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ジム・B. タッカー (著), Jim B. Tucker (原著), 笠原 敏雄 (翻訳)
2006年9月 発行
出版社 日本教文社
本書は、「前世を記憶する子どもたち」の著者であるヴァージニア大学の
イアン・スティーブンソン博士のもとで、前世記憶の研究を続けた
ジム・B・タッカー氏の著作です。
ヴァージニア大学人格研究室には、前世を記憶する子どもたちの
実例資料が2500件以上もあります。
ぜんせについての予備知識や固定概念のない子どもたちに注目した
研究内容は、「前世」を肯定できる貴重な証拠の一部であるとも言えます。
この本を読むと、「どうやら生まれ変わりは本当にあるらしい」と多くの人が
納得するでしょう。「生まれ変わり」があることを一度認めると、人に対する
敬意が生まれてくる、と著者は最後に綴っています。
無知なはずの子どもも、たくさんの知識と経験を備えた魂を
持っているかもしれないのです。
そのように深く考えていくと、すべての人にはそれぞれの学びがあり、
すべての人に敬意を持とうと思えた一冊でした。
ぜひお読みください。
(にんげんクラブ会報誌2007年4月号より抜粋)