コンノケンイチ (著)
2010年9月刊
出版社: ヒカルランド
フレッド・ホイル (著), チャンドラ・ウィクラマシンゲ (著), 茂木健一郎 (翻訳)
2010年8月刊
出版社: 徳間書店
ウォレス ソーンヒル (著), デヴィッド タルボット (著),小沢 元彦 (翻訳)
2009年2月刊
出版社: 徳間書店
「なぜ宇宙は人類をつくったのか」
桜井邦朋(著)
祥伝社刊
定価1,365円(税込)
本書は、神奈川大学名誉教授、そして理学博士でもある桜井氏による、
現代物理学が到達した「宇宙の姿」が表されている本です。
なぜこの宇宙が知性を持った人類を生み出したのか、
その謎に対して著者なりの回答が記されていました。
実は正直なところ、物理学という専門的な内容や用語は、
私にとって普段あまり馴染みがないため、読み始めてしばらくの間は、
難しくて中々自分の中に入ってきませんでした。
ですが、本書内で著者が「物理学の理論にもそれぞれ適用できる限界があり、
それを包み込んで成り立つ理論を作り上げ進歩してきた。
その中で、多くの天才たちが最善を尽くす努力を重ね現代の物理学ができてきた。
そんな人類の知的遺産ともいうべき学問について、少しでも分ろうと努力するのは、
現代に生きる私達一人ひとりのなすべき義務ではないか」という部分を読んだときに、
自分の中での受取り方が変わりました。
今の私達の生活に必要な物を作り出した学問に対し、感謝の心を持ち、
少しでも分ろうと意識を向けることはとても大切なことだと思います。
さて、それでは第6章から構成される本書内容について、少し触れさせていただきます。
まず前半部分の第1、2章では、主に現代物理学発展の歴史を振り返りながら、
デカルトやガリレオ、ニュートン等、各者の研究内容や発見、エピソードなどを交えて展開されています。今まで大まかにしか知らなかったことを詳しく知る事ができ、以前とは違った視点で見ることができました。また、現代物理学の構成や、目指していることなど、とても幅広いと思います。
中盤の第3、4章では、宇宙はなぜ生命を生み出したのか、
また、なぜ人類は知性を持ったのか、という問いに物理学的視点から回答しており、
スピリチュアルな視点とはまた違った解釈で、参考になりました。
後半部分、第5、6章では、主にヒトと宇宙について記されています。
物理学的に表現した宇宙の原理、そしてそれを解き明かしてきたヒトという存在。
中でも印象的だったのは、�私たちはこの宇宙の中で生かされていることを知ることで初めて生きる意味が体得でき、人生を大切なものと気づき、それが地球の未来を変えていくことに繋がる�という部分です。
確かにそうだと納得し、どんな視点からみても、結局最終的に行き着くところは全て同じなのかなと思います。
本書を読むことで、普段生活の中で使用している物や機器などはミクロの物であり、大きなマクロの視点で見た自然物理学という分野を、少しでも知る事ができたことは、とても良かったと思います。お勧めの一冊です。どうぞお読みください。
(編集室 小沢真有美)
ウォレス ソーンヒル、デヴィッド タルボット(著、小沢 元彦 (翻訳)
2009年2月刊
出版社: 徳間書店
アーヴィン・ラズロ (著), 吉田 三知世 (翻訳)
2008年2月 発行
出版社 日本教文社
飛鳥 昭雄 (著), 三神 たける (著)
2007年4月 発行
出版社 学習研究社
佐野 雄二 (著)
発行 2006年3月
出版社 たま出版

