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新学年スタート!

にんげんクラブの皆様、こんにちは。

フランスの学校では9月1日から新学年がスタートしました。

息子は高校1年生。

高校入学に受験はなく、申し込みが受理されたらクラスの希望を書いて出します。
息子は、希望していたゆとりクラス「Tempo」に入ることはできましたが、オプション
の他言語で授業が受けられる「EURO」コースには入れませんでした。

同校の「ゆとりクラス」に入りたかった息子の友人は、校区外に住んでいます。
親御さんが校区外でも入れてもらえるよう6月に校長に直談判してオーケーを
もらっていたのですが、9月の新学期当日に、ゆとりクラスではなく普通クラスに
入れられていることが判明。 一度決められたクラスは、変更不可能だそうです。

実は息子も校区外なのですが、学校近くに住んでいる知り合いが住所を貸して
くれています。

他にも、当日学校に来たもののクラスのわからない人(自分がどのクラスに申し
込んでいたのか忘れている人)や、クラスの名簿に入っているのにまだ一度も
登校していない人までいます。


小中学校のように国からの教科書の貸与はありませんが、教科書貸与をして
いるアソシエーションに入会すれば大丈夫です。
化学実験用の白衣も12ユーロで購入しました。


リサ912-1.jpg
(高校のフランス語の教科書。
息子は暗記しなければいけないポエジーの多さにおののいています。)


娘の方は幼稚園の年中組ですが、7月に市役所から幼稚園の継続申し込みが
受理されたという通知がメールで来ただけでした。幼稚園からも登園準備のお
知らせなど全くなく、9月1日の新学期当日に連絡帳が渡され、そこに持ってくる
ものや今後のお知らせ等がノートに貼ってありました。

息子の高校も、娘の幼稚園も、保護者説明会は9月の第3週目までありません。


リサ912-2.jpg
(幼稚園の連絡帳。小さな手が愛らしい)


「138億年の音楽史」より
    
〜地球はミ、ファ、ミと歌う ?〜


子供達が学校に行き始めて、1日の中で少しゆとりができました。

この夏、日本から本を数冊持ってきたのですが、まず「138億年の音楽史」
(浦久俊彦 著)という本を読んでみました。

この本は関空から出発する直前に立ち寄った本屋で、新書の棚で目に入り、
138億年というタイトルにつられて買ったものです。

音楽史とありますが、「音楽から世界を見るのではなく世界から音楽を見る」
(著者あとがきより)という試みで書かれています。

300ページほどの単行本に、東洋と宇宙、ピュタゴラス、輪廻転生、波動、
インドのラーガ、クレオパトラ、日本の神々、アボリジニのソングライン、細胞が
奏でる音楽、などあらゆるテーマがぎっしり詰め込まれ、「音楽とは何か」という
問いにアプローチします。


目次を見ると、第1章「宇宙という音楽」から始まって、2章「神という音楽」、
3章「政治という音楽」、4章以降「権力(という音楽)」「感情」「理性」「芸術」
「大衆」「自然」と続き、最後の第10章が「人間という音楽」となっています。


ちょっと内容をのぞいてみると、第1章ではケプラー(天文学者、1571-1670)
の「宇宙の調和」という本に出てくる「惑星の旋律」(惑星の運動を音型に置き
換える試み)が紹介され、そこでは地球は、MI Fa Miという音型で表されてい
ます。


下の写真を見ていただけるとわかりやすいのですが、右上のTerraと表記され
ている3つの音からなる楽譜が地球の旋律で、確かに二つ目の音にフラットが
ついているので半音のミ、ファ、ミに。

これについてケプラーは、「地球は、ミ、ファ、ミと歌うので、この音節からも、
われわれの住む地が、悲惨と飢えに支配されていると考えられる」と解説す
るのですが、これはラテン語でのMiseria(悲惨) Fames(飢餓)の頭文字から
来ているとのこと。


リサ912-3.jpg
(ケプラーの惑星旋律。
Youtubeなどでは、実際に旋律を演奏してみたりしている人も。
下段のMercurius(水星)の旋律が右上のTerra(地球)と比べて
音域がずっと広くて長いのが気になります。
ケプラーさんに水星の解説も聞いてみたい。)


16〜17世紀ヨーロッパは宗教戦争の真只中でしたから、ケプラーの解説は
こんな風になってしまったようなのですが、私たちの生きる21世紀は、できれ
ばミラクルとファンタスティックのミ、ファ、ミであってほしいと思います。

本書の初めに著者である浦久さんはこう言っています。
「ぼくは、こう考える。音楽とは、音に「かたち」を与えるものだ、と。」

そして、最終章を「音楽とは何か。例えばそれは人体である。--(省略)-- 
この人体という楽器は、宇宙のありとあらゆるものとシンクロしている。
そして、それこそがハーモニーであり、ぼくたちが音楽と呼ぶものの根源に
あるのだ」と締めくくっています。

娘のふんわりした小さな手に触れるとき、ベランダの花にやってくるミツバチ
を見るとき、日常のふとした瞬間に、私は何か美しい響きを聞いたような気が
することがあります。それはときめきや、愛情、シンパシーのようなものをいざ
なってやってきます。何かが心の琴線に触れたとき、音のない音楽が溢れ出
すのでしょうか。


一週間イタリアに行っていた夫が、一枚のCDを私の友人から預かって持ち
帰ってきてくれました。

イタリアのアンサンブル「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」の演奏です。
友人は数年来このグループの企画運営に携わっています。

リサ912-4.jpg
(ジョヴァンニ・アントニーニの率いる「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」は昨年、
結成30周年を迎えました。)

テレマンというバロック期の作曲家のリコーダーとシャリュモー(クラリネットの前身)
のための作品。前述の本にあった、ヨーロッパ「理性の時代」の幕開けという言葉が
浮かんできました。

リサ 9月8日 リヨンにて



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