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第1回 霊界物語は「霊界」の「物語」ではありません

皆さん、こんにちは!
「出口王仁三郎と霊界物語」をキーワードにかれこれ11年くらい活動している飯塚弘明です。

半年ほど前に、東京から奈良に引っ越しました。奈良と言えば「大和の国」です。
王仁三郎が書いた霊界物語(全83冊)は「言向け和す」(ことむけやわす)がテーマですが、
「和す」にふさわしい大「和」の国から言向け和すを発信して行きますので、
どうぞよろしくお願いします!

   ●   ●   ●

ところで皆さん、「霊界物語」と聞いて、どんな話をイメージしますか?

やっぱり、「霊界」の「物語」なんだと思いますよね?

私も最初は、いわゆる霊界──死後の世界だとか、臨死体験だとか、
そういうことが書いてある本なんだろうな、と思っていました。

しかし実際に読んでみると......たしかに死後の世界っぽいことも書いてあるんですが......
むしろ「神話」と言った方がいいかも知れません。

太古の神代の地球を舞台にした、神々のドラマです。

ナントカの神とか、ナントカのミコトとか、色んな名前の神様がたくさん出てきて、
地球の平和のために戦うのです。

今どきのロボットアニメのようなドラマをイメージしてもらった方がいいと思います。
「天の鳥船」が天空を覆いつくしたり、「破軍の剣」で敵の大群を殲滅したり......。
はたまたドラゴンボールのように、色が異なる幾つもの「宝玉」が出てきて、
不思議な神力を持ったその玉をめぐって争奪戦が起きたりします。

もちろん宗教書ですから、娯楽作品のように、読んで
「あー、楽しかった」というものではありません。

人生を深く考えてゆく本です。
世の中を良くするにはどうしたらいいのか探求してゆく本です。

私が初めて霊界物語を読んだのは、1991年、まだ20代前半の時でした。
あの近代日本が生んだ霊的巨人・出口王仁三郎が書いた本なんだから、
きっとスゴイことが書いてあるのだろう、と期待して読んだんですが......
内容がまったくチンプンカンプンでした。

第5巻に「猿蟹合戦」という題の章があります。
猿蟹合戦と言ったら、あの日本昔話を思い浮かべますよね。
その章には──メソポタミアのエデン川の両岸に村があり、サルのような顔をした部族が河を渡って、
カニのような顔をした部族の村を侵略する──という話が書いてありました。

なるほど。「猿蟹合戦」ね.........

私はそこを読んで、何となく読むのがバカバカしくなり、読むのをやめました。

全巻通して読んだのは、21世紀になってからです。
世紀末を挟んで10年間は、悶々とした日々を過ごしていました。

「世紀末」というのは「アセンション」とは比べものにならないくらい、
スピ系の世界にいる人にとっては切羽詰まった時代でした。
オウム事件や阪神淡路大震災などが立て続けに起きて「終末感」が色濃くなり、
私は何かしなきゃいけないと思って焦りました。

パソコン通信(まだインターネット普及前でした)を使って世紀末対策のネットワークを作ってみたり、
みろくの世の経済の雛型として本の無料のリサイクルシステムを作ってみたり、色々やってみましたが、
何をやってもうまく行きません。

人生に挫折して、何をする気もなくなり、フリーターをして食いつなぎながら、
目的もなくただダラダラと人生を送っていました。
結局たいした艱難は起きずに21世紀になりました。
そんなある日、ふと何かをやってみようと思ったのです。

ダラダラの人生でしたが、しかし自分には王仁三郎しかない、とずっと思い続けていました。
それで、王仁三郎を広めるために何かをやってみようと思ったのです。
と言っても仲間もいなけりゃお金もないし、特別な技術も能力もありません。
しかしパソコンと霊界物語が家にありました。それで霊界物語をパソコンで読めるように電子化して、
誰でも読めるようにインターネットで公開しようと思ったのです。
これならお金もかからず、一人で、マイペースでできます。

