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本多 静六 (著)
2005年7月 発行
出版社 実業之日本社
1866年生まれ、1952年に85歳でこの世を去った本多静六氏。
彼は偉大な学者でありながら、巨億の富を築き、1927年には
財産のほとんどすべてを匿名で寄付しました。
「人生即努力、努力即幸福」をモットーとして、
生涯仕事に励み、質素倹約、家庭円満、常に実直な生活を営む姿は、
現代の若者にぜひ読んでいただきたい本だと思います。
給料の4分の1の一天引き貯金や、毎日2時間必ず歩く、など
本多氏オリジナルな生活術は必見です。
年をとっても健康で、若者に負けない好奇心は、生涯現役で
仕事をすることにあるのか、と納得しました。
無理なく、無駄なく、自然の理に沿った生き方とはこういうものか、
と目からウロコの一冊、ぜひお読みください。
(にんげんクラブ会報誌2007年7月号より)