サイトマップ

最新トピックス

« 前の記事を読む | BLOGトップ | 次の記事を読む »

第2回 驚異の超速記術? 霊界物語83冊を13ヶ月で書いた王仁三郎

新年明けましておめでとうございます。

1月11日に大阪市内で、胎内記憶のドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」の
上映会を、関西のにんげんクラブの有志によって開催します。
http://www.ningenclub.jp/shibu/nara/

皆さんは胎内記憶や前世の記憶はありますか?
私はまっ~たく無いです。
単に記憶が無いだけだと思いますが、しかし世の中には「前世」自体が無い(!)人も
いるようです。

王仁三郎によると、人間の誕生には次の4種類あります。

1.神(とか天使とか)が地上に生まれてくる場合
2.動物から人間になって生まれてくる場合
3.人間から再び人間に生まれてくる場合
4.天人の「霊子(れいし)」が生まれてくる場合

動物から人間へ、あるいは人間から再び人間に生まれてくる人は、修行のためです。
「現界は天人の養成所」と王仁三郎は言っていますが、人間はできればもう生まれ
変わらずに、そのまま天人となって天界の住人となるのがいいのです。天人になる
資格がないから、修行のため再び人間界に生まれてくるわけですね。

天人は人間に生まれ変わる必要はありませんが、しかし人類救済のような特殊な
使命を持って生まれてくる場合があります。それが1番のケースです。宗教の教祖様
とか、そういう霊的指導者などです。
『ひでぼー天使の詩』(橋本理加・著)のひでぼーなんかも、1番のケースなんだと思い
ます。まさに天使ですよ。人類に気付きを与えるために顕れた子どもです。
胎内記憶の第一人者である産婦人科医の池川明氏の本を読むと、今はそういう使命を
持った子どもが多く生まれているみたいだな~と感じます。

最後の4番ですが、これが前世の無い人です。
人間が母胎で受精したときに霊魂も入りますが、「出直し」で生まれ変わってくる霊魂
だけではありません。
天界で天人の男女が交わって──人間界での性交とは違い、天人の性交は頬と頬を
ちょっとほんの瞬間、接触させるだけです──そして「霊子」が誕生します。この霊子が
受精卵に宿り、胎児の成長と共に霊子も成長して霊魂が完成して行きます。
これが、前世がない、まったくピュアな霊魂です。

スピリチュアルの世界で「若い魂」という概念をよく聞きますが、霊魂がどのように誕生
するかは、あまり聞きません。
前世が無い人もいるということは、王仁三郎の霊界物語を読んで初めて知りました。
皆さんはどうですか? 聞いたことがありますか?

   ●   ●   ●

さて、そんな霊界物語の入門書を書いて、昨年1月1日付けで太陽出版さんから発刊
させていただきました。

超訳 霊界物語―出口王仁三郎の「世界を言向け和す」指南書


その第2弾となる『超訳霊界物語2[実践編]』(仮題)が今年の春に出る予定です。

前著は王仁三郎の激動の人生も紹介したので、霊界物語自体の紹介が少なくなって
しまいましたが、『超訳2』では霊界物語のストーリーの紹介に比重を置いたので、
「超訳」の名にふさわしい作品に仕上がっています。
書き上げるのに半年かかりました。実作業時間は軽く100時間を超えています。

ところで霊界物語は全部で83冊もありますが、王仁三郎はこれを何十年かかって
書いたと思いますか??

大正10年(1921年)10月から書き始めて......第72巻を書き終えたのは大正15年7月
です。そして73~81巻を昭和8年10月~9年8月に書いています。
83冊をわずか6年弱で書いてしまったのです! 1年で平均14冊ですよ!
実作業時間になるともっと短いです。全巻で2100個くらいの章があるんですが、各章の
末尾に、その章を書いた年月日が記されています。それを全部合わせると392日間に
なります。
たったの13ヶ月です!
平均すると1冊5日もかかっていません。テンポのいいときは3日で1冊、早いときには
2日で1冊書いています。
スゴイ速さですね。
特殊な速記術でも使ったのでしょうか?!

王仁三郎がそれほどの高速度で霊界物語を書くことが出来た理由は、大きく2つあります。
それはまず、霊界物語は王仁三郎が「考えた」物語ではないからです。
霊眼・霊耳で見聞きしたこと(=幽体離脱して霊界で見聞きしたこと)を、そのまま書いたの
です。
自分でウンウン唸って考えた話ではないんですね。だから早いのです。

私の『超訳霊界物語』は相当唸って、推敲に推敲を重ねました。やはり読者に分かりやすく、
面白く書かないと、商業出版は出来ません。
しかし霊界物語自体は、読者に分かりやすく、面白くする細工はしてません。
「これじゃつまらないから登場人物の設定を変えよう」とか、商業小説なら必ず行う
脚色・演出をしていないんですね。
だから霊界物語は読みづらい書物なんですが、逆に言うと、真実をそのまま伝えている
わけです。

早く書けた理由の2つ目は、霊界物語は王仁三郎が「書いた」のではないからです。
自分は口述するだけで、弟子たちに筆録させていました。
王仁三郎が自分の手で原稿用紙に書いた部分もありますが、ほとんどは口述・筆録という
スタイルです。
弟子たちを人間ワープロとして使っていたのですね。

だから、大本神諭や日月神示のような自動書記とは少々異なります。
エドガー・ケイシーのリーディングのようなものだと思います。

   ●   ●   ●

実は私も"なんちゃってリーディング"をしたことがあります。て言うかチャネリングかな?
いやいや、はっきり言うと、低級の神懸りです。

20代の前半の頃ですが、自宅で瞑想していたら口の辺りがモニョモニョ動き出して、
勝手に言葉をしゃべり出したのです。
そして、宇宙の真理やら太古の歴史やらを語り出しました。
私は急いで日記に書き留めました。
大本神諭や日月神示を勉強し始めた頃だったので、
『やった!ついにオレにも神示が降りたぞ!これで金儲けできる!』と喜びました。(笑)

ですが、そんな利己的な野心を持っている人には低級で邪悪な霊しか降りてきません。
数ヶ月はそんな状態が続きましたが、霊が言っていることが矛盾だらけなので、
まともな霊ではないことに気付き、振り払いました。
"神示"を書いた日記も、そのとき捨ててしまいました。

だけどもし今でも日記が残っていたら、高く売れたかも......いやいや、悪霊はそういう人の
野心につけ込んで来ます。皆さんもお気をつけ下さい。

   ●   ●   ●

大阪で毎月、霊界物語の勉強会を開いています。
詳しい情報は私のフェイスブックページをチェックしてみて下さいね!
https://www.facebook.com/onisavulo.onido





カテゴリー

月別アーカイブ



  • zoom寄合
  • にんげんクラブストア
  • 秋山峰男の世界
  • やさしい ホツマツタヱ
  • 舩井幸雄記念館
  • 黎明
  • 船井幸雄.com
  • ザ・フナイ
  • ビジネス共済なら協同組合企業共済会
  • Facebookページはこちら
  • スタッフブログはこちら
グループ会社
  • 舩井幸雄.com
  • 本物研究所
  • エヴァビジョン
  • ほんものや