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土橋 重隆 (著)
2006年7月 発行
出版社 主婦と生活社
実際にがんの臨床現場に携わる石の一人として、
「なぜ人はガンになるか」ということにポイントを置いた書。
どのような生活習慣をして、どんな性格を持った人が、どの種類のガンにかかるのか。
この本を読むと、その驚くべき事実が明かされます。
現在の日本では、健康保険があるため、国民は少しでも病気になると、
人々は気軽に医者に行き「病気は医者が治してくれるもの」と丸投げして
しまう傾向があります。
医者もまた、治せない病気があるにもかかわらず、治せるふりをしたり、
治そうと試みます。これらの結果、病気の原因を追求するよりも先に、
西洋医学に頼りきることが習慣化されています。
しかし、結局病気は自分が作り出したもの。
一時的には治っても心や、生活習慣を変えない限り、また同じことの繰り返し。
そんなことをわからせてくれる良書です。
(にんげんクラブ会報誌2007年1月号より)