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第88回 睡眠薬の薬害が知れ、断薬のきっかけと成り得る入門書。内海聡著『睡眠薬中毒』


みなさん、
にんげんクラブ世話人の川端淳司です。

地震の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
寄付など出来ることから行動させて頂きます。
願わくば3・11の過ちを繰り返さないように、川内原発の早期停止、それに続く
全原発の廃炉を願います。

原発を止めれない裏には恐ろしい一部の力を持つ人間とそれを間接的に支え
てしまっている『今だけ、自分だけ、お金だけ』といった人類のエゴの集積が潜
むのでしょうが、医療・製薬業界もまた同じものでしょう。

僕が無知で行動を起こさなかった為に、父は64歳の若さで何度もの手術と抗
がん剤治療の末に亡くなりました。

今こそ真実を知り、良い仲間を作り、舩井幸雄さんが夢見たミロクの世に向けて
行動に移す時。共に自分自身、家族、社会に働きかけましょう。


連載弟88回目は医療・製薬の闇の一端を暴いた内海聡さんの
睡眠薬中毒』をご紹介します。



本書から重要だと思われる点を、また、最終第5章『睡眠薬の依存から脱する
には』から対処法を以下にご紹介します。

多くの方が睡眠薬の薬害を本書で知り、睡眠薬依存から抜け出せることを
(そのためには本人の強い意志とともに家族や恋人などの強い支えが必要ですが)、
願っております。

また今回被災に合われた方がボランティア医療という名の睡眠薬の毒牙に
かからぬよう祈ります。

1.重要なポイント

・向精神薬の一種である睡眠薬(睡眠導入剤も睡眠改善薬も含む)は向精神薬
 のゲートウェイドラッグであり、病名が格上げされるとともに薬の種類も強さも
 増して行く恐ろしい薬である。
・睡眠薬をはじめ、全ての向精神薬は覚醒剤やコカインに比べて、依存症や副
 作用がややマシなだけで、高い依存性を持ち、深刻な副作用や後遺症、中断
 時の禁断症状を生み出すという点で麻薬と同じようなもの。
・向精神薬は違法ドラッグやアルコールよりも脳細胞を殺し、松果体、脳下垂体、
 視床下部といった脳のホルモンを分泌する部分に障害を起こしやすい。これら
 がやられるとホルモンが乱れるため、全身の色々な部分に問題が生じる。膵臓、
 心臓、消化器、腎臓、眼など、あげればきりがなく、全身に影響を与えると言って
 も過言ではない。
・海外では禁止や利用規制があるハルシオン(睡眠導入剤)を日本では平気で
 処方している。(2001年で世界の60%を消費)
・睡眠薬による眠りはただ脳を強制的に麻痺しているだけの睡眠もどきで本当の
 睡眠ではない。
・睡眠薬を辞めた時の禁断症状として不眠の次いで多く見られるのが強い不安。
・薬の効く時間が短くなり、薬の効果が切れてくると、さらに症状が悪くなるのは、
 実は睡眠薬だけではない。ほかの向精神薬でも同じである。
・睡眠薬を多用すると死亡リスクが5倍もあがり、自殺を誘引する。
・睡眠薬のような神経細胞毒が怖いのは、毒物が蓄積されることである。記憶力
 や思考力の低下は、ある程度の時間がたたなければ実感しづらい。
・世界一の薬漬けの国。それが、日本だ。欧米の製薬会社にとって、日本は一番
 の在庫処分国になっている。
・現代の精神医学は、「病気」をつくれば儲かるということを前提にしている。生理
 的な反応を病気とすることができれば、精神医学界や心理学界が莫大な利益を
 手に入れることができるからだ。
・イギリスには、知らない間に薬物依存にされた人が現在およそ150万人いるとされ、
 多くは脳障害によると思われる症状を呈している。

2.依存から脱するには

・心の底から「自分がバカだった」と自らを責めるーそう思えてはじめて断薬が
 できる
・眠れなくなった原因を考え、その問題に対処する以外、解決の方法はない。
・段階的に減らしていく。(2週間毎に0.5mgずつ)

・多剤服用している場合の対処法(『心の病に薬はいらない』に詳細は記載)
 ①単剤処方を目指す
 ②最も有害な副作用を呈しているもの、強い禁断症状が出るものから抜く。
 ③相互作用を出しやすい薬、ハイテンションにさせる薬は早めに抜く
 (自害他傷を起こしやすいから)
 ④睡眠薬は最後に残す(減薬中に睡眠がとれた方が好都合だから)
 ⑤同系統の薬は抜きにくいものから抜く
 (薬の種類が多い時の方が、難しい薬を抜きやすいから)

・体内に蓄積された毒は汗として出すサウナが有効
・サウナの次に毒を出すのに有酸素運動が有効

・気づかないうちに不眠をつくり出している原因を取り除く
 ①食べ物
 ②電磁波(電磁波は体内のメラトニンを減少させる)
 ③呼吸の仕方(腹式呼吸と長息が睡眠によい)
 ④昼間の活動性(昼に運動すると夜、身体がつかれて眠れる)

・『これをやったら眠くなる』という儀式をつくる
 ①本を読む
 ②音楽を聴く
 ③ストレッチをする
 ④日記を書く
 ⑤カーテンを閉める

・人生の軸を持つ(何かへの依存が少なくなる)



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