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プレアデス「メシアメジャー」からの黙示メッセージ

村中 愛・著/小川 雅弘・序文
ヒカルランド 刊
定価 1,851円+税


この本の著者である村中愛さんは、主婦として平凡に暮らしていたある日、
突然プレアデス星の「メシアメジャー」からのメッセージを受け取ることにな
りました。最初の2年間は多くの人へ向けた情報だったそうですが、自分自
身も信じがたいものがあったそうです。

そして、自縄自縛に陥り、3年目からメッセージを周りの人に伝えることを
やめたそうです。

しかし心はいつも揺らいでいて「メッセージを私に送ってこないで」と強く拒否
したこともあったそうですが、ひっそりとそれらを書き留めていたそうです。
ただひとりのおばちゃんに何ができるのだろうかと考え抜いた挙句にメッセージ
を受け取ることを辞退しました。

するとメッセージがプツンと切れ、と同時に歩けなくなり、約2年という長い間、
病院のベッドの中で白い壁を見て暮らしたそうです。
神仏にも、そして「メシアメジャー」にもお願いしたそうです。
すると再びメッセージが届くようになりました。

約20年間記録したものを一覧してみて謎が解けました。

メッセージは今の科学では証明できませんが、予告、忠告、回避、解決策
が書かれています。そして、心の変化、行動の変化、世界や地球の変化、
宇宙の変化等です。近日起こりうる兆しがあるから書き記しているのです。

それはけっして人を恐怖に落とし入れるために書いたのではなく、皆のこころ
が変化すれば、必然と未来も変化してくるとのことです。

「臨界質量」の原理とは、つまり精神的に調和のとれた一握りの人間が、
人類全体の意識を向上させることができるという力強い原則です。
世界の人口の中の14万4000人の光の仲間たちが自覚し、手を結び合うことで
新しい世界への扉が開かれ大変革を起こすことができるのだそうです。

私たちが宇宙とつながり主役になって1000年先の未来を変えようではないかと
「メシアメジャー」は締めくくっています。
そしてこれは20年間の第一章であると。
一人ひとりの覚醒の第一歩を促し、刺激してくれるそんな一冊です。

ぜひお読みください!

(編集室 江尻みゆき)

にんげんクラブ会報誌 3月号より

ひつく神道入門 日本人が知っておくべき本当の心の整え方


中矢 伸一・著
徳間文庫カレッジ 刊
定価 830円+税


入門編ですが、読み応えがありました。「日月神事」ではなく、なぜ「ひつく
神道」なのか。そこには、やはり深いわけがありました。

戦後、日本人は復興のために一丸となって働き、豊かで便利な暮らしがで
きるようになりましたが、何かがおかしい。このままでは自分は、世の中は
どうなってしまうのか。日本人がカネやモノの代わりに失ったのは、精神的
な支柱であり、民族としての誇りであり、将来に対する希望でした。

何を心の拠り所としてどう生きていけばいいのか。海外では宗教が重要な
位置を占めています。日本人が失ったものは、「神道」を知ることによって
明らかになってくると著者は言っています。

「神道」といっても、従来のものとはかなり違うそうです。すごく古い道であり、
同時にものすごく新しい道。日本人の潜在意識、DNAを通じて受け継いで
きた精神性、宗教観、人生を上手に生きる知恵。
著者はこれを主に「日月神事」から独自に学びました。

「日月」は「ひつく」とも読むそうです。なので「ひつく神道」なのです。

でも「神道」という言葉自体が外来語で、もともとあるわが国古来よりの道を
何と呼ぶべきか、先達の研究家も頭を悩ませていたそうです。
いつから始まったのか発祥もわからず、教祖もおらず、経典もないそうです。
太古の昔から日本人の、いえ、世界中の人々がその深層意識の奥、魂の奥に
持っている精神性と言った方がいいのかもしれないと著者は言います。

日本人とか外国人とかの区別はない。だからこそ世界一家となり、ミロクの世へ
と、つながっていけるのです。
神への道は、決して楽な道ではありません。自分の頭で考えて、マコトを持って
行動しなくてはなりません。

でも、神は厳しいだけではなく、畏れ多いほど優しいのだそうです。
祝詞の奏上を始めて、本当に神さまが目の前に現れると、有難さにひたすら
嗚咽あるのみ、「神さまはやさしいから......」とおっしゃる先生もいたそうです。

著者は25年以上この道に関わり、自信を持って言えるそうです。
誰でも努力次第で「揺るぎない人生」を享受できると。
ぜひ門をたたいてみてください。

(編集室 柴切純子)

にんげんクラブ会報誌 3月号より


隠された言霊の神 ワカヒメさまの「超」復活!


SUMIKO!アマノコトネ 宮㟢 貞行・共著
ヒカルランド 刊
定価 1,778円+税

ヲシテという「古代文字」で書かれた「ホツマツタヱ」という1万行におよぶ
五・七調の叙情詩から成る歴史書によると、イサナキとイサナミの子供は
一姫三太郎で、長女はワカヒメ、長男アマテラス、次男ツキヨミ、三男ソサ
ノヲだそうです。アワ歌の神様であるワカヒメさまはいつのまにか消し去ら
れてしまいました。

この本では宮㟢貞行氏、SUMIKO!(早川須美子氏)、そしてアマノコトネ
氏の3人の鼎談でワカヒメさまの秘密に迫っています。そして後半はワカヒ
メさまの回想が描かれています。

SUMIKO! はある日突然「ホツマツタエ」という言葉が聞こえてきて、ワカ
ヒメさまを知ることとなり、「日月神示」で東北に艮(うしとら)の金神(こんじん)
が起きてくると書かれていたことですがまさに3・11で封印された神々が出
てくるきっかけとなったのかもしれないといっています。実際に生きていらっ
しゃった遠い昔の先祖たちが次々と起きだした、その一人がワカヒメさまだ
そうです。

宮㟢氏もやはり3・11がきっかけで、太古の神々が復活しつつあるといって
います。河口浅間神社の前にある富士山御師の家の屋根裏部屋から250
年ぶりに古文書が発見されたとのことです。そしてアワ歌を広めたのがワカ
ヒメさまだったと分かったそうです。

そして、アマノコトネ氏は河口浅間神社の御師の屋根裏部屋の長櫃の中か
ら出てきた古文書を最初に手に取ったそうです。最初それが何かは分からな
かったそうですが、それはアワの歌がかかれているヲシテ文字の写本だった
と知ります。ヲシテとは「教え手」という意味だそうです。それによって説明す
るのが「ホツマツタヱ」「ミカサフミ」「フトマニ」だそうです。

何者かおわしますしかないあの富士山から、そこに秘められていた古文書が
出てきたことは日本が変わる予兆かもしれません。お三者が、今、ワカヒメさ
まの秘密のベールをときはなとうとしてくれています。私たちも日本人として
目覚め、言葉の乱れは世の乱れ、日本の乱れは世界の乱れという認識を覚
醒されるようなそんな本です。
是非ご一読ください!

(編集室 江尻みゆき)


にんげんくらぶ会報誌2月号より


カタカムナ 言霊の超法則


吉野 信子・著
徳間書店 刊
定価 1,600円+税


著者をここまで惹きつける「カタカムナ」とは、一体何なのでしょう。

世界の懸け橋になることが小さいころからの夢だった著者は、国際線の
キャビンアテンダントになり、たくさんの国を巡り歩きました。
40年前の一般の日本人は、外国の優れた文化をもっと日本に取り入れ
なければと感じていたのです。

ところが、世界中を飛び回っているうちに気づきます。日本より優れてい
る国はないと。人間に対する考え方、住みやすくすばらしい文化を持って
いる国はほかに見つけることはできなかったのです。

「外国から学んで」がいつしか「日本のすばらしさを知らせることができる、
世界の懸け橋になりたい」という思いに変わっていきました。
なぜ、日本が格別なのか、これほど人間が優しくなれる発信源はなんな
のか、そればかり考えていたそうです。

航空会社を退職して、30年、普通の主婦をしていた著者が8年前にカタ
カムナに出会い、いっぺんでその不思議な魅力に取りつかれ、寝ても覚
めてもカタカムナのことが頭から離れない生活になりました。

歴史の中に埋もれていたカタカムナの図表が再発見されてから、まだ数
十年しか経っていません。わかっていないことがたくさんあります。
それでも多くの人が研究や普及に取り組んでいるのは、なぜかそこに
「宇宙の真理」があると直感するからなのだそうです。

その証拠に、著者の人生がものすごい勢いで変化しています。知れば知
るほど、物事の本質を見抜く力が冴えわたり、知らないことでも透けて見
えるように感じるそうです。ロンドンパラリンピックで通訳をしていた時の、
金メダルの奇跡の話は感動的です。

思い続けた夢が、ひらめきに変わり、探求を続け、経験により強い確信に
なる。そこからまた新たなひらめきを得て、さらに探求から確信へ。この熱
く広がり、螺旋階段を登り続けるような永遠のエネルギーがいっぱい詰まっ
ています。カタカムナのことを知りたい方、このエネルギーを感じたい方にも
ぜひ、読んでいただきたい本です。

(編集室 柴切純子)


にんげんクラブ会報誌2月号より


イニシエーション


エリザベス・ハイチ・著
紫上 はとる・訳
ナチュラルスピリット 刊
定価2,980円+税


本書は、著者であるエリザベス・ハイチ氏の自伝的な作品です。自伝とは
いえ、生い立ちから普通に歳を重ねる物語ではなく、ある時は古代エジプト
で王妃と神官を兼ねた人生、ある時は哀れな物乞いの人生、と時空を超え
て物語が展開していきます。それらの物語が、複雑なパズルのピースのよ
うに現実とピタリとあっていくさまは、驚きと発見の連続です。

著者であるハイチ氏は、1897年生まれ、ヨーロッパで最古・最大のヨガス
クールを設立し、97歳で生涯を終えるまで、終生人々を教え導きました。

本書は、1953年に書かれ、その後世界17カ国語に翻訳されて、数百万部
のベストセラーになり、現在も読み継がれています。日本語では、2015年
8月に待望の刊行がされました。これほどのベストセラーが、なぜ今のタイ
ミングで日本語に訳されたのか。そこにも必要・必然・ベストな神の計らいを
感じます。実際に悲惨な戦争を体験した著者のメッセージには、地球や人
類に対する愛と平和の思いが溢れています。

本書は60年以上も前に書かれた古いものですが、古さを感じさせないどこ
ろか、永遠・普遍性を感じさせる物語で、非常に面白かったです。ページ数
は700ページもあり、スイスイと小説のように読める箇所から、エジプト時代
の神官の教えなどじっくりと何度も読まねば理解できない箇所もあり、本書
を読むことだけに集中して取り組んで、読み終えるのに丸三日かかりました。
それも読んだというより、文字を辿ったと言ったほうが適しているくらい、まだ
本当に本書を理解できたとは思えません。それほど読み応えのある本です。

本書を読むことで、今ある三次元の現実は、たんなる夢なのか、それとも夢
が現実なのか......と世の中のしくみや自分の本質について嫌でも考えさせ
られます。著者の、真摯に自分の人生や運命から目を逸らさず、本当の《自
己》を体現するに至るまでの生き方は、多くの学びをもたらしてくれました。

何年後かに、またもう一度読みたい本だと思いました。ぜひ、多くの人にお
読みいただきたい一冊です。

(編集室 兒玉裕子)

にんげんくらぶ会報誌2月号より

ついに、愛の宇宙方程式が解けました


保江 邦夫・著
徳間書店 刊
定価 1,600円+税


にんげんクラブで、お馴染みのノートルダム清心女子大学教授である理論
物理学者である保江邦夫博士のお待ちかねの、新刊本が出版されました。

小学校、中学校時代、さえない人生を送っていたとき、小さな子供なりに
一つの解決策を見出していました。けして去りゆくことのない友達。それが
「空間」だったのだそうです。

高校受験のとき、大学は東北大学の天文学部に入学できたこと、京都大学
大学院に入学、名古屋大学大学院に編入し、その後、ジュネーブ大学理論
物理学教室で職を得るなど高校受験から現在に至るまで、気が付けば、奇
跡の連続だったそうです。その理由は「空間を友にする」ようになっていたか
らだとのことです。