この電子化の作業は過酷なものでしたが、何だかんだで結局3年ほどで終わりました。
そして、それをやり遂げたときに初めて、全巻を読み終えたのです。

今、霊界物語は、私が運営する『霊界物語ネット』で全巻無料で読めます。
http://reikaimonogatari.net/

この電子化の作業中にだんだんと、ここにはたいへんなことが書いてあるということが解ってきて、
それで最後まで諦めずに83冊すべて、電子化をやり遂げることができました。

さすが王仁三郎が「霊界物語は自分の血であり肉である」と言っているだけのことはあります。
霊界物語は王仁三郎の分身だと言えます。
王仁三郎が人類に伝えたかったことが、そこにすべて記されてあります。

   ●   ●   ●

ところで霊界物語は、王仁三郎が幽体離脱して、霊界で見聞きしたことを書いた本です。
しかし実際には、霊界でのドラマなのか、現界でのドラマなのか、よく分からない書き方をしています。

王仁三郎は「霊界と現界は合わせ鏡である」と言いました。
また「霊界で起きたことは現界でも起きる。現界で起きたことは霊界でも起きる」と言いました。
霊界物語に描かれているドラマは、霊界で起きたとも言えるし、現界で起きたとも言えるのです。

それを理解するには、霊界は「死後の世界」だとか「死者の世界」だという
固定概念を捨てなくてはいけません。

私たちは肉体があります。
その肉体の世界がいわゆる「人間界」だとか「現界」だとか呼ばれている世界です。

そして私たちは霊魂があります。その霊魂の世界が「霊界」です。

死んだら霊界に行くのではなくて、今現在すでに霊界にいるのです!

現界にいると同時に、霊界にも存在しているのです。

死ななくたって、すでに霊界にいるんですよ~。

そして、霊界には天界と地獄界があります。
もしあなたが天国的な想念を持って生きていれば、あなたの霊魂は天界に住んでいるんだし、
地獄的な想念を持っていたら、地獄の住人です。

死んだら天国に行きたい......なんてナンセンスです。
今、天国にいるかどうか、それが肝心です!

もし今、霊魂が天国の住人ならば、肉体から霊魂が離れても(つまり死んでも)、
そのまま霊魂は天国に住み続けるのです。

日ごろ不平不満を持って、人を憎み、妬み、罵ったりバカにしたりして生きているような人は、
さて、どちらの世界の住人でしょうか?

そういう人が死んだら、天国に行きたいと思ったって......死んでも、今住んでいる世界のままですよ~。

霊界と現界は合わせ鏡なのです。

天国に行くなら、「今でしょ今!」なのです!

そして合わせ鏡の「霊界 即 現界」の物語が書かれているのが、霊界物語です。

その霊界物語に具体的にどんなことが書いてあるのか、少しずつここで紹介して行こうと思います。

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大阪で毎月、霊界物語の勉強会を開いています。
その勉強会で、あるサニヤシンと知り合いました。

インドの聖者の一人、OSHO(おしょう)をご存知ですか?
OSHOの弟子をサニヤシンと呼びます。(世界中に大勢います)

王仁三郎は19948年1月19日に昇天したんですが、OSHOは1990年の1月19日に昇天しています。
王仁三郎は「みろく」ですが、OSHOは「マイトレーヤ」(弥勒の梵語)です。
そういう色々な繋がりがあって、毎月19日は「OSHOヒューマニバーシティ・ジャパン」さんが中心になって、
王仁三郎とOSHOの月命会(瞑想や講演)が開かれています。
2014年1月19日(日)には私の方の勉強会と合同でイベントを開催する予定です。

インドは霊界物語で「月の国」と呼ばれ、全83冊の4分の1くらいはインドが舞台なんですよ~。
イベントの詳しい情報は私のフェイスブックページをチェックしてみて下さい。
https://www.facebook.com/onisavulo.onido





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