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第2章 エジプトでの御神事・本編(後編)−5


< 屈折ピラミッド >

 エジプト5日目に訪れた2つめのピラミッドは、
 途中から傾斜角が緩く変化している「屈折ピラミッド」。

 高さ105mのちょうど真ん中あたりから、
 約11°穏やかな角度になっています。


P9170322.JPG


「ここは中に入れないから、写真だけ撮ってね。」

 砂漠のど真ん中にある駐車場で、
 屈折ピラミッドが補修工事の関係上、長い間
 公開されていないことを、ガイドのアムロが教えてくれました。

「そうなんだぁ・・・。じゃあ、せめて近くまで行ってみようか。」

 それにしても暑い、暑い。

 ピラミッドの下に日陰を見つけて、ちょっとひと休みの女性陣。


P9170324.JPG

 照りつける日差しの下、
 周りを探索していたSちゃんが何かを見つけたようです。

「あれ?入り口の扉が開いてる!でも、真っ暗だし、入っちゃダメだよね・・・」

 駐車場に戻り、扉が開いていたことアムロに伝えると・・・。

「えっ、それはあり得ない!
 ここ何年も中に入った人はいないよ。
 僕も入ったことないし・・・。
 そうだ、開いてるなら入ってみようよ!
 これはチャンスだ!!」

 なぜか大興奮のアムロ。

「でも、勝手に入っちゃっていいのかな?」

「開いてる、ということは「問題ない」ということネ!」

 なんか、ノリが似てきたね、アムロ。


「奥の部屋の壁画が、とても素晴らしいんだヨ!」

「だって、入ったことないんでしょ?」

「テレビで、見たことあるネ(笑)。」

 おっ、適当さも似てきたね、アムロ。
 だんだん、高田純次に見えてきたぞ。(純次さん、ゴメンナサイ!)


 灼熱の砂漠をまたテクテク引き返し、ようやく入り口に到着。

「(開いてるけど)開かずの扉」から、いよいよ中へ入ります。


 電気が通っていないので、中は真っ暗。

 入り口から差し込む僅かな光と、Sちゃんのヘッドライトだけが頼りです。
 
 傾斜の急な階段。

 足下にはコウモリの糞がびっしり・・・。

 本当に長い間、誰も入っていなかったんですね。

「あなた、ヘッドライトがあるから先にどうぞ!」

 さっきまでの勢いはどこへやら(笑)。

 とても控えめになっているアムロに促され、
 Sちゃんが先頭を進みます。

 暗闇の中、低いの天井の狭い回廊を、
 しゃがみながら進む6人。

 まるで「川口浩探検隊」のようです。
(ちょっと古いか?)

 しばらく進んだところで、探検隊の足が止まりました。

「コウモリがぶら下がって、こっちを見てる!
 あ、奥の方に飛んでった。」

 先頭のSちゃん曰く
「まるで、僕たちを先導しているようだった」とのこと。

 進むか、引き返すか、という判断を迫られていた私たちは
「これは、奥へ呼ばれてるよ。行こう!」
 と言うYさんの勇ましいかけ声に押されて(笑)、
 コウモリの後をついて行くことにしました。

 しかし、ここでアムロが突然のリタイヤ宣言。

「もう、僕は戻るよ。
 あとは頑張って・・・。」

(マジですか!)

 現地ガイドがいなくなってしまった探検隊は、
 まさに「リアル・インディ・ジョーンズ」状態。

 でも、ここまで来たら、もう進むしかないでしょ!!

 行くなら「今でしょ!」


 ・・・いったい、どのくらいの距離を進んだのか。

 階段の先に、ようやく部屋らしきものを発見しました。

 アムロの言っていた「素晴らしい壁画」は見あたりませんが、
 とても落ち着く空間が、暗闇の中に広がっています。

「ここで、お祈りをしよう。」

 Sちゃんのヘッドライトを下に置き、
 5人が手を繋いで陣形を整えます。

 ビジョンの中に、大きな剣が現れました。



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