ジュネーブ時代、ドイツのアウトバーン(自動車専用道路)を走行し、時速
200 キロを体感している最中、異様な世界に突入したそうです。それまで
聞こえていたエンジン音や風切り音が突然聞こえなくなり、車体の上下動や、
がた揺れも消えてしまったそうです。

そのとき初めて「空間」そのものの姿を見たそうです。

そのとき「額の裏側」に突然はっきりとした絵柄が浮かんで来たそうです。
それは「ヤスエ方程式」の誕生にほかなりませんでした。

帰国後は、東京から岡山に戻り、現在教鞭をとっておられる、ノートルダム
清心女子大に、なんと、バチカンからの紹介状で職に就くことになります。
また、アメリカでの学会の帰りに、エリア51(アメリカ政府の極秘研究所と
言われている)に冒険さながら近づいたときの体験はハリウッド映画の未知
との遭遇のような体験をされています。

ノーベル賞受賞者の湯川秀樹博士との出会いが、阿部山で天眞如教苑を
営まれている畑田天眞如様との出会いにつながっていたこと、自動筆記で
神様の御言葉を降ろすことができる迫登茂子先生とのエピソード等が掲載
されています。

予想をはるかに超えたスケールで、保江邦夫博士ワールドが満載です。
奇跡のストーリーは、驚きの連続に間違いありません。そして愛の方程式
を一緒に解いてみませんか。
心からおすすめの一冊です。

(編集室 江尻みゆき)


にんげんクラブ会報誌1月号より


光の使者―愛と平和の軌跡


ジェイムス・F・トゥワイマン・著
穂積 由利子・訳
中央アート出版 刊
定価2,300円+税


本書は、アメリカで1996年に出版された本であり、日本語訳は2001年に
出版されました。古い本ですが、とても感銘を受けたのでご紹介したいと思
います。

著者のトゥワイマン氏は、平和の吟遊詩人。戦乱のバルカン半島に平和を
もたらしたいという、やむにやまれぬ気持ちから、1995年に内戦の続く旧
ユーゴスラビア、クロアチアに、平和の祈りの歌を歌いに行きました。奇跡
のような偶然の連続に導かれ、そこで待ち受けていたのは、極限状態の戦
乱の中で、ひっそりと祈り続ける神秘的な集団でした。その集団は「光の使
者」と呼ばれ、何世紀もの間、地球の中でも最も戦乱の激しい地域で祈り続
けているのです。戦地で平和の歌を歌うのは、どれだけ危険なことだろう?
どんな決意で行って、どんな奇跡が待っているのだろう? と本書を読んで
みると、想像をはるかに超える展開に、心底驚きました。

多くの人は、本書を読んでフィクションだと思うかもしれません。そのように
感じても、読み物としても非常に面白いので、それはそれでいいと思います。
しかし私は本書を一読して、これは実際にトゥワイマン氏が体験した話だと
ハートの奥で感じました。そして今もなお、光の使者たちは形を変え、場所
を変え、後継者たちに引き継がれているのだろう......と。

本書は、たくさんの気づきを与えてくれる本です。読みやすく、面白かったの
で、1日で読み終えました。特に祈りとは何たるものか、祈りの本当の力を教
えてくれます。また、人には様々な役割があるけれど、ひたすら祈り続ける
役割の方々が、実際にいらっしゃることにも気づかされました。

今月号の「びっくり現象から学ぶ」では、ももちんさんのインタビューで、次元
の扉の話が出てきますが、本書の最後にも、永遠の扉をくぐる話が出てきま
す。扉について、深く感じたい方にもおすすめの本です。また、本書の続編の
シフト―続・光の使者』も同様におすすめです。

この本に出会えて、本当に嬉しく思っています。著者をはじめ、本書の制作
にかかわってくださったすべての方に、感謝しています。
ぜひ、多くの方にお読みいただきたいと思います。

(編集室兒玉裕子)

にんげんクラブ会報誌 1月号より

一度は死にたいと思ったこと、ありませんか? 子どもの将来を心配していませんか?


鈴木 昭平・著
 コスモ21 刊
定価 1,400円+税


本書を書かれた、鈴木昭平氏は、横浜国大大学院卒業後、同大学研究生を
経て、ジャスコに入社、その後、様々な分野の学校で講師をし、1988年より
幼児教育に携わり、2009年エジソン・アインシュタインスクール協会を立ち上
げました。
かのエジソンやアインシュタインも子どもの頃は知的発達障がいだったといわ
れています。脳の仕組みが普通の人と違うという特徴を生かして伸ばせば
その子の才能は大きく花開き、理性が鍛えられ、社会に対応することが可能
になるとのことです。
そこに着目して特別な教育方法を生み出したのがエジソン・アインシュタイン
メソッドです。

私たち人間の脳は「左脳」と「右脳」に分かれています。「左脳」は言語、概念、
論理をつかさどり、「右脳」はイメージ、絵画、図形、空間パターン、認識力、
音楽、直感などをつかさどります。
本来は「右脳」と「左脳」がバランスよく働くのが理想ですが、現代においては
左脳が優位になりがちだそうです。
知的発達障がい児においては「右脳」が優位に立っていて、「左脳」が十分に
発達していません。「右脳」が高機能すぎるが故に、普通の子どもが反応しな
いようなわずかなことにもストレスを感じて反応してしまうのです。

初めて自分の子どもが知的発達障がいだと告げられたときは、さぞかしショッ
クを受け、悩み、葛藤をすることでしょう。この本は、そんな親御さんたちに
希望の光を与えてくれます。
知的発達障がい児の親御さんは将来、日本または世界の政治経済、文化を
背負って立つ天才児を授かったとも言っています。
知的発達障がい児のみならず、普通に暮らしている子どもたちにも参考にして
ほしいと思います。

ポイントを、漫画で分かりやすく説明してくれています。なにより、実際の親御
さんの体験談も紹介されています。親御さんのひたむきな愛情がEEメソッドを
行うことで、改善・効果を導いているのです。

ぜひとも、ご一読ください。子育て中の方も、子育てが終わった方も。
親御さんだけではなく、すべての大人が子どもを守り、育てていくための
素晴らしいバイブルです。

(編集室 江尻みゆき)

にんげんクラブ会報誌12月号より

ぼくの命は言葉とともにある

福島 智・著
致知出版 刊
定価1,600円+税


本書は、9歳で失明し、18歳で聴力を失った盲ろう者で、現在東京大学教授で
ある福島智氏の著書です。
福島氏は、盲ろうで世界初の常勤の大学教員になられ、『爆笑問題のニッポン
の教養』『徹子の部屋』等テレビ番組にも出演された経験があり、わりと有名な
方のようです。
私は本書に出会うまで福島氏のことを知らなかったので、盲ろう者でありながら
常勤の東大教授をされている方がいらっしゃると知ってびっくりしました。

全盲であるということは、視覚的には暗闇の中で過ごすことであり、さらに聴力
を失うと、他者とのコミュニケーションが非常に困難になります。漆黒の闇の中
にポツンと取り残されてしまったかのような状況になり、その時感じた感情は
どのようなものでしょうか。

福島氏は自らの言葉で、その時の状況や感情を語ってくださっていますが、
それらの深淵な言葉をもってしても、その孤独感、絶望感は、とうていはかり
知ることができません。盲ろう者であるかどうかにかかわらず、すべての経験
は、経験した本人にしか分からない世界なのだと思います。

視覚や聴覚とは別のところで、大自然や宇宙、他者との関係性を感じておられ
る福島氏が綴る言葉には、常に壮大な宇宙が見え隠れしています。
本書を読む間ずっと、漆黒の広大な宇宙を感じました。人間は本来宇宙と繋
がっていて、神から生かされていることが、本書を読むと感じられます。
雑多な情報が多い社会の中では、見える、聞こえるが故に情報に翻弄され、
本質を見失うこともあります。見えない、聞こえない、制限された状況の中で、
見えてくる真理、聞こえてくる真理があるのだなと思いました。

本書には、福島氏が読んで感銘を受けた文章も紹介されています。芥川龍
之介やトルストイなどの有名作品でも、読み手によってここまで深く味わいな
がら読めるものなのかと、感心しました。

本書を読んで、天から与えられた状況、生かされている今ある状況をそのまま
受け入れ、自分らしく生きるヒントをもらえたような気がします。
ぜひお読みください。

(編集室 兒玉裕子)


にんげんクラブ会報誌12月号より

つぶやき天使1 神様からの《この世シークレット》宅配サービス

主晴・著/松永 亜鈴・代筆
ヒカルランド 刊
定価 2,000円+税

この本の「主晴」様のメッセージを代筆をされている松永亜鈴さんは、12年前に
神霊界から何度もこの地上に降り立っているメシア様のおひとりである「主晴」
様よりメッセージを伝えられ始めたそうです。瞬間移動や、光のUFOに乗って
霊界探訪するなど不思議な体験を数多くしているそうです。

この本の内容はもちろんほとんど参考文献などはなく、全て「主晴」様からの
メッセージであるそうです。

「主晴」とは主が晴れるということで、宇宙の秘め事である神理を解き明かして
いるそうです。神の創造された大宇宙は計り知れなく奥が深く、科学がいくら
進歩しても、まだまだほんの一部しか我々人類界には知られていません。
「主晴」様はそれらの科学的にはあり得ないたくさんの奇跡を松永さんに体感
させてくれたそうです。

「主晴」様は「ありがとう」は「光の言霊」であり、この世で一番素晴らしい言葉で
あり、真心の贈り物を載せた言葉だと言っています。万物の霊長、生きとし生け
るものは、全て「日の神」の恩恵を受けていて、生命の源である日光は日神里
(ひかり)で、魂の古里は生みの親であるのだそうです。故に「ありがとう」には
「日の神」(天の父)がいるという言葉であり、「言霊」「数霊(かずたま)」「音霊」
「色霊」「光霊」と、万物万霊中、六つの御霊を持った、この世で素晴らしい(主晴
らしい)言葉であり、「日神里」は神の御意図が込められているとのことです。

「天の岩戸の真実」や、「三種の神器」の意味など、そして、「アカシックレコード」
など、分かりやすく教えてくれています。そして、「君が代」は世界の国歌だった
そうです!

今、大天変地異が起ころうとしている人類に、何をすべきか、何を準備すべきか
を問うています。想念の大転換が一番必要不可欠だと「主晴」様は言っています。
常識と思われていたことが、実は非常識であるということが多いのだそうです。
しきたりや習わしが如い何かに逆法であるかということに眼覚める時が来ている
のかもしれません。

大地も魂も神様が掃除をしているそうです。急務である想念の転換をしましょう。
全ては必然です。
ご一読ください!


