サイトマップ

最新トピックス

« 前の記事を読む | BLOGトップ | 次の記事を読む »

思い出してください Recordare

にんげんクラブの皆様、こんにちは。

クリスマスまであと僅か、フランスではパピヨット(Papillotes)というチョコ菓子
があちこちに出回っています。

学校で一つ、学童保育で一つ、図書館で一つ、歯医者さんでも!?また一つ、
といった具合で、子供達が砂糖漬けになってしまわないかと心配です。


リサ1226-1.jpg
(クリスマスにかけて出回るパピヨット。リヨンが発祥の地だそう。
チョコ菓子がキラキラした紙で包んであります)


図書館では、クリスマスのお話会がありました。
イエス様誕生のお話ではなく、サンタさんが主人公のお話です。

お話会の最後に若い女性の図書館員が「イランという国にはクリスマスは
ありません。その代わり新年のお祝いがあります」と言ってイラン民話の紙
芝居を読んでくれました。この方はイラン出身で、トンバク(トン、バクという
太鼓の音の響きからこの名前がついたそう)を叩きながらイランの新春の歌
も披露しました。

ルター宗教改革500年

夫の長女が明日、クリスマス休暇でスウェーデンからやってきます。

彼女はルンド大学の学生で地元の女性合唱団ヴェガ・クワイア(Vega Choir )
に所属しています。去る10月31日、彼女たちはルンドに訪れたローマ教皇が
出席している記念行事で歌ったそうです。

教皇フランシスコが出席したのは、ルター派世界連盟によるエキュメニカル
運動(キリスト教の教会一致促進運動)共同式典です。

ルターの宗教改革から来年で500年、袂を分かっていたローマカトリック教
会とプロテスタント教会が和解の道を辿ろうとしています。
ただ色々と習慣や教義には違いがある(例えばカトリック教会に女性の司祭
はいません)ので、お互いに譲れない部分もあるように思われます。

下記のサイトで教皇フランシスコが出席した、ルンドでの記念式典を見ること
ができます。
https://www.youtube.com/watch?v=plkK6zNHP_0


先日、リヨン郊外の音楽学校でモーツァルトのレクイエムが演奏されました。

「怒りの日に、この世は焼き尽くされ灰になる。
ラッパがなり審判者が現れ、墓場から死んだものも蘇り裁きを受ける。」

キリスト教では亡くなった人は天国で永遠の平穏を得ると思っていましたが、
死んだ人も生き返って審判を受ける日が来るとは、心穏やかではありません。


続いて「思い出してください Recordare」という4重唱では、

「思い出してください、慈しみ深いイエス様。かつてあなたは私たちのために
地に降り、十字架を背負ってお救いくださいました。あの時の苦しみが無駄
になってしまわないよう、怒りの日にはその炎から私たちをお護りください。」
と歌われます。


自らの命を犠牲にして人間を救ったイエス様に、その時の苦を無にしない
ようにと再度救済をお願いするのは少し身勝手な気もするのですが、そう
感じるのは私がキリスト教のことをよく知らないからかもしれません。
いかなる時もキリストの磔刑が根底にあるというのは日本で育った私には
ない感覚です。
レクイエムで歌われるこの美しい4重唱はこちらから聞くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=6IvRUVHOiK8

3日前、ドイツのベルリンでは、クリスマスマーケットに大型トラックが突入し
多数の死傷者が出ました。フランスでは、24日深夜に方々の教会でクリス
マスミサがあり多くの人出が見込まれるため、警察や軍人が銃を手にあら
ゆるところで警備にあたっています。

物騒な世の中ですが、クリスマス前はレクイエムよりも、やはり生誕の音楽
が聴きたいものです。

17日、フルヴィエール大聖堂でサン=サーンスのクリスマスオラトリオが演
奏され、息子はパイプオルガンを弾きました。キラキラと星が輝き、天使が
舞い降りてくるような音楽です。


リサ1226-2.jpg
(コンサートのあった日は非常に寒く、丘の上のフルヴィエール教会は
深い霧に包まれていました)


この演奏会ではオルガンと歌だけでしたが、このオラトリオは、実際には弦楽合奏とハープ、オルガン、5人のソリストと合唱によるものだそうです。Youtubeで聴けますので、クリスマスのバックミュージックにいかがですか。https://www.youtube.com/watch?v=nNI8AFo-QTs

このシーズン、娘が言うことを聞かないと「ほら、お空からサンタさん見てるよ。いい子にしてないとサンタさん来てくれないよ」などと言っていたのですが、「違うもん、サンタさんはパパさんがお面かぶって玄関からピンポーンってくるの!」と言い返されてしまいました。(スウェーデンのサンタ「トムテン」については2015年1月のブログ/第二回「God Jul!トムテンがやってきた」をご覧ください。)


リサ1226-3.jpg
(クリスマスツリーを飾ります)

それでは皆さま、よい年末年始をお過ごしください。


リサ 12月22日 リヨンにて。



月別アーカイブ

  • メルマガ登録(無料)
  • にんげんクラブ・ストア
  • 黎明
  • 舩井幸雄記念館
  • 秋山峰男の世界
  • 船井セミナールーム
  • 船井幸雄.com
  • ザ・フナイ
  • 大きな保障と確かな安心ビジネス共済の協同組合 企業福祉共済会
  • Facebookページはこちら
  • スタッフブログはこちら