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古代天皇家「八」の暗号 今もこの国を護り続ける言霊/宇宙規模の呪術的グランドデザイン


 
畑アカラ (著)
2009年8月刊
出版社: 徳間書店
 
 
本書は、「八」と古代史、天皇との関係を、ありとあらゆる視点から
多岐にわたって紹介しています。
正直なところ、個人的には古代史についてさわり程度の知識しかなかった為、難しく
感じるところもありましたが、本書を読むことで古代史について少し詳しくなったような気がします。
 
全500ページを超える本書は分量的に多いだけでなく、内容も濃く
作者の「八」にかける情熱が伝わってきて、かなり読みごたえがあると思います。
特に「古代史」や「天皇」、「八」、このキーワードに興味のある方には
たまらない一冊ではないでしょうか。
 
本書を読む中、こんなにも「八」という数字が奥深く意味のあるものだったのかと、
驚きとともに、ここまで深く調ベ上げ、文章にまとめた作者に感嘆しました。
もちろん全てが真実かどうかというのは、各個人の判断となりますが、
それを除いても興味深い一冊だと思います。
 
全8章にて構成されている本書内容は、おおまかにいうと第1、2章にてメインとなる
「八」という数字についての意味や天皇家との関係、第3章で古事記や日本書紀に
隠されている「八」について、第4〜6章伊勢神宮と「八」の関係・暗号等について、
第7章八幡神について、第8章八角形の古墳について、となっています。
 
「八」という数字について全て網羅したのではないかと思えるほどの膨大な内容で、
読まれる方の知的好奇心は存分に満たしてくれるのではないかと思います。
また、この「八」の意味と暗号を紐解くことで、日本国家に対する隠された新たな実態が
浮かび上がってきています。
 
各章、各項目ごとに興味深い内容ばかりですが、個人的には特に
「八咫鏡(やたのかがみ)」についての記述が印象に残りました。
「八咫鏡」といえば、三種の神器の一つであり、伊勢神官のご神体でもありますが、
誰も見た人がいず、形代(かたしろ)の鏡は、伊勢神宮(内宮)の心御柱(しんのみはしら)と
北極星を繋ぐ宇宙軸上に置かれており、呪術を完成させているというのです。
 
一見、とんでもない話のように聞こえるかもしれませんが、伊勢神宮と宇宙軸の関係等に
ついても詳細に記されており、興味深い内容となっています。
 
本書は「八」を取り上げた内容となっていますが、きっと全ての言葉一つ一つに
奥深い意味があり、力があるのではないかと思います。
そんな言葉の意味や力についても気づかせてくれた一冊でした。どうぞお読みください。
 
                              (にんげんクラブ会報誌2009年10月号より)



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