(編集室 江尻みゆき)


にんげんクラブ会報誌11月号より

逆風のときこそ高く飛べる

鈴木秀子・著
青春出版社 刊
定価 1,350円+税

著者の最新刊をご紹介します。
人生が「順風」でうまくいくことが幸せだと、思い込んでいませんか。でも飛行
機が空を飛ぶためには、大きな抵抗を受けないと揚力が働かないので、逆風
が必要です。人生も同じ。でも、逆風に出会った時、苦しむ人とそれほどでも
ない人がいます。その差は、起こった出来事ではなく、出来事に反応する「心」
にあります。つまり、起こった事実は変えられなくても、自分の反応を変えるこ
とで、苦しみを恵みに変えることができるのです、と著者は言います。

著者は、自ら臨死体験をしています。見たこともない美しい光に包まれ、すべ
てが至福に満たされた、その時の体験から、死は忌み嫌うものではなく、絶対
的な愛の極致だということを知っています。神さまの無条件の愛は、いついか
なる時も私たちを守り、慈しんでくれていることを実感し、信じているのです。

この前提は大きな差です。多くの人は、この絶対的な無条件の愛を信じられな
くなってしまうから、不安になり恐れ、苦しみ続けるのではないでしょうか。

本著は、著者が信じている「愛」から始まっています。そこに60年以上にわたっ
て、さまざまな人の相談に接し、真摯に向き合ってきた著者の確信に満ちた
ことばと、様々な人たちが、著者と出会い苦しい状況を精いっぱい生き抜いて
きた経験によることばがたくさん詰まっています。

著者は、どんなことも否定することはありません。こうしなければいけないという
ことも言いません。ただじっと寄り添い、一ミリでも良い方向に、幸せに近づける
ように、信じて祈り続けます。

祈りとは、願い事をすることだけではないのです。祈りの根本は、私たちが深い
ところで知っている人智を超えた大いなる存在への敬い、賛美の念。何があっ
ても大丈夫、最高・最善のはからいを信じることなのです。

読んでいるだけで、心が温かく、至福に満たされます。
ぜひ、おそばに置いていただきたいです。


(編集室 柴切純子)

にんげんクラブ会報誌 11月号より

クリスタルボウルに魅せられて―心と体を癒すその音色と波動


鈴木真佐子・中川恵美子・共著
太陽出版 刊
定価 1,700円+税

こんなすてきな世界があるのかと、初めて知りました。聴いたことも見たことも
ないクリスタルボウルですが、読んでいる間中、私を癒してくれるであろう光と
音の波動に包まれているような感覚になりました。

クリスタルボウルがアメリカで誕生したのは25年ほど前。ヒーリングツールや
医療ツールの一つとして活躍の場を広げてきました。
10年ほど前から従来の重量感のある乳白色のクラシックボウルに加え、軽量で
小型の新しいタイプが誕生しました。

そして第3世代として登場したのがアルケミー・クリスタルボウルです。
水晶に貴金属を混入することを決意し、苦労を重ね、種類を増やしてきました。

軽量なうえに倍音を含んでいるので一つでも手軽に十分楽しむことができて、
見た目にも何とも言えない趣があり、日本でも急速に愛好者が増加したそうです。

一つとして同じものは作れないので、欲しいと思っても手に入らなかったり、
思いもしない方法でやってきて幸せを届けてくれるので、手にした人は
「ボウルは生きている。それぞれ性格も違い、話し掛けてくれる」と感じるそうです。

「日本人は花を摘むようにボウルを弾く。その表情がなんともいい。
生き生きした喜びにあふれている」
アルケミーボウルの生みの親である、ポールとウィリアムの言葉です。

次にどんなボウルを作るかインスピレーションを受けるのは、温泉に入っている
ときが一番多いそうで、3時間も温泉から出てこないこともあるとか。
ボウルで土地を浄化しながら、日本中の温泉を回るのが二人の夢だそうです。

ボウルに出逢って運命が変わった人の体験談、不思議なパワーの謎、ヒーリング
エクササイズ、日常での楽しみ方など、盛りだくさんの内容です。
付記「クリスタルボウル一覧―その種類と特徴」と
巻頭にある折込みのカラー写真を見比べているだけでも、幸せな気分になれます。

みなさんもクリスタルボウルに呼ばれてしまうかもしれません。
ぜひ、覗いてみてください。

11月号のインタビューには著者の一人である鈴木真佐子さんが登場します。
来月号もお楽しみに!


(編集室   柴切純子)

にんげんクラブ会報誌 10月号より


「聖なるあきらめ」が人を成熟させる


鈴木秀子・著
アスコム 刊
定価1,000円+税


「あきらめ」とは、多くの場合マイナスな表現で使われることが多いと思います。
何事もあきらめることは良くないことだと教わってきましたが、本書では
「人生はあきらめるとうまくいく」と語っています。
目標に向かってがんばり続けることが良いことだと信じている人にとって、
少しびっくりするタイトルかもしれません。

「あきらめる」とは、さまざまな使われ方があるそうです。単に「諦める」として
「断念すること」だけでなく、「執着しない」ことでもあり、また仏教の世界で
誕生した言葉で「明らめる」という使われ方もあります。
これは、「物事を明らかにする」「真理に達する」「つまびらかにする」という
意味だそうです。

人生は、必ずしも自分の理想通りに行くとは限りません。身体が思うように
動かなくなるときもあれば、人間関係に悩むこと、最愛の人と死別することなど、
さまざまな困難をすべての人がいつかは体験します。

苦しいとき、悲しいとき、そんなときこそ聖なるあきらめが人を成熟させて
くれるのです。

本書では、多くの人が困難に直面した体験と、そこから何を感じ、何をあきらめ、
何を学んだかの事例を詳しく掲載しています。
それぞれの人の体験は、それぞれの人にしか味わえないオリジナルなものです
が、読者はその体験に思いを馳せることで、共に感情を味わい不思議と勇気づ
けられるものです。

また、本書の著書である聖心会シスター鈴木秀子さんは、30代の頃に転倒事故
により臨死体験を経験されています。
その体験の中で、暖かい光と至福に包まれた鈴木さんは、死とは苦しいものでは
なく、実際は幸せに満ちたものであることを確信します。
死を怖がって目を逸らすのでなく、しっかりと見つめ、「明らか」にすることで、
人生をよりいっそう大切に幸せに生きられると説いています。

本書を読んで、著者の優しく暖かい人柄が、感じられました。
読みやすい本でありながら、大切なことを教えてくれる本です。
ぜひお読みください。


(編集室  兒玉裕子)

にんげんクラブ会報誌 10月号より


食べない人たちビヨンド


 
秋山 佳胤・森 美智代・山田 鷹夫・共著
マキノ出版 刊
定価 1,300円+税

この本は昨年刊行された『食べない人たち』の続編です。
不食実践家三人の不食に対するメッセージがふんだんに込められています。

そのお一人である秋山佳胤氏は二十代半ばのころ絶望感が極みに達し
いろいろと思い悩む中、悔悟だけがすべてになっていたそうです。
そんな中異界である地獄に足を踏み入れてしまったそうです。
想像も絶する気の遠くなるような環境も、慣れとともに欠点がきれいに見えるようになり
楽しくなってきて、それも悪くないものだと思った瞬間に目の前が開け、
プラーナの存在を認識したそうです。

森美智代氏は二十代前半に「脊髄小脳変性症」という難病にかかったそうです。
その病気は体の運動と平衡をつかさどる小脳が徐々に萎縮する病気だそうです。
その時、西式健康法の後継者の一人である甲田光雄先生に出会い、
甲田療法により断食を繰り返したそうです。
結果、不食をし、青汁一杯の生活を19年以上続けているそうです。
知識の中で生きることをやめ、体が持つ本当の能力を使えば
不食は可能だとおっしゃっています。

山田鷹夫氏は二度の離婚を経て、安定したサラリーマンの職からも身を引いて、
五十歳になったころ、深夜の路上でふと思いついたのが不食の実験だったそうです。
その後、沖縄の内離島という無人島で
130日間の不食の生活を実験することになったそうです。
その行動はメディアでも取り上げられたそうです。
その中で、「無為」の対極にあるのが「食」だということを悟ったのだそうです。

三人の不食実践家はそれぞれの過程を経て「不食」に辿り着きましたが、
同じくして「慣れの法則」を熟知されています。
この本では「不食」の極意を思う存分お楽しみいただけることと思います。

10 年前では考えられないような内容ですが、
地球規模での変化が急速に進んでいるからでしょうか。
前編もさることながらさらに進化した=ビヨンド(続編)となっています。
 
ぜひお読みください。


(編集室 江尻みゆき)


にんげんクラブ会報誌 9月号より

食べない、死なない、争わない


稲葉 耶季・著
マキノ出版 刊
定価 1,300円+税


著者のことは、にんげんクラブセミナーでお馴染みの、弁護士・医学博士である
秋山佳胤先生からお聞きしていました。
日本の国内でもなかなか会えないのに、なんとアマゾンで奇跡的なすれ違いを
していたというお話。本書を読んで、ああ、あの時の! 
と、自分のことのように思い出しました。

さらに、表紙をめくるとすぐ、「ジャンジャン」という文字が目に飛び込んできました。
渋谷の公園通りの坂の途中に教会があって、その地下にあった小劇場が「ジャンジャン」。
私の青春時代、コンサートや芝居に感動していた、本当に思い出深い劇場でした。

ところが先日、渋谷の「ジャンジャン」で...と懐かしい話をしたら、
なんとそこにいた人は誰も「ジャンジャン」を知らなかったのです。
私にとってこんな有名な劇場を知らないことに、びっくりして、ちょっと淋しい思いをしました。

その小劇場があった、「東京山手教会」の創立者が、なんと著者のご両親だったのです。

まったく関係ないのですが、特別な親近感を感じてしまいました。

教会で生まれ育った著者は、当然のことながら13歳のときに洗礼を受けます。
ところが中学3年くらいから仏教に強く惹かれるようになり、京都のお寺を訪れては
瞑想していたそうです。

都庁に勤めてから裁判官になり、世界各地を旅し、様々な経歴を経て、
定年後に臨済宗の僧侶となります。

キリスト教も仏教も差はなく、著者にとってはブッダの教えが親和性を感じるもの
だったのだそうです。

長く裁判官を務めてきましたが、人としては誰もジャッジしない姿勢を貫いてきました。
主張するつもりもなく、自然に心地よく生きるために学んだことをまとめてみたら、
今の時代に注目の3つのテーマに集約されたそうです。

インドでの死の迎え方を知ったら、「姥捨て山」は悲劇ではないと思えました。
今までの常識が、根拠のない思い込みだったと、痛感することがたくさんありました。

著者のように、本当に素直に人生を生きていきたいです。
そのための知恵が詰まっています。ぜひ、お読みください。


(編集室 柴切純子)

にんげんクラブ会報誌 9月号より

103歳になってわかったこと〜人生は一人でも面白い〜


篠田桃紅・著
幻冬舎 刊
定価1,000円+税


本書は、世界的に有名な美術家の篠田桃紅さんの著書です。
40万部を突破したベストセラーですので、すでにお読みの方も多いかもしれません。
戦前、戦後の時代を凛として生き、数え年で103歳になられた篠田さんの言葉は、
混迷の時代とも言える今、大切なメッセージを伝えてくれます。

100歳を超えると、生きているだけで大変なことだと思いますが、
103歳になってなお健康で、意欲的で、創造性に富みながら生活されている
篠田さんの文章を読んで、すごいことだと思いました。
103歳にもなると、若い頃とはずいぶん思想も変わるようですし、
いろいろなことを達観していくようです。
歳をとるということは、肉体や記憶力などが衰えていく一方でなく、
何か別の大切なものが蓄積されていくことであると本書を読んで思えました。

もともと若い頃から自分らしさを追求し、魅力的な生き方を創造してきた著者だからこそ、
103歳になってもなお、潑剌とした輝きがあるのかもしれません。

戦後、43歳で女性の美術家としてニューヨークに渡米して、様々な国籍の人たちと
交流された篠田さんは、時代の先駆けであり、103歳になった今もなお、
先駆けであり続けます。
篠田さんの文章から、既存の常識や枠組みにはこだわらず、
とらわれない自由な姿勢が見られました。
何事にもとらわれず自由であるには、より自分らしくしっかりと立つことが
重要だと思えました。

篠田さんの生き方には、自分らしさという一本の芯が通っていて、
誰かの真似をするのでなく、自分の足で道なき道を進んでいく美しさがあります。
それぞれ好みはあると思いますが、本当の美しさを放つ芸術作品は、
人種や国籍が変わっても美しいと思えるものなのでしょう。
日本の墨を使った書道作品が海外で評価されるのも、そこに共通する思いや
美しさがあるからだと思います。

芸術には疎い私ですが、篠田さんの文章を読んで、自分らしくありたいと思うとともに、
芸術を愛でる感性をもっと養いたいと思いました。

ぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)


にんげんクラブ会報誌 9月号より

外国人に伝えたくなる美しい日本人の姿


佐藤 芳直・著
すばる舎 刊
定価 1,500円+税

感動しました。
こんなに優しく、誇らしく、日本人であることの感謝に胸が熱くなったのは、
久しぶりの感覚でした。
それと同時に、いかに自分が日本の本当の歴史、役割を知らずに過ごしてきたかを
思い知り、改めて背筋を伸ばして、学んでいかなくてはならないと感じました。

著者は、にんげんクラブ会報誌に「私の舩井流実践編」を毎月連載されています。
舩井幸雄のすばらしさが温かく伝わってきます。
そして、その教えを実践し、継続している著者のすばらしさも伝わってきます。

昨年の舩井SAKIGAKEフォーラムでは著者の講演もありました。
出演前の舞台袖で、著者に少しだけお会いしましたが、想像以上に大きくて、
誠実さと優しさを感じました。

改めて本著を読み、とてもかっこいいと感じました。

ニューヨークのバーで、マティーニを飲みながら、日本の不思議を訪ねる
生粋のニューヨーカーに、教科書では教えられない、本当の日本の歴史や
良さを自分の言葉で語る。しかも英語で。
こんなにかっこいいことってあるでしょうか。

形だけなら真似ることはできるかもしれませんが、「なるほど」と唸らせることは、
短期間でできることではありません。常に自分の目で見て、自分の頭で考えて、
実際に行動して、その結果をまた自分の頭で考える。学び続けた積み重ねが、
今のかっこいい著者を作り上げているのでしょう。

今からでも遅くありません。今だからこそ、一人ひとりの日本人が、本当の日本を
語れるようにならなくてはなりません。自分の頭で考えた、自分にとっての本当の
日本を、自信を持って語れるように。
それが、新しい世の中を創っていくための、第一歩なのかもしれません。

本著にはそんな生き方のヒントがたくさん詰まっています。
具体的にわかりやすく書かれています。
思いもしなかった歴史の事実に驚きます。
英語で話すための英訳までついています。

自分ならではのかっこよさを目指して、まずは著者のことばを借りて、
語ってみることから始めませんか。
ぜひぜひ、お読みください。

(編集室 柴切純子)


にんげんクラブ会報誌 8月号より

ピュア・インディゴ&ピュア・クリスタルの子供たち


アニ・セノフ・著 石原まどか・訳
ヒカルランド 刊
定価 1,713円+税


インディゴ・チルドレンとクリスタル・チルドレン。名前は知っていました。
純粋な魂を持って生まれてきた子どもたちを、守ってあげることで
良い世の中に変わっていける、そんな安易なイメージを持っていました。

本著に出会い、衝撃を受けました。
そんな生易しい状況ではないのです。

1995年から2004年に生まれたすべての子どもたちはインディゴ・チルドレン。
2009年から生まれた子どもたちは、クリスタル・チルドレン。
オーラの構造も地球にやってきた目的も、はっきりと違っているそうです。

守ってあげなくてはと思っていた子どもたちの方が、次元の違う意識で生きて
いるので、今の大人よりもはるかに高い抵抗力を持っているのだそうです。
高い次元から、親に合わせるために頻繁に降りてくると、内側のバランスが
壊れてしまいます。現実のルールを伝え子どもと同じ意識レベルで話せるように、
努力しなくてはならない。
今、親になることは、相当の覚悟がいるのだそうです。

私は昔、保育園で働いていたので、今も保育士をしている友人がいます。
昔も一クラスに一人くらいは、やんちゃな子どもがいましたが、今は、突然
乱暴したり、じっとしていられなかったり、目の離せない子どもがかなりい
るそうです。
でも、なぜ理解できない行動をするのか、何かきっと理由があるはずです。
それこそ、違う次元を生きているとしたら、大人が理解しようとしない限り、
このような子どもたちの、本来の目的が果たせなくなってしまいます。

著者はデンマークで活躍しているので、日本の現状とは多少違っているの
かもしれませんが、大きな流れは同じはずです。
4人のお子さんのお母さんで、ご自身が重い病を経験したことから、
高次元の声を聴くようになったそうです。

高次元の存在はシンプルで何の迷いもありません。宇宙の進化のためだけに
生まれてきている子どもたちを信じて、旧時代の大人こそが恐れずに変化すべき
時が来たのでしょう。

安心してください。進化のためのヒントもたくさん紹介されています。
希望を持って、お読みいただきたい本です。

(編集室 柴切純子)

にんげんクラブ会報誌 8月号より

霊能動物館


加門 七海・著
集英社 刊
定価1,400円+税


本書は動物たちにスポットを当てて、日本古来から伝わる伝説や霊力につい
て書かれた本です。日本には八百万の神々の信仰があり、さまざまな存在が
神として祀られています。昔からオオカミ、キツネ、ヘビ、ウマ、ネコ、タヌキ、
等々の不思議な話はたくさんあり、それらは神や神の眷属として祀られています。

一方で、呪いや祟りを起こす邪悪な存在とも認識され、祟りを封じるための塚や
社なども日本各地にあります。昔の人々が動物たちをどのように扱ってきたのか、
またどのように交流してきたのかが、本書を読むとよくわかります。

人間と動物を上下関係で見ずに、生物全体を対等に見る視点が昔の多くの
人々にはあったようです。

本書の内容は、読み手によって、単なるオカルトやおとぎ話と考えることもできれば、
リアリティを持って読むこともできます。時に怪談話のようなかなり恐ろしい話や、
現代でもあり得る物語として、動物ごとにまとめられたさまざまなエピソードが
語られています。

古い文献での考察から、現場の生の声をインタビューしたものまで、
読みごたえがあります。

日本中に多くみられるオオカミ信仰についての話は、とても興味深いものでした。
伏見稲荷などお稲荷さんは有名ですが、オオカミを祀っている神社が実は多く
あるようです。

ニホンオオカミは今は絶滅したと言われていますが、かつての日本では
食物連鎖の頂点に君臨していた存在であり、人々から畏れられ、大切に
扱われていたようです。


現代の日本人は、近代化が進むに連れて自然と離れ過ぎているように感じ
ています。離れてしまうと、自然は不便であったり、怖い存在になったり、
穢れの存在であると思ってしまいます。

人類は自然とともに生きてきたし、自然なしには生きられません。
自然に対する畏敬、畏怖の念を忘れることなく、動物だけでなく、
すべての自然とともに助け合いながら暮らすことを思い出さなければ
いけません。

怖がりな方にはあまりお勧めできませんが、本書を読むことで、
古来の日本人の生き方や考え方にも触れることができ、自分たちの
ルーツを思い出す一助となるように思います。


(編集室 兒玉裕子)


にんげんクラブ会報誌8月号より

あなたが幸せになれば、世界が幸せになる


石井 貴士・著
ヒカルランド 刊
定価 1,444円+税


著者の経歴は山あり谷あり、急展開の連続です。普通なら、失敗だったで
終わってしまう経験も、それを利用して新たなものを作り上げていく、徹底
した行動力は、とてもまねできないと感じました。

ほとんどの人は、過去から今現在の状況で、ある程度未来を判断してしま
います。今まで積み重ねてきたものと、まったく違う行動を起こすことは、並
大抵なことではありません。

ところが著者は、「そんな無謀なことはうまくいくはずがない」と周りの人が口を
そろえて言っても、次々に行動を起こし、次々に必要なものを引き寄せ、成功し
ていくのです。

本著には、その秘訣がとても分かりやすく語られています。実体験を伴っているので、
とても説得力があります。

夢だったアナウンサーに奇跡的になれたのに、ダメな自分に落ち込む数年間を
過ごします。現在、作家・企業家として大活躍している著者はなんと、よしもと
クリエイティブエージェンシーに所属し、テレビにも出演していこうとしています。
「どんな感じの活動になるのか、楽しみです。アナウンサーとしての経験が、
やっと活きてきます。15年前の経験が生きるって、不思議ですね」

無駄なことは何もない、すべてが必要必然ベストであることを実証してくれている
ようです。

本著の題名は「あなたが幸せになれば、世界が幸せになる」です。
著者が自分だけの幸せを追求していたのであれば、著者がいくら努力をしても、
今のような成功、引き寄せは起こらなかったかもしれません。

今までの多くの成功は、定員のある中での競争でした。これからは、みんなで
幸せになる、そんなすてきな世の中に、もうなっているのかもしれません。

「この本はあなたが幸せの磁石になるために書きました。あなたが幸せになって、
お金も恋人も引き寄せることで世界も幸せになっていくのです」

一人では、くじけてしまいそうなことも「幸せの磁石」があれば、誰にでも、
できるのかもしれません。


(編集室 柴切純子)

にんげんクラブ会報誌 7月号より

【祈り祀る】この国の形


春木 伸哉・矢作 直樹・共著
ヒカルランド 刊
定価 1,713円+税

この本は東京大学医学部教授の矢作直樹氏と幣立神宮宮司の春木伸哉氏の
共著です。
矢作氏は救急・集中治療、内科の臨床医として勤務しながら、医療機器の開発に
携わり現在救急外来と集中治療を一手に担う責任者として活躍されています。
にんげんクラブでもお馴染みの「水」の研究家である故江本勝氏との対談で
春木氏のことを知ったそうです。
我が国最古の幣立神宮に仕えていらっしゃる春木氏はもともとは教員をされて
いましたが奥様との出会いから養子になられ、現在宮司をなさっているそうです。
そこで縁を求めてやって来られた世界中の様々な宗教関係の方々を受け容れて
ご一緒に活動されている事実にすべてを受け容れる神道の実践を強く感じたそうです。

35年医療現場で携わってきた矢作先生は、明治、大正生まれの患者さんに比べ
現代の患者さんでは、本来の信仰心の意識がうすれてしまっているように感じるそうです。
それには敗戦後のGHQがかかわっているとのことです。
そのことにより日本人が自分のことだけではなく他人の命のことも分からなくなって
しまったのではないかと思いこの本を出そうと思ったそうです。

春木氏は徹頭徹尾、「私」ということが一番の価値になっているから、私の得になるか
損になるかということが判断基準になっているからだと言っておられます。
日本人は自己否定から物を考える癖がついてしまっているので自分を肯定できる
教育内容にしていかないと国家的に活動できる人は育たないとのことです。
子どもの大和魂を揺さぶる話をし、私たちの祖先に対する尊敬の念を持つことこそ
命を大切にする教育ではないかと言っておられます。

最近忘れられている、桃太郎や、金太郎の話は努力によって自己実現したり、
世の中に役立った物語です。それを「立身出世」というのだそうです。
それぞれの場所、それぞれの生き方が発信できるものを最大限発信する努力を
していかなくては世界は変わっていかないとのことです。
そしてご縁もちゃんと生かさなくてはならないそうです。
ぜひ、お読みください。

(編集室 江尻みゆき)


にんげんクラブ会報誌 7月号より


日本人が知っておくべきこの国根幹の重大な歴史

加治 将一・出口 汪・共著
ヒカルランド 刊
定価1,750円+税


本書は、幕末から明治にかけての裏の歴史を、独自の視点で加治将一氏と
出口汪氏が語る共著本です。

本書に出てくる内容は、まず学校で教えられることはなく、大半の人が驚く内容
です。明治維新の騒乱のどさくさに紛れて、明治天皇すり替えがあったのでは
ないか、吉田松陰は天皇すり替えのシナリオライターだったのではないか、なぜ
日本は植民地にならなかったのか、山口県からはなぜたくさんの首相が出てい
るのか、坂本龍馬を殺したのは誰か、出口王仁三郎が国家的に弾圧された意味
は何か等々、公の場で気楽に発言したら物議を醸しそうな鋭い話題が盛りだくさん
です。

また、あれだけ壮大な思想を持ち、とびぬけてスケールの大きな人物であった出口
王仁三郎について、戦後生まれの多くの人たちは名前も知りません。大本が弾圧
されていった背景を見ていくと、政府の闇も見えてきます。
本書を読むことで、弾圧をされてなお、恨みを持たずに晩年を過ごした王仁三郎氏の
懐の大きさを改めて感じました。

光があれば闇があるように、表に出ている情報には、必ず裏があります。

現在教えられる歴史とは、支配している側から見て都合の良い歴史であって、
大半は様々な情報統制のもとにつくられているものでしょう。
これは日本の歴史だけの話ではなく、世界中の歴史でも言えることです。

本書を読むと、革命が起こる際に公のために動く人、欲のために動く人、ただ騙され
翻弄された人など、様々な人たちの意図が何重にも複雑に絡み合って一つの歴史が
つくられていくさまが、よく分かります。さらに表に出ている部分だけでなく、裏側は
どうなっているのか、さらにその裏側の裏側があるのではないか、といった洞察力を
自然と養うことができるでしょう。

個人的には学校で習う歴史が一方的な情報だけを与えている気がしてあまり好きでは
ありませんでしたが、本書はとても興味を持って最後まで読み終えることができました。

たくさんの証拠も例示されていて、推理小説のようで非常に面白かったです。
ぜひ多くの方にお読みいただきたいと思います。


(編集室 兒玉裕子)

にんげんクラブ会報誌 7月号より


なぜこれほど多くの病いと不調が【テラヘルツ量子波エネルギー】で消えてしまうのか


佐藤清&テラヘルツ研究取材班・共著 
ヒカルランド 刊
定価 1,750円+税


著者である、佐藤清氏は、プロ野球選手やオリンピック選手などが極秘に
治療を依頼しにくる隠れた有名治療家です。佐藤氏が実現したいのは、薬を
使わずに医師以外でも誰でも簡単に病を治せる時代の到来だそうです。

イエス・キリストが全盲の人や、歩けない人を治したという話や、精神性が
重要視された平安時代には祈祷師が病人の名前を記載した祈祷文を祈り続け、
多くの病気を回復させたことが記録されていますがこれは本当のことのようです。
密教で護摩を焚き、遠く離れた病人を回復させたり、気功家やヒーラーが手を
かざしたり、手のひらを患部に当て放射される生命力や自然治癒力を高める
エネルギーはテラヘルツ波または量子波エネルギーだそうです。

量子波エネルギーが時空を超えることは時空を超えることで、これが奇跡とも
いえる現象を起こすのかもしれません。近年の量子物理学で明らかにされたのは、
この3次元世界は多次元世界が、パラレルワールドと同時に存在し、この多次元
世界のエネルギーがこの3次元に大きな影響を及ぼしているという驚愕の事実だ
そうです。

テラヘルツ量子波エネルギーを応用することで可能性が大きく開けました。
量子物理学が解明した3次元世界にほかにもう1つ並行する、素粒子の世界、
虚の世界のエネルギーこそが治癒への鍵を握っているそうです。
この宇宙空間は、人間の意識が大いに関係しているそうです。
何としても治してあげたい、この病気から何としても抜け出したい、この思いが
量子波に乗れば、相互に共振現象を起こし、思わぬ現象を生むのだそうです。

テラヘルツ量子波エネルギーを利用することはたくさんの可能性がありそうです。
量子物理学が解明されるにつれ、宗教と科学の世界の融合に近づいてきている
そうです。
「治りたい」という祈りにも似た精神のありようが事物に変化を与えることが
明確になってきたのです。量子波エネルギーが大きな力となり、私たちの生命力と
自然治癒力を高めてくれるそうです。

一般人、主婦などが短期間で名医になれる医療革命が期待できるかもしれません。
是非ご一読ください。


(編集室 江尻みゆき)


にんげんクラブ会報誌 6月号より


いのちの調律

増川いづみ・著
きれい・ねっと 刊
定価1,500円+税


本書は、水や電磁波の研究者である増川いづみ先生が『ザ・フナイ』や
『にんげんクラブ会報誌』で書かれた内容を、読みやすく一冊にまとめて
編集し直された本です。
水の研究のお話から、電磁波、環境破壊、音の世界、惑星の配列が人間に
与える影響など、増川先生の扱う分野の広さに驚かされます。
その広さはきっと、「いづみ」と名付けられた増川先生が生まれながらに
興味を持っていた「水」という存在が、すべての源であり、すべてを含むもの
だからだと思います。

本書は第一章・水は万物の命の源、第二章・自然を蝕(むしば)む危険な
電磁波、第三章・いのちの尊さを考える、第四章・地球からのメッセージ、
第五章・今こそいのちの調律のとき、と五章で構成されています。

この構成は、陰陽どちらも併せ持ち、とてもバランスが良いと思います。
水のすばらしさやいのちの調律などいわゆる陽の部分のみを伝えるのでなく、
現在の地球の現状、陰の部分にも深く言及されています。

環境破壊やいのちの尊さについて表現するには、時には読むだけで胸がはり
さけそうな部分もありますが、それが現在の人類の現実であり事実なのです。

普段私たちが目を逸らしがちで、できれば見たくないと思っている部分を、
きちんと怖がらずに見ることによって、陰陽が合わさって次の段階に進むこと
ができます。その陰を見つめたうえで、水の尊さ、今ある地球環境の尊さから
宇宙までを細部まで知ることができる本書は、素敵な本だと感じました。

特に、音と惑星の関係と、それに関連する人間の臓器の周波数など、とても
興味深く読みました。すべてはつながっていて、自分の内面にも外面にも宇宙
はあるのです。

四方を海に囲まれ、山々や河川に恵まれて良質な水が豊富にある日本は、
水と非常に密接な関わりのある国だと思います。豊かにあるがゆえにこの水
の尊さを日本人は時として忘れがちです。命の源と言っても良い水を大切に
すること、そしてそこから宇宙の源へとつながっていくことを、本書は教えて
くれます。
ぜひ多くの方にお読みいただきたいと思います。


(編集室 兒玉裕子)

にんげんクラブ会報誌6月号より

世界は自分で創る

〈上〉 思考が現実化していく185日の全記録



Happy・著
ヒカルランド 刊
定価 1,620円+税

この本は、「引き寄せブログ」ランキング1位のHappyさんの綴られた
185日の全記録を書籍化したものです。
Happyさんのブログである「世界は自分で創る」は超人気があり、
今では1日2万件のアクセスがあります。
が、始めた2日目ではアクセス数が3件。3日目では25件と、
毎日地道に続けることによってなされたアクセス件数です。

本が好き、精神世界が好きな普通の30代のHappyさんは
幼少時代の家庭環境があまり良くなく、15歳で義父と実母に首を絞められた
経験があり、逃げるように裸足で飛び出し、それから一人になったそうです。

普通、15歳というと、中学3年生で、親の保護のもとですくすくと安心して
家庭で守ってもらえる年頃です。そのさ中、一人で生きることを選び、決断した
小さな女の子のことを思うと何とも言えない気持ちになります。

が、彼女はそんな逆境の中から、「人は何で生きるか」という問いを
渇望するようになりました。
そして、その答えは本というツールを通して彼女の元へやってくるようになり、
色々な人の「考え」を読み進めるうちに心の平和を取り戻せるようになったそうです。

「不幸だ不幸だ」と思いながら生きていた時代は、おもしろいくらいうまくいかなかった
のに、見方を変え、今あるものに感謝をし、少しのことに幸せを感じられるようになると
色々なことがうまくいくようになったそうです。

「なぜ生きるのか?」ということの問いに自分なりにこたえられるようになり、
自分の中の真理にたどり着くまでもう一歩だと思っている時、
『エイブラハムの引き寄せの法則』という本に出会い、衝撃が走ったそうです。
なぜならば欲しかった答えが分かったような気がしたからです。

「意図的に思考し、それを現実化させて人生の創造を楽しむ」ということに気が付き、
引き寄せの法則に書かれている内容を忠実に実践したそうです。

そして彼女が皆に一番伝えたいことは
「あなたという存在は本当に素晴らしい」ということだそうです。
だから彼女のブログは心地よく、たくさんの人々に支持されているのでしょう。

上巻だけではなく下巻もぜひお読みいただけたらと思います。

(編集室江尻みゆき)


にんげんクラブ会報誌3月号より


北海道 くらしの花レシピ


北海道 くらしの花レシピ

森直子・著
北海道新聞社 刊
定価 1,389円+税

この本の著者である、森直子さんは13歳で花の世界に身を投じてから華道、
フラワーアレンジメント、フラワーセラピー、芸術療法を学んできたそうです。
現在は花作家、そして花育家としてご活躍中です。

身近な花や緑に親しむことによって生命のあるものに触れる感動を体験し、
植物とのかかわり方を学ぶことによって、自己と他者との立場・在り方を
学ぶことに繋がり、花や緑を大切なもの、愛おしいもの、かわいいものと思う
気持ちを育むのだそうです。

普段、私たちの生活の中では、花や緑に触れる機会はますます少なくなって
きています。子どもたちにとっては深刻な問題です。知識や体験をして、
さまざまなことを吸収する幼児・児童期の成長段階に、花や、緑に触れ合い、
親しみ、楽しむために「花育」があります。

これらのことで花や緑の存在が人に与えてくれるものの大きさを感じ、感謝
する気持ちに通じるのだそうです。

例えば、花育の授業で実際に花の水切りをすることで、花がよみがえり、
長持ちすることを「花が長生きすると」教えます。そうすることで、花は「水」と
「太陽」を食べて生きていると証明できることになります。
つまり花育で生命の存在を教えることができるのです。
       
また、枯れていくことを見て死をも感じることができます。土に埋めたり、
燃やしたりして、また種や堆肥になっていく、命の循環を感じることができ
るのだそうです。

花育は子どもだけではなく、家族やその友人、近隣の人々などの周囲にも
良い影響が及ぶのだそうです。その結果、子どもを取り巻く多くの人も多様
な形で花や緑にかかわることに繋がるのです。

この本では、庭や野に咲く花の他、北海道産の旬の花を使い、身近な材料
で気軽に花と触れ合う方法が紹介されています。もちろん、花選び、花の生
け方、花を長持ちさせる方法などもわかりやすく説明されています。

生けられた清らかな花々と緑の写真を見ていると本当にすがすがしい気持
ちになります。生命の循環を感じながらぜひご覧ください。


(編集室 江尻みゆき)


にんげんクラブ会報誌 2月号より

本物のシフト空なる叡智へ

本物のシフト 空(くう)なる叡智へ ダークアセンションから《光の種子》を救い出すために

サアラ(大宇宙中央議会・アインソフ議会メンバー)・著
ヒカルランド 刊
定価 1,667円+税

「この本に出会った皆さんは、古代の叡智や宇宙の兄弟たちとコンタクトして
います。」
「あなたの幸せがあってこそ、地球の進化があるのです。」
そんな優しさと希望にあふれた言葉に引かれて読み始めました。

が、出てくる内容は、
『神秘学校サーペントブラザーフッド』
『ニビル星の聡明な王子エア』
『宇宙船はアンデスから入り、ヒマラヤの出口を使う』
『優雅なプレアデス人、支配欲が強いオリオン人』
『イエスは地球外生命ETソウル』
『月の裏側に集結する進化を拒んだ宇宙生命たち』などなど......

あまりにも壮大で理由のわからないことが続きます。

一体この本を書いている人は何者なんだろう、と逆にいつの間にか引き込まれて
いました。疑問符だらけで読み進んでいくと、著者のイメージがなんとなくわかって
きました。

著者のサアラは、イエスとマグダラのマリアとの間に生まれた娘の生まれ変わりで、
リラ人の記憶もあるそうです。リラ人は、90万年前オリオン系の種族に破壊されて
いた地球を懸念して、琴座のベガ星系に文明を展開していた成熟した菩薩の魂な
のだそうです。

現在、今ここにいる著者の姿は具体的には何も書かれていませんが、時々文章の
中に、ご主人と一緒に出掛けている描写があり、著者の素顔を想像してしまいました。

こんな壮大な記憶を思い出し、使命を請け負っている著者には、きっと想像を絶する
ような大変な出来事があるでしょう。でも、それを背負っても余りある、愛情に支えら
れているのだろうなと、勝手に思い描いてしまいました。


現在の地球は、宇宙の進化ラインから取り残されているそうです。なので、パラレル
化した現実で進化した地球に移動するプロセスを創造する必要があります。

地球は宇宙の中でも最も多くの可能性に満ちた、憧れの星だそうです。

地球の準備は整い、あとは私たち一人一人の意識次第。
その意識の持ち方をわかりやすく伝えてくれています。
暖かい愛に満ちた言葉で。
ぜひ、受け取ってください。

(編集室 柴切純子)

にんげんクラブ会報誌 2月号より


ある瞑想家の冒険~悟りに至るまでの半生、そしてその後~

ある瞑想家の冒険―悟りに至るまでの半生、そしてその後

ボブ・フィックス・著
釘宮律子・訳
ナチュラルスピリット 刊
定価1,800円+税


本書は、チャネラー、瞑想家として有名なボブ・フィックス氏の悟りに至るまでの
半生とその後の人生を綴ったものです。幼少期から見えない存在が見えていた
著者の人生は、まるで映画のストーリーのように奇跡と波乱に満ちています。
すべてが実話に基づいている本書は、とても面白く読み進められました。

また、著者の師である、TM瞑想創始者のマハリシ・マヘーシュ・ヨーギー氏との
やりとりなど、非常に興味深い内容でした。

悟りとはそれがゴールではなく、新たなスタートであること、
私たちはたくさんの存在たちに守られながらずっと生き続けていること、
瞑想を行うことによってカルマが解放される仕組みなど、
多くのことが詳しくわかりました。

チャネリングも、常に疑いながら伝えている著者の姿勢にも好感が持てました。

チャネラーとしても世界的に有名な著者の綴る文章には、サナート・クマラはじめ、
大天使ミカエルやババジなど、たくさんのアセンデッド・マスターの言葉やエネルギー
が盛り込まれています。そのため、読み進めながらとても多くの「何か」を受け取って
いるような気分になりました。

不思議だったのは、はじめて本書を読んだときに、非常に面白かったので2日で
読み終わりとても感動したというのに、いざこの書評を書こうと思ったら何が書かれ
ていたのか何も憶えていなかったことです。そのため再度、本書を最初から最後まで
読み直さなければなりませんでした。一度目の精読は、文字や文章以外の何かを
読んでいたのかもしれないなと思いました。

瞑想家として著者が到達した境地は、僧侶や聖者のように生きることでなく、
より人間らしく感情を味わいながら生きることのようです。

普通の人間が普通の生活を送りつつ、悟りに至ることで、自分たちの住む世界を
変えることができるのです。

また、著者は日本こそが地球の世界各国を悟りに導けるようなリーダーとなる、と
日本での活動に力を入れています。日本と日本人の役割を今一度考えるためにも、
ぜひ多くの方に本書をお読みいただければと思います。


(編集室 兒玉裕子)


にんげんクラブ会報誌 2月号より


アセンションのその先へ《麻・高周波》でNIPPONから《世明けのアサ》へ銀河JUMP!

アセンションのその先へ 《麻•高周波》でNIPPONから 《世明けのアサ》へ銀河JUMP! 水星の知的生命体MANAKAが伝える新しい宇宙観

中山 康直・著
ヒカルランド 刊
定価 1,620円+税


著者は月刊『ザ・フナイ』の2012年8月号から2014年3月号まで、
「人類への贈り物~奇跡の大麻草~」と題して連載をしていました。
20カ月にもわたる連載の集大成として出版されたのが本著なので、
とても密度が濃く、『神秘的な大麻物語』と『現実的な大麻情勢』の
両面からスポットを当てた2本立ての仕上がりになっています。

さらに今回書き下ろされたのが、7章と最後の11章。麻を通して
ネパールと日本の共通点を明らかにしてきた著者が、1年ぶりに
ネパールを訪ねた最新レポートが7章。そして、『ザ・フナイ』連載の
最終回に明かされた、『MANAKA(マナカ)』についてさらなる事実を
綴ったのが11章です。

『MANAKA』とは、著者の内部に存在する水星の知的生命体で、
そこから伝えられた新しい宇宙の基準が、MANAKAリアリティーです。
摩訶不思議な話から始まりますが、読んでいくうちに、日本人である
ことの誇りと、明るい未来を確信できて、そのための一歩を踏み出した
くなる、さわやかな確信に満ちてきます。

それは、著者が子どもの頃の臨死体験から得た、未来への確信が
あるからです。そして、それを確かめるため、著者自身が世界中に
足を運び、体験したことから、新たに生まれた素朴な疑問を、バラバラ
になったピースをはめていくように、少しずつ自分の手で解き明かして
いった、情熱があるからなのではないでしょうか。

大麻草は銀河の様々な星に自生して、その星の波動調整・環境浄化を
しつつ、惑星間のネットワークを構築しているそうです。

今までのスピリチュアリティでは、この地球は不良星なので高次元に
上がろうという直線的な考えでした。しかし、目の前の現実という場で
本質的な生命活動をしていくことこそが、最終の物語であり、その活動を
導いてくれるのが、大麻草だというMANAKAリアリティーが展開されます。

感動の一冊です。ぜひお読みください。

(編集室 柴切純子)

にんげんクラブ会報誌 1月号より


狼の群れと暮らした男

狼の群れと暮らした男

ショーン・エリス+ペニー・ジューノ・著
小牟田康彦・訳
築地書館 刊
定価2,400円+税


本書は、ロッキー山脈の野生のオオカミの群れとともに実際に生活をした
男性の本です。保護区などで監視・管理されている狼と一定の距離を保ち
ながら暮らす人はたまにいますが、絶滅が危惧され実際にいるかわから
ない中、本物の野生のオオカミの群れを命懸けで探し当て、2年も一緒に
暮らして本を書いた男性は世界初です。

軍隊でのサバイバルの経験を積んだ著者が、雪深いロッキー山脈で動物の
生の肉と木の実のみで食いつなぎ、ようやくオオカミの足跡を見つけたのは
なんと2か月半も後のこと。命の危険を感じながらも忍耐強くオオカミと接触
を試み続けた結果、群れの中の最下位の存在として受け入れられました。

野生のクマやイノシシなど大自然にはオオカミ以外にも様々な危険があり
ますが、そのような危険からオオカミに守られ、家族の一員として養われた
彼の経験には驚きと発見がたくさんあります。

どうしてそこまで狼に情熱を傾けられるのか......と彼のまわりにいる人も、
読者の大半も不思議に思うことでしょう。彼と狼との絆は、たぶん生まれる
前からのものだったのだろう、としか思えません。不思議だけれど、世間の
評判とか常識には目もくれず、ひたすら自分を貫いた著者の生き方は、とて
もユニークでかっこいいと思いました。

本書は、今まで誰もわからなかった野生のオオカミの生態や、優しさ、賢さ、
群れの掟など、本当にたくさんのことを教えてくれ、考えさせてくれました。
オオカミについてだけでなく、自然と離れたことによって人間の失った感覚や、
自然を支配できると思ってしまう傲慢さなど、人間の生き方や、地球全体の
環境にも思いを馳せることができました。

また、著者がネイティブアメリカンの長老から教えられる意味深い教えなども、
心に響きました。

日本では、明治以降にオオカミは絶滅してしまったようですが、それによって
シカなどの草食動物が増え、生態系に大きなゆがみが起きているとも言われ
ています。

ぜひ多くの方に本書をお読みいただき、古来ともに生き続けてきたオオカミの
スピリットを、感じてみてほしいと思います。


(編集室 兒玉裕子)

にんげんクラブ会報誌 1月号より


沈むな! 浮上せよ! この底なしの闇の国NIPPONで覚悟を磨いて生きなさい!


池田 整治・中丸 薫・著
ヒカルランド 刊
定価 1,556円+税


元陸上自衛隊陸将補であり、オウム真理教がつくったサティアンに自衛官として
唯一同行支援したことのある池田整治先生と国際政治評論家である中丸薫先生
の対談が一冊の本になりました。

この本では、世界の組織と経済の複合関連の真の構造を暴いています。
知らないということは、本当に恐ろしいことだと思いました。また、洗脳により、
事実を知ろうとしなかったり、間違った価値観や、思想を植え付けられていることが
山ほどあります。それに早く気が付き、目覚めることにより、闇の権力の支配から
解き放たれ、本来のヤマト心を取り戻さなければなりません。
そのためにも一般の人々に草の根で、覚醒してもらい、意識のある人、有意の人に
なってもらうことが必要だそうです。
      
今の日本人は「体主霊従」の「われよし」となっているそうです。畑で作物に農薬を
散布して出荷します。しかし、それは体に悪いことだと承知の上です。自分たちは
それを知っているので無農薬の作物を食べている。つまり自分がよければよしで
他人の不幸には目をつぶるということです。

それに対して、「霊主体従」に意識連環を変えなければならないそうです。
生命は永遠で人間の本質は光と愛、神のエネルギーそのもので、永遠に輪廻
転生し、その概念は自分がやったことは自分に全部戻ってくるということです。

日本人はもともと自然との一体感のDNAを持っているので、このスイッチをオンに
すれば早いので、この情報をいかに広めるか、あるいは目覚めさせるか、そこが
ポイントだそうです。

薬の問題、食品に入っている添加物などの問題、政治の問題、放射能の問題、
政治の問題、歴史の問題、どれをとっても見過ごすことができません。
このままでいくと2017年、18年にはみそぎみたいなものがあり、地球的規模の
大転換期を迎え、日本の人口は今の5分の1になってしまうかもしれません。

素直な気持ちで、この本をお読みいただき、一人でも多くの日本人のヤマト心を
よみがえらせ、覚悟を磨いて生きましょう。


(編集室 江尻みゆき)

世界元一つの《始まりの国》NIPPONよ! 今こそ世界は《本物JAPAN》の光臨を待っている!


河合 勝・著
ヒカルランド 刊
定価 1,750円+税


著者は慶應大学経済部を卒業、企業に就職しますが、師となる知花敏彦氏との
出会いを果たしたことで宇宙科学、精神世界の研究・普及活動をすることになり
ます。

知花敏彦氏は、天上界から人類指導の目的で地上界に派遣された、少数の
指導者の一人だそうです。あらゆる環境や境遇の人を救い導くため、あえて
厳しい体験をしたのではないか、そう思わせるくらい、説得力があり、人間と
しても信頼に足る、身近に感じる方だそうです。

知花氏は世界中に神を探して回って、「神は我がうちにあり。どこにも行く必要は
ない!」とはっきり断言され、私たちに希望と勇気を与え、誰でもやればできる! 
という実例を見せてくれました。

著者は、知花氏とともに各地を回り、日本こそが始まりの国であり、今こそ
「本物日本」が立ち上がるべきであることを語っています。

著者が語る、本来の「観光」とは「光を観る」つまり物質ではなく生命エネルギー、
文明、心の古里、観えないものを観ることです。
日本列島は人類文明の古里です。世界中の人が訪れることになるでしょう。
パワーのある所に行って、パワーをもらい磁場を汚します。取るばかりでチャージ
しようとする人はほとんどいません。
これからは人間が聖地のパワーを浄化し、元に戻す努力が必要です。本来の
「観光」で地球は聖なる星になれます。その始まりが日本なのです。

著者は現在、『子供たちのため西暦2020年までに、元の美しい地球を回復しよう!』
と、「地球家族」の代表もしています。地球家族のソフトは、知花氏の理念を活用して
「形」にしたものばかり。
本著の最後に紹介されていますが、「光エネルギー発生装置たぬき仕様」など、
とてもユニークです。

また本著には、言葉だけではなく、各地を回り神社やポイントとなる場所で撮影した
写真が盛りだくさんに入っています。しかも、その写真の美しいこと! 
パワースポットガイドブックのような楽しさも味わえる、とても美しい本です。
ぜひ手に取っていただきたいです。

(編集室 柴切純子)


合気眞髄: 愛魂、舞祈、神人合一という秘法


保江 邦夫著
ヒカルランド 刊
定価 2,160円+税


本書は、理論物理学者であり冠光寺流柔術の創始者である保江邦夫先生の
書かれた著書です。保江先生のお話はとても面白く、にんげんクラブ主催の
セミナーも毎回大人気です。先生がその場にいらっしゃるだけで周りの人が
楽しい気分になる不思議な魅力があります。

そんな保江先生が、なぜだかこの数か月で、立て続けに四冊もの本を出版
されました。まるで誰かや何かを救うために時間と戦っているかのような出
版ラッシュです。すでにその中の二冊を読み終えていた私は、正直に書くと
この本は読まなくとも良いかなと思っていました。同じ時期に出版された本と
内容が被っていると想像できたし、合気道にはあまり興味がなかったし、
文字が小さく分厚い本であり、教科書のようで難しそう、と勝手に思ってい
たからです。

しかし、読み始めてみると、その考えは間違っていたことが分かりました。
この本は合気道の話でありつつ、愛、祈り、舞い、神、生き方の本であり、
枠におさまりきらない本で、大切なことをたくさん教えてくれました。
既刊の本と重複している部分はありますが、よりいっそう内容を深め、心の
深い部分に届いてきます。読み進めると自然と涙が出てきて、いかにすれば
自分の内側からの愛をもっと広げられるだろうか、神の視点となれるだろうか、
と考えさせられました。

合気道の植芝盛平や武田惣角、出口王仁三郎の話題だけでなく、武道とは
無縁のマザーテレサやヘレン・ケラーなど愛で生き、神とともに生きた方々の
エピソードが、とても興味深かったです。

本書に書かれていることを心の底から理解できた方は、武道を習ったことが
なくとも、力がなくとも、たぶん無敵の存在になれるのだろうと思います。
この世に愛より強いものはないからです。

また本書の内容は、武道以外の仕事や生き方、すべてに応用ができると
思います。武道を習っている方はもちろんのこと、武道に興味がない方にも
ぜひお読みいただきたい本です。

本書を読むことで、歌うように、踊るように、祈るように、神と一体となって
生きていきたいと思いました。


(編集室 兒玉裕子)

すべては「必要、必然、最善」


舩井幸雄・著
ビジネス社 刊
定価 1,600円+税


本書は、会員制の有料メールマガジン「舩井メールクラブ」内で、生前に舩井幸雄が
執筆した原稿を中心として、ご執筆いただいた超プロの先生方や舩井勝仁の原稿を
まとめたものです。
本書の表紙を目にして、亡くなってから半年以上経ったはずの舩井幸雄の書籍が
出版されたことに驚かれた方も多いのではないでしょうか。

内容はもちろん舩井幸雄が生前に書いたものですが、今のタイミングで本として
読んでみても、まったく違和感がありません。まるで本当に舩井がそこにいるかの
ような存在感があります。

考えてみれば舩井幸雄の著書はいつもそのように、十年前、二十年前の本を読ん
でみても現在に通じるものがありますし、イキイキとした命が文章に宿っているように
思います。時代に沿った細かい内容は違っていても、舩井流の真理と言っても良い
大きな流れはずっと変わっていないからなのでしょう。

本書はたぶん十年後に読んでみても名著だと思えるだろうと思います。

本書の中では生前の写真や書もふんだんに使われ、巻末には舩井幸雄の未発表
遺稿のプレゼントとして病床の中書かれた舩井の生原稿もPDFで見ることができ、
とても細やかな気配りを持って作られているように感じました。

制作に携わったすべての人が舩井の存在を原稿から感じ、涙を流しながら作られた
本なのだそうです。

このように存在感たっぷりの舩井幸雄の文章もさることながら、息子舩井勝仁から
見た舩井幸雄の生き方も、父と子ならではの対話があり、読み応えのあるものでした。
舩井幸雄の家庭での過ごし方や、お金との付き合い方や稼ぎ方の極意、原価意識に
ついてなど、楽しく読むことができました。

また、超プロの先生方の文章も、多彩なジャンルにわたり、舩井メールクラブだから
こそ書ける力のこもった文章ばかりです。これだけの情報が一冊に凝縮された書籍は、
他ではなかなかないと思います。

混迷の時代に必要な本物の情報が本書にはたくさんあります。
ぜひ多くの方にお読みいただきたいと思います。

本書を読むとまたいつか舩井に会えるような気がしました。

(編集室 兒玉裕子)

   にんげんクラブ会報誌 10月号より


淡路ユダヤの「シオンの山」が七度目《地球大立て替え》のメイン舞台になる!


魚谷佳代・著
ヒカルランド 刊
定価 1,574円+税


本書は、兵庫県淡路島に住む一人の女性が、日本とユダヤの遺跡を護り抜き、祀り、
活性化していくノンフィクションです。

著者の魚谷佳代さんは、株式会社味きっこうの代表取締役。本業を続けながら、言わば
二足のわらじで神事を続けておられます。
かつては事業で行き詰まり、自らに多額の保険金をかけて会社のために自殺を図ったけ
れども、神の計らいによって一命を取り留め、その後は神の手足となることを誓いました。
魚谷さんはまさに天のために生かされている方、との印象を受けます。

本書を手に取って目次を開いてすぐに、淡路に高知県の小川雅弘さんにそっくりな人が
いた! とびっくりしました。ぴったりなタイミングでチャネラーからの激励を受けたり、
ワイタハ族の長老からのメッセージを受けたり、出口王仁三郎さんと繋がっていたり、
中心となって実行する役割でありながら、ご本人にはいわゆる霊能力がないところ、
そして世の立て替えのために14万4千人の仲間を集めているところなど、魚谷さんと
小川さんには驚くほど多くの共通点があります。

おそらくお2人のように、日本全国、いや世界中で、このように古代の遺跡を守り、
復活させようとしている人が実はたくさんいらっしゃるのだと思います。そのすべてが、
同じ時期に向かって、つながり、いっせいに花開こうとしているように思えました。
天のシナリオとしか思えない行動を、魚谷さんをはじめ世界中の人が何年もひたむきに
されているようです。

事実は小説よりも奇なりと言われますが、本書を読んでいると、小説や映画では表現し
きれないほどに、壮大なスケールの物語がこの世には存在していると思えました。
本書のテーマに興味のない人が読むと奇想天外なことばかり書かれているように感じる
かもしれませんが、私は読んでいて、魚谷さんの熱い思いや天の神様のお導きに共感して
涙が出ました。損得を顧みず、命を懸けて自分の直観に従う姿は、潔さとともに美しささえ
感じられます。

日ユ同祖論や出口王仁三郎さんに興味がある方は必読の書だと思います。
ぜひお読みください。


     (編集室 兒玉裕子)


にんげんクラブ会報誌 9月号より

前世を記憶する日本の子どもたち


池川 明 著
ソレイユ出版 刊
定価 1,400円+税


著者は、医学博士である池川クリニック院長の池川明先生が、「胎内記憶」を持って
いる方のインタビューとともに自身の見解を書かれています。
生死を超えた何かを垣間見る時、愛する人の死や、自分を否定される出来事など、
つらい経験であることも多いとのことです。打ちのめされてしまうか、生死の本質を
見極めようとする道に進むか、人には選ぶ力があるそうです。
       
最近「輪廻転生」に対する関心が高まってきているように思えます。
合理的な思考に慣れている現代人も、目に見えない何かがあると気づき始めています。
バージニア大学の知覚研究所では過去の記憶をもとに、過去生の人格を特定し、記憶
通りの人物が、実在していたことを確認する研究をしています。実際に実在した人格を
いくつも発見しているそうです。

過去生の研究は二つの意義があるそうです。
一つは「人は死んだらどうなるのか」という人間にとって大きな問題を解明する手がかり
になる可能があるということです。
もう一つは「生きている人の心や体に関する理解が深まる」とのことです。

現代科学では人間を「遺伝子的要因(生まれ)」と「環境的要因(育ち)」の二つで説明し
ようとしていますが、それらで説明できない部分を埋めることができるのが「生まれ変わり」
という概念だそうです。

外国語を話せる技能を「行動記憶」と言い、外国語を習った記憶が「イメージ記憶」と言い
ます。「生まれ変わり」という考え方を組み合わせることで、恐怖症、好み、嗜好、技能、
天才、人間関係、性同一性障害、身体的特徴、一卵性双生児の違いなどの問題に光を
投げかけることができるそうです。

輪廻転生は「命をつないでいくため」の、魂の知恵なのです。文化や、技術なども含め、
すべてのものの命をつなぎ、魂の積み重ねた記憶や経験から、「なぜか知っている気が
する」「不思議と得意」があるのはそういうことかもしれません。

「胎内記憶」を持つ子のほとんどが、親を選んで生まれてきているそうです。
ぜひ、お読みください。

(編集室 江尻みゆき)

にんげんクラブ会報誌8月号より

世界文明の「起源は日本」だった ついに開いた! 世界史のびっくり箱 上


上森三郎&神部一馬・共著
ヒカルランド 刊
定価 1,900円+税

この本は、一級建築士上森三郎氏が謎のメッセージを聞き、動かされ、
謎かけを解き、それを積み重ねた結果たどり着いたことを教えてくれています。

プロローグの中に「あなたはこのコメントをどれだけ理解できるだろうか?」
と書かれている通り、本当に衝撃的な内容でした。

イエス・キリストやモーゼの墓が日本に存在し、
日本に古くから伝わっている童謡にも隠れた意味があったそうです。

上森氏は謎のメーッセージを受け、地図を広げ線を引いていくうちに
地上絵を発見し、神社の配置に意味があることに気づきます。
そして、古代ユダヤと日本は密接に関係し、
ユダヤの人たちのルーツは日本にあり、
その聖地が八幡山を中心に半径一〇キロの圏内に鶴や亀や龍などの巨大地上絵を作り、
神様を崇め、一対の巨大なメノラー(神の木)をも作って祀っています。

面白いことに、「カゴメの歌」のメイン・テーマーは
ヘブライ語に訳すると「神器」を守るということだそうです。
日本人ならだれでも知っている「ハッケ・ヨイ・ノコッタ」は
ヘブライ語で「撃て・やっつけろ・打ち破れ」の意味で、
お祭りでお神輿を担ぐ際の掛け声の「ワッショイ、ワッショイ」は
「神が来られた」という意味になります。

紀元前七二二年イスラエルの十支族からなる北の王国は、滅び、
紀元前五八六年二支族からなる南ユダ王国も滅び、
歴史から忽然と消えました。

これらの民は実は東方へと新天地を目指していたのではないかということです。
長い年月をかけ日本に到達し、ここを新天地にしたのではないかとのことです。

空海の霊が上森氏に「失われた聖櫃アーク」と「聖杯」を探しだして
日本で祀ることに意味があると言ってます。

「急げ、時間がない!」と警告しています。
空海の狙いは日本は世界の聖地であることを知らしめ、
世界中から人を集め、「人間の元は一つ」という意識を広めることにあるのではないかと
上森氏は考えています。

もうすべてを認めざるを得ず、私たちの存在の意味を再認識してしまいます。
一緒に謎解きの世界に入り込んでしまう、そんな本です。


(編集室 江尻みゆき)


チェンジ・マネー


舩井勝仁・はせくらみゆき・共著
きれい・ねっと 刊
定価 1,600円+税

「経営者への遺言を、父が私の体を借りて書こうとしているようにも感じる」と
舩井勝仁の序章にあるように、
すべての人が幸せに暮らしていける世の中にするためにどうしたらいいのかを、
覚悟をして本気で提案してくれている、すごい本です。

ポイントは「お金」。
二人の立ち位置が一番違うのが、「お金」だからです。

お金に関する本は山ほどありますが、
本著ほどまったく違う両極からのアプローチがなされているものはないでしょう。

現実の経済史上主義を命がけで造り上げてきたおじさん代表の船井勝仁、
お母さんでもあり時空を超えた感覚の持ち無主である、はせくらみゆきさんの
二人の共著だからこそ、できたことです。

真ん中に流れる川は大きくて深い。
この川に橋をかけ、融合できれば、新しい未来が広がる。
そのために、まずこの川があることを知り、
がんばって飛び越えようと繰り返し、慣れていくことから始めてほしいと
語っています。

お金の怖さを知りつくしている舩井勝仁の危機感と強い思い、
それを受けて、はせくらみゆきさんの優しい大きな世界観。
別々の本を順番に読んでいるようですが、
知らなかった事実をとてもわかりやすく聞いているうちに、
本来のお金の姿が単純に大きくなり、
ひとつに重なっていけそうな感覚になります。

なぜ靖国参拝に世界があれほど騒ぐのか、
世界の感覚と日本人の意識がこんなにずれていたとは知りませんでした。
悪いところは認めてクリーニングすれば、
必要のない謝罪を求められてもフェアに主張していけるようになる。

日本語は素晴らしい力を持っていて、その日本語を使う成熟した日本人なら、
誰もが幸せに暮らせる世の中を作り出せるのだそうです。

二人のいのちが共振してできた本。

読んだ人のいのちとも共振して、その波が大きくなり
いつの間にか地球を囲んでハッピーに包まれますように...

それがこの本の願いです。

あなたのいのちも共振させてください。
本著の購入チラシが同封されていますので、ぜひご利用ください。


(編集室 柴切純子)


やなせたかし明日をひらく言葉


PHP研究所・編
PHP文庫 刊
定価617円


やなせたかしさんと初めて出会ったのは、
私が中学生の頃、『詩とメルヘン』という季刊誌でした。
パステルカラーのかわいらしい絵と、すてきな言葉に惹かれて、
新しい本が出るのを楽しみに、ずっと大切にとってありました。

まさか、六十歳の方が作っているなんて、思いもしませんでした。

次は、アンパンマンです。
保育士の仕事をしていましたので、アンパンマンの人気は絶大でした。
自分の子どもができてからは、親子で「アンパンマンマーチ」をいつも歌っていました。

「なんのために生まれて なにをして生きるのか」という歌詞が大好きでした。

子どもは表現ができないだけで、大人の言葉をしっかり聞いているはずだから、
私は赤ちゃん言葉を使うのがきらいでした。
今回本著を読んで、素顔の「やなせたかし」という人に出会いました。
商業主義に走る編集者からなんと言われようと
「表現や文字はやさしく、内容はしっかりと作らないといけないのだから、
子供向けの仕事は本当に難しい」と自分の思いを貫き通していた姿勢に、
改めて感動しました。

決して恵まれた境遇ではありませんでした。
すぐに名が知られたわけでもありませんでした。
戦争中、飢えとの戦いを強いられ、正義のために戦っていたはずが、
敗戦後はその正義が一瞬でひっくり返り、侵略戦争になっていました。
そんなつらい経験があったのに、
それをすべてこめたアンパンマンが生まれました。

本著にまとめられているやなせさんのたくさんの言葉から、
私の心に残るものをいくつかご紹介します。


「逆転しない正義は献身と愛だけ」

「悪人を倒すよりも、弱い人を助ける」

「ひとはひとを喜ばせることが一番うれしい」

「正義の味方はカッコよくない。傷つくことを覚悟する」

「人生にムダはひとつもない」

「八十歳を過ぎると人生のマニュアルはない。毎日が新鮮でびっくり」

「自分の好きなことを仕事にできて、毎日楽しく愉快に生きてこられた。
それだけで、人生は成功だったと思っている」


やなせたかしさん、あなたは永遠に生きています。
すべての人の心の中に。

ぜひ、そばに置いてほしい一冊です。


(編集室 柴切純子)

にんげんクラブ会報誌2月号より


未来を変えるくせづけ

舩井幸雄・著
海竜社 刊
定価1,028円


本書は、およそ2年ぶりに発刊となった舩井幸雄の新著です。
この度、本書から舩井幸雄の名前を、船井から戸籍どおりの
舩井と改めることになりました。
そもそも戸籍上の名前が舩井であったことも、1998年に銀行で借り入れをする時に
担当者から指摘されるまで知らなかったそうですが、それを知ってからもこだわりなく
長年使い続けた船井のままでずっといました。

80歳を超えて、ようやく本来の自分の役割に気づかれたのか、
舩井の文字を使うことを決心しました。
その記念すべき第一冊目としてふさわしく、本書は過去四十年以上にわたる舩井幸雄の
膨大な著作の中から、珠玉の言葉を集めた金言集となっています。

実は私は、本書の企画の段階から編集のお手伝いをさせていただきました。

昨年は体調の関係で舩井が一冊の著書を執筆するのは困難だったため、海竜社から、
今までの著書を集めたアンソロジーを作りましょうとの提案があり、
等身大の船井幸雄を多くの人に知って欲しい! との思いを込めて、言葉を選びました。

その際、年代やジャンルに偏りのないように、舩井幸雄の著書の中でも、ベストセラーと
なった1972年に書かれた『変身商法』を含め、
『流通革命のウソ』『勝てる経営・勝てない経営』など、
既に絶版になってしまったけれども、舩井幸雄を知るには絶対に読んでほしい、
と思える本からも多数収録するようにしました。

1979年に書かれた『包み込みの発想』以前の本は、あの世や精神世界については
全く書かれておらず、どうすればツキを味方につけられ、どうすれば売上が上がるのかなど、
実践的な経営指導の実例が多く書かれています。

それらは40年前の言葉とは思えないほどに、今読んでも普遍的なものが数多くあります。

また、生き方や宇宙の原理、世の中のルールなど、上手に生きるためのコツも
多く集めています。
それらは1ページごとにシンプルな言葉で表現されていて、まさにタイトル
『未来を変えるクセづけ』をつけるには、ぴったりな一冊に仕上がったと思います。

より良い日本の未来を作るため、舩井ファンのみならず、
多くの人にお読みいただきたい一冊です。

(編集室 兒玉裕子)


にんげんクラブ会報誌2月号より

日本人は中国人・韓国人と根本的に違う

黄文雄/呉善花(著)
価格:1,050円
出版日:2013年4月
出版社:徳間書店

日本の聖なる石を訪ねて


須田郡司(著)
価格:987円
発刊日:2011年10月
出版社:祥伝社


世界石巡礼


須田郡司(著)
価格:1,995円
発刊日:2011年5月
出版社:日本経済新聞出版社

日本石巡礼


須田郡司(著)
価格:1,365円
発刊日:2008年10月
出版社:日本経済新聞出版社

日本の巨石イワクラの世界


須田郡司(著)
価格:2,940円
発刊日:2008年1月
出版社:パレ-ド (星雲社)

日本人て、なんですか?

武田恒泰(著) 呉善花(著)
2011年10月刊
出版社:李白社
価格:1,575円

NOと言わない生き方―自分の人生への責任と愛


 
足立 禮子 (著)
2007年10月 発行
出版社 三五館
 
 
この本は、観世流能楽師である足立禮子氏が、ご自身の体験を含めた能の世界を、
初心者にも分りやすく紹介しています。

こう観るとおもしろい能の観賞ポイントや、能楽師のこと、師弟関係など、
能についてほとんど知識のなかった私にとっては、すべてびっくりすることばかりの内容でした。

能の世界での著者の生き様には、とても心打たれるものがあります。
著者の師、観世流初の女性師範の生涯から始まり、自身の生い立ち、
そして能の世界に入ってからの苦労話の数々・・。

女性が能の世界で生きていくことは、どれだけ大変なことか、
まさに能が好きという情熱と力強い意志、そして継続力がないと出来ないことだと思いました。

著者の、人生を精一杯生きている力強いエネルギーが文章からも伝わってきて、
読了後、自分ももっと頑張らなくては、という気持ちにさせてくれます。

現代人が忘れかけている、人のあるべき姿―。
そんなエッセンスが織り込まれた本書でした。

“能の目的は、人を幸せにすること。”
能の世界を通して、人生の生き方を学べるおすすめの一冊だと思います。
 
                             (にんげんクラブ会報誌2007年12月号より抜粋)

伝統の逆襲―日本の技が世界ブランドになる日


 
奥山 清行 (著)
2007年7月 発行
出版社 祥伝社

梅原猛「神と仏」対論集 第三巻 神仏のまねき


 
梅原 猛 (著), 市川 亀治郎 (著)
2006年10月 発行
出版社 角川学芸出版

民俗誌・女の一生―母性の力


 
野本 寛一 (著)
2006年10月刊
出版社: 文藝春秋
 
 
本書は、女性の一生に視点を置いて書かれた民俗学の本です。
にんげんクラブ会員である谷阪智佳子様からご推薦いただきました。
 
かつての日本は貧しく、厳しい時代でした。特に女性は、血の「穢れ」を持った者として
隔離され、虐げられてきた存在であると後年の多くの人々には認識されていると思います。
本書を読むと、月経や出産によって女性が隔離されてきた本当の理由がわかります。
女性たちは、厳しい生活の中で一時の休息の場を与えられ、守られてきたのです。
 
綿密なフィールドワークによって集められた多くの実例は非常に多くのことを教えてくれます。
本書では女性の一生のその時々の役割や仕事が、少女時代のママゴトから始まって、
嫁ぎ、出産、子育て、老いてからの生き万と、順を追って章ごとに書かれています。
 
特に印象的だったのは、出産に関する事柄でした。
現在では仰向けに寝て出産するのが一般的だとされていますが、
かつては臼を抱きかかえて座産していたという地方もありビックリしました。
しかし、それは日本古来の出産方法の可能性もあり、その合理性と安全性を
伝統として守ってきた女性たちの知恵は、大変興味深いです。
 
また、ある村では女性の出産を軽いものにしようとする伝統(現象)として、
なんとその夫にツワリの症状が出るという話にはびっくりしました。
その症状は頭が痛くなり風邪のような症状になるとのことです。
私の身近でも、奥様が妊娠してツワリで苦しんでいる際に、なぜかそのご主人が
体調不良になっているケースのご夫婦が多かったため、これはその村だけでなく、
現在でも多くの人に実際にある話なのだろうな、と妙に納得しました。
また、産土(うぶすな)の語源をこの本では知ることができました。 
 
忙しい農業や子育ての他に、麻や蚕を育て、糸を紡ぎ、機織をして家族の着物を作ることも、
女性の仕事の一つでした。家庭では味噌、漬物、ドブロクの作り方を嫁ぎ先の母に
教えてもらい、日々の家事も電気やガスのないのが当たり前の時代では、
かつての女性はさぞ忙しかったことだろうと思います。
そのような厳しい生活の中で女性たちは守られ、誇りを持って、必死に生きてきました。
 
日本人として、女性として、昔ながらの人々の生き方を学ぶことは、自分たちの特性や
ルーツを知ることになります。昔ながらのやり方をそのまま今に受け継ぐというのは
難しいかと思いますが、今をどう生きるべきか、どのような女性になりたいのか、
様々なヒントをこの本は与えてくれたように思いました。
女性の方に特にオススメの本です。
                          (にんげんクラブ会報誌2010年12月号より抜粋)
 
 

合気修得への道―佐川幸義先生に就いた二十年


 
木村 達雄 (著)
2005年11月
出版社: 合気ニュース

忘れられた日本人


 
宮本 常一 (著)
1984年5月刊
出版社: 岩波書店
 
 
本書は、日本全国をくまなく歩き、民間伝承を克明に調査した
民俗学者官本常一氏の代表作とも言える一冊です。
著者は天性の聞き上手であったのか、各地の老人たちの話が生き生きと表現されています。
本書はまるで小説を読んでいるかのように、楽しく読むことのできる本です。
 
本書の冒頭は、対馬の寄り合いの話から始まります。一つの事柄を、皆が納得する結論が
出るまで、何日も話しあい、時には泊まりこみでとことん話をする場がかつてはありました。
そこには、身分の上下はなく、皆が対等な立場で発言することができたそうです。
そのように冒頭からかなりのインパクトのある話題が登り、その後もぐいぐいと
本書に引き込まれていきました。
 
この本を読んだはじめの感想は、「日本人の働き好きは、今にはじまったことではない」ということでした。
かつての日本人と比べると、今の日本人はかなり怠けているようにも見えるでしょう。
朝の4時ごろには起きだして仕事をし、夜は日が暮れても田畑に残って働き、家に帰れば
夜中まで夜なべをする。その暮らしには土曜日も日曜日もなく、毎日重労働をするのが当たり前。
 
そしてそれだけ働けども、金銭的には今よりもずっと貧しく辛い生活でした。
これがごく一般的な農民の生活のようです。しかし生活は貧しくとも、人々はいろいろな
工夫をして、心の豊かな生活をしていました。
田植歌、盆踊り、祭りなど、今はなくなりつつある風景が、かつての村々にはありました。
私たちはこの働き好きで心の豊かな日本人のDNAを受け継いでいるということを
改めて本書は教えてくれます。
 
本書を読んで驚くことの一つは、男女の性の営みに関する事柄の多く書かれていることです。
本書には、貧しさから来る閉塞感やある種の残酷さ、村の掟や生活の知恵など
様々な事柄が書かれていますが、中でも印象的な事柄は性に関することでした。
女性たちが田植えをしながら青空の下で語られる性についての話は、
なぜだか嫌らしさ、陰湿さがありません。
 
たとえばかつて田植えは女性の仕事であり、女性はもんぺを穿かずに腰巻だけで
田植えをしたそうです。それは下から覗いている田んぼの神様を喜ばせるためとのことで、
豊作を願う気持ちと子を宿すという女性性とがあわさったような風習が面白いと思いました。
かつての日本人は性に対して今よりも寛大であったように思いました。
 
また他にも、文字を持つ伝承者と文字に縁の訪い人の時間の感覚の対比など、
非常に興味深い内容でした。ぜひお読みください。
                           (にんげんクラブ会報誌2010年11月号より抜粋)
 
 

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