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みなさん、こんにちは!
にんげんクラブ世話人の川端淳司です。
秋が感じられる季節になりましたが、如何お過ごしでしょうか?
知り合いの画家さん二人が東京で個展開催中で,役所の手続きも必要なため、
私はこの週末に上京し、9月7日の東京大寄合に参加することにしました。
大寄合での多くの皆さんとの再会と新しい出会いを楽しみにしております。
さて、連載第54回目は、船井幸雄さんがHP(船井幸雄.com)でご紹介されていた
『~黄文雄(台湾)が呉善花(韓国)、石平(中国)に直撃~
日本人は中国人・韓国人と根本的に違う』をご紹介します。
美は神の領域であると喝破したのは日本画家の千住博氏ですが、台湾、韓国、中国か
ら日本に帰化した3人が体感した日本人の偉大な異質性の奥には、縄文からの自然を
愛でる繊細な心、神道の核心の清き赤き心、そこから高度に高められた精神性と美意
識がありました。
帰化するほどに日本を愛する3人だからこそ、その偉大な日本人の異質性を失いつつ
ある現代の我々日本人に深い気づきを与えてくれる、示唆に富んだ智慧が満載の報恩
の鼎談です。
勉強になった一部を以下に抜粋しますので、興味を持たれた方はぜひご一読くださ
い。
1.日本(人)
・日本の非常に繊細な美的感覚は自然に対する微細なまでの愛着があるからで
自然との融和感や一体感から洗練され高度に発展をとげた美は恐らく日本に
しかない。
・日本の伝統・文化・社会の根本にあるのは神道の核心にある清き赤き心であり、
それこそが道徳の原点であり、日本的な伝統文化に道徳あるいは道徳教育の
根源を再建する可能性がある。
・日本は今、東洋の精神的な豊かさの伝統を西洋の物質的な豊かさの上に生か
していく時代に入っており、国内的にも国際的にも精神を豊かにしてくれる夢を
つくる役割がある。
・美意識を基準にした価値観は儒教、キリスト教、イスラム教などの厳しい戒律や
規則とはまるで違うもの。
・日本ではアニミズム的、神道的なものが文化の中心から排除されることなく、以
降の文化形成に基本的な役割を果たしていく。だからこそ仏教は日本的な仏教
となり、儒教は日本的な儒教となった。
・武士たちの精神世界は日本の伝統文化の理想形。
・江戸時代は身分制社会というよりも、極めて優れた役割分担社会だと考えた方が
いい。
・志があって、教養があって、大局観がある本物のエリートが、せめて人口の1%
は必要。
・日本の亡国教育、日本の伝統文化、伝統精神、伝統的価値観を否定する教育は
やめるべき。
2.中国(人)
・二千数百年に渡って儒教が中国の支配的な思想であったが、儒教で道徳を強制す
れば偽善や独善しか残らない。
・笑うのは下品なことでもっと天下国家のことを論じなさいというのが儒教。
・密告制度は中国の伝統文化の一つ。
3.韓国(人)
・国家経済がIMFの管理下に置かれた10数年前から韓国の倫理崩壊現象が始まり、
血縁関係までが本当に安心できる場所ではなくなった。
・8-9割の若者が韓国社会を信用できないと考えている。20代~30代の72.1%が
移民を考えており、韓国の自殺率は日本を超えて世界9位。
4.台湾(人)
・日本の統治により台湾の教育普及率は0.06%から70%に。
・台湾人が尊敬しているのは今の日本人ではない。
・台湾の歴史教育では台湾の歴史を教えない。
・政治、情報機関、メディア、司法と続きの構造になっているのは台湾の特徴。
PS
冒頭に申し上げた私の知り合いの若手画家二人の銀座と京橋での個展について
ご案内させて頂きます。
そっと寄り添った形で自然を表現する設楽雅美さんとあちらの世界とこちらの世界の
境界を少女と異世界を通して描く平林孝央さんです。
■設楽雅美展
期間 8月30日(金)~9月7日(土)12:00-19:00 最終日は17時
場所 柴田悦子画廊/柴田悦子オーナーによる銀座一?の
おもてなしイヤシロチ画廊
〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-1第3太陽ビル2F
http://shibataetsuko.com/wp/?page_id=136
■平林孝央個展 ~知らないことになっている主体~
期間 9月2日(月)~9月14日(土)10:30-19:30最終日は17時
場所 Gallery Seek/若き塩野秀樹オーナーが上質の若手作家を
紹介するギャラリー
〒104-0031 東京都中央区京橋2-6-10 宝照ビル2F
http://www.s-art-web.com/access.html