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みなさん、こんにちは!
東京支部の川端淳司です。
早くも10月、だいぶ秋めいてきましたが、みなさま如何お過ごしでしょうか。
私は日曜日に東藝術倶楽部主宰・にんげんクラブ東京支部協賛の
『江戸しぐさ』講演会に参加してきました。
東藝術倶楽部の黒木代表のご好意で東京支部協賛とさせて頂いたのですが、
にんげんクラブ関係の多くの知人・友人にご参加頂き感謝しております。
その中でもとりわけ会社の同僚が急遽参加してくれたのがとても嬉しかったです。
船井会長との『1万人の有意の人を繋げるお約束』の1人/1万人達成です。(笑)
さて、連載第28回目は、船井勝仁さんの『失敗から学ぶ』です。
偉大なビジネスマンであり、素晴らしきにんげんである船井幸雄さんを父に持つ
勝仁さんが、断末魔の資本主義下で挫折感に苦しむ若者に向け、
ご自身の父へのコンプレックス・離婚・子供の登校拒否まで赤裸々に綴り、
その深い人脈と経験と感性から導かれた未来に向けた人生の指針と諦観を、
分かりやすい言葉で愛情を持って語った良書です。
恐らくご自身のお二人の息子さんへのメッセージでもあるのでしょう。
簡易な言葉の中にとても深いメッセージが込められています。
今の若い方が一度読んだだけではピンと来ないかもしれませんが、何度も読み返し、
これから劇的な変化を迎える社会で、良き世を創造しながら楽しく生きる為の
バイブルの一つとして頂き、心豊かに力強く生きてもらえたらと思います。
以下に勝仁さんが引用された宮澤賢治の言葉と
勝仁さんご自身の言葉をご紹介します。
~宮澤賢治『ポラージュの広場より』~
・ぼくはきっとできるとおもう。
なぜならぼくらがそれをいまかんがえているのだから。
・そうだ、諸君、新しい時代はもう来たのだ。
この野原のなかにまもなく千人の天才がいっしょに、
お互いに尊敬し合いながら、めいめいの仕事をやって行くだろう。
~勝仁さんの言葉~
・挫折を認めることは大変なことですが、挫折を挫折と認めることが出来た時、新し
い世界が見えて人生の糧となります。
・激変の時代に一番大切なことは、
「一人では生きていけない」ということを知ることです。
その上で、根本的な助けあいの仕組みを作り上げていかなければなりません。
・まずは自分の心の弱さを認めることです。
自分がダメであることを認めることができるというのは、実はすごいことです。
そこから這い上がった時には、とんでもない人間力がついています。
・マイナス感情は不思議なもので、それを追体験すると
解消できるようになっています。
・若い時に成長する最大のコツは上手に叱られることです。
・誤るという行為には、その人の根本的な考えや人生経験が如実に表れます。
・読書やセミナーやワークショップに参加するなどして、
積極的に新しいことに挑戦することをお勧めします。
・今までの人生で味わった挫折をしっかり受け止めると、自然な流れから
成功がやってきて、人生は確実に豊になります。
・自分で考えて、自分で決めて、自分の責任で行動することが
これからの時代を生き抜くための最大のポイントです。
・他人の話を上手に聞くには、相手の気持ちになって考えることです。
・人をうらやましく思う気持ちや嫉妬心があることを認めて、そして、
解放されることが大事です。
・仲間とのコミュニケーション能力に加えて、花鳥風月に親しむ能力や、
自然からのメッセージを受け取れる能力が絶対に必要になり、
自然との一体感を保ちながら「等身大」の自分を生きていくことが
大事になってくるでしょう。
・どんな時代になっても生き残っていけるだけのたくましさを身につける時です。
・人生が豊かなものになるかどうかは、友達の数と質に比例します。
自分の時間の大半を使う職場との出会いは大切にしなければなりません。
・謙虚さと感謝、そして自分の意思で自分の人生をつかみ取る意識を持ち、
どんなに小さいグループでも良いのでリーダーになってください。
・生きていく上で本質的ではない、余計なものを手放すと、
「いま、ここ」だけが、 あなたの目の前に出現し、「いま、ここ」に集中できると
実力を100%発揮できるようになります。