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超訳 霊界物語―出口王仁三郎の「世界を言向け和す」指南書


飯塚弘明(著)
価格:1,785円
出版日:2013年1月
出版社:太陽出版


このコラムを読んでいただいている読者の皆さまなら出口王仁三郎のことはご存知の方が
多いと思います。
戦前に日本で一番影響があった新興宗教「大本教」を広げた宗教界の巨人であり、様々な
分野でいろいろな影響力を及ぼした人です。大正10(1921)年と昭和10(1935)
年の2度に渡り、治安当局から徹底的に弾圧された第一次及び第二次大本事件が起こり、
その大きな業績に比してほとんど現在はその存在を知られていません。

昭和9(1934)年には昭和神聖会という団体を作り、800万人の賛同者を集めたという
とんでもない影響力を及ぼした人です。にんげんクラブと親しくしているメキキの会の出口光
さんや、このコラムでもご著書を紹介したことがある、現代国語のカリスマ予備校講師で何百
万部のベストセラーを出している出口汪さんは、王仁三郎の曾孫にあたります。

光さんや汪さんのもうひと世代前の出口眞人先生という大本(正式には大本教ではなく大本です)
の幹部の方が父と親しく、私も15年ぐらい前に大本の聖地である京都府の綾部や亀岡に行った
ことがあり、そこで眞人先生からいろいろ教えていただきました。

印象に残っているのが、王仁三郎という人は誰に会っても、「あの人は偉い人だ。俺のことを
よく分かってくれる」と言わせたそうです。あまり雲の上の人にならずに、自分よりも少し
レベルが上だと思わせるぐらい相手にうまく対応していたのではないかというのです。

その出口王仁三郎の思想が一番良くわかるのが『霊界物語』です。しかし、何せ83冊の超大作
であり、普通は読む気にもなりません。私も20巻までいただいたのだが、まだ第1巻の途中で
机の上に放置されている状態になってしまっています。しかし、メキキの会とにんげんクラブの
会員であり、最近は霊界物語の読書会をにんげんクラブの催しとして開催していただいている
著者の飯塚弘明さんにかかるとその霊界物語が分かりやすくなるから不思議です。

本書のテーマは「言向け和す(ことむけやわす)」。古事記にも出てくる言葉で武力ではなく、
言葉の力で相手を納得させて平和を築いていくという考えで、本書を読むと普通の神様は「言向け
和す」のレベルに至っていなくて失敗するお話がたくさんでてきます。少し、「霊界物語」のこと
が分かる部分を「はじめに」から引用してみます。

 

(引用開始)

 『霊界物語』は文字通り「物語」だ。『霊界物語』に出てくるエピソードは基本的にすべて、
何らかの形で「言向け和す」エピソードである。スサノオの手足となる「宣伝使」がたくさん登場し、
悪を言霊で言向け和していく。ゆえに『霊界物語』は、みろくの世をつくる精神「言向け和す」の
指南書なのだ。
 『霊界物語』の主人公スサノオは、日本神話でヤマタノオロチを退治した、あの英雄神だ。世界を
救うために活躍する救世主である。
 他にも『霊界物語』には神様や人間、動物、怪獣など推定3000以上の生き物が登場する。
世界各地が物語の舞台となるが、その地名の数は推定1000ヶ所以上。一般的な単行本サイズで
全83冊あり、文字数は新・旧約聖書のなんと約5倍もある。
 こんなとてつもなく長い化物小説が『霊界物語』なのだ。

(引用終了)

 


王仁三郎の思想を受け継いだのが「日月神示」を降ろした岡本天命だと言われています。また、
王仁三郎は大本が日本の雛形となり、日本が世界の雛形となるということがわかっており、大本事件
が起こることもわかっていて、それでも行動を続けたとも言われています。そして、第二次世界大戦
や今の日本は大本が受けたのと同じような弾圧を受けるのですが、そこから見事に立ち上がって行か
なければならない、この世の「立替え立直し」をしなければならないと言われているのです。

本書を読むことで『霊界物語』がわかるようになれば、その日本の役割を果たすために大きな助けに
なることは間違いありませんので、ぜひ手にとってお読みいただければと思います。

                       (船井勝仁ドットコムより)




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