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こんにちは。にんげんクラブドイツ在住のこだまゆうこです。
2ヶ月ほど前から、新しいドイツ語教室に通いはじめました。
クラスメートは20名ほどで、世界各地から集まります。
ヨーロッパ、アジア諸国から来ている人ももちろんいますが、
チリなど遠く南米から来ている人もいます。
ウクライナ、セルビア、べラルーシ、カザフスタンなど、
ちょっと聞いただけでは正確な位置が恥ずかしながら
思い出せない・・・・・(恥)
という国々の人たちとも友達になれました。
それぞれの国の日常生活を聞くことで、
今まで知らなかった世界の様子がわかり、
とても刺激になっています。
さて、そんなある時、
クラスメートの一人の女性が、ニコニコしながら、
私にとても失礼なことを言ってきたことがあります。
それは、私自身ではどうにもならない欠点の指摘で、
たぶん、日本でそのようなことを言うのは、
考えられないほど失礼な内容でした。
それを言われた際には、とても傷ついて、
なんだ?この人は。失礼だな。
と、ちょっとムっとしました。
しかし彼女は、私が嫌いなわけではなく
まったく悪気がないようなのです。
それどころか、
「私はあなたのことが大好きよ。あなたの友達になりたいの。」
といつも親愛の表現を示してきます。
彼女は毎日私の隣に座り、
頼んでもいないのに、サンドイッチやお菓子などを私だけに特別くれます。
そして、わざわざ私の傷つく話題を何度も出しては、
笑い話にするのです。
はじめの頃は、この彼女の態度に、かなり困惑しました。
いつも嫌なことを言われるので、できればこの人とは少し距離を置きたいな・・・・
と正直に言うと思っていたのですが、
なぜ彼女がそのような態度をとるのか、
彼女の育ってきた国の話を聞いていて、ある時にふと気が付きました。
彼女の育ってきた国では、
およそ半数以上の人たちが、最貧困層と言われる人々です。
農村部の大半では、1日1ドル以下の暮らしをしているそうです。
当然犯罪もかなり多く、
人の命の重さが、日本よりもずっと軽く扱われています。
悲しいこと、辛いこと、傷つくことなどの、過酷な現実が、
とてもたくさん、身近にあるのです。
そのような中で暮らしてきた彼女にとって、
私が傷ついたと思っていたことは、傷つくほどの内容ではありませんでした。
温室育ちの日本人とその国の人とでは、
傷つく事柄のレベルが違うのです。
「私の国ではね、嫌だな、と思うことや、
つらかった話も、全部笑い話にしちゃって、みんなで一緒に笑うのよ。
そうすれば、あまり辛くなくなるでしょう。
これは、私の国の人の特色なの。だから悪く思わないでね。」
辛い現実を述べるとともに、ニコニコしながら彼女が言った言葉は、
涙が出そうなほどせつなく、辛く、そして強い言葉でした。
平和な日本で育ってきた私は、その平和に甘えていたし、
そのありがたさに気付いていませんでした。
口ではきれいごとを言っていても、
世界の現実をきちんと捉えられていなかったな、
と、彼女を苦手に思っていた自分を反省しました。
そのようなことに気付いてからは、
彼女が苦手ではなくなりました。
少し乱暴な言葉のヴェールで今までは見えなかったけれど、
彼女は彼女なりに、とても暖かく、優しく、純粋なハートを持っていたことに
気が付きました。
これは日本人同士でも、世界の人とでもそうだと思うのですが、
何か自分の気に入らないことを言う人や、
傷つくことを言う人、自分と全く意見の違う人は、
自然と苦手意識が出てしまうものです。
しかし、自分と意見が違う人を、
苦手だなぁと距離を置く前に、
なぜそのように言うのか。
何が原因でそのような考えになっているのか。
その人は今どのような生活をしていて、
どのような環境で育ってきたのか。
そのように、相手の立場に立って
ちょっと考えてみるのが大切なことなのかもしれません。
ひょっとすると、
家族間で何かトラブルを抱えているかもしれないし、
誰かに傷つけられてその傷が癒えていないのかもしれない。
あるいは育ってきた国や文化が違うから、
意見や考え方があわないだけかもしれない。
それらの考え方の背景を知ることで、
考えそのものよりも、その人自身を受け入れることができて、
愛情を持って包み込めるようになるのかもしれません。
そうやって自分のまわりの人々の背景を考えてみながら、
良い部分をなるべく見るようにして
認め、受け入れることが、
世界の調和へと繋がっていくのではないかなぁと思っています。
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【今日の成功ぐせ】
苦手だと思う人の、背景を考えてみよう。
そして良い部分を認めて包み込もう。
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あなた様に、更なる成功ぐせが身について、
益々幸せになることをお祈りいたします。
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