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40年前の記憶が蘇る

先日、10月4日になりますが、ソラシノノメの周辺(山形県の内陸部)では、
とても夕日がきれいでした。

15分ほど、あまりの綺麗さに、ただ、ぼう然と夕焼け空を眺めておりました。
 

夕焼け.JPG

秋の天高くたなびく高層雲が次第にピンク色に染まり、次第にオレンジ色になり、
日が沈むころには、西側の空が真っ赤に染まりました。
正直、異次元空間にでもいるような感じにもなりました。
翌日の地方紙にも写真付きで、「真っ赤な夕焼け」が掲載されました。

しばらく、夕日を見ていましたら、約40年前の記憶が蘇ってまいりました。
昭和40年代後半、まだ、私が小学校に入る前の記憶です。
「夕焼け小焼け」の歌を歌いながら、祖母に手を引かれ、
家に帰ったシーンが急に脳裏に浮かんで来たのです。

40年前と言えば、1955年~1973年の高度成長期の終わりごろにあたります。
高度成長期では,大量の人口が都会に流れ、交通渋滞、騒音、大気汚染などが
深刻化し、地方では、大量の農業人口が都会に流れたため、就業人口に占める
農家の割合が低下し、食糧自給率は急激に低下しました。

今現在、失われた20年と言われ、経済は低迷したままで、そしてまた社会の情勢も
不安です。だからこそ、これからの私たちの生き方がとても大事だと思います。
今がちょうど、黄昏時です。時代の変わり目、潮流が変わる時です。
夕日を見ていましたら、やはり一層そう感じるのです。

高度成長期と言えば、経済的な側面だけに目を奪われてしまいがちですが、
公害問題、大都会での人口過密、地方では、都会への人口流失に加え、
少子高齢化の影響で、共同社会生活の維持が困難な限界集落も多くなりました。
限界集落の再生も必要です。

バランスの欠いた状態は、いずれバランスを取る方向に向かいます。
小さい頃、何もまだ知らない頃、「夕焼け小焼け」のメロディーが蘇りました。
祖母に手を引かれていた手には、次世代へのメッセージがあるような気がします。

今、まさに、夜明け前、シノノメの空です。これからの私たちの選択と行動で
次世代の世の中が創造されます。
今までの時代の流れは、どうしても強いものが更に強くなり、弱いものは
切り捨てられるように思えてなりません。弱肉強食と言えばそれまでですが、
自然界の現象の一部を人間の都合で解釈しているように思えてなりません。


にんげんクラブ山形支部としまして、まだまだ少人数の集まりですが、
地方の自然環境を生かして、体と精神の再生をテーマに今出来る事を模索中です。

今の私達の世代が次の世代に残すものは何でしょうか?
人々の顔の表情に笑顔が多い社会が理想の社会です。

今できる事、小さなことから始めましょう。




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