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あなたは誰?―すべてを引き寄せている〈自分〉をもっと知るために

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リズ・ブルボー (著), 浅岡 夢二 (翻訳)
2008年4月 刊
出版社: ハート出版
 
 
この本は、1941年生まれ、カナダ人の女性であるリズ・ブルボーさんが
1988年に書いた著書が、今年になって日本で翻訳されたものです。

リズ・ブルボーさんの著書「<からだ>の声を聞きなさい」は、本国カナダではあらゆる記録を
塗り替える空前のベストセラーとなり、日本でも評判なのでご存知の方も多いかもしれません。

私はリズ・ブルボーさんの著書を読んだことがなかったので、「あなたは誰?」という
聞きなれないタイトルを読んだ時に、ありきたりな自分探しの本なのかな、と思いました。

しかしほんの数ページ読み始めただけで、この本は単なる自分探しの本ではなく、
読者や世界への幸せを願う、ありったけの「愛」の気持ちで書かれた本だと感じとれました。
 

『この本を読みすすめていくうちに、あなたはこの本が女性性に向かって書かれていることに
 気付かれるでしょう。(中略)女性性というのは、男女の別にかかわらず、一人ひとりの魂の
 一部をなしている<女性原理>が持っている属性です。私は、長いあいだの探求を通して、
 現代の資本主義社会においては、男性も女性も同じように、みずからの<男性原理>を
 発達させすぎている、ということを知りました。』
 
この部分を読んだときに、今の社会に足りない部分を補ってくれることが
書いてあるかもしれない、とワクワクとしました。
 
  
この本の内容は、「あなたは誰?」というテーマに即して、「あなたは<進化する魂>です」
「あなたは<あなたが見るもの>です」等と、自分で自分の存在を確認していきます。

12章にわけて、自分が普段どのような思いを持って、自分を形作っているのかが、
読み進めるうちにわかってきます。

そして最終的に著者が言いたいことは、「あなたは<光>です」ということです。私たちは
それぞれが光の存在であり神の子であるということを、優しい言葉で最後に気付かせてくれます。

たとえば「あなたは<あなたが聞くこと>です」の章では、
『私たちの耳は、愛を聞き取るために使われなければなりません。』という原理から、
なぜ他人から嫌な言葉を聞くことになるのか、本当は自分がその嫌な言葉を
他人や自分自身に対して言っているのではないのか、等と
「愛」のために使われていない感覚を掘り下げていきます。

また、「からだ」や「病気」の章では、このようなからだの特徴を持っている人は、
こういう性格の傾向があるという例や、このような思いが、こんな病気をつくり出す、
ということを詳しく述べてくれています。

なぜ著者はこんなにもたくさんのことがわかるのだろう?と思えるほどの情報量で、
全部を読み終えた後には、もっと早くにこの本を手にしていたら、
今まで悩まなくてもすんだかもしれないのに、と思えました。

男性にも女性にもオススメの一冊です。ぜひお読みください。
 
                              (にんげんクラブ会報誌2008年7月号より抜粋)



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