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「Le revenu univelsel 」〜ベーシック・インカム〜

にんげんクラブの皆様、こんにちは。

旧正月を過ぎて気温が少しずつ上がってきました。

1月28日には中華レストランや中仏会館などで「春節」のお祝いがあったよう
です。新聞には、今年は中国の太陰暦で「le coq de feu (火鶏)」の年と紹介
されていました。

一瞬、なぜ「火」なのかわからなかったのですが、今年2017年は十干では
「丁(ひのと)/火の弟という意味らしい」に当たりますから、「Feu 火」なので
しょう。

日本では「丁酉(ひのととり)」となりますが、十干はつけずに十二支の「酉」だ
けで呼ぶことが多いですね。

昨日、フランスの大統領選に向けて左派の予備選挙決戦が行われ、ブノワ・
アモン前教育相が現首相のエマヌエル・ヴァルス氏を抑えて勝利しました。

これで4月に行われる大統領選の候補者が揃いました。


リサ131-1.jpg
(大統領選5人の候補者。向かって左から、ルペン(国民戦線)、
フィヨン(共和党)、マルコン(オン・マルシュ!)、アモン(社会党)、
メランション(ラ・フランス アンスミーズ)。敬称略)

5人の候補者を一人ずつ見ていくと、

1.
写真左から向かって2人目、最有力候補と言われている中道右派のフランソワ・
フィヨン氏(共和党)。

最近持ち上がった公金横領(妻への給与疑惑)の疑いにより支持率が下がる
可能性あり。大統領選の行方はますますわからなくなりました。


2.
向かって一番左の女性はマリーヌ・ル・ペン氏(国民戦線)。

国民戦線は極右 政党(l'extrême droite)として知られますが、最近は穏健路線
で福祉の充実などを打ち出し、彼女への支持率は増しています。移民問題等で
不満のたまったフランス国民の現状もあり、大統領選に勝利することも有りうる
かもしれません。彼女はアメリカのトランプ政権を歓迎しています。


3.
左派のブノワ・アモン氏(社会党 写真向かって右から2番目)。

同じ社会党のオランド政権の人気が下がっていることもあり支持率はあまり高く
ありません。左派傾向が強く、週32時間労働、18歳以上の国民に「Le revenu
universel」基本所得750ユーロ(約9万円)を支給するベーシック・インカム制度
を公約にしています。

「基本所得制度(ベーシック・インカム)は仕事に自由に生きることを可能にする」
という彼の主張は魅力的ですが、実際にうまくいくのかという反論も出ています。


4.
写真中央は、社会党から独立して単独出馬している元経済官僚のエマニュエル・
マクロン氏(オン・マルシュ!*政党ではなく団体名だそう)。

フランスでは日曜は休息日。従来お店の日曜営業は年五回でしたが、彼が前年
出した「マクロン法案」により、年12回日曜営業しても良いことに。

5人の候補者の中でも39歳と一番若いマクロン氏の詳細をウィキペディアで
見ると、ピアノを嗜み(10年間音楽院で学ぶ)24歳年上の奥様は彼の高校
時代のフランス語の先生と書いてありました。

「En marche! オン・マルシュ(進行!)」を合言葉に右派でも左派でもない政治
を目指し、多くの支持を得ています。


5.
写真右のジャン=リュック・メランション氏(ラ・フランス アンスミーズ)は、2012年
の大統領選にも立候補(左翼党)しています。
2016年に「La France Insoumise (ラ・フランス アンスミーズ 不服従の
フランス)」という政党を立ち上げています。イギリスがEUから離脱決定した時に
「英語はもう欧州議会の第3公用語にすらならない」とツィートしたことが記憶に
新しいかもしれません。

以上5人の候補者で争われる2017年のフランス大統領選、世論調査もあまり
あてにならないようで、来年以降フランスがどういう方向に向かっていくのかは
未知数です。


さて、昨日の日曜は気温が12度と暖かくお天気だったので散歩に出かけました。

リサ131-2.jpg
(暖かい日にソーヌは川沿いを散歩)

ジャコバン広場近くのカフェに入ってホットチョコレートを飲みながら、「ベーシック・
インカム」っていいな、と思いました。

私は政治に詳しくもなく、普段あんまり興味のない方なのですが、アモン候補の
基本所得支給政策は、もし実現されたら世の中変わるかもしれないと甘い期待
を抱いてしまいました。


一人につき750ユーロ(9万円)ってことは、2人なら1500ユーロ!

スウェーデン人の夫に「アモンの言っている、ベーッシック・インカムって、フランス
国民にだけだよね。私たちはレジデンスがあっても対象外かな。」と尋ねると、
「本当に実践されるなら、僕はフランス人に帰化してもいいくらいだ」だと。


アモン氏の提案する「ベーシック・インカム」。まず仕事のない若者や貧困者が
対象で、その後18歳以上のすべての国民に、ということですが、アモン氏が
大統領になる確率は今のところあまり高くないようです。


リサ131-3.jpg
(ホットチョコレートを注文したら、ホットミルクの中にチョコを刺したスティックが。
溶かして飲むみたい)


リサ 1月30日 リヨンにて。



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