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いのちと気ー意識を高め、病気を超えるー


 
天外 伺朗 (著), 矢山 利彦 (著)
2009年3月刊
出版社: ビジネス社
 
 
今回ご紹介する本は、ソニーに42年間勤め、その間にCDや犬型ロボットAIBOなどの
開発を主導され、現在は医療改革に取り組んでおられる「科学的ロマンの大家」天外伺朗氏と、
にんげんクラブ会報誌でも連載をいただいていたYHC矢山クリニック院長である
「気の医師」矢山利彦氏との対談共著本です。
 
本書はまるで、スピリチュアリティと最新の気の医学の宝箱のような本だ、と思いました。
天外氏と矢山氏との対話からは、多くの専門的な言葉が飛び出すと同時に、
最新の気の医療や、心や病気に対する気付きが得られます。
 
二人の人間が対話をすることによって、お互いに新たな知識や気付きが構築できるということが、
よく伝わってきます。論理的思考の得意な理科系の男性が読むと、まさに晴天の霹靂のように
面白い本なのではないでしょうか。
あまり論理的ではない私は、とにかく膨大なお二人の知識に、びっくり圧倒されながら読んだ本でした。
 
とくに、矢山氏が開発された波動装置での麻酔実験が写真つきで解説されている部分からは、
天外氏のびっくりされている臨場感が伝わってきて、興味深く読みました。
 
身体的に苦痛があったとしても、「痛い、苦しい」と頭で考え、悩むと苦悩になります。
苦痛と苦悩がセットになっている状態では、病気はなかなか治らない。
いかに頭では苦悩の状態にならないようにするかが、病気を治すポイントのようです。
 
ストレスはあらゆる病気のもととなるようですが、心を健康にすることが
まずは健康の第一歩であると感じることができました。
 
天外氏の意見からは、宇宙との一体化の大切さを知ることができます。
 
胎児が生まれるときに母親との分離である出産、へその緒の切断によって、
宇宙から切り離されてしまう気分(セパレーション感覚)のトラウマを、
今度は全体としての宇宙と一体になっていくことで克服していく。
 
そのセパレーション感覚をいかに埋めるかで、意識の成長、進化の指針になっていくそうです。
 
天外氏は、その対処の仕方をわかりやすい図にして説明してくれ、
これからの社会でのよりよい生き方を学ぶことができました。
 
「いのちと気」のタイトル通りに、半身浴やデトックス、安全な食事を食べること、
脳をリラックスさせてストレスをためないことなど、健全な心身のために必要なことを、
改めて考えさせられました。
 
スピリチュアリティの科学的な知識が増えるとともに、自らの健康により深い責任と
愛情が持てると思います。
 
                            (にんげんクラブ会報誌2009年12月号より抜粋)



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