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スクールライフ


にんげんクラブの皆様、こんにちは。

先週からリヨンはぐっと冷え込み、雪もちらほら舞うようになりました。

地下鉄の出入り口には、年末からテロ時の対応を説明するポスターが貼ら
れています。

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(地下鉄に貼られた「テロの際の注意事項」ポスター)

街の広場では、たくさんのクリスマスツリーが回収されました。
まだ青々した木もあれば、半分枯れかかっているものもあります。
全て肥料として再利用されるそうです。

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(クリスマスツリーを街のツリーリサイクル回収所まで運ぶ)

幼稚園に通っている3歳の娘は、園ではまったくしゃべりません。
先生のお話だと、言葉で意思表示しない娘を5歳の年長さん達がこぞって
世話を焼きたがるのですが、まるでお人形のような可愛がり方をされている
ようなのです。

「学校で話さないのは、家と学校で話す言語が違うので、様子をうかがって
いるのでしょう。週に一度幼児心理学の専門の先生が来て、意思表示のうま
くできない子供達と一緒に活動しているので娘さんも参加しませんか。」

と先生に勧められ、早速親子で専門家の先生の面接を受けました。

「いやぁ、お待たせしました」と言って現れたのは、近所のおじいちゃんみたい
に気さくなジョエル先生。幼稚園の先生を長年勤められ、最近幼児心理学専
門の研修を終えられたそうです。

「クラス活動をしている娘さんを観察しましたが、 自分のやりたい活動が今
やっていいことなのか、ダメなのか、がはっきりしないと不安なようです。許可
を求めることにも躊躇があるようで、先生、⚪︎⚪︎を使ってもいいですか、と聞け
ないので、ポツンとただ待っている。
 年長さんにとっては、何も言わない娘さんはおままごとの相手に最適で、い
つも連れまわされている、といった感じです。
私が思うに、全く心配ないと思いますよ。彼女の目はバッチリ意思表示してい
ますから。一旦打ち解けてしまえばいいだけのことです。」とのこと。

娘は家ではよくしゃべります。

よくぬいぐるみをはべらせて、学校生活を再現しています。

ぬいぐるみたちに絵本をよんであげて、ハンカチの上でお昼寝させ、おままご
とセットでご飯をたべさせてあげています。時々、お説教もします。学校生活
を再現しているときは、いつもフランス語です。

公民館のフランス語教室


近所の公民館でやっているボランティアの先生によるフランス語教室も新学
期が始まりました。

あたらしく、ソマリアからやってきた青年とアルジェリア出身の女性が入って
きました。

ソマリアの青年はフランス生活3年目です。ソマリアから近隣6カ国を転々と
し、働きながら3年がかりでフランスにたどり着きました。移動手段は、船と
トラック、そして徒歩だったそうです。イタリアも通過したので少しイタリア語が
話せます。
現在は週4日、街の緑環境を整えている会社で、公園の木の手入れや植林
などに従事しています。

アルジェリア出身の女性は、40年以上も前からフランスにいるのですが、今
までフランス語を学ぶ機会がなかったのだそうです。お年は70歳前後だと
思います。40年前はフランスに暮らすアルジェリア人も少なく、宗教上、外出
はいつも夫が同伴の時だけ、子供の学校の送り迎え以外は家で待機する生
活なので、フランス語を使うこと自体がほとんどなかった、とおっしゃっていま
した。

今日はアルバニアからきている女の子が授業の最後に、
「私がこの授業に来るのはこれが最後です。今日の午後フランスから退去し
ないといけません」と言いました。突然のことで皆びっくりしてしまいました。
滞在許可証の更新が難航して悩んでいたのは知っていましたが、結局更新
が認められなかったようです。

ソマリアの青年が「アルバニアは紛争地ではないから、就労目的のフランス
滞在が認められなかったのだろう。ソマリアは紛争地で、僕は戻れば殺され
るからフランスでの滞在を認めてもらえた。」と言いました。


アルプスの雪崩


息子の通っている学校は、中等部と高等部が同じ敷地内にあります。

先日、スキー遠足にいっていた高等部の生徒たちがアルプス山中で雪崩に
巻き込まれ、2名がなくなりました。雪崩の起きた場所が閉鎖中のゲレンデで
あったため、入院中(重傷)の引率教師が過失致死容疑で捜査されることに
なりました。

「楽しんできてね」といって16歳の娘さんを見送ったご家族は、まさかその翌
日、我が子が命を落とすとは思いもよらなかったはずです。

中学校の先生方は、昔の教え子たちの悲報にショックを受け授業できる状態
ではなく、息子を含め、亡くなった高校生とは直接面識のない中学部の生徒
たちも動揺を隠せず、多くの生徒が2日間学校を休みました。

校門の前には、亡くなった二人の生徒を悼んでたくさんのろうそくと花が供え
られています。

マラソン・バッハ


リヨンのコンサートホール「AUDITORIUM アウディトリウム」で、「マラソン 
バッハ」と名付けられたオルガンのコンサートがありました。

122-3.jpg
(「マラソン・バッハ」のプログラム)


国内外5名の著名なオルガニストと、音楽院オルガン科の教授陣3名、17名
のオルガン科学生によるものです。

夜8時半、司会者の人が「客席の皆さんが夜中12時半の最終曲、トッカータ
とフーガニ短調まで座っていてくださいますように」と挨拶を述べ、トン・コープ
マンの演奏でコンサートが幕開けしました。

コンサートは2回の休憩を挟んで計4時間。その名の通り、バッハのオルガン
曲を皆が1、2曲ずつ順番に弾いていく、まるでマラソンのようなコンサートです。

生徒たちが弾いたのは、バッハのオルガン小曲集の全曲、1番から45番まで
で、バッハの作品番号(BMV)の599番から644番にあたります。
これらの曲は、教会の一年間の行事に沿って「L'Avent (待降節)のコラール」
「クリスマスのコラール」「新年のコラール」「マリアの潔めの祝日のコラール」
「受難のコラール」「復活のコラール」「精霊降誕のコラール」「祈り」「コラール
各種」という順に収められています。

長男は、バッハの「Orgelbüchlein オルガン小曲集」から「マリアの潔めの祝
日(Chandeleur)のコラール)を2曲弾きました。一曲2分未満の短い曲です。

息子によると、アウディトリウムのオルガンは、ペダルの音が遅れて聞こえる
ので難しかったそうです。オルガニストは演奏会場のオルガンにすぐ対応でき
る技量を要求されます。

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リヨンのコンサートホール「Auditorium」のパイプオルガン 
舞台奥にライトアップされているのは6500本ものパイプ。
(Auditoriumのホームページサイトより)

このコンサートには、著名なトン・コープマンが登場しましたが、その古楽界の
大御所を差し置いて、圧倒的に観客を熱狂させたのは、まだ若手のローラン・
ヨッフム (Laurent Jochum)というオルガニストでした。
Youtubeでも彼の演奏を少し聴くことができます。

https://www.youtube.com/watch?v=F9OfuQLA84A

リサ 1月20日 リヨンにて



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