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マルメから

にんげんクラブの皆様、こんにちは。

今、フランスの学校は春休みです。
夫の出身地、スウェーデンのマルメ(Malmö)に来ました。
桜が美しく咲き、海際の街なのでカモメの鳴き声が聞こえます。
春とはいえ気温は10度前後、肌寒い風が時折ビューっと吹いてきます。


マルメ0.jpg


4年前に我が家はマルメ市民の為のバカンスの家を購入しました。
 
市民向けバカンス村内にあり、4月から10月までしか水道水が供給されない
というのは不便ですが、この市民用バカンスハウスには特別価格が設定されて
います。自家用車よりも安い掘り出し物件もありますので、手の届かない庭付き
一戸建てを夢見ている人には大変魅力的です。

土地はマルメ市の所有で年額300ユーロ(約3万8千円)の賃貸料が必要です。
バカンスハウスは市民しか購入できません.

知人がこの家を売りに出した時、夫がちょうど仕事でマルメに住民登録していた
為、購入することができました。アイルランド生活を終えた夫の長女も故郷マルメ
に戻ってきており、私たちが不在の間、家の管理をしてくれています。


市民のバカンス村

スウェーデンでは、市民用バカンスハウスが集まったバカンス村が各都市に
存在します。私たちのバカンス村は、マルメ市内から自転車で20分ほど。
バカンス村内は車の進入も制限されています。

マルメ1.jpg
(バカンス村は車の進入が制限されている)

 
「市内から自転車で20分のところに、なぜバカンス村を ?」、と思うのですが、
週末ごとにバカンスハウスに通って、庭を手入れするのが市民の生きがいなの
で、都心から近い方が実は便利なのです。
 
バカンス村は美しく保たれていないといけません。夏場に庭の手入れを怠ると、
バカンス村自治体から「お宅の庭、草が伸びすぎてはいませんか」とチェックの
通知がきます。

家のサイズは、簡素なプチ小屋タイプのものから、40㎡の本格的な家まであり
ますが、平家で建増しはできません。敷地は大抵100〜200㎡近くあり、庭で
子供を遊ばせながら、菜園や園芸に勤しむにはうってつけです。

マルメ2.jpg
(バカンスハウスは、山小屋タイプのものが多い)

去年庭のジャガイモがうまく育ったので、今年は畑の面積を増やすことにしました。
今野菜を植えれば、この夏に収穫できるはずです。畑は菜園栽培が好きな長女が
取り仕切っています。

マルメ3.jpg
(畑の面積をふやすことに)

マルメ4.jpg
(ジャガイモとイチゴ、カボチャを植えることにしました)

この家は、フランスに暮らしている私たちが、スウェーデン滞在中に家族で過ごす
場所です。庭に野うさぎが出現したり、潅木の枯れ葉に埋もれてハリネズミが冬眠
していたりと、かわいらしいお客様の訪問もあります。


マルメ5.jpg
(野うさぎの訪問)

長女がアイルランドから連れてきた婚約者の誕生パーティー
(お披露目パーティーといったところでしょうか)も、ここで開催しました。


Studentenストゥデンテン

さて、街中では4月に入ると、「もうすぐSTUDENTEN」と書いたポスターが
あちこちに見られます。

スウェーデンでは、6月の高校・高専卒業が巣立ちの時。
「STUDENTENストゥデンテン」と呼ばれるこの卒業イベントでは、男の子は
スーツと帽子、女の子は白いワンピースと帽子という服装で、校舎の窓から
親族に手を振ります。家族はその子の幼少期の写真を大きく貼ったプラカードを
もって集まり、卒業式の後は盛大なパーティーが開かれます。


マルメ6.jpg
(ストゥデンテンの時にかぶる帽子がデザインされたポスター)

高校卒業後、そのまま大学に進学するという慣習はありません。多くの若者は、
自活しながら人生のモラトリアムを経験します。興味のある分野でアルバイトと
して働いてみたり、海外で視野を広げたり、人それぞれです。

そして、自分のやりたいことがはっきりした時、初めて大学という選択肢が浮上
します。こちらの大学は実質無料ですが、学生は、アパート代と生活費を稼ぐ為に
アルバイトをしたり、奨学金を利用したりしています。

絵の得意な長女は、高校時代はゲーム関連のデザイナーを目指すと言っていまし
たが、アイルランド生活を終えて、自分の生まれ育った場所で生きていきたいという
思いを強くしたようです。現在は教師を目指してマルメの隣町にあるルンド大学で、
歴史とスウェーデン語教育を選考しています。

地元の『Vegachoir』という女声合唱グループにも所属していて、先日の日本公演
から帰ってきたところです。次は南アフリカ公演だそうです。


マルメ7.jpg
(日本公演では小田原少年少女合唱隊と共演し着物を着せてもらいました)


コペンハーゲン


私たちの滞在中、デンマーク女王の75歳を祝う式典がコペンハーゲンで開催され、
マルメでもテレビ放映されました。


マルメ8.jpg
(国民的人気の高いデンマーク女王。
 女性の王位継承権は彼女が13歳の時に認められた)

マルメからコペンハーゲンまでは列車で20分。マルメから列車でコペンハーゲンに
仕事通いする人たちも多くいます。スウェーデンの首都ストックホルムよりも、隣国
の首都コペンハーゲンのほうが、距離的にも気分的にもずっと近いという印象を
受けます。

春休みも残すところあと5日、あさってにはリヨンに戻ります。
あと2週間ほどでスウェーデンは一気に暖かくなり、辺り一面、鮮やかな緑に
包まれることでしょう。
畑の野菜が無事育ち、この夏、収穫の様子を皆様にご報告できることを
期待しつつ。

リサ 4月21日 マルメにて




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