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今、この変革の時代に生きる為のヒントを与えてくれる人類の究極の書『新約聖書Ⅱ(新共同訳 解説・佐藤優)』

みなさん、
こんにちは! にんげんクラブ世話人の川端淳司です。

連載を少しあけると、夏の日差しも時折感じる季節になりましたが、
みなさん如何お過ごしでしょうか。

私はこの週末、東京支部で一緒に活動していた大空さんや福山支部代表の
田辺ファミリー、関西在住のパワスポツアー仲間と京都の神社仏閣めぐりを
楽しんで参りました。

神域のエネルギーを感じる人から私のように全く感じない人(笑)まで、好きに
お参りしてきたのですが、みなさん、ミロクの世をお祈りされていたのだと
思います。

私は最後に訪れた鶯の鳴く日向大神宮がとても清々しく感じられて
気に入りました。
小さな池には、戯れる3匹のサラマンダー(山椒魚)が。
1匹は体が大きく、お母さん?なのでしょうか。。。
今振り返れば、過去・現在・未来を表し、現在役のお母さんサラマンダーが
『いまここ』に生きる大切さを、そっと教えてくれたのかも知れません。


ところで、6月29日に神戸の健康道場サラ・シャンティーで、にんげんクラブ
東京支部代表世話人のSeiさんのコンサートと
アカシックリーダー澤野大樹さんの講演が開催されます。

今回は主催者ではなく一ファンとして応援?にかけつけますので、
神戸の六甲でみなさんとお会いできればうれしいですね。

さて、連載第49回目は、元ロシア外交官のプロテスタントで現在は職業作家の
佐藤優さんが解説する『新約聖書 2』をご紹介いたします。



以前ご紹介した『新約聖書Ⅰ』はイエスの生涯を描いた4つの福音書を収録して
いましたが、この『新約聖書Ⅱ』は①使徒言行録、②21の信徒への手紙、
③ヨハネの黙示録で構成されています。

イエスが語る言葉は少なくなり、使徒のパウロたちの言葉が中心となりますが、
現代を生きる我々に非常に多くの示唆と思考するきっかけを与えてくれます。

佐藤優さんは、『直感と感情で聖書を読むと、そこから何等かの問題解決に向けた
ヒントが得られる』と仰いますが、以下に、私が勉強になった佐藤さんと聖書の
言葉を記しますので、興味を持たれた方はぜひ『新約聖書Ⅰ』と共に手に取って
ご一読ください。

 

1.佐藤優さんの言葉

 ・人間は何らかのきっかけで、内側から変化していく
 ・キリスト教はイエスの出現を歴史における最大のカイロスと考える。
  神のひとり子であるイエス・キリストが現れたことによって、歴史の意味が
  完全に変化したと考える。すなわち、神によって約束された人間の救済は、
  イエス・キリストによって既に開始されているのだ。
 ・歪んでいしまったユダヤ教を正すことをイエスは意図していた。
  パウロはイエスの意図がユダヤ教の枠内では実現不可能だと考えていた。
  そこでイエスが救いであるというキリスト教を開いたのだ。
 ・パウロは神が人間を愛しているという現実が救済の根拠であると考えた。
 ・パウロは、イエスは人間が忘れてしまった愛を取り戻すことを、さまざまな
  たとえを用いて説いたと考える。
  イエスを雛形として、もう一度愛を回復することが、人間の救済なのである。
 ・愛を「かなしい」と合わせて理解することが重要だ。
  人間の力によって、制御することができない、心に働きかける超越的な力が
  愛なのである。
 ・キリスト教は本質において、反知性主義の立場を取る。頭の良し悪し、社会的
  地位などと人間の救済の間には何の関係もないというのが、キリスト教の
  基本的な教えなのである。
 ・人間は、善いことを行おうと望んでいても、実際には自らの意図に反して悪い
  ことばかり行ってしまう。それは、人間の中に罪が内在しているからだという
  パウロの洞察は実に鋭い。
 ・それぞれのテキストに魂をつかむ何かがある。
  この「何か」が魂の救済と関係している。
 ・人生は苦しい。世の中には、悪が強い力を持っている。私たち一人一人の
  心をみつめてみれば、そこには邪悪な要素が潜んでいることに気付く。
  この邪悪な要素をキリスト教は罪と考える。
  2000年前、パレスチナでイエスという青年が、自らの罪を認め、悔い改めれば、
  人間は救われると説いた。キリスト教の本質は救済宗教である。
 ・イエスという男は、他者のために生きるということを徹底的に貫き、その結果、
  国家によっても社会によっても受け容れられず、処刑された。
  新約聖書に記されたイエスに関する記録を読むことによって、私たち一人一人の
  心の底に確実に存在する超越性を察知する力が呼び起こされるのである。


2.使徒言行録より

 ・人間に従うよりも、神に従わなければなりません。
 ・主イエスご自身が「受けるよりは与える方が幸である」と言われた言葉を
  思い出すようにと、わたしはいつも身をもって示してきました


3.信徒への手紙より(21中7つはパウロ自身が書いたもの)

 ・なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
  神がイエス・キリストによって上に召して、お与えになる賞を得るために、
  目標を目指してひたすら走ることです。~中略~
  いずれにせよ、わたしたちは到達したところに基づいて進むべきです。
 ・わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んで
  くださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。
 ・文字に従う古い生き方ではなく、霊に従う新しい生き方で仕えるようになって
  いるのです。
 ・わたしは、自分の内には、つまりわたしの肉には、善が住んでいないことを
  知っています。わたしは自分の望む善は行わず、望まない悪を行っている。
 ・肉に従って進むものは、肉に属することを考え、霊に従って歩むものは、
  霊に属することを考えます。
  肉の思いは死であり、霊の思いは命と平和であります。
 ・キリストがあなたがたの内におられるならば、体は罪によって死んでいても、
  霊は義によって命となっています。
 ・あなたがたは自分が神の神殿であり、神の霊が自分たちの内に住んでいる
  ことを知らないのですか。~中略~
  あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものなのです。
 ・あなたがたの体は、神から頂いた聖霊が宿ってくださる神殿であり、
  あなたがたはもはや自分自身のものではないのです。
 ・知識は人を高ぶらせるが、愛は造りあげる。自分は何か知っていると思う人が
  いたら、その人は、知らねばならぬことをまだ知らないのです。
 ・信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。
  その中で最も大いなるものは、愛である。
 ・最初にキリスト、次いで、キリストが来られるときに、キリストに属している人たち、
  次いで、世の終わりがきます。
  そのとき、キリストはすべての支配、すべての権威や勢力を滅ぼし、父である
  神に国を引き渡されます。
 ・信仰によって、わたしたちはこの世界が神の言葉によって創造され、
  従って見えるものは、目に見えるものからできたのではないことが分るのです。
 ・人は行いによって義とされるので、信仰だけによるものではありません。
 ・夫たちよ、妻を自分より弱いものだとわきまえて生活を共にし、命の恵みを
  共に受け継ぐものとして尊敬しなさい。
 ・万物の終わりが迫っています。だから、思慮深くふるまい、身を慎んで、よく
  祈りなさい。何よりもまず、心を込めて愛し合いなさい。
 ・思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。
  神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。
 ・いまだかつて神を見た者はいません。わたしたちが互いに愛し合うならば、
  神はわたしたちの内にとどまってくださり、神の愛がわたしたちの内で
  全うされているのです。
 ・信仰には徳を、徳には知識を、知識には自制を、自制には忍耐を、
  忍耐には信心を、信心には兄弟愛を、兄弟愛には愛を加えなさい。


4.ヨハネの黙示録より
 ・わたしはあなたの苦難や貧しさを知っている。
  だが、本当はあなたは豊なのだ。(イエスの言葉)
 ・子羊と共に14万4千人の者たちがいて、その額には子羊の名と、
  子羊の父の名が刻まれていた。
 ・この書物の預言の言葉を、秘密にしておいてはいけない。時が迫っている
  からである。
  不正を行う者には、なお不正を行わせ、汚れた者は、なお汚れるままにしておけ。
  正しい者には、なお正しいことを行わせ、聖なるものは、なお聖なる者とならせよ。




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