の教会前では「彼は歌手というだけでは
ない、ジョニー、それは《人生》だった」と述べました。

リサ171213-1.jpg
(国旗のかけられたドルメソン氏の棺に
 一本の鉛筆を捧げるマクロン大統領)

リサ171213-2.jpg
(ジョニー、《それは人生だった》
 国民的歌手ジョニーの追悼に全国から集まった人々)

ジョニーは1960年のデビューから生涯にわたってヒットを出し続けました。
追悼式では、 "Que je t'aime (ク•ジュ•テーム こんなにも愛している)" など
のヒット曲の数々が歌声の不在のまま演奏されました。
https://www.youtube.com/watch?v=6uzuSbnxsB0


「ク•ジュ•テーム」とういうシャンソンは、サビの部分がずっとク•ジュ•
テームを繰り返す情熱的な歌です。
https://www.youtube.com/watch?v=oOrdANUWtHI

フィガロ紙によると追悼式でパリの大司教長は「ク•ジュ•テーム、アーメン」
という言葉でオメリー(説教)を締めくくったそうです。

7日にジャン•ドルメソン追悼番組があり、娘で出版者のエロイーズさんが
書斎で見つけた、死の3日前の遺筆が紹介されました。


リサ171213-3.jpg
(ジャン•ドルメソン氏が死の3日前に書き残した手書きの文章。
 来月出版の遺作の最後のページに載せられるそうです。
 私はうまく訳せませんが、一応言葉の意味だけのせておきます。
「永遠の美。全ては過ぎ行く。全ては終わる。全ては消えゆく。
 そして永遠に生き続けねばと想像していた私はいったい何になるのか。
 それは不可能ではない・・•。しかし、あなた方が生きたこの世界で
 私が送った人生は真実と永遠の美であり、死は私に対して何もできない」)

私はドルメソン氏の作品を読んだことがありませんが、1月に彼の遺作と
なる「Et moi, Je vis toujourそして私は、永遠に生きる」が出版されるそう
なので、フランス語が苦手ながらも読んでみようかと思っています。
ちなみに日本語に訳された本があるか検索しましたがヒットしませんでし
た。代わりにでてきたのが、ジャン•ドルメソンという名前の薔薇。


リサ171213-4.jpg

ここ数日のテレビは、二人の追悼番組に加え、毎年恒例のテレトン
(Telethon 難病の子供たちを助けるための長時間チャリティー番組。
 出演する著名人はノーギャラのボランティア)も始まり、さらに
世界情勢と、多くの話題が入れ替わり立ち替わり目まぐるしく報道さ
れました。


アメリカのカリフォルニア州での大規模な山火事の映像、そしてトラ
ンプ大統領の「イスラエルの首都はエルサレム」宣言の余波で、ガザ
地区でアメリカとイスラエルの国旗が火に包まれている映像が映し出
されています。

10日にはイスラエルのネタニヤフ首相がパリを訪問し、今回の首都
宣言に懸念を示すマクロン大統領との会談が放映されました。


リサ171213-5.jpg

マクロン大統領が「パレスチナとイスラエルの和平はこの二つの政府に
よってなされるものだ、アメリカによるものでもフランスによるもので
もない。パレスチナの人々に和平対策を示すべきだ」と主張し、ネタニ
ヤフ首相は、「フランスの首都がパリであるように、イスラエルの首都
はエルサレムなのです。エルサレムは3千年前からイスラエルの首都だっ
た」と述べました。

テレビでエルサレムの地図が出ていました。
中東の事情に疎い自分を反省しつつ歴史解説を読みました。


リサ171213-6.jpg
(西エルサレム(ブルー)と旧市街のある東エルサレム(オレンジ))

現在のイスラエルは1948年建国で、第一次中東戦争で西エルサレムを
手中に収めます。エルサレムは東西に分断され、東エルサレムはヨルダ
ン統治(第一次中東戦争後から1988年までパレスチナのヨルダン川西岸
はヨルダンに併合されていた)となりました。イスラエルは1967年の第
3次中東戦争で当時のヨルダン領にあった東エルサレムを併合しました
が、この併合は国際社会には認められていません。

パレスチナ自治政府(日本は国家非承認。夫によるとスウェーデンは
国家承認している)は東エルサレムを首都とみなしながらも、そこは
イスラエルに実効支配されている状態です。

イスラエルにとって3千年来の「聖地」エルサレム全域を手中にすること
は悲願、まさに民族のアイデンティティーに関わる問題です。そしてパレ
スチナ側からすれば自分たちの首都とみなしている東エルサレムは絶対に
譲れないでしょう。

どうやったら和平が実現するのでしょうか。

オラトリオやミサ曲などで美しい音楽に乗せて連呼される「Jerusalem
(イェルザレム: エルサレム)」は、ユダヤ教•キリスト教•イスラム教の
聖地であり、重い戦いの歴史を背負っています。

7日から10日までリヨンで光の祭典( Fête Des Lumiere )が開催され、
ベル•クール広場が素敵な光のお花畑になりました。*光の祭典の由来に
ついては2015年12月8日のブログ(lumignon ルミニョン)を
ご参照ください。

リサ171213-7.jpg


娘の幼稚園でも先日、子供たちの作ったルミニョンでライトアップされた
庭が公開されました。


リサ171213-8.jpg
(園児たちがデコレーションしたルミニョン)

「フェット•デ•リュミエール(光の祭典)が終わったら、今度は
ノエルだね。」

クリスマスツリーを飾りながら娘はウキウキしています。

ツリーの下に早速妹夫婦から送られてきたプレゼントを置きました。


リサ171213-9.jpg

クリスマスは、フランス語でノエル(Noël)、イタリア語でナターレ(Natale)。
ラテン語のNatalis「誕生」が語源だそうです。

幼子イエスの生まれた日。

そして、世界中のあちこちでも、毎日「誕生」があり、美しい命の輝きが
私たちを暖かく包んでくれています。


12月11日 リサ リヨンにて